JPH0411635Y2 - - Google Patents

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JPH0411635Y2
JPH0411635Y2 JP1985021138U JP2113885U JPH0411635Y2 JP H0411635 Y2 JPH0411635 Y2 JP H0411635Y2 JP 1985021138 U JP1985021138 U JP 1985021138U JP 2113885 U JP2113885 U JP 2113885U JP H0411635 Y2 JPH0411635 Y2 JP H0411635Y2
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JP
Japan
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plate body
cooking
automatic temperature
cooking range
temperature controller
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、切換えられた調理可能範囲を一目で
確認できるように改善された、調理可能範囲を切
換えることのできる電気調理器に関する。
〔従来技術〕
従来、調理可能範囲を切換えることのできる電
気調理器としては、例えば第6図に示すように、
調理可能範囲を切換えることができるプレート本
体11とこれに着脱自在に取付られる自動温度調
節器1とを有するものである。この自動温度調節
器1はケース2を備え、このケース2の一端面か
ら突出された感熱部を有している。上記ケース2
の上面には温度調節ダイアル4と、この温度調節
ダイアル4の設定温度の指標を兼ねて通電状態を
表示する通電表示ランプ5とが設けられている。
また、上記ケース2の一側面には調理可能範囲を
切り換えるための切換スイツチ6が設けられてい
る。
上記ケース1の内部には第7図に示された電気
回路が組み込まれている。この電気回路には、図
示しない電源に差し込まれるプラグ7から導出さ
れた1対の電線8a,8bの一方に接続されたサ
ーモスタツト9と、その他方に接続された上記切
換スイツチ6と、両電源8a,8b間に直列に接
続された上記通電表示ランプ5と、この通電表示
ランプ5を保護するための保護用直列抵抗10と
が設けられている。上記切換スイツチ6は1個の
可動接点6aと2個の固定接点6b,6cとを有
している。可動接点6aは上記他方の電線8bに
接続され、固定接点6b,6cの一方はプレート
本体11の第1ヒータ12aの一端に、その他方
はプレート本体11の第2ヒータ12bの一端に
それぞれ接続されている。これらのヒータ12
a,12bの各他端は上記サーモスタツト9に共
通に接続されている。
尚、上記自動温度調節器1とプレート本体11
との電気的接続にはそれぞれピン13aと受刃1
3bとが用いられている。
上記第1ヒータ12aは第5図aのハツチング
部分に示すように上記プレート本体11を全面的
に加熱するためにその下側全体に亘つて設けら
れ、第2ヒータ12bは、第5図bのハツチング
部分に示すように、プレート本体11の右側半面
を加熱するためにプレート本体11の下側の右側
半部に亘つて設けられている。
したがつて、上記プレート本体11の調理面
は、加熱領域が左右に区画されており、切換スイ
ツチ6を切り換えることによつて、第1ヒータ1
2aが電源に接続されたときには左右の加熱領域
双方が加熱され、プレート本体11の全面で調理
できる。一方、第2ヒータ12bが電源に接続さ
れたときにはプレート本体11の右側半面でのみ
調理できることになる。
しかしながら、上記構成の従来の電気調理器で
は、ヒータ12a,12bのいずれが電源に接続
されているのかを明確に表示する手段が設けられ
ていない。
その結果、切換スイツチ6により選択されたヒ
ータ12a,12b、即ち、調理可能範囲が全体
か、或いは半面かを確認し難く、例えば、第1ヒ
ータ12aを用いプレート本体11の全面を使つ
て調理しようと切換スイツチ6を切り換えたつも
りで調理を始めたのにプレート本体11の半面で
は調理が進まず、よく見れば切換スイツチ6が逆
の状態にセツトされていたというような失敗を招
く虞れがある。
〔考案の目的〕
本考案は、上記の問題点を考慮してなされたも
のであつて、調理可能範囲を切り換えることがで
きる電気調理器において、一目見るだけで選択さ
れている調理可能範囲を確認できる電気調理器の
提供を目的とするものである。
〔考案の構成〕
本考案の電気調理器は、複数の加熱領域に区画
された調理面を備えるプレート本体と、このプレ
ート本体に着脱自在に装着される自動温度調節器
とが設けられ、この自動温度調節器に取付けられ
ている切換スイツチにて上記加熱領域を選択する
ことによりプレート本体の調理可能範囲を切換え
ることができる電気調理器において、上記切換ス
イツチにて選択された各加熱領域にそれぞれ対応
して点灯する表示ランプが、プレート本体への自
動温度調節器の装着状態で、プレート本体におけ
る各加熱領域相互の位置関係と同じ配列方向とな
るように自動温度調節器のケースに設けられてい
ることを特徴とするものである。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図ないし第4図に基づ
いて説明すれば、以下のとおりである。
この電気調理器は、第3図に示すように、ほぼ
長方形のプレート本体11を備えている。このプ
