JP2780339B2 - 電磁誘導加熱式調理装置 - Google Patents

電磁誘導加熱式調理装置

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JP2780339B2 JP13973089A JP13973089A JP2780339B2 JP 2780339 B2 JP2780339 B2 JP 2780339B2 JP 13973089 A JP13973089 A JP 13973089A JP 13973089 A JP13973089 A JP 13973089A JP 2780339 B2 JP2780339 B2 JP 2780339B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電磁誘導加熱式調理器を着脱自在に組み
込んでなる電磁誘導加熱式調理装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第11図は、例えば特公昭62−49708号公報に示された
従来のカートリッジ方式の誘導加熱式調理装置を示す外
観斜視図であり、第12図はその横断面図である。
図において、33は埋込専用の調理器で、加熱コイル3
8,ファン36及び駆動用電気回路39等を収納するケース37
とその開口部を閉塞する天板34とこの天板34の固定を兼
ねた支持枠体35によって構成されている。この埋込形専
用の調理器33は、支持本体ケース31の上部に設けられた
凹所32に支持枠体35部分で懸架して収納されるが、取外
しもできるようになっている。つまり、調理器33は着脱
自在である。
上記凹所32には、電磁誘導加熱式調理器のみならず、
輻射ヒータ式調理器等、数種類のカートリッジ式調理器
を収納して使用できるようになっている。また、調理器
33は、支持本体ケース31に設けられたツマミ42の操作に
より制御できるようになっている。そのときの制御信号
は、制御用配線41とコネクタ40を介して調理器33へ送ら
れる構成になっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の調理装置は、以上のように構成されていて、埋
込形専用の調理器33が着脱自在になっているが、調理器
33そのものには操作(制御)ツマミが設けられていない
ので、その調理器33を取り外してそれのみを単独で卓上
調理器等として使用することができなかった。
ちなみに、従来の埋込形専用の調理器33は、例えばテ
ーブル上で単独で使用する場合に必要とする脚、つま
り、テーブルとの間に間隙をつくって空気を吸込み易く
するための脚を備えていなかった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためにな
されたもので、単独でも使用できる着脱自在な一般家庭
用調理器を備えた電磁誘導加熱式調理装置を得ることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る電磁誘導加熱式調理装置は、単独で使
用することができる電磁誘導加熱式調理器と、 開口部が形成された上板を有し、該開口部に対向する
位置に前記電磁誘導加熱式調理器が着脱可能に収納され
る支持本体ケースと、前記電磁誘導加熱式調理器を載置
して前記支持本体ケースの前面より収納するスライド部
材とを備え、前記電磁誘導加熱式調理器の周縁部は前記
支持本体ケースの上板に覆われて前記支持本体ケース内
に収納されるものである。
また、スライド部材と支持体ケースにそれぞれ固定用
部材を設け、前記スライド部材は前記固定用部材により
前記支持体ケース内に着脱可能に固定されるものであ
る。
さらに、支持本体ケース内に電磁誘導加熱式調理器を
冷却するファンと、 前記電磁誘導加熱式調理器が所定以上の温度になった
時、前記ファンを作動させる感温素子を備えたものであ
る。
〔作用〕
この発明による調理装置は、調理器を組み込んだ状態
では、そのまま調理レンジとしてキッチン等で使用する
ことができる。組み込んである調理器を取り外したとき
は、これを卓上調理器等として単独で使用することがで
きる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は実施例による電磁誘導加熱式調理装置の外観
を示したものである。
同図において、2a,2bは、一般家庭用として市販され
ている電磁誘導加熱式調理器と同じ仕様の調理器(以
下、単に調理器という。)である。両調理器2a,2bは、
天板3a,3b、調理モード切換ツマミ4a,4bおよび出力調整
ツマミ5a,5bが表面に表われる形で、支持本体ケース1
に収納されている。実施例の調理装置は、この2つの調
