JPS61213130A - 情報記録用デイスクの製造方法およびその製造装置 - Google Patents

情報記録用デイスクの製造方法およびその製造装置

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JPS61213130A
JPS61213130A JP5411285A JP5411285A JPS61213130A JP S61213130 A JPS61213130 A JP S61213130A JP 5411285 A JP5411285 A JP 5411285A JP 5411285 A JP5411285 A JP 5411285A JP S61213130 A JPS61213130 A JP S61213130A
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molding resin
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resin
manufacturing
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JP5411285A
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Mitsuru Shimizu
満 清水
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Hitachi Maxell Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D17/00Producing carriers of records containing fine grooves or impressions, e.g. disc records for needle playback, cylinder records; Producing record discs from master stencils
    • B29D17/005Producing optically read record carriers, e.g. optical discs

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レーザ方式や静電容量方式などのビデオディ
スク等で代表される情報記録用ディスクの製造方法およ
びその製造装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の情報記録用ディスクの製造方法として、
表面に情報パターンが反転して形成されたスタンパに未
だ流動体の状態にある光硬化性の成形用樹脂を塗布し、
この成形用樹脂にガラス板あるいはプラスチック板製の
レプリカ基板を圧着し、このレプリカ基板に情報パター
ンを転写する方法が知られている。
以下、従来知られているこの種情報記録用ディスクの製
造方法の一例を、第3図に基づいて説明する(特開昭5
3−86756)。
まず、第3図(a)に示すように、情報記録用ディスク
に転写しようとする情報パターンと反転したパターンの
凹凸が形成されたスタンパ1の情報パターン成形面1a
のほぼ中央部に、光硬化性の成形用樹脂2を置く。
続いて、第3図(b)に示すように、中央部を前記スタ
ンパ1側に向けて球殻状に弾性変形したレプリカ基板3
を前記成形用樹脂2に圧着し、該レプリカ基板3の弾性
変形を徐々に解放しながら成形用樹脂2を中心側から外
周部に向けて放射状に展伸する。
展伸が終了し、レプリカ基板3が成形用樹脂2に均一に
圧着された状態で、第3図(e)に示すように、レプリ
カ基板3上に露光マスク4を重ね、露光マスク4の外側
から成形用樹脂2に樹脂硬化光5を照射する。露光マス
ク4は光透過性の板材からなり、その周縁部に樹脂硬化
光5の通過を妨げるためのリング状のマスキング部材6
が付設されている。従って、情報パターン成形面1aを
含むレプリカ基板3の中央部分には樹脂硬化光5が照射
されて成形用樹脂2が硬化し、他方、レプリカ基板3の
外周部には樹脂硬化光5が照射されないので、成形用樹
脂が未硬化のまま残存している状態となる。
続いて、第3図(d)に示すように、スタンパ1および
レプリカ基板3の外周部に残存した未硬化の成形用樹脂
