JP3562039B2 - 電気調理器 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、一般家庭の台所や業務用に使用する電気レンジや、電気コンロに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、一般家庭では、安全、清潔といった観点から電気式が増えつつある。中でも、上面がフラットなセラミック製のトッププレートを有するタイプで、熱源にハロゲンヒータ方式や、電磁誘導加熱方式を用いた製品が多く販売されてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記構成の電気調理器では、次にような問題があった。すなわち、電磁誘導加熱方式は、加熱コイルや内蔵している電子部品を冷却するため、ファンによる強制空冷のための有効な吸気及び排気が必要であった。しかし、本体の設置方法によっては壁側に排気口が塞がれて、冷却出来ずに機能停止しやすいという問題があった。また、吸気口は底面に設けられ、固定式や着脱式のフィルターを有するが、フィルターのメンテナンス時には本体を裏返すか、片面を持ち上げるか等する必要があり、本体が大きく重い場合等に電源コードを本体に挟み込んだりしやすいといった問題があった。
【0004】
そこで、本発明は上記従来の問題点を解消し、本体の設置方法によらずに効果的に排気口を確保するとともに、フィルターのメンテナンス時の電源コードの挟み込み等を有効に防止することを第1の目的とする。
【0005】
また、本発明の第2の目的は、特にフィルターのメンテナンス時の作業性の向上、及び、見栄えの向上である。
【0006】
また、本発明の第3の目的は、特に本体設置時やフィルターのメンテナンス時に、壁や床面を傷つけないことである。
【0007】
さらに、フィルターのメンテナンス時の作業性の更なる向上を第4の目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために、本発明は鍋等を乗せるトッププレートと、本体底面の吸気口と、前期本体底面の吸気口にゴミ等の異物が侵入するのを防止するために設けられたフィルターとを備え、本体後面の排気口並びに前記底面に設置されたフィルターを着脱あるいは掃除する場合に本体の前面を持ち上げ本体後面を下にして立てても前期突起が 床面と本体後面間にスペースを作るため電源コードを本体に挟み込むことを防止できる少なくとも1つの突起を備えたものである。
【0009】
また、上記第2の目的を達成するために、本発明の突起は、特に本体後面の下方に位置してなるものである。
【0010】
また、上記第3の目的を達成するために、本発明の突起は、特に弾性体で形成されてなるものである。
【0011】
さらに、突起を少なくとも下方を円弧状にした板状で構成して第4の目的を達成せんとしている。
【0012】
【作用】
本発明は上記構成により、本体が壁側に設置された場合に、本体後面に設置した複数の突起により壁から一定の距離を確保できるため、無意識に本体を設置しても排気口が塞がれることがない。また、底面に設置されたフィルターを着脱あるいは掃除する場合に、本体の前面を持ち上げ本体後面を下にして立てても、複数の突起が床面と本体後面間にスペースを作るため、電源コードを本体に挟み込むことを防止できる。
【0013】
また、突起を本体後面の下方に位置させることにより、特に、本体の使用時に本体の前に立っても、突起が見えにくく違和感が少なく感じられるだけでなく、前面を持ち上げる場合には、低い角度から突起が床面に接触するため本体後面が真下になる前に本体と床面間の電源コードの挟み込みを有効に防ぐためのスペースを確保することができる。
【0014】
また、突起を弾性体で形成することにより、特に本体の設置にあたり、壁や床を傷つけにくくすることができる。
【0015】
また、突起の下方を円弧状の板状とすることにより、前面を持ち上げる際も、スムーズに持ち上げやすく、また、強度も確保できるため薄い板状にして見栄えを良くすることができる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図1〜図6を参照して説明する。
【0017】
図において、11は加熱する鍋等を乗せる結晶化ガラス製のトッププレート、12は加熱コイルからなる加熱源が位置する加熱面であり、両側に2個配置している。13は本体後面14に設けた電源コード、15は同じく本体後面14に設置された加熱源や制御基板の冷却のための排気口である。16は本体底面17に設けられた冷却のための吸気口18に、ゴミ等の異物が侵入するのを防止するために設けられたフィルターであり、板金製のパンチングメタルやラス網等で構成されている。また、吸気口18の真上にはファン及びモータ(図示せず)が内蔵されている。20は本体後面14に設置した一対の突起であり、図4に示されるように円筒型でビスで固着されている。
【0018】
