JPH0914670A - 電気調理器 - Google Patents

電気調理器

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JPH0914670A
JPH0914670A JP16505095A JP16505095A JPH0914670A JP H0914670 A JPH0914670 A JP H0914670A JP 16505095 A JP16505095 A JP 16505095A JP 16505095 A JP16505095 A JP 16505095A JP H0914670 A JPH0914670 A JP H0914670A
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rear surface
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suction inlet
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Toshiichi Nakazawa
敏一 中澤
Hirofumi Nakakura
弘文 仲倉
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置時の排気口の確保を容易とし、且つ吸気
口のメインテナンスの作業性を向上すること。 【構成】 製品の本体後面14の下方に複数の突起20
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭の台所や業務
用に使用する電気レンジや、電気コンロに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、一般家庭では、安全、清潔といっ
た観点から電気式が増えつつある。中でも、上面がフラ
ットなセラミック製のトッププレートを有するタイプ
で、熱源にハロゲンヒータ方式や、電磁誘導加熱方式を
用いた製品が多く販売されてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の電
気調理器では、次にような問題があった。すなわち、電
磁誘導加熱方式は、加熱コイルや内蔵している電子部品
を冷却するため、ファンによる強制空冷のための有効な
吸気及び排気が必要であった。しかし、本体の設置方法
によっては壁側に排気口が塞がれて、冷却出来ずに機能
停止しやすいという問題があった。また、吸気口は底面
に設けられ、固定式や着脱式のフィルターを有するが、
フィルターのメンテナンス時には本体を裏返すか、片面
を持ち上げるか等する必要があり、本体が大きく重い場
合等に電源コードを本体に挟み込んだりしやすいといっ
た問題があった。
【0004】そこで、本発明は上記従来の問題点を解消
し、本体の設置方法によらずに効果的に排気口を確保す
るとともに、フィルターのメンテナンス時の電源コード
の挟み込み等を有効に防止することを第1の目的とす
る。
【0005】また、本発明の第2の目的は、特にフィル
ターのメンテナンス時の作業性の向上、及び、見栄えの
向上である。
【0006】また、本発明の第3の目的は、特に本体設
置時やフィルターのメンテナンス時に、壁や床面を傷つ
けないことである。
【0007】さらに、フィルターのメンテナンス時の作
業性の更なる向上を第4の目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明は本体底面の吸気口と、本体後面の排
気口並びに少なくとも1つの突起を備えたものである。
【0009】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明の突起は、特に本体後面の下方に位置してなるも
のである。
【0010】また、上記第3の目的を達成するために、
本発明の突起は、特に弾性体で形成されてなるものであ
る。
【0011】さらに、突起を少なくとも下方を円弧状に
した板状で構成して第4の目的を達成せんとしている。
【0012】
【作用】本発明は上記構成により、本体が壁側に設置さ
れた場合に、本体後面に設置した複数の突起により壁か
ら一定の距離を確保できるため、無意識に本体を設置し
ても排気口が塞がれることがない。また、底面に設置さ
れたフィルターを着脱あるいは掃除する場合に、本体の
前面を持ち上げ本体後面を下にして立てても、複数の突
起が床面と本体後面間にスペースを作るため、電源コー
ドを本体に挟み込むことを防止できる。
【0013】また、突起を本体後面の下方に位置させる
ことにより、特に、本体の使用時に本体の前に立って
も、突起が見えにくく違和感が少なく感じられるだけで
なく、前面を持ち上げる場合には、低い角度から突起が
床面に接触するため本体後面が真下になる前に本体と床
面間の電源コードの挟み込みを有効に防ぐためのスペー
スを確保することができる。
【0014】また、突起を弾性体で形成することによ
り、特に本体の設置にあたり、壁や床を傷つけにくくす
ることができる。
【0015】また、突起の下方を円弧状の板状とするこ
とにより、前面を持ち上げる際も、スムーズに持ち上げ
やすく、また、強度も確保できるため薄い板状にして見
栄えを良くすることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1〜図6
