JPH02154341A - 溝付基板の製造方法 - Google Patents

溝付基板の製造方法

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JPH02154341A
JPH02154341A JP30774288A JP30774288A JPH02154341A JP H02154341 A JPH02154341 A JP H02154341A JP 30774288 A JP30774288 A JP 30774288A JP 30774288 A JP30774288 A JP 30774288A JP H02154341 A JPH02154341 A JP H02154341A
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JP
Japan
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stamper
resin
inert gas
transparent substrate
transparent
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Pending
Application number
JP30774288A
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English (en)
Inventor
Yuji Sakamoto
有史 坂本
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2P法(Photo Po1y+ser法)
において、生産性に優れ、未硬化樹脂の発生の少ない光
学記録媒体用溝付基板の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
光学記録媒体に用いる溝付基板は、射出成型等で溝付基
板を一段で製造する方法と、透明平板とスタンパ間に紫
外線硬化樹脂を塗布し、圧締硬化して案内溝を転写させ
るいわゆるPhoto Polymer法(2P法)が
ある、射出成型法は大量生産には好適であるが、溝の転
写性力硬化性樹脂基板への適用可能性等の理由により、
2P法の方がlft’lt性に優れた溝付基板を得る方
法として用いられている。
2P法による溝付基板の製造方法は、−例を示すと、第
2図に示した様に、中心に位iF7決めピン(2)を設
けたスタンパ(1)上に紫外線硬化樹脂(1])を塗布
し、次に透明基板aの、圧締板(3)の11(〔に載置
し、適当な圧をかけて紫外線硬化樹脂(II)を圧延し
硬化させた後、樹脂層とスタンパ(1)間で剥離して溝
付基板04)が作られる。紫外線硬化樹脂01)を圧延
させる際に塗布量や加圧力等によっては、ピン(2)と
基板の中心穴Ozの隙間や外周部から余剰樹脂051.
(IQが滲出するため、硬化前に拭き取るか、吸引等の
方法で樹脂を取り除かなければならなかった。又、外周
部や中心部より滲出した樹脂は直接大気に触れて、酸素
による反応阻害のため未硬化の部分が残る事があり、基
板剥離時に未硬化樹脂が飛散してスタンパを汚染する危
れがあった。未硬化樹脂を少なくするには、装胃全体を
不活性気体で置換する方法等があるが装置が大型になり
問題であった。
〔発明が解決しようとする課題] そこで、内周部の樹脂の滲出を防止し、また、外周部よ
り滲出した樹脂の未硬化部分をなくす方法について検討
した結果、本発明を完成させるに至った。
その目的とするところは、2P法に用いられる装置の未
硬化樹脂の飛散による不良発生を防止し、優れた生産性
ををする溝付基板の製造方法を稈供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち本発明は、中央部に位置決めピンを有しトラッ
キング案内溝を形成したスタンパ上に紫外線硬化樹脂を
塗布し、その上部より中心穴を有する透明基板を前記ピ
ンに嵌合させて!!置し、さらに透明圧締板を載置し圧
締した後、紫外線を照射して樹脂を硬化させ、スタンパ
と硬化樹脂層とを剥離させて作られる溝付基板の製造方
法において、前記透明圧締板は、その下面側の外周部に
透明基板の外径より大きい内径を存する周壁を有すると
共に、周壁の内側に接して、スタン/7の溝部外径より
大きく透明基板の外径より小さい内径を有する周溝、お
よび中央部に、スタンパの溝部内径より小さく透明基板
の中心穴径より大きい円筒状凹部を有し、且つ周溝およ
シ円筒状凹部には透明圧締板の上面に通ずる導管が設け
られていて、紫外線照射時には、透明圧締板の周溝およ
び周壁とスタンパとで囲まれた空間には不活性気体を導
入するかもしくは減圧にすると共に、円筒状凹部と透明
基板とで囲まれた空間には不活性気体を導入することを