以上のように構成された電気調理器について、その動作を説明する。本体後面14が壁側に設置されても、本体後面14に設置した複数の突起20により、壁から本体後面14まで一定の距離を確保できる。また、本体底面17に設置されたフィルター16を着脱あるいは掃除をする場合に、図3のように、本体の前面を持ち上げ本体後面14を下にして立てても、複数の突起20が床面に接触し、電源コード13を挟み込まないためのスペースを確保することができる。
【0019】
また、図1に示すように突起20を本体後面14の下方に設置しているため、本体の使用時に本体の前に立っても、突起20が見えにくく違和感が少なく感じられるだけでなく、本体を持ち上げる場合には低い角度から突起20が床面に接触するため本体後面14が真下になる前に床面間のスペースが容易に確保できるものである。
【0020】
なお、突起20を樹脂で形成すれば、突起20と本体底面17に設けた脚21とを一体に樹脂成型することが可能であり、部品点数も減り組立性を向上することができるとともに、突起20を弾性体であるゴム等で形成すれば突起20が接触する壁や床面の傷つきを効果的に防止することができる。
【0021】
さらに、図5に示すように、突起20の下方を円弧状の板状で構成することにより、前面を持ち上げる際もスムーズに持ち上げやすく、また、強度も確保しやすいために薄い板状で形成可能であり見栄えを良くすることができる。
【0022】
【発明の効果】
以上のように本発明は、本体底面の吸気口と、本体後面の排気口並びに底面に設置されたフィルターを着脱あるいは掃除する場合に本体の前面を持ち上げ本体後面を下にして立てても前期突起が床面と本体後面間にスペースを作るため電源コードを本体に挟み込むことを防止できる少なくとも1つの突起を備えたことにより、本体が壁側に設置された場合に、本体後面に設置した突起により、壁から一定の距離を確保できるため、無意識に本体を設置しても排気口が塞がれることがない。また、底面に設置されたフィルターを着脱あるいは掃除する場合に、本体の前面を持ち上げ後面を下にして立てても、突起が床面と本体後面間に有効にスペースを作るため、電源コードを本体に挟み込むことを防止できる。
【0023】
また、突起を本体後面の下方に位置させることにより、特に、本体の使用時に本体の前に立っても、突起部が見えにくく違和感が少なく感じられるだけでなく、前面を持ち上げる場合には、低い角度から突起が床面に接触するため本体後面が真下になる前に本体と床面間の電源コードの挟み込みを有効に防ぐことができる。
【0024】
また、突起を弾性体で形成することにより、特に本体の設置にあたり、壁や床を傷つけにくくすることができる。
【0025】
また、突起の下方を円弧状の板状とすることにより、前面を持ち上げる際も、スムーズに持ち上げやすく、また、強度も確保できるため薄い板状にでき見栄えを良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電気調理器の斜視図
【図2】同、電気調理器の側面図
【図3】同、電気調理器の一使用状態における側面図
【図4】同、電気調理器の突起の縦横断面図
【図5】同、電気調理器の別な突起を用いた場合の斜視図
【図6】同、電気調理器の別な突起を用いた場合の一使用状態における側面図
【符号の説明】
12 加熱面
14 本体後面
15 排気口
17 本体底面
18 吸気口
20 突起
Claims (4)
- 鍋等を乗せるトッププレートと、吸気口と、排気口と、少なくとも1つの突起とを備え、前記吸気口を本体底面に設け、前期本体底面の吸気口にゴミ等の異物が侵入するのを防止するために設けられたフィルターとを備え、前記排気口と前記底面に設置されたフィルターを着脱あるいは掃除する場合に本体の前面を持ち上げ本体後面を下にして立てても前期突起が床面と本体後面間にスペースを作るため電源コードを本体に挟み込むことを防止できる突起を本体後面に設けてなる電気調理器。
- 突起は本体後面の下方に設けてなる請求項1記載の電気調理器。
- 突起は弾性体で形成されてなる請求項1または2記載の電気調理器。
- 突起は板状で少なくとも下方を円弧状に形成してなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気調理器。
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JP16505095A JP3562039B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 電気調理器 |
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ID=15804888
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- 1995-06-30 JP JP16505095A patent/JP3562039B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0914670A (ja) | 1997-01-17 |
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