を参照して説明する。
【0017】図において、11は加熱する鍋等を乗せる
結晶化ガラス製のトッププレート、12は加熱コイルか
らなる加熱源が位置する加熱面であり、両側に2個配置
している。13は本体後面14に設けた電源コード、1
5は同じく本体後面14に設置された加熱源や制御基板
の冷却のための排気口である。16は本体底面17に設
けられた冷却のための吸気口18に、ゴミ等の異物が侵
入するのを防止するために設けられたフィルターであ
り、板金製のパンチングメタルやラス網等で構成されて
いる。また、吸気口18の真上にはファン及びモータ
(図示せず)が内蔵されている。20は本体後面14に
設置した一対の突起であり、図4に示されるように円筒
型でビスで固着されている。
【0018】以上のように構成された電気調理器につい
て、その動作を説明する。本体後面14が壁側に設置さ
れても、本体後面14に設置した複数の突起20によ
り、壁から本体後面14まで一定の距離を確保できる。
また、本体底面17に設置されたフィルター16を着脱
あるいは掃除をする場合に、図3のように、本体の前面
を持ち上げ本体後面14を下にして立てても、複数の突
起20が床面に接触し、電源コード13を挟み込まない
ためのスペースを確保することができる。
【0019】また、図1に示すように突起20を本体後
面14の下方に設置しているため、本体の使用時に本体
の前に立っても、突起20が見えにくく違和感が少なく
感じられるだけでなく、本体を持ち上げる場合には低い
角度から突起20が床面に接触するため本体後面14が
真下になる前に床面間のスペースが容易に確保できるも
のである。
【0020】なお、突起20を樹脂で形成すれば、突起
20と本体底面17に設けた脚21とを一体に樹脂成型
することが可能であり、部品点数も減り組立性を向上す
ることができるとともに、突起20を弾性体であるゴム
等で形成すれば突起20が接触する壁や床面の傷つきを
効果的に防止することができる。
【0021】さらに、図5に示すように、突起20の下
方を円弧状の板状で構成することにより、前面を持ち上
げる際もスムーズに持ち上げやすく、また、強度も確保
しやすいために薄い板状で形成可能であり見栄えを良く
することができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、本体底面の吸気
口と、本体後面の排気口並びに少なくとも1つの突起を
備えたことにより、本体が壁側に設置された場合に、本
体後面に設置した突起により、壁から一定の距離を確保
できるため、無意識に本体を設置しても排気口が塞がれ
ることがない。また、底面に設置されたフィルターを着
脱あるいは掃除する場合に、本体の前面を持ち上げ後面
を下にして立てても、突起が床面と本体後面間に有効に
スペースを作るため、電源コードを本体に挟み込むこと
を防止できる。
【0023】また、突起を本体後面の下方に位置させる
ことにより、特に、本体の使用時に本体の前に立って
も、突起部が見えにくく違和感が少なく感じられるだけ
でなく、前面を持ち上げる場合には、低い角度から突起
が床面に接触するため本体後面が真下になる前に本体と
床面間の電源コードの挟み込みを有効に防ぐことができ
る。
【0024】また、突起を弾性体で形成することによ
り、特に本体の設置にあたり、壁や床を傷つけにくくす
ることができる。
【0025】また、突起の下方を円弧状の板状とするこ
とにより、前面を持ち上げる際も、スムーズに持ち上げ
やすく、また、強度も確保できるため薄い板状にでき見
栄えを良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電気調理器の斜視図
【図2】同、電気調理器の側面図
【図3】同、電気調理器の一使用状態における側面図
【図4】同、電気調理器の突起の縦横断面図
【図5】同、電気調理器の別な突起を用いた場合の斜視
【図6】同、電気調理器の別な突起を用いた場合の一使
用状態における側面図
【符号の説明】
12 加熱面 14 本体後面 15 排気口 17 本体底面 18 吸気口 20 突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気口と、排気口と、少なくとも1つの
    突起とを備え、前記吸気口を本体底面に設け、前記排気
    口と前記突起を本体後面に設けてなる電気調理器。
  2. 【請求項2】 突起は本体後面の下方に設けてなる請求
    項1記載の電気調理器。
  3. 【請求項3】 突起は弾性体で形成されてなる請求項1
    または2記載の電気調理器。
  4. 【請求項4】 突起は板状で少なくとも下方を円弧状に
    形成してなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気
    調理器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011210550A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011210550A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器

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