JPS61213020A - 炊飯器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭において使用する炊飯器に関するもの
である。

従来の技術 従来のこの種の炊飯器においては、第５図に示すように
、てこ式レバー１の一端にスイッチボタン２を結合し、
このスイッチボタン２を押すことにより、てこ式レバー
１の他端に結合されたマグネット３を鍋４の底部に接し
ているフェライト６に吸着させ、かつこのてこ式レバー
１を介してマイクロスイッチθの接点を閉じ、ヒーター
７と炊飯表示ランプ８に通電するようにしていた。そし
て炊飯が終了すれば、鍋４の底部の温度変化を感知して
フェライト６のキューリ一点を利用したマグネット３が
落下動作を行ない、そしてこの動作は再びてこ式レバー
１を介してマイクロスイッチ６に伝達されて接点を開き
ヒーター７への通電を停止するもので、例えば保温式の
炊飯器等においては、第６図に示すように別に保温ヒー
ター９を備えておシ、このものは炊き上がシ後、マイク
ロスイッチ６の接点切シ替えによシ、保温ヒーター９に
通電を開始するとともに保温表示ランプ１０にも通電し
、「保温」と「炊飯」等の調理工程の区別をするように
していた。一方、第７図に示すような保温サーモスタッ
ト１１を用いる場合には、炊飯終了後保温サーモスタッ
ト１１の動作に応じて炊飯表示ランプ８の点滅によシ区
別したシ、あるいはスイッチボタ／２の位置によシ「炊
飯」「保温」等の調理工程の判別表示をするようにして
いた。なお、第６図において、１２はフレーム、１３は
表示板である。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来の構成において、調理工
程の判別表示を行なう場合、スイッチボタン２の位置に
よるものにおいては、注意をひきに＜゛＜、特にストロ
ークの小さい場合には判別しにくい。また保温サーモス
タット１１Ｖｃよる点滅式のものにおいては、保温サー
モスタット１１の開閉間隔が長いため、保温中であるの
か、通電していないのか、ランプだけではわかシづらく
、この場合、鍋内が空状態で保温を行なって、火災、感
電、やけど等を生じるという危険性があった。一方、炊
飯表示ランプ８及び保温表示ランプ１０を備えたものは
わかシやすいが、コスト高になるとともに、配線が増加
する等の問題があった。

本発明はこのような問題点に鑑み、炊飯器への通電状態
を容易に確認することができるとともに、調理工程の判
別表示も明確に行なうことができる炊飯器を提供するこ
とを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、ヒーターにより
加熱される鍋と、この鍋の温度を検知して動作するサー
モスタットを一端部に取付け、かつ他端にスイッチボタ
ンを取付けた上下動自在なてこ式レバーと、このてこ式
レバーの動作に連動して移動し、この移動により調理工
程を判別表示する移動板と、前記ヒーターへの通電表示
を行なう表示ランプとを備えたものである。

作　　用 上記構成によれば、電源を入力すると表示ランプが点灯
するため、炊飯器への通電状態を容易に確認することが
できるとともに、スイッチボタンを押圧することにより
、移動板が移動して調理工程を判別表示することができ
、かつ炊飯が終了すれば、それに伴って移動板が再度移
動することになり、次の調理工程に移行したことを表示
することができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図〜第３図において、１６はフェライト−マグ
ネットによるキュ〜リーポイントを利用したサーモスタ
ットで、このサーモスタット１５はてこ式レバー１６の
一端部忙取付けられている。このてこ式レバー１６はコ
の字型に曲げた軸１７の一方の軸１７ａによりフレーム
１８に軸支されている。またフレーム１８にはマイクロ
スイッチ１９がビス止めされ、かつマイクロスイッチ１
９はてこ式レバー１６の一部に設けられたアーム１６ａ
により開閉される。前記軸１７の他方の軸１７ｂはてこ
式レバー１６の他端部側に支持され、かつスイッチボタ
ン２０の背部にあるボス部により構成されたＵ字型スリ
ット部と嵌合している。前記スイッチボタン２ｏは表示
板２１のスイッチボタン用開口部裏面の摺動面に、表示
板２１の裏面に設けたフック部とフレーム１８と表示板
２１を取付けたときにできるスリットにより支持され、
上下に摺動可能となるように構成されている。またスイ
ッチボタン２ｏの一部には孔が設けられており、この孔
には表示板２１の表面に設けられている箱状のくぼみ内
のボス２１ａを支点として回動できる移動板２２のボス
がフックされており、スイッチボタン２０に連動してい
る。

