JPS61212307A - 複式フイルタ−プレス - Google Patents
複式フイルタ−プレスInfo
- Publication number
- JPS61212307A JPS61212307A JP60050747A JP5074785A JPS61212307A JP S61212307 A JPS61212307 A JP S61212307A JP 60050747 A JP60050747 A JP 60050747A JP 5074785 A JP5074785 A JP 5074785A JP S61212307 A JPS61212307 A JP S61212307A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- filter frame
- frame
- protrusions
- periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、複式フィルタープレスに関する。
従来の技術
従来、濾板と濾枠が交互に配置された複式フィルタープ
レスにおいては、第5図に示すように、締付装置によっ
てすべての濾板(11)と濾枠(12)を締付けた状態
においては、隣り合う濾板(11)と濾枠(12)の周
縁部が濾布(15)を介して相互に密着せしめられてい
た。この状態で圧搾通過作業を行なうと、濾過圧(P)
が大きい場合には、第6図に示すように、濾枠(12)
の周縁部(12a)とくに周縁部(12a)の各辺の中
央部分が四方に膨出するという問題があった。そしてこ
のような濾枠(12)の膨出を防止するために、従来は
濾板(11)と濾枠(12)の締付圧力を増大したり、
あるいは濾枠(12)の周縁部の締付幅(H)を大きい
ものとしていた。しかしながら、前者の場合には、締付
力の大きな締付装置を必要とするため、設備費が高くつ
くとともに、運転費も高くつくという問題があった。ま
た、後者の場合には、濾枠(12)を製造するための材
料を多く必要として、枠(12)の製造コストが高くつ
き、しかも濾枠(12)の重量が増大するため、サイド
バーの強度を大きくしたり濾板および濾枠送り装置の駆
動力を大きくしたりしなければならないという問題があ
った。
レスにおいては、第5図に示すように、締付装置によっ
てすべての濾板(11)と濾枠(12)を締付けた状態
においては、隣り合う濾板(11)と濾枠(12)の周
縁部が濾布(15)を介して相互に密着せしめられてい
た。この状態で圧搾通過作業を行なうと、濾過圧(P)
が大きい場合には、第6図に示すように、濾枠(12)
の周縁部(12a)とくに周縁部(12a)の各辺の中
央部分が四方に膨出するという問題があった。そしてこ
のような濾枠(12)の膨出を防止するために、従来は
濾板(11)と濾枠(12)の締付圧力を増大したり、
あるいは濾枠(12)の周縁部の締付幅(H)を大きい
ものとしていた。しかしながら、前者の場合には、締付
力の大きな締付装置を必要とするため、設備費が高くつ
くとともに、運転費も高くつくという問題があった。ま
た、後者の場合には、濾枠(12)を製造するための材
料を多く必要として、枠(12)の製造コストが高くつ
き、しかも濾枠(12)の重量が増大するため、サイド
バーの強度を大きくしたり濾板および濾枠送り装置の駆
動力を大きくしたりしなければならないという問題があ
った。
発明の目的
この発明の目的は、上記の問題を解決し、圧搾濾過作業
のさいに濾過圧力が大きい場合であっても濾枠周縁部の
膨出を確実に防止することができ、しかも濾板および濾
枠の締付装置の締付力を増大する必要がなく、設備費お
よび運転費が安くつくとともに、濾枠周縁部の締付幅を
従来のものより小さくすることができ、従って濾枠の製
造コストが安くつくうえに、濾枠の重量が減少し、この
ため奢ナイドバーの強度を従来よりも小さくすることが
できるし濾板および濾枠送り装置の駆動力が小さくてす
む複式フィルタープレスを提供しようとするにある。
のさいに濾過圧力が大きい場合であっても濾枠周縁部の
膨出を確実に防止することができ、しかも濾板および濾
枠の締付装置の締付力を増大する必要がなく、設備費お
よび運転費が安くつくとともに、濾枠周縁部の締付幅を
従来のものより小さくすることができ、従って濾枠の製
造コストが安くつくうえに、濾枠の重量が減少し、この
ため奢ナイドバーの強度を従来よりも小さくすることが
できるし濾板および濾枠送り装置の駆動力が小さくてす
む複式フィルタープレスを提供しようとするにある。
発明の構成
この発明は、上記の目的を達成するために、濾板と濾枠
が交互に配置された複式フィルタープレスにおいて、濾
板の周縁部の前後両面に濾枠膨出防止用突部が設けられ
、締付状態において各濾板の突部に、隣接濾枠の周縁部
もしくは周縁部寄り部分の前後両面に設けられた段部が
係り合わせられるようになされている複式フィルタープ
レスを要旨としている。
が交互に配置された複式フィルタープレスにおいて、濾
板の周縁部の前後両面に濾枠膨出防止用突部が設けられ
、締付状態において各濾板の突部に、隣接濾枠の周縁部
もしくは周縁部寄り部分の前後両面に設けられた段部が
係り合わせられるようになされている複式フィルタープ
レスを要旨としている。
実施例と作用
つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この明細書において、前後および左右は、第1図を基準