2aを払拭等によって除去する。
最後に、第3図(8)に示すように、スタンパ1からレ
プリカ基板3と一体化された成形用樹脂層2を剥離し、
ディスク単板7を取り出す。
上記従来例の情報記録用ディスク製造方法は。
スタンパ1の中央部に供給された成形用初詣2を球殻状
に弾性変形されたレプリカ基板3にて中央側から外周部
に向けて徐々に展伸するようにしたので、成形用樹脂の
粘度および展伸速度を適宜調整すれば、展伸の際の気泡
の巻き込みを防止することができろという特徴がある。
次に、従来知られているこの種情報記録用ディスクの製
造方法の他の例を、第4図によって説明する(特開昭5
3−116105) 。
まず、第4図(a)に示すように、スタンパlの中央部
に開設された中央透孔tbを貫通して上下動可能に配置
されたクランパ8にレプリカ基板3を取り付け、スタン
パlの中央透孔tbから該スタンパ1の情報パターン成
形面1aに未だ流動体の状態にある所定量の光硬化性の
成形用樹脂2を供給する。
続いて、第4図(b)に示すように、クランパ8を下降
し、クランパ8にて中央透孔1bを閉止するとともに、
レプリカ基板3を前記成形用樹脂2に圧着する。
以下、上記第1従来の情報記録用ディスクの製造方法と
同様の手段にて、成形用樹脂2の硬化。
未硬化の成形用4#l脂2の除去、スタンパ1の剥離を
経て、レプリカ基板3と情報パターンが転写された成形
用樹脂層2とが一体化されたディスク単板7を得る。
上記第2従来例の情報記録用ディスク製造方法は、レプ
リカ基板3を球殻状に弾性変形する必要がないので製造
が容易であるという特徴がある。
〔従来技術の問題点〕
上記した従来の情報記録用ディスクの製造方法は、いず
れも成形用樹脂2の展伸に当って、情報パターンの転写
に必要な量よりもやや多口の成形用樹脂を供給し、余分
な成形用樹脂は展伸時、スタンパ1とレプリカ基板3の
内周縁および外周縁からはみ出させ、展伸終了後、その
余剰の成形用樹脂を払拭等によって除去し、所要形状の
ディスクを得る方法を採っているので、はみ出た余剰樹
脂を除去するための作業が不可欠であり、生産性が悪い
という問題がある。
加えて、はみ出た余剰の樹脂が樹脂硬化光の照射によっ
て硬化され、パリを生じ易いという問題がある。即ち、
上記したように、従来例の情報記録用ディスク製造方法
においては、樹脂硬化光5の照射時、レプリカ基板3の
外周部にマスキング部材6を被着し、気泡を含む余剰の
成形用樹脂2aが硬化しないようにされているが、スタ
ンパlおよびレプリカ基板3の円周方向から照射する樹
脂硬化光5を完全に遮蔽することは非常に困難であるた
め、かかる円周方向からの樹脂硬化光5によって、余剰
の成形用樹112aが硬化してしまう場合がある。
このパリは硬度が高いので除去が困難であり。
一旦形成されるとその除去に多大の労力を必要とする。
また、このパリを除去しないでディスク単板7の製造を
行うと、スタンパ1からのディスク単板7の型離れが悪
くなったり、剥離力を過大に要してディスク単板7の精
度が劣化するといった問題を生ずる。さらに、突出高さ
の大きいパリが形成された場合において、このパリを除
去しないで2枚のディスク単板7,7を相内向に貼り合
わせた両面記録用ディスクの製造を行うと、上下のパリ
が衝合してディスク、単板7.7の平面度に狂いが生じ
たり、偏芯量が大きくなったり、あるいはパリの破片が
ディスク単板7の情報パターン成形面に混入して欠陥を
生ずるなどの重大な問題を生ずるおそれがある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記した従来の情報記録用ディスク製造上の
問題を解消するため、情報記録用ディスクと反転する情
報パターンが形成されたスタンパの外周縁および内周縁
のうち少くともいずれか一方の周縁部に、該スタンパの
情報パターン成形面側に起立するリング状の樹脂漏出防
止壁を取り付け、真空下で、このスタンパの情報パター
ン成形面に塗布された成形用樹脂にレプリカ基板を圧着
してこの成形用樹脂を展伸する工程を含むこと。
および、外周縁および内周縁のうち少くともいずれか一
方の周縁部に、情報パターン成形面側に起立するリング
状の樹脂漏出防止壁が装着されたスタンパと、該スタン
パに形成された情報パターンと反転する情報パターンが
転写されるレプリカ基板とを、真空槽内に着脱可能に設
