JPH0543716Y2 - - Google Patents

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JPH0543716Y2
JPH0543716Y2 JP2430688U JP2430688U JPH0543716Y2 JP H0543716 Y2 JPH0543716 Y2 JP H0543716Y2 JP 2430688 U JP2430688 U JP 2430688U JP 2430688 U JP2430688 U JP 2430688U JP H0543716 Y2 JPH0543716 Y2 JP H0543716Y2
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lamp
lid
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tank
water
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、ヒータで湯を沸して保温する電気
保温ポツトに関する。
(従来の技術) 一般にこの種の電気保温ポツトは、湯沸し保温
用のタンクやヒータなどを備えた本体と、この本
体の上端部に回動自在に設けられ、前記タンクの
開口部を開閉する蓋体とで構成され、本体の外周
側面に操作部が定められ、この操作部に、保温中
の湯を再沸騰させる際に操作する操作スイツチお
よびその手動操作用の操作ボタン、湯が沸騰する
までのあいだ点灯または点滅する沸騰ランプ、湯
の保温中に点灯する保温ランプ、湯量が一定以下
に減少した際に点滅して給水を促す給水ランプな
どの各種の表示ランプが集合して配設されてい
る。
ところが、このように操作部の配置位置が本体
の外周側面であると、操作ボタンに対する操作性
や各種表示ランプに対する視認性が悪く、このた
め本体の前面側に突出する出湯口カバーの前面に
操作部を設けるようにしたものもある。
(考案が解決しようとする課題) 出湯口カバーの前面に操作部が配置するような
場合、確かにポツトの前面側からの操作性や視認
性は向上するが、ポツトの両側や背面側からの操
作性や視認性が低下してしまう。そこで、本考案
者が着目したのは、ポツトの最頂部である蓋体の
上面に操作部を定めようとしたことであり、この
ような位置であればポツトの全周のいずれの方向
からでも操作や視認を容易に行なうことができ
る。
ところが一方、このように蓋体の上面に操作部
を定め、この操作部に操作スイツチや表示ランプ
を配設しようとすると、ポツトの本体側にヒータ
の制御回路などが組込まれているから、この制御
回路などへのリード線を蓋体と本体とに跨がつて
配線しなければならなくなる。近時、タンクの清
掃性の向上を図る目的などで、蓋体を本体に対し
て着脱可能に取付けるようにしたものが提供され
ているが、リード線を蓋体と本体とに跨がつて配
線すると、このような着脱可能な構造を採用する
ことができなくなつてしまう。また蓋体は、タン
クから立昇る蒸気と接触する機会が多いが、この
ような蓋体に電装部品である操作スイツチや表示
ランプを配設しようとすると、高度な絶縁処理が
要求され、コストアツプにつながつてしまうとい
う問題がある。
この考案はこのような点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、操作ボタンに対
する操作性および表示ランプに対する視認性を向
上させることできるとともに、蓋体の着脱可能構
造を何ら支障なく採用でき、また特に高度な絶縁
処理を必要としない電気保温ポツトを提供するこ
とにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) この考案は上述のような課題を解決するため
に、タンクおよびにヒータを備える本体と、この
本体の上端部に設けられ前記タンクの開口部を開
閉する蓋体とを具備するものにおいて、前記本体
に操作スイツチおよび表示ランプを設け、前記蓋
体の上面に操作ボタン、および光の透過が可能な
表示部を設け、前記操作ボタンの操作動作を前記
操作スイツチに伝える連動体、および前記表示ラ
ンプの光を前記表示部に導く光伝送体を設けるよ
うにしたものである。
(作用) 蓋体の上面において、操作ボタンを介して操作
スイツチを操作でき、また表示ランプの光を表示
部を通して視認できる。そして蓋体と本体とに跨
がつてリード線を配線するような必要がなくな
る。
(実施例) 以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
第3図に電気保温ポツトの全体の外観を示し、
1が本体で、この本体1の内部にタンク2が収納
され、このタンク2にヒータ3が取付けられてい
る。そしてタンク2内に注入された水がヒータ3
により一旦沸騰するまで加熱され、その後98℃程
度の高温に保温されるようになつている。本体1
の上端部には、タンク2の上端の開口部を開閉す
る蓋体4がヒンジピン(図示せず)を介して回動
自在に、かつ本体1に対して着脱可能に取付けら
れている。さらに本体1には、水位計5、プラグ
差込口6、出湯口7、ハンドル8が設けられ、ま
た蓋体4にはこの蓋体4の閉合状態をロツクする
ロツクボタン9、出湯用のプツシユボタン10、
このプツシユボタン10をロツクするロツクレバ
ー11が設けられ、前記プツシユボタン10を押
圧操作することにより、本体1内に組込まれた電
磁ポンプ(図示せず)を作動させてタンク2内の
湯を出湯口7から注出することができるものであ
る。
本体1の上端面の周縁部分には、第1図に示す
ように、蓋体4の閉合時にこの蓋体4の下面が接
するフレーム14が水平に設けられ、このフレー
ム14の下面に、例えばヒータ3の通電回路を制
御してタンク2内の湯の再沸騰を開始させる操作