理器2a,2bを支持本体ケース1に着脱自在に装着したも
のである。6a,6bは、後述するスライド板15a,1tbの前面
板で、調理器2a,2bの下部にあてがわれている状態にな
っている。
調理装置の細部構成を示したのが、第2図〜第4図で
ある。各図に示すように、支持本体ケース1の内部は中
間仕切板14によって仕切られ、この仕切板14の手前両側
と支持本体ケース1の手前内側にローラ8a,8bが設けら
れている。調理器2a,2bは、スライド板15a,15bの上に載
せられている。このスライド板15a,15bの前方には調理
器2a,2bの下部にあてがうように設けられた前記前面板6
a,6bが一体に形成されれている。また、このスライド板
15a,15bの後方終端部にそれぞれN極磁石16a,16b(不図
示)が設けられ、支持本体ケース1の凸部仕切板18a,18
b(不図示)にS極磁石17a,17b(不図示)が固定されて
いる。調理器2a,2b部分を除く支持本体ケース1は、押
え板20によって押えられている。
支持本体ケース1の後部の凸部19には、排気用ファン
11,コンセント12a,12b、温度感知形開閉器(以下、サー
モという。)13a,13bが収納されている。7は支持本体
ケース1の脚、9a,9bは調理器2a,2bの脚、10a,10bは調
理器2a,2bのストッパ、14a,14bは接続コード、21a,21b
(不図示)はスライド板15a,15bのカイドである。
第5図は、一般家庭用として市販されている前述した
電磁誘導加熱式調理器である。第1図〜第4図に示す実
施例の調理装置には、第5図の調理器と仕様は同じであ
るが、大きさと形状の異なる調理器2a,2bが収納されて
いる。この2つの調理器2a,2bの動作は全く同じである
ので、ここでは、第2図および第3図の右側の調理器2a
の動作を第6図〜第8図によって説明する。第6図〜第
8図は、第1図〜第4図の要部を拡大断面で示したもの
である。
第6図において、調理器2aはスライド板15aの上に載
せられており、調理器2aのケース上面(天板3aの周囲)
が、支持本体ケース1の上部の押え板20によって上方か
ら押えられているので、調理器2aは情報へ外せない。ス
ライド板15aはローラ8aの上に載せられていて、スライ
ド板15aは前後へ移動する。このため、スライド板15aを
最も手前へ引き出すと、押え板20から調理器2aの後端部
がはずれるので、調理器2aをスライド板15aから容易に
取り出すことができる。
スライド板15aを手前へ引き出したときには、第7図
に示すように、スライド板15aの後方端部に設けられて
いるN極磁石16aがローラ8aにぶつかるので、抜け落ち
ない。N極磁石16aがローラ8aの上を乗り越えようとす
ると、スライド板15aの上部にあるガイド21にスライド
板の15aがぶつかるので、これに阻止される。
一方、スライド板15aを後部へ押し込むと、第8図に
示すように、スライド板15aの後部に設けたN極磁石16a
が支持本体ケース1の凸部19の仕切板18に設けたS極磁
石17aに吸着されるので、スライド板15aが同位置に固定
される。このように、調理器2aの出入れは、ドライバー
等を必要とせず、スライド板15aの出入れで可能であ
る。ストッパ10は、調理器2aが収納されたとき、必要以
上に支持本体ケース1の奥へ入るのを防止する。なお、
磁石はソレノイドコイルによって構成し、スライド板を
引き出したいときにソレノイドの通電を停止し、磁力を
なくしてしまう方法も可能である。
第9図は排気用ファン11の動作原理を示したものであ
る。調理器2aは、接続コード14aによって支持本体ケー
ス1の凸部19に設けられたコンセント12aへ接続されて
いる。調理器2aは出力調整ツマミ5aの接点によって、運
転・停止が行われる。一方、排気用ファン11はサーモ13
aを介し調理器2aと並列に接続されている。
このサーモ13aは、調理器2aからの吹出空気温度によ
って開閉するようになっている。すなわち、調理器2aの
後方から吹出されている吹出空気の温度が高くなると、
サーモ13aの接点が閉じ、排気用ファン11が回転し、支
持本体ケース1の凸部19内の高温空気が外部へ排出され
る。調理器2aの運転が停止され、調理器2aの吹出空気が
なくなり、サーモ13aが冷却されると、その接点が開
き、ファン11も停止する。このファン11の運転・停止
は、調理器2aの電気配線を全く変更することなく行うこ
とができる。
次に、第8図に示す支持本体ケース1の後方に凸部19
を設けた理由を、第10図を用いて説明する。第10図に
は、凸部19を設けない調理器が描かれている。
この構造の場合、排気用ファン11によって吹き出され
た高温空気は、壁23にあたり、これににそって上下に分