けたことを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下1本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。
尚、この図において、第3図および第4図に示したと同
様の部材については同一の符号を表示しである。
まず、第1図(、)に示すように、情報記録用デイスク
に転写しようとする情報パターンとは反転したパターン
の凹凸が形成されたスタンパ1の外周縁および内周縁に
リング状の樹脂漏出防止壁to、ttを装着する。樹脂
漏出防止壁10゜11は1例えばステンレスなどの金属
材料、セラミックなどの無機焼結体、あるいは四フッ化
エチレンなどの有ta焼結体、もしくはこれらの材料を
適宜組合わせた複合体など、硬化した成形用樹脂の剥離
性に優れた材料によって形成される。また、スタンパ1
の情報パターン成形面1aから樹脂漏出防止壁to、t
tの頂部までの高さINは、所要とする成形用樹脂の塗
布厚さに基づいて適宜調整される。
次いで、第1図(b)に示すように、上記のようにして
樹脂漏出防止壁10.11が装着されたスタンパlと、
ガラス板あるいはプラスチック板によって製造されたレ
プリカ基板3とを真空槽12のスタンバ保持部材13お
よびレプリカ基板保持部材14に取り付ける。
次いで、第1図(e)に示すように、大気圧下でスタン
パlの情報パターン成形面1aに、未だ流動体の状態に
あるUV樹脂などの光硬化性の成形用樹脂2を塗布する
。この場合、スタンパ1の前記樹脂漏出防止Ji!10
.11にて囲まれた領域の全面にほぼ均一に展伸可能で
、かつ、スタンパ1とレプリカ基板3の重合面からはみ
出すことのない最適な塗布量を予じめ求めておき、各複
製工程毎にこの最適量の成形用樹脂を塗布する。
次いで、第1図(d)に示すように、真空槽12に透明
な蓋体12aを被着し、真空ポンプ15を駆動して真空
槽12内の気圧を減圧する。この場合、真空槽12内の
気圧は、後記する成形用樹脂に巻き込まれた気泡を脱泡
し、成形用樹脂に混入された揮発性物質を蒸発するに足
る値に調整される。
この状態で、第1図(e)に示すように、レプリカ基板
3を前記成形用樹脂2に圧着し、スタンパlおよびレプ
リカ基板3の中心から外周部まで成形用樹脂2を展伸す
る。
展伸が終了し、レプリカ基板3が成形用樹脂2に均一に
圧着された状態で、第1図(f)に示すように、真空槽
10の外部からレプリカ基板3を通して成形用樹脂2に
樹脂硬化光5を照射し、成形用樹脂2を硬化する。
最後に、第1図(g)に示すように、スタンパlから成
形用樹脂層2を剥離し、成形用樹脂層2とレプリカ基板
3とが一体となったディスク単板7を取り出す。
上記実施例の情報記録用ディスク製造方法は。
真空中にて成形用樹脂2の展伸を行うようにしたので、
v1布された成形用樹脂2がその流動性によってスタン
パl上を拡がる過程において成形用樹脂に巻き込まれた
気泡を展伸の過程において完全に脱泡することができる
。しかも、展伸の過程における気泡の巻き込みをも完全
に防止することができる。また、同様の理由により、成
形用樹脂2に含まれる揮発性の物質が、展伸の過程にお
いて完全に除去されるので、ディスク成形後かかる物質
が成形用樹脂から揮発することがなく、情報信号の安定
性を高めることができる。さらに、スタンパ1の外周縁
および内周縁に樹脂漏出防止壁10.11を装着し、か
つ、予じめ実験や計算によって求められた必要にして充
分な量の成形用樹脂を塗布するようにしたので、展伸時
、成形用樹脂がスタンパ1から漏出することがない。従
って、余剰樹脂の払拭作業が省略され、かつ、パリの発
生による種々の不具合が完全に防止されろ。
下表に1種々の材料にて形成された樹脂漏出防止壁をス
タンパに付設し、真空下で成形用樹脂の展伸を行った場
合と、大気圧下で成形用樹脂の展伸を行った場合の、デ
ィスク単板に発生する気泡およびパリの有無を示す。尚
、下記実施例はいずれもスタンパの外周部および内周部
の双方に樹脂漏出防止壁を装着し、真空槽の真空度は1
 t、orrに調整した。
実施例1;ステンレス製樹脂漏出防止壁実施例2;セラ
ミック製樹脂漏出防止壁実施例3;四フッ化エチレン製
樹脂漏出防止壁実施例4;表面に四フッ化エチレン層を
形成したステンレス製樹脂漏出防止壁 比較例;ステンレス製樹脂漏出防止壁をスタンパの外周