スイツチ15、および表示ランプとして、タンク
2内の湯が沸騰するまでのあいだ点灯または点滅
する沸騰ランプ16、湯の保温中に点灯する保温
ランプ17、湯量が一定以下に減少した際に点滅
して給水を促す給水ランプ18が取付けられてい
る。操作スイツチ15は上端部に操作子20を有
し、この操作子20を含んで操作スイツチ15の
上面および周面の全体がゴムなどの可撓性を有す
る防水カバー21で覆われている。フレーム14
には前記防水カバー21の膜面を隔てて前記操作
子20に対向するように操作孔22が形成され、
また前記沸騰ランプ16、保温ランプ17、給水
ランプ18にそれぞれ対向するように透光ガラス
23…が装着されている。
蓋体4の内部には、前記操作孔22に対向して
連動体として連動棒25が設けられ、この連動棒
25はスプリング26により常時上方に弾性的に
付勢され、またこの連動棒25の上端部に操作ボ
タン27が取付けられ、この操作ボタン27が蓋
体4の上面に定められた操作部28に露出してい
る。さらに前記操作部28には、表示プレート3
0が設けられ、この表示プレート30は光の透過
拡散が可能な表示部31…を有し、蓋体4の内部
にこれら表示部31…と前記透光ガラス23…と
を接続するように光伝送体として光フアイバー3
2…が設けられている。
しかして、このような構成においては、操作ボ
タン27を押圧操作すると、スプリング26に抗
して連動棒25が下方に移動し、この移動により
連動棒25の下端部が操作孔22を通してフレー
ム14の下面側に突出して操作スイツチ15の操
作子20が操作される。また沸騰ランプ16、保
温ランプ17、給水ランプ18が点灯や点滅した
際には、その光が透光ガラス23…から光フアイ
バー32…を通して表示部31…に導かれる。
このように操作スイツチ15の操作ボタン2
7、および沸騰ランプ16、保温ランプ17、給
水ランプ18の表示部31…が蓋体4の上面の操
作部28に設けられているから、操作ボタン27
に対する操作性、および沸騰ランプ16、保温ラ
ンプ17、給水ランプ18の表示に対する視認性
が向上する。そして操作スイツチ15および沸騰
ランプ16、保温ランプ17、給水ランプ18が
本体1に設けられているから、本体1と蓋体4と
に跨がつてリード線を配線するような必要がな
く、したがつて蓋体4を何ら支障なく本体1に着
脱可能に設けることができる。さらに、電装部品
である操作スイツチ15および沸騰ランプ16、
保温ランプ17、給水ランプ18が蒸気の触れる
機会の多い蓋体4を避けて本体1に配置するか
ら、特に高度な絶縁処理を施すような必要がな
く、これによりコストアツプを回避できる。
なお、前記実施例においては、操作ボタンで湯
の再沸騰用の操作スイツチを連動操作するように
したが、設定時刻に湯騰しを開始させるタイマー
セツト用の操作スイツチを操作するような場合な
どであつてもよい。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、蓋体の
上面に操作ボタンおよび表示ランプの表示部が設
けられているから、操作ボタンに対する操作性お
よび表示ランプの表示に対する視認性が向上し、
また操作スイツチおよび表示ランプが本体に配設
されているから、蓋体の着脱可能構造を何ら支障
なく採用でき、かつ操作スイツチおよび表示ラン
プに対する特に高度な絶縁処理が不要で、コスト
アツプを回避できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は要
部の断面図、第2図は同じく平面図、第3図は電
気保温ポツトの全体の斜視図である。 1……本体、2……タンク、3……ヒータ、4
……蓋体、15……操作スイツチ、16……沸騰
ランプ(表示ランプ)、17……保温ランプ(表
示ランプ)、18……給水ランンプ(表示ラン
プ)、25……連動棒(連動体)、27……操作ボ
タン、31……表示部、32……光フアイバー
(光伝送体)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タンクおよびヒータを備える本体と、この本体
    の上端部に設けられ前記タンクの開口部を開閉す
    る蓋体とを具備するものにおいて、前記本体に操
    作スイツチおよび表示ランプを設け、前記蓋体の
    上面に操作ボタン、および光の透過が可能な表示
    部を設け、前記操作ボタンの操作動作を前記操作
    スイツチに伝える連動体、および前記表示ランプ
    の光を前記表示部に導く光伝送体を設けたことを
    特徴とする電気保温ポツト。
JP2430688U 1988-02-25 1988-02-25 Expired - Lifetime JPH0543716Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2430688U JPH0543716Y2 (ja) 1988-02-25 1988-02-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2430688U JPH0543716Y2 (ja) 1988-02-25 1988-02-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01128712U JPH01128712U (ja) 1989-09-01
JPH0543716Y2 true JPH0543716Y2 (ja) 1993-11-04

Family

ID=31244048

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JPH01128712U (ja) 1989-09-01

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