JPS61212179A - 回転体駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は例えば映像信号を磁気ディスク等に記録又は再
生する記録又は再生装置に関し、特に記録媒体の回転駆
動をきわめて効果的に制御することができる記録又は再
生装置に関する。

［従来技術］ 従来このような記録又は再生装置の１つとしての電子ス
チルカメラにおけるディスク駆動用モータにおいては、
カメラ全体の操作タイミングをコントロールするための
基準信号にモータの位相を合わせるようにその駆動制御
を行っていた。

したがって、モータを起動してから位相同期するまでに
かなり時間がかかっていた。しかもモータの回転周期と
等しい周期の回転位相信号（モータの１回転につき１回
発生）と基準信号（垂直同期信号）との位相差を偏差信
号として位相制御を行っていたため、偏差信号はモータ
の１回転に１回しか得られず、制御の応答性が悪く１位
相同期精度も悪いという問題がある。

［目的］ そこで１本発明の目的は以上のような問題を解消し、モ
ータの起動時間の短縮と同期時の精度の向上を可能とし
、しかも起動時間のバラツキを少なくした記録又は再生
装置を提供することにある。

［実施例］ 第１図は本発明にかかる記録又は再生装置の一例として
電子スチルカメラにおける円板状記録媒体駆動用モータ
の制御装置の一実施例を示すブロック図である。第１図
において、１はモータ起動スイッチ、２はモータ制御装
置全体をコントロールし、演算等を行うシステム制御演
算部であって、ＣＰｕと、ＲＡ）ｌと、後述の第３図に
示すような手順を記憶したＲＯＭと、カウンタを有する
。３は入力信号の立ち上りエツジでリセット（ＲＥＳＥ
Ｔ）　ｔ、て０からカウントするタイマカウンタ回路、
４は入力信号の立ち上りエツジ毎にタイマカウンタ回路
３の内容を保持するラッチ回路であって２，３．４によ
り位相制御手段が構成されている。５は木モータが組込
まれている装置（電子スチルカメラ）の全体のタイミン
グ信号（同期信号）を発生する同期信号源としてのシス
テム基準信号発生回路、６はモータの位相制御の基準と
なる信号を発生する基準信号源としてのモータ制御基準
信号発生回路、７はＩｌ／Ａ変換器、８はＤ／Ａ変換さ
れたモータ制ｇｉ＠号を増幅するモータ駆動向路、９は
回転駆動手段としてのモータである。

１０はモータの回転周期に比例した周期のＦＣ信号パル
ス（例えばモータ８の１回転につき１８個のパルスを形
成する。）を発生するＦＧ（ＦｒｅｑｕｅｎｃｙＧｅｎ
ｅｒａｔｏｒ）回路、１１はモード切換信号１４により
ａ側：速度制御モードおよびｂ側：位相同期モードに切
り換わるモード切換スイッチ、１９はモータの位相に同
期したパルスをモータ１回転に１回Ｈレベルで出力する
位相信号発生器（ＰＣ）　、　２１はＡＮＤゲート、１
２はＦＧ回路ｌＯからの出力信号、１３はカウンタ回路
３のリセット入力端に入力されるＲＥＳＥ丁信号、１５
は演算部２から出力される位相同期時Ｈレベルおよび非
同期時ＬレベルとなるＲＥＡＤＹ信号、１Ｂは同演算部
２から出力される基準信号発生タイミング信号、１７は
制御基準信号発生回路８から出力される基準信号、１８
はＰＣｌ３からの出力信号、２０はＲＥＡＤＹ信号１５
がＬ＋ＨレベルになったときにＨレベルの略モータのＦ
Ｇの周期の幅をもつワンショットパルスを発生するワン
ショット回路である。２２は撮像装置、２３は信号処理
回路、２４はヘッド、２５は記録媒体である。

ついで以上のような構成による動作を第３図を参照して
説明する。なお、本実施例ではモータを映像信号の垂直
同期信号に同期させると共に位相同期時に、モーターの
ＦＧ信号の周期と制御基準信号発生回路からの基準信号
１７の周期とを等しく、かつＦＣ信号パルス立ち上りエ
ツジと基準信号１７の立ち上りエツジとの位相差をπと
している。

はじめ、モータ９は回転が停止しているとする。このイ
ニシャル時、スイッチ１１はａ側部ち速度制御モードに
なっている。ここでステップＳ１においてスイッチｌが
ＯＮされると、ステップＳ２にすすみ、そこでシステム
制御演算部２はＤ／Ａ変換器７にモータ９を起動するに
十分な一定値を出力する。

ついでステップＳ３にすすみ、そこで次のようなモータ
９の速度制御を行い、ステップＳ４にすすんでその速度
が安定か否かを演算部２において判断する。すなわち、
まずステップＳ３においてＤ／Ａ変換器７からの信号を
駆動回路８に入力し、これに基づく駆動回路８からの信
号をモータ９に供給する。するとモータ９が回転し始め
、ＦＣ回路ｌＯからモータ９の回転周期に比例したＦＣ
パルス信号が出力される。スイッチ１１はａ側にあるか
ら、ＦＣパルス信号の立ち上りエツジでタイマカウンタ
回路３の内容がラッチ回路４に保持され、タイマカウン
タ回路３がリセッ）　（ＲＥＳＥＴ）され再び０からカ
ウントする。従ってラッチ回路４はＦＣパルスの周期を
ＦＣパルス信号の立ち上りエツジ毎に保持する。演算部
２は保持されたＦＣパルスの周期と制御目標周期（即ち
例えばＮＴＳＣ方式の場合垂直同期信号周期１／６０秒
）との差を偏差量として操作量を演算し、Ｄ／Ａ変換器
７に演算結果を出力する。