レート本体11の長手方向両端部には取手14が
組み付けられ、その一方(図中、右方)の取手1
4の下側にプラグカバー15が設けられている。
このプラグカバー15には自動温度調節器1が着
脱自在に差し込まれている。
この自動温度調節器1は絶縁性を有するケース
2を備えている。第1図に示すように、このケー
ス2には、その一端面に感熱部3が突出され、ま
た、上面に温度調節ダイアル4と、この温度調節
ダイアル4の設定温度の指標を兼ねて通電状態を
表示する通電表示ランプ5とが設けられ、上記ケ
ース2の一側面には調理可能範囲を切り換えるた
めの切換スイツチ6が設けられている。
また、このケース2の上面には上記温度調節ダ
イアル4の近傍に並べられた1対の調理可能範囲
表示ランプ16a,16bが設けられている。第
2図に示すように、両調理可能範囲表示ランプ1
6a,16bはそれぞれ透明窓17a,17bを
有し、不透明な隔壁18で区画された各ランプ室
19a,19bに挿入されている。
上記ケース1の内部には第4図に示された電気
回路が組み込まれている。この電気回路には、図
示しない電源に差し込まれるプラグ7から導出さ
れた1対の電線8a,8bの一方に接続されたサ
ーモスタツト9と、その他方に接続された上記切
換スイツチ6と、両電線8a,8b間に直列に接
続された上記通電表示ランプ5と、この通電表示
ランプ5を保護するための保護抵抗10cとが設
けられている。上記切換スイツチ6は1個の可動
接点6aと2個の固定接点6b,6cとを有して
いる。可動接点6aは上記他方の電線8bに接続
され、固定接点6b,6cの一方はプレート本体
11の第1ヒータ12aの一端に、その他方はプ
レート本体11の第2ヒータ12bの一端にそれ
ぞれ接続されている。これら第1・ 第2両ヒー
タ12a,12bの各他端は上記サーモスタツト
9に共通に接続されている。
なお、第4図に示すように、上記自動温度調節
器1とプレート本体11との電気的接続にはそれ
ぞれピン13aと受刃13bとが用いられてい
る。
前記一方の調理範囲表示ランプ16aは、この
表示ランプ16aを保護するための直列保護抵抗
10aとともに、上記一方の電線8aと上記一方
の固定接点6cとの間に接続されている。また、
上記他方の調理範囲表示ランプ16bは、この表
示ランプ16bを保護するための直列保護抵抗1
0bとともに両電線8a,8b間に接続されてい
る。
前記プレート本体11の調理面は、上記第1・
第2ヒータ12a,12bの配設状態を互いに異
ならせることで、第3図においてそのほぼ中央部
で左右の加熱領域に区画されており、第1ヒータ
12aは第5図aのハツチング部分に示すよう
に、プレート本体11における左右の加熱領域の
双方、すなわち、全面を加熱するために、上記プ
レート本体11の下側全体にわたつてほぼ四辺形
に設けられている。また、第2ヒータ12bは第
5図bのハツチング部分に示すように、プレート
本体11における右側加熱領域のみを加熱するた
めにプレート本体11の下側の右半面にわたつて
ほぼ四辺形に設けられている。そして、前記調理
範囲表示ランプ16a,16bは、第3図に示す
ように、本体プレート11において左右に区画さ
れた各加熱領域の配置関係と同様に、自動温度調
節器1のケース2上に左右に隣接する配列で設け
られている。
上記の構成において、切換スイツチ6が切換え
られて第1ヒータ12aが電源に接続されている
ときには、同時に通電表示ランプ5、両調理可能
範囲表示ランプ16a,16bが電源に接続され
ることになる。従つて、通電表示ランプ5の点灯
により上記第1・第2両ヒータ12a,12bの
一方に通電されていることが表示される一方、両
調理可能範囲表示ランプ16a,16bがともに
点灯させられて、プレート本体11の全体にわた
つて調理可能なことが表示される。また、切換ス
イツチ6がその逆に切換えられたときには、上記
一方の調理可能範囲表示ランプ16aは電源に接
続されず、通電表示ランプ5と上記他方の調理可
能範囲表示ランプ16bとが電源に接続されるこ
とになる。従つて、このときには、通電表示ラン
プ5の点灯により上記第1・第2両ヒータ12
a,12bの一方に通電されていることが表示さ
れるとともに、上記他方の調理可能範囲表示ラン
プ16bが点灯させられて、プレート本体11の
右側半面にわたつてのみ調理可能なことが表示さ
れる。
このように、調理可能範囲表示ランプ16a,
16bを点灯させてプレート本体11の調理可能
範囲を明確に表示することにより、使用者はその
調理可能範囲を一目で知ることができ、その範囲
を取り違えて調理するなどの失敗を予防できるこ
とになる。特に、この実施例では調理可能範囲表
示ランプ16a,16bが温度調節ダイアル4の
近傍に並べられている。この場合、通電開始時に
は、使用者によつて自動温度調節器1にて加熱温
度の設定が行われるが、上記のように表示ランプ
16a,16bが自動温度調節器1に設けられて
いることにより、使用者は上記温度設定の操作時
に表示ランプ16a,16bの点灯状態を同時に
目視し得る。このため、調理可能範囲の確認操作
のみを別に行うという必要がないので、より操作
性の優れたものとなつている。
さらに、上記においては、表示ランプ16a,
16bが、プレート本体11における各加熱領域
相互の位置関係と同じ配列方向で設けられてい
る。一方、各加熱領域と表示ランプとの位置関係
を考慮せずに、例えば半面加熱状態に切換えた場
合に、本体プレートの右側半面が加熱される構成
では“右側半面”等の文字を対応する表示ランプ
の近傍に付して構成することも可能である。しか