部および内周部の双方に装着 し、大気圧下で展伸を行う。
上記試験例から明らかなように、1 torrの真空中
で、スタンパの外周縁および内周縁にそれぞれステンレ
ス製の樹脂漏出防止壁、セラミック製の樹脂Jl出防止
壁1gEフッ化エチレン製の樹脂漏出防止壁、および表
面に四フッ化エチレン層を形成したステンレス製の4I
i脂漏出防止壁を装着して情報記録用ディスクを複製し
た場合、成形用樹脂に気泡およびパリは全く認められな
かった。もちろん、余剰樹脂の漏出も全く認められない
また、ステンレス製の樹脂漏出防止壁を装着しても、大
気圧下で成形用樹脂の展伸を行うと、パリの発生はない
ものの、樹脂漏出防止壁との接触部付近に気泡の発生が
認められた。
尚。上記実施例においては、スタンパlの外周縁および
内周縁の双方に樹脂漏出防止壁10,11を装着する場
合について説明したが1本発明の要旨はこれに限定され
るものではなく、スタンパ1の外周縁および内周縁のい
ずれか一方にのみ樹脂漏出防止ff1lo、11を装着
することもできる。
また、上記実施例においては、大気圧下でスタンパlの
情報パターン成形面1aに成形用樹脂2を塗布し、その
後、真空下でこの成形m樹llI2を展伸する場合につ
いて説明したが、真空下でスタンパlに成形用樹脂2を
塗布し、これに続いて。
真空下で展伸を行うようにすることもできる。
また、上記実施例においては、スタンパlとレプリカ基
板3とを予じめ真空槽12のスタンパ保持部材13およ
びレプリカ基板保持部材14に取り付け、この状態でス
タンパ1に成形用樹脂2を塗布する技術について説明し
たが、スタンパlをスタンパ保持部材13に取り付けた
段階で成形用樹rm2を塗布し、その後、レプリカ基板
3をレプリカ基板保持部材14に取り付けるようにして
も良い。
さらに、スタンパ保持部材I3に取り付ける以前番ニス
タンパ1に成形用樹脂2を塗布し、その後。
スタンパlをスタンパ保持部材13に、また、レプリカ
基板3をレプリカ基板保持部材14に取り付けるように
することもできる。
以下、上記発明を実施するための装置の一例を、第2図
に基づいて説明する。
第2図は1本発明にかかる情報記録用ディスクの製造装
置の一例を示す断面図であって、21は真空槽、22は
スタンパ保持部材、23はレプリカ基板保持部材、24
は樹脂硬化光用の光源、25はスタンパ1からレプリカ
基板3を剥離するための剥離リングを示す。
真空槽21は1本体21aと蓋体21bが分離可能に構
成されており、1!i体21bを取り外した状態で、ス
タンパ保持部材22へのスタンパlの取付は取外し、お
よびレプリカ基板保持部材23へのレプリカ基板3の取
付は取外しができるようになっている。また、これら本
体21aおよび蓋体21bのうち、少くとも蓋体21b
は光透過性の材料によって形成されており、真空槽21
の上方に配置された光源24からの樹脂硬化光が、真空
槽l内に照射されるようになっている0図中の符号27
は真空槽21内の空気を吸引する真空ポンプ、28は真
空槽21内の空気を真空ポンプ27に導く排気管、29
は排気管28に介設された電磁弁、30は真空槽21と
大気を連通ずる電磁弁である。
スタンパ保持部材22は、中空軸31と、この中空軸3
1の上端部に一体に固設されたターンテーブル32と、
スタンパ1をターンテーブル32に固定するボルトなど
の固定手段(図示せず)とから構成される。
レプリカ基板保持部材23は、前記中空軸31の中空部
に上下に貫通された中軸33と、この中軸33の上端部
に一体に固設された固定板34と。
レプリカ基板3をこの固定板34に固定するためのクラ
ンパ35と、レプリカ基板3を補強する厚さ10111
+の石英板36とから構成される。中軸33の固定板3
4より上方には雄ねじが刻設されており、また、クラン
パ35の内面にはこれと螺合可能な雌ねじが刻設されて
いて、クランパ35を中軸33に螺合することによって
、固定板34上にレプリカ基板3および石英板36を固
定できるようになっている。
尚、このディスク製造装置には、スタンパlの直径より
も大径に形成されたレプリカ基板3が適用される。
剥離リング25は、スタンパlの外周縁より外側に突出
するレプリカ基板3の外周縁3aを当接可能な輪状に形
成されており、前記真空槽21内に内装されている。こ
の剥離リング25は真空槽21の底板21cを貫通して
外部に突出された駆動軸37に連結されており、この駆