２３は表示ランプで、この表示ランプ２３は表示板２１
に設けられたフックにより表示板２１上に固定されてお
り、前記表示板２１上のくぼみ部内の移動板２２ととも
に、表示板２１の前面に取付けられている化粧板２４で
覆われている。また化粧板２４の移動板２２に対応する
ところには、「炊飯」「保温」の表示の近傍に位置して
孔２４ａ。

２４ｂが設けられ、かつ表示ランプ２３に対応したとこ
ろにも孔２４０が設けられ、さらにこれらの孔２４ａ、
２４ｂ、２４Ｃの裏面には透明樹脂よりなるフィルタ、
−２５ａ　、　２ｓｂが貼り付けられている。また移動
板２２の化粧板２４の孔よシ見える面には色分けがされ
ており、移動板２２が回動することにより、第３図ａ、
ｂのように孔よシ見える、色の位置が変わるようになっ
ている。

なお、上記実施例の回路構成は第４図の通りで電源を入
力することによシ、保温ヒーター２ｅと炊飯ヒーター２
７に通電されて保温状態になるとともに、表示ランプ２
３が点灯し、機器への通電を表示する。

上記構成において動作を説明する。スイッチボタン２０
を押し下げることにより、他方の軸１７ｂを介しててこ
式レバー１６が一方の軸１７ａを中心に回動し、そして
このてこ式レバー１６の一端部に連結されたフェライト
−マグネットサーモスタット１６を動作させてマイクロ
スイッチ１９を閉じた状態に保つ。これにより、炊飯ヒ
ーター２７のみに通電して炊飯を開始する。一方、化粧
板２４の表面の「炊飯」　「保温」表示の近傍に位置し
て設けた各孔より見える色分けした移動板２２の色は、
第３図ａに示すように、例えば尚初「保温」表示近傍の
孔２４ｂが赤で、「炊飯」表示近傍の孔２４ａが白であ
った場合」、スイッチボタン２゜の移動、すなわち押し
下げに伴い、移動板２２も回動して「保温」表示近傍の
孔２４ｂが白になるとともに、「炊飯」表示近傍の孔２
４ａが赤となって調理工程を表示する。

そしてご飯が炊き上がると、フェライト−マグネットサ
ーモスタット１６が離れててこ式レバー１６を逆方向に
回動させ、これによりマイクロスイッチ１９を開路して
保温状態にするとともに、他方の軸１７ｂよシスイッチ
ボタン２０を押り上け、かつこれに連動する移動板２２
を回動させて初期の状態に復帰させる。なお、第２図に
おいて、２８は炊飯用ヒーター２７によシ加熱される鍋
である。

発明の効果 以上のように本発・明によれば、表示ランプの点灯によ
プ炊飯器への通電状態を容易に確認することができ、ま
え「炊飯」「保温」等の調理工程の判別表示も、てこ式
レバーの動、作に連動して移動する移動板によシ明確に
行なうことができ、しかもその構成はきわめて簡単であ
る六め、コスト的にも安価に得ることができるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す炊飯器のスイッチ機構
の一部を破断した分解斜視９図、第２図は同炊飯器の部
分破断側面図、第３図ａ、ｂは同炊飯器要部の動作説明
図、第４図は同炊飯器の回路図、第６図は従来の炊飯器
のスイッチ機構部の断面図、第６図は従来の保温ヒータ
ーを使用した炊飯器の回路図、第７図は従来の保温サー
モスタットを使用した炊飯器の回路図である。 １５・・・・・・サーモスタット（フェライト−マグネ
ットサーモスタット）、１６・・・・−・てこ式レバー
、２ｏ・・・・・・スイッチボタン、２２・・・・・・
移動板、２３・・・・・・表示ランプ、２７・・・−・
・ヒーター（炊飯用）、２８・・・・・・鍋。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名菓　
３　図 （Ｑｌ　　　　　　　　　　　　　　　　＜　ｂ）第４
図 Ｇ 第５図 第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヒーターにより加熱される鍋と、この鍋の温度を検知し
   て動作するサーモスタットを一端部に取付け、かつ他端
   にスイッチボタンを取付けた上下動自在なてこ式レバー
   と、このてこ式レバーの動作に連動して移動し、この移
   動により調理工程を判別表示する移動板と、前記ヒータ
   ーへの通電表示を行なう表示ランプとを備えた炊飯器。