しながら、この場合には、表示ランプの点灯をさ
らに文字を介して加熱領域に対応づけることが必
要となり、直観的な把握ができなくなる。そこ
で、上記のように表示ランプ16a,16bを加
熱領域の配置に対応させて設けることで、左側の
半面か、右側の半面かをも一見して把握でき、ま
た、上記のような文字を付しての構成とする必要
がなくなる。
このように、上記実施例の電気調理器において
は、切換スイツチ6の操作に応じて選択された調
理可能範囲が表示ランプ16a,16bによつて
一見して識別し得るものとなつており、調理可能
範囲の誤つた使用が予防される。しかも、上記表
示ランプ16a,16bが、電源投入時等に温度
設定操作を行う自動温度調節器1に設けられ、か
つ、プレート本体11の加熱領域の配置に対応づ
けて設けられていることから、格別な確認操作を
要することなく、また、直観的に的確に把握する
ことができる。これにより、調理可能範囲の誤つ
た使用を予防でき、使用勝手がよく、非常に操作
性の良い電気調理器が得られる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
はなく、調理可能範囲の形状、ヒータへの通電方
法、ヒータ数など自由に変更することが可能であ
る。また、調理可能範囲表示ランプ16a,16
bには、ネオンランプ、発光ダイオード等、どの
ような電球や発光素子を用いてもよい。
〔考案の効果〕
本考案に係る電気調理器は、以上のように、切
換スイツチの操作に応じて選択された調理可能範
囲が表示ランプによつて一見して識別し得るもの
となつており、調理可能範囲の誤つた使用が予防
される。しかも、上記表示ランプが、電源投入時
等に温度設定操作を行う自動温度調節器に設けら
れ、かつ、プレート本体の加熱領域の配置に対応
づけて設けらていることから、格別な確認操作を
要することなく、また、直観的に的確に把握する
ことができる。これにより、調理可能範囲の誤つ
た使用を予防でき、使用勝手がよく、非常に操作
性の良い電気調理器が得られるという優れた効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部平面図、
第2図は第1図−線縦断面図、第3図は上記
一実施例の平面図、第4図は上記一実施例の電気
回路図、第5図aは第1ヒータ12aによる調理
可能範囲を示す平面図、第5図bは第2ヒータ1
2bによる調理可能範囲を示す平面図、第6図は
従来例を示す平面図、第7図はその電気回路図で
ある。 1は自動温度調節器、2はケース、6は切換ス
イツチ、11はプレート本体、16a,16bは
調理可能範囲表示ランプである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の加熱領域に区画された調理面を備えるプ
    レート本体と、このプレート本体に着脱自在に装
    着される自動温度調節器とが設けられ、この自動
    温度調節器に取付けられている切換スイツチにて
    上記加熱領域を選択することによりプレート本体
    の調理可能範囲を切換えることができる電気調理
    器に於いて、 上記切換スイツチにて選択された各加熱領域に
    それぞれ対応して点灯する表示ランプが、プレー
    ト本体への自動温度調節器の装着状態で、プレー
    ト本体における各加熱領域相互の位置関係と同じ
    配列方向となるように自動温度調節器のケースに
    設けられていることを特徴とする電気調理器。
JP1985021138U 1985-02-15 1985-02-15 Expired JPH0411635Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985021138U JPH0411635Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985021138U JPH0411635Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

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Publication Number Publication Date
JPS61137327U JPS61137327U (ja) 1986-08-26
JPH0411635Y2 true JPH0411635Y2 (ja) 1992-03-23

Family

ID=30512266

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985021138U Expired JPH0411635Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013027560A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Zojirushi Corp 電熱機器の通電状態報知回路及び電熱機器の電源プラグ

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JPS4937247A (ja) * 1972-08-11 1974-04-06
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JPS61137327U (ja) 1986-08-26

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