とし、前とは第1図右側、後とは同左側をいい、左右は
前方に向っていうものとする。
とし、前とは第1図右側、後とは同左側をいい、左右は
前方に向っていうものとする。
この発明の第1実施例を示す第1図〜第3図において、
この発明による複式フィルタープレスは、交互に配置さ
れた濾板(1)と濾枠(2のうち、濾板(1)の周縁部
の前後両面に濾枠膨出防止用突部(3)(3)が全周に
わたって連続的に設けられ、締付状態において各濾板(
1)の突部(3)(3)に隣接濾枠(2)(2)の周縁
部(2aH2a)が係り合わせられるようになされてい
るものである。
この発明による複式フィルタープレスは、交互に配置さ
れた濾板(1)と濾枠(2のうち、濾板(1)の周縁部
の前後両面に濾枠膨出防止用突部(3)(3)が全周に
わたって連続的に設けられ、締付状態において各濾板(
1)の突部(3)(3)に隣接濾枠(2)(2)の周縁
部(2aH2a)が係り合わせられるようになされてい
るものである。
その他第1図において、(5)は濾板(1)の両面に被
せられた濾布、また第2図と第3図において、(6)は
濾板(1)と濾枠(2)のそれぞれ左右両側に取り付け
られた吊手で、これらは図示しない一対のサイドバーに
支持されている。(7)は濾板(1)および濾枠(2)
の上縁部右隅にそれぞれ設けられた原液供給孔、(8)
は濾枠(2)に設けられた原液導入口で、これは原液供
給孔(7)に連通せしめられている。(9)は濾板(1
)および濾枠(2)の下線部左隅にそれぞれ設けられた
濾液排出孔、(10)は濾板(1)に設けられた濾液出
口で、これは濾液排出孔(9)に連通せしめられている
。
せられた濾布、また第2図と第3図において、(6)は
濾板(1)と濾枠(2)のそれぞれ左右両側に取り付け
られた吊手で、これらは図示しない一対のサイドバーに
支持されている。(7)は濾板(1)および濾枠(2)
の上縁部右隅にそれぞれ設けられた原液供給孔、(8)
は濾枠(2)に設けられた原液導入口で、これは原液供
給孔(7)に連通せしめられている。(9)は濾板(1
)および濾枠(2)の下線部左隅にそれぞれ設けられた
濾液排出孔、(10)は濾板(1)に設けられた濾液出
口で、これは濾液排出孔(9)に連通せしめられている
。
上記において、フィルタープレスの圧搾濾過工程のざい
は、締付装置(図示略)の作動によりすべての濾板(1
)および濾枠(2)を締め付けると、第1図に示すよう
に、濾板(1)の周縁部の前後両面の濾枠膨出防止用突
部(3)(3)に濾枠(2)の周縁部(2a)が係り合
わせられる。このため濾過圧力(P)を増大しても濾枠
(2)の周縁部(2a)が膨出するのを確実に防止する
ことができるものである。
は、締付装置(図示略)の作動によりすべての濾板(1
)および濾枠(2)を締め付けると、第1図に示すよう
に、濾板(1)の周縁部の前後両面の濾枠膨出防止用突
部(3)(3)に濾枠(2)の周縁部(2a)が係り合
わせられる。このため濾過圧力(P)を増大しても濾枠
(2)の周縁部(2a)が膨出するのを確実に防止する
ことができるものである。
第4図は、この発明の第2実施例を示すものである。こ
こで、上記第1実施例の場合と異なる点は、複式フィル
タープレスの各濾枠(2)の周縁部(2a)(2a)寄
り部分の前後両面に段部(4)(4)がそれぞれ設けら
れ、締付状態において各濾枠(2)の段部(4)(4)
が隣接濾板(1)(1)の周縁部の突部(3)(3)に
係り合わせられて、濾過圧力(P)の増大による濾枠(
2)周縁部の膨出が防止せられるようになされている点
にある。
こで、上記第1実施例の場合と異なる点は、複式フィル
タープレスの各濾枠(2)の周縁部(2a)(2a)寄
り部分の前後両面に段部(4)(4)がそれぞれ設けら
れ、締付状態において各濾枠(2)の段部(4)(4)
が隣接濾板(1)(1)の周縁部の突部(3)(3)に
係り合わせられて、濾過圧力(P)の増大による濾枠(
2)周縁部の膨出が防止せられるようになされている点
にある。
この第2実施例のその他の点は、上記第1実施例の場合
と同様であり、従って図面において同一のものには同一
の符号を付した。
と同様であり、従って図面において同一のものには同一
の符号を付した。
なお、上記実施例においては、濾枠膨出防止用突部(3
)(3)が波板(1)の周縁部に全周にわたって設けら
れているが、これらの突部(3)(3)は波板(1)の
周縁部のうち四辺の各中央部分等に部分的に設けられて
いてもよい。また突部(3)(3)は波板(1)の周縁
部に連続的に設けられているが、これらは断続的に設け
られていてもよい。
)(3)が波板(1)の周縁部に全周にわたって設けら
れているが、これらの突部(3)(3)は波板(1)の
周縁部のうち四辺の各中央部分等に部分的に設けられて
いてもよい。また突部(3)(3)は波板(1)の周縁
部に連続的に設けられているが、これらは断続的に設け
られていてもよい。
発明の効果
この発明による複式フィルタープレスは、上述のように
、波板(1)と濾枠(2)が交互に配置された複式フィ
ルタープレスにおいて、濾板(1)の周縁部の前後両面
に濾枠膨出防止用突部(3)(3)が設けられ、締付状
態において各濾板(1)の突部(3)(3)に、隣接濾
枠(2)(2)の周縁部(2a)(2a)もしくは周縁
部(2a)(2a)寄り部分の前後両面に設けられた段
部(4)(4)が係り合わせられるようになされている
