JPS61214245A - 光情報記録担体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光学式記録再生ディスク等に用いられる光情
報記録担体に関するものである。

従来の技術 従来の光情報記録担体では、樹脂基板自体の膨張率を考
慮し反りの発生をなくするため、第３図に示すように、
記録再生層を有する光ディスク基板１、接着剤２、樹脂
性保護基板３の順に構成され、接着剤２を中心にほぼ上
下対象の構造となりでいた。

発明が解決しようとする問題点 しかし、この様な構造においては、光情報記録担体自体
の膨張率の差による反りの影響はないものの、樹脂基板
自体の剛性がないため、自重による反りが発生するとい
う問題点を有していた。

本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、光情報記録
担体自体の膨張率も考慮し、剛性の強化を図った光情報
記録担体を提供することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 本発明においては、上記問題点を解決するため、樹脂成
形による信号記録再生層を有する光ディスク基板と剛性
の高い補強基板とを、弾性を有する接着剤を用いて接着
するようにしたものである。

作用 本発明は、上記した構成により、光情報記録担体自体の
剛性が強化されるため、自重による反りの発生もなく、
また、膨張率の差は弾性を有した接着層で吸収するため
、反りに対し安定な光情報記録担体を得ることが出来る
。

実施例 第１図は本発明の一実施例を示す光情報記録担体の断面
図である。第１図において、１は樹脂成形により信号を
転写した記録再生層を有する光ディスク基板、４は例え
ばホットメルト等の弾性を有する接着剤、５は強化ガラ
ス、防錆処理をほどこした金属、強化プラスチック等の
剛性を有した補強基板である。

次に、この一実施例における作用を説明する補強基板５
により光情報記録担体の剛性が高まり、自重による反り
の発生はなくなる。また、記録再生層を有す光ディスク
基板１と補強基板５の膨張率の差による延びの差は、弾
性を有する接着剤４により吸収され、反シの発生もなく
なる。この様に、反９に対して非常に安定な光情報記録
担体を得ることが出来る。

次に、本発明の他の実施例について説明する。

第２図は他の実施例を示しており、この実施例では、記
録再生層を有する光ディスク基板１を、補強基板５を中
心に上下対象に配置し、弾性を有する接着剤４で接着し
たものである。この構造により、反りに対してさらに安
定性が向上する。又、ディスクの両面化も容易となる。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、光ディスク基板と補強
基板を弾性を有した接着剤で接着した非常に簡単な構成
で、光情報記録担体の性能に大きなウェイトをしめる反
９をなくすることが出来、きわめて有用なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における光情報記録担体の断
面図、第２図は本発明の他の実施例の光情報記録担体の
断面図、第３図は従来例の光情報記録担体の断面図であ
る。 １・・・・・・光ディスク基板、４・・・・・・接着剤
、６・・・・・・補強基板。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）、樹脂成形による信号記録再生層を有する光ディ
   スク基板と、剛性の高い補強基板とが弾性を有した接着
   剤により接着されていることを特徴とする光情報記録担
   体。
2. （２）、剛性の高い補強基板として、強化ガラス、防錆
   処理がほどこされた金属、または強化プラスチックが用
   いられていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の光情報記録担体。