動軸37を上昇することによって剥離リング25とレプ
リカ基板3とを衝合できるようになっている。m動軸3
7は図示しない動力源によって上下に駆動される。
以下、上記のように構成された製造装置を用いて情報記
録用ディスクを製造する方法について説明する。
まず、中軸33が上昇され、剥離リング25が下降され
た状態で1図示外の固定手段をもってスタンパ1をター
ンテーブル32に取り付け、成形用樹脂2をスタンパ1
の情報パターン成形面1aに塗布する。次いで、レプリ
カ基板3を中軸33の固定板34に載置し、レプリカ基
板3の上面に補強用の石英板36を重合し、この石英板
36の上面からクランパ35を中軸33に螺合してレプ
リカ基板3を固定板34に固定する。
次いで、蓋体21bを閉じて真空ポンプ27および電磁
弁29を作動し、真空槽21内の空気を排出する。
真空槽21内の気圧が所要の値になったとき、図示外の
駆動手段を駆動して中軸33を下降し。
レプリカ基板3の中心部を成形用樹脂2に圧着して、成
形用樹脂2をスタンパ1の内周縁から外周縁まで展伸す
る。この場合、真空中で展伸を行うので、成形用樹脂2
に気泡を巻き込むことがない。
また、レプリカ基盤3の背面を石英板36にて補強した
ので、レプリカ基板3がたわむことがなく。
成形用樹脂2が均一に展伸される。
次いで、光W24を点灯して成形用樹脂2に樹脂硬化光
を照射し、成形用樹脂を硬化する。
次いで、電磁弁29を閉止して真空ポンプ27の吸引力
を止め、続いて電磁弁30を解放して真空槽21内の気
圧を大気圧に等しくする。
その後1wA動軸37を上昇して剥離リング25にてレ
プリカ基板3の外周部を押圧し、レプリカ基板3をスタ
ンパ1の外周部より徐々に剥離する。
このようにして、レプリカ基板3の内周部まで剥離した
のち、中軸37を上昇してレプリカ基板3をスタンパ1
から完全に剥離する。
最後に、真空槽21の蓋体21bを開け、クランパ35
を緩めて、成形用樹脂に情報パターンが転写されたレプ
リカ基板3、即ち、目的物であるディスク単板を得る。
以下、同様の工程を順次繰返すことによって。
同一のディスク単板を多数連続して複製することができ
る。
尚1本発明の要旨は、成形用樹脂の展伸を真空中で行え
る装置とする点に存するのであって、装置の形状、材料
、装置各部の配置、装置各部の駆動機構については、上
記実施例のものに限定されるものではない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、スタンパの外周
縁および内周縁のうち所要の周縁部に樹脂漏出防止壁を
装着したので、従来のように、展伸時、スタンパおよび
レプリカ基板の重合部から成形用樹脂が漏出することが
ない、従って、払拭作業が省略できてその分生産性を向
上することができると共に、パリを発生することがない
ので、パリ列生に伴う種午の不具合を未然に防止するこ
とができる。また、成形用樹脂の展伸を真空中にて行う
ので、成形用樹脂の塗布および展伸工程において成形用
樹脂に気泡が混入することがなく。
製品の歩留りを向上することができる。また、従来のよ
うに、成形用樹脂の展伸速度を遅くしなくとも気泡が混
入することがないので、展伸工程のスピードアップが図
れ、その分生産性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる情報記録用ディスクの製造方法
の一例を示す説明図、第2図は本発明にかかる情報記録
用ディスクの製造装置の一例を示す断面図、第3図は従
来の情報記録用ディスクの製造方法の一例を示す説明図
、第4図は従来の情報記録用ディスク製造方法の他の例
を示す説明図である。 lニスタンパ、2:成形用樹脂、3:レプリカ基板、2
1:真空槽、22;スタンバ保持部材。 23:レプリカ基板保持部材、24:光源、25:剥離
リング、27:真空ポンプ、31:中空軸。 32:ターンテーブル、37:中軸、38:固定板、3
9:クランパ 第1図 (f) 第2図 九 第3図 (e) 第4図 (a)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、情報記録用ディスクと反転する情報パターンが形成
    されたスタンパの外周縁および内周縁のうち少くともい
    ずれか一方の周縁部に、該スタンパの情報パターン成形
    面側に起立するリング状の樹脂漏出防止壁を取り付け、