ものであるから、圧搾濾過作業のさいに濾過圧力(P)
が大きい場合であっても濾枠周縁部の膨出を確実に防止
することができ、しかも波板(1)および濾枠(2)の
締付装置の締付力を増大する必要がなく、設備費および
運転費が安くつくとともに、濾枠(2)周縁部の締付幅
を従来のものより小さくすることができ、従って濾枠(
2)の製造コストが安くつくうえに、濾枠(2)の重量
が減少し、このためサイドバーの強度を従来よりも小さ
くすることができるし濾板および濾枠送り装置0駆動力
が小さくてすむという効果を奏する。
、波板(1)と濾枠(2)が交互に配置された複式フィ
ルタープレスにおいて、濾板(1)の周縁部の前後両面
に濾枠膨出防止用突部(3)(3)が設けられ、締付状
態において各濾板(1)の突部(3)(3)に、隣接濾
枠(2)(2)の周縁部(2a)(2a)もしくは周縁
部(2a)(2a)寄り部分の前後両面に設けられた段
部(4)(4)が係り合わせられるようになされている
ものであるから、圧搾濾過作業のさいに濾過圧力(P)
が大きい場合であっても濾枠周縁部の膨出を確実に防止
することができ、しかも波板(1)および濾枠(2)の
締付装置の締付力を増大する必要がなく、設備費および
運転費が安くつくとともに、濾枠(2)周縁部の締付幅
を従来のものより小さくすることができ、従って濾枠(
2)の製造コストが安くつくうえに、濾枠(2)の重量
が減少し、このためサイドバーの強度を従来よりも小さ
くすることができるし濾板および濾枠送り装置0駆動力
が小さくてすむという効果を奏する。
第1図はこの発明の第1実施例を示すフィルタープレス
の部分縦断面図、第2図は同濾板のみの正面図、第3図
は同濾枠のみの正面図である。第4図はこの発明の第2
実施例を示すフィルタープレスの部分縦断面図、第5図
は従来のフィルタープレスの部分縦断面図、第6図は同
濾枠のみの正面図である。 (1)・・・濾板、(2)・・・濾枠、(2a)・・・
周縁部、(3)・・・濾枠膨出防止用突部、(4)・・
・段部。 以 上 外4名
の部分縦断面図、第2図は同濾板のみの正面図、第3図
は同濾枠のみの正面図である。第4図はこの発明の第2
実施例を示すフィルタープレスの部分縦断面図、第5図
は従来のフィルタープレスの部分縦断面図、第6図は同
濾枠のみの正面図である。 (1)・・・濾板、(2)・・・濾枠、(2a)・・・
周縁部、(3)・・・濾枠膨出防止用突部、(4)・・
・段部。 以 上 外4名
Claims (1)
- 濾板(1)と濾枠(2)が交互に配置された複式フィル
タープレスにおいて、濾板(1)の周縁部の前後両面に
濾枠膨出防止用突部(3)(3)が設けられ、締付状態
において各濾板(1)の突部(3)(3)に、隣接濾枠
(2)(2)の周縁部(2a)(2a)もしくは周縁部
(2a)(2a)寄り部分の前後両面に設けられた段部
(4)(4)が係り合わせられるようになされている複
式フィルタープレス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60050747A JPS61212307A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 複式フイルタ−プレス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60050747A JPS61212307A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 複式フイルタ−プレス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61212307A true JPS61212307A (ja) | 1986-09-20 |
JPH0254128B2 JPH0254128B2 (ja) | 1990-11-20 |
Family
ID=12867426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60050747A Granted JPS61212307A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 複式フイルタ−プレス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61212307A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0731108U (ja) * | 1993-06-23 | 1995-06-13 | 有限会社テクノサポート・ツウワン | フィルタープレス |
-
1985
- 1985-03-14 JP JP60050747A patent/JPS61212307A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0731108U (ja) * | 1993-06-23 | 1995-06-13 | 有限会社テクノサポート・ツウワン | フィルタープレス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0254128B2 (ja) | 1990-11-20 |
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