特徴とする溝付基板の製造方法である。
以下、図面に従って本発明の詳細な説明する。
第1図(a)は、本発明において使用する透明圧締板の
断面図である。透明な圧締板(3)は、その下面側の外
周部に透明基板0[Ilの外径より大きい内径を存する
周壁(9)を有すると共に、周壁(9)の内側に接して
、スタンパ(+)の溝(至)部外径より大きく透明基板
0rfJの外径より小さい内径を有する周溝(8)を有
し、また、中央部には(1)の溝(至)部内径より小さ
く透明基板θωの中心穴径(ピン(2)の直径)より大
きい円筒状の凹部(7)を有している。r1壁(9)の
高さは、透明基板aωの11みに対しでや−低くし、高
さ調整用として底面にはOリング(+))が備えつけら
れている。
また、周溝(8)および円筒状の凹部(7)には透明圧
締板(3)の上面に通ずる1〜数ケ所の導管(5)、 
(4)が設けられていて、紫外線照射時には、透明圧締
板の周溝(8)および周壁(9)とスタンパ(1)とで
囲まれた空間には付活性気体を導入するかもしくは減圧
にすると共に、円筒状の凹部(7)部と透明基板0ωと
で囲まれた空間には付活性気体を導入するようになって
いる。
次に本発明による溝付基板の製造方法について説明する
位置決めピン(2)がそなねっているスタンパ(1)上
に紫外線硬化樹脂GOをデイスペンサー等で塗布する(
第1図(ロ))、続いて、中心穴0りのある透明基Fi
(llをピン(2)に嵌合しつつ載置し、さらに圧締板
(3)を載置して樹脂を圧延させる。この時、圧締板の
自重以外に外部から的宜に圧力を加えてもよい(第1図
(C))。
圧締した状態で、周溝(8)には不活性気体を導入する
か、又は脱気を行う、気体を導入する時はあまり加圧し
ない程度に圧力を調整する。また、円筒状の凹部(7)
には加圧した不活性気体を導入する。
その圧力は気板の中心穴Ozとピン(2)の間から樹脂
01)が滲出しない程度にする。なお、ここで言う不活
性気体とは酸素を含まない気体の事をいう。
紫外線硬化樹脂(111層が所定の厚みになるまで圧締
した後、上部より紫外線を照射し、樹脂(10を硬化さ
せる。外周部に滲出した余剰樹脂0ω1内周部のピン(
2)の周りからごくわずかに1#出した余剰樹脂00は
、周囲の雰囲気が不活性気体、又は減圧状態になるため
、未硬化部分が殆どなくなり、特に表面の硬化が十分と
なる。最後に基板01lDをスタンパ(1)から剥離し
、第2図(a)、 (e)と同様にして後加工をし、溝
付基板が作られる。
〔発明の効果〕
本発明の溝付基板の製造方法によると、基板内周部から
の樹脂の滲出しが殆どなく、且つ外周部の余剰樹脂が完
全に硬化するため、未硬化樹脂分の飛散によるスタンパ
の汚染がなく、生産性よく溝付、!に仮を製造する事が
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による溝付基板の製造方法を説明するた
めの工程図で、第2図は従来の方法を説明するための工
程図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中央部に位置決めピンを有しトラッキング案内溝
    を形成したスタンパ上に紫外線硬化樹脂を塗布し、その
    上部より中心穴を有する透明基板を前記ピンに嵌合させ
    て載置し、さらに透明圧締板を載置し、圧締した後、紫
    外線を照射して樹脂を硬化させ、スタンパと硬化樹脂層
    とを剥離させて作られる溝付基板の製造方法において、
    前記透明圧締板はその下面側の外周部に透明基板の外径
    より大きい内径を有する周壁を有すると共に、周壁の内
    側に接して、スタンパの溝部外径より大きく透明基板の
    外径より小さい内径を有する周溝、および中央部に、ス
    タンパの溝部内径より小さく透明基板の中心穴径より大
    きい円筒状凹部を有し、且つ周溝および円筒状凹部には
    透明圧締板の上面に通ずる導管が設けられていて、紫外
    線照射時には、透明圧締板の周溝および周壁とスタンパ
    とで囲まれた空間には不活性気体を導入するかもしくは
    減圧にすると共に、円筒状凹部と透明基板とで囲まれた
    空間には不活性気体を導入することを特徴とする溝付基
    板の製造方法。
JP30774288A 1988-12-07 1988-12-07 溝付基板の製造方法 Pending JPH02154341A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05334730A (ja) * 1992-05-29 1993-12-17 Origin Electric Co Ltd ディスク用紫外線硬化装置および塗布膜形成装置

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