かれる。下方へ向かった高温空気は、矢印で示すよう
に、支持本体ケース1と据付台22の間隙を通って、支持
本体ケース1に設けられた空気穴25およびスライド板15
aに設けられた吸気穴24を通って調理器2aへ戻ることに
なる。この状態では、調理器2aの吸込空気温度が次第に
上昇して危険な状態となる恐れがある。
しかるに、第8図に示す凸部19を設けると、下方へ向
う高温空気を遮蔽することができるとともに、排気用フ
ァン11やコンセント12a等の設置スペースを充分に得る
ことができる。この凸部19は支持本体ケース1に取り付
けられる脚7の1部として用いることもできる。これが
凸部19を設ける理由である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の調理装置によれば、
単独でも仕様できる調理器を着脱自在に設けて構成した
ので、そのままで複合形の調理レンジとして使用できる
し、装置から調理器を取り外せば、これを単独で卓上調
理器等として使用できる。
このため、わざわざ食卓調理器を購入する必要はなく
なり、経費節減となる。また、調理器専用の収納スペー
スを別に筆依としないので、省スペースとなる。一方、
調理器メーカーにとっても、調理器の仕様を全く変更す
ることなく、これを複数個組み込んだ複合形の調理装置
を提供できるから、製造上の標準化ができるとともに、
製造コストの低減が可能になる。
また、電磁誘導加熱式調理器の少なくとも周縁部の一
部は支持本体ケースの上板に覆われてシスライド部材に
より支持本体ケース内に収納されるので、スライド部材
により容易に着脱できるとともに、本体支持ケースに収
納した場合、電磁誘導加熱式調理器が本体支持ケースか
ら抜けてしまうことを防止でき、本体支持ケースにしっ
かりと収納された安定した状態で電磁誘導加熱式調理器
を使用できる。
また、スライド部材と支持体ケースにそれぞれ固定用
部材を設け、スライド部材は固定用部材により支持体ケ
ース内に着脱可能に固定されるので、より安定した状態
で電磁誘導加熱式調理器を使用できる。
さらに、支持本体ケース内に電磁誘導加熱式調理器を
冷却するファンと、電磁誘導加熱式調理器が所定以上の
温度になった時、ファンを作動させる感温素子を備えた
ので、電磁誘導加熱式調理器の異常加熱を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例による電磁誘導加熱式調
理装置の斜視図、第2図,第3図および第4図はそれぞ
れ第1図の平面図,正面図および側面図、第5図は実施
例の調理装置に着脱自在に装着される調理器と仕様は同
じであるが大きさと形状の異なる一般家庭用の電磁誘導
加熱式調理器の一例を示す斜視図、第6図,第7図およ
び第8図は第1図〜第4図の部分拡大図、第9図は実施
例の動作を説明するための電気配線図、第10図は実施例
の支持本体ケースの凸部の効果を明らかにするために、
凸部のない支持本体ケースの排気空気の流れを示す横断
面図、第11図は従来の電磁誘導加熱式調理装置の斜視
図、第12図は第11図の要部断面図である。 1……支持本体ケース 2a,2b……家庭用電磁誘導加熱式調理器 3a,3b……天板 4a,4b……調理モード切換ツマミ 5a,5b……出力調整ツマミ なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単独で使用することができる電磁誘導加熱
    式調理器と、 開口部が形成された上板を有し、該開口部に対向する位
    置に前記電磁誘導加熱式調理器が着脱可能に収納される
    支持本体ケースと、 前記電磁誘導加熱式調理器を載置して前記支持本体ケー
    スの前面より収納するスライド部材とを備え、 前記電磁誘導加熱式調理器の周縁部は前記支持本体ケー
    スの上板に覆われて前記支持本体ケース内に収納される
    ことを特徴とする電磁誘導加熱式調理装置。
  2. 【請求項2】スライド部材と支持本体ケースにそれぞれ
    固定用部材を設け、前記スライド部材は前記固定用部材
    により前記支持本体ケース内に着脱可能に固定されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電磁誘導加熱式調理装
    置。
  3. 【請求項3】支持本体ケース内に電磁誘導加熱式調理器
    を冷却するファンと、 前記電磁誘導加熱式調理器が所定以上の温度になった
    時、前記ファンを作動させる感温素子を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の電磁誘導加熱式調理装置。
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