    このスタンパの情報パターン成形面に塗布された成形用
    樹脂にレプリカ基板を真空下で圧着してこの成形用樹脂
    を展伸する工程を含むことを特徴とする情報記録用ディ
    スクの製造方法。 2、上記特許請求の範囲第1項の情報記録用ディスクの
    製造方法において、大気圧下でスタンパの情報パターン
    成形面に光硬化性の成形用樹脂を塗布し、その後、真空
    下でこの成形用樹脂にレプリカ基板を圧着して成形用樹
    脂を展伸することを特徴とする情報記録用ディスクの製
    造方法。 3、上記特許請求の範囲第1項の情報記録用ディスクの
    製造方法において、真空下でスタンパの情報パターン成
    形面に光硬化性の成形用樹脂を塗布し、続いて、この成
    形用樹脂にレプリカ基板を圧着して成形用樹脂を展伸す
    ることを特徴とする情報記録用ディスクの製造方法。 4、上記特許請求の範囲第1項記載の情報記録用ディス
    クの製造方法において、スタンパおよびレプリカ基板を
    真空槽内に予じめ収納しておき、成形用樹脂塗布後、真
    空槽を減圧して成形用樹脂を展伸するようにしたことを
    特徴とする情報記録用ディスクの製造方法。 5、上記特許請求の範囲第1項記載の情報記録用ディス
    クの製造方法において、真空槽外でスタンパの情報パタ
    ーン成形面に成形用樹脂を塗布し、この成形用樹脂が塗
    布されたスタンパおよびレプリカ基板を真空槽内に収納
    し、真空槽を減圧して成形用樹脂を展伸するようにした
    ことを特徴とする情報記録用ディスクの製造方法。 6、外周縁および内周縁のうち少くともいずれか一方の
    周縁部に、情報パターン成形面側に起立するリング状の
    樹脂漏出防止壁が装着されたスタンパと、該スタンパに
    形成された情報パターンと反転する情報パターンが転写
    されるレプリカ基板とを、真空槽内に着脱可能に設けた
    ことを特徴とする情報記録用ディスクの製造装置。 7、上記特許請求の範囲第6項の情報記録用ディスクの
    製造装置において、樹脂漏出防止壁を金属、無機焼結体
    または有機焼結体もしくはこれらの複合体から構成した
    ことを特徴とする情報記録用ディスクの製造装置。 8、上記特許請求の範囲第6項記載の情報記録用ディス
    クの製造装置において、スタンパを保持するスタンパ保
    持部材と、レプリカ基板を保持するレプリカ基板保持部
    材とを回転駆動可能に構成したことを特徴とする情報記
    録用ディスクの製造装置。 9、上記特許請求の範囲第6項記載の情報記録用ディス
    クの製造装置において、真空槽を本体と本体の上部に被
    着される蓋体とから構成し、これら本体および蓋体のう
    ち、少くとも蓋体を透明部材にて形成したことを特徴と
    する情報記録用ディスクの製造装置。
JP5411285A 1985-03-20 1985-03-20 情報記録用デイスクの製造方法およびその製造装置 Pending JPS61213130A (ja)

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JP5411285A Pending JPS61213130A (ja) 1985-03-20 1985-03-20 情報記録用デイスクの製造方法およびその製造装置

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JP (1) JPS61213130A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0339616A2 (en) * 1988-04-27 1989-11-02 Dainippon Ink And Chemicals, Inc. Apparatus for manufacturing optical information recording medium
JP2012124394A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Toshiba Corp パターン形成方法、半導体装置の製造方法およびテンプレートの製造方法

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