このようにしてモータ８の速度が制御される。ついでス
テップＳ４にすすみ、モータ９の速度が目標速度付近で
十分安定か否かを演算部２において前記偏差量に基づい
て判断する。偏差量が所定値以とでは速度が安定でない
として、ステップＳ３に戻り、所定値以内ならば速度が
安定であるとしてステップＳ５にすすむ。

ステップＳ５においては、演算部２においてＦＣパルス
の立ち上りかを判断し、立上りであればステップＳ８に
すすんで、演算部２におい゛てＦＧパルスの立ち上りか
ら内蔵のカウンタによってタイムカウントし、ついでス
テップＳ７にすすんでカウント開始から［同期時のＦＣ
パルスの周期−同期時のＦＧパルスの周期の１／２］（
即ちπ）時間経過かを演算部２において判断し、そうで
あればステップＳ８にすすむ。

ステップＳ８においては、演算部２においてスイッチ１
１を位相制御モード（ｂ側）に切り換えステップＳ８に
すすみ、そこで演算部２からの基準信号発生タイミング
信号１Ｂを制御基準信号発生回路８に入力して、演算部
２におけるＦＣパルスの立ち上りからπ時間経過時点で
発生回路６から基準信号１７を出力開始する。このとき
のタイミングを第２図に参考として示す。

これによって、カウンタ回路３は今度は発生回路８の出
力信号の立上り毎にリセットされることになる。

ついでステップ５１０にすすみ、そこで演算部２によっ
てラッチ回路４の内容を読み込む、ラッチ回路４の内容
は、基準信号１７の立上りからＦＣパルスの立ち上りま
でのカウンタ回路３のタイムカウント値であって、これ
は基準信号とＦＣパルス信号との位相差を示す。

ついでステップＳｌｌにおいては、演算部２によってラ
ッチ回路４の内容に基づいて基準信号（の立ち上り）と
ＦＣパルス信号（の立ち上り）と′の位相差と、目標位
相差値との偏差を操作量として演算し、ついでステップ
Ｓ１２にすすみ、演算部２から演算結果（即ち前記操作
量）をＤ／Ａ変換器７に出力する。これによって、前記
操作量に基づくモータ９の回転位相制御が行われる。つ
いでステップ９１３にすすみ、そこで、演算部２によっ
て、読み込んだラッチ回路４の内容に基づいて基準信号
とＦＧパルスとの位相差が目標位相差になっているか、
即ち位相同期しているかを判断し、位相同期していなけ
ればステップ５１０に戻り、位相同期していればステッ
プＳ１４にすすみ、演算部２からＨレベルのＲＥＡＤＹ
信号１５を出力し、ステップ５１０に戻る。なお、ＦＣ
パルス（例えばモータ１回転につきＩＢパルス）で位相
制御を行うため、ＰＣパルス（モータ１回転につき１パ
ルス）によるものに比べ速い立上りかつ高精度の位相同
期が可能である。ＨレベルのＲＥＡＤＹ信号１５の入力
に伴い、ワンショット回路２０は基準信号１７の周期よ
り長く且つ２周期分より短いパルスを発生する。そして
、ＰＣｌ３はモータの回転に伴い１回転に１回ある特定
の位相でＨレベルの信号１日を出力するから、ワンショ
ット回路２０の出力が■となったとき、即ち位相同期し
たことを示すＲＥＡＤＹ信号１５がＨレベルで、かつＰ
Ｃｌ３の出力信号１日がＨレベルでＡＮＤゲート２１の
出力がＨレベルとなり、システム基準信号発生回路５を
セットする。

よって電子スチルカメラの撮像装置２２の駆動タイミン
グ及び信号処理回路２３等のタイミングをこのシステム
基準信号発生回路５によって速やかに得ることができる
。しかも、このとき記録媒体２５と基準信号発生回路５
とは完全に同期している。

前記実施例では、位相制御目標を基準信号とＦＣパルス
信号との位相差がπとなることとしたが、位相同期モー
ドに切換える際にＦＣパルスの立ち上りからカウントし
、位相差がπとなるタイミングで基準信号をセットして
も実際の最初の位相差はＦＣパルスの１パルス周期の間
の負荷変動等の影響を受けて、πとならないことがある
。従ってその後位相差をπに戻さなければならない、そ
こでステップＳ９における基準信号セット後の最初の位
相差をステップＳｌｌ以陣における位相制御目標にし、
その位相差を保つように制御してもよく、この方が位相
同期所要時間を早くすることができる、しかし、このと
き最初の位相差がπに比べ著しく差がある場合、つまり
０あるいは２πの場合は位相目標をπとして位相差をπ
に引き戻さねばならない、これは０および２π付近たと
えば第４図のように１５／８π付近を目標位相差とする
と、ＦＣパルスの位相が基準信号の位相から、さらに１
／８π以上遅れると、そのときの演算部２におけるラッ
チ内容は１／８π以下となってしまい、実際は１５１８
πからさらに１／８π分以上遅れたのに、演算部２にお
いて１５１８πから１／８π以下に進んだものと誤認さ
れ以後の制御が難しくなるためである。

従ってこの目標位相差設定範囲は負荷変動等があっても
位相差は０以下或いは２π以上とならない範囲即ち本実
施例の如くπにするか或はπ近傍に設定すべきである。

尚、実施例では記録媒体をヘッドに対して回転させたが
本発明はヘッドを媒体に対して回転させても良く、要は
ヘッドと媒体とを相対的に変位させるものであれば良い
。

又、本発明の同期信号源は撮像装置にお巳する映像信号
の形成（映像信号処理）だけでなく、撮像装置から読み
出されて来た映像信号にブランキングパルスを付加した
りする映像信号処理等の為の各種同期信号を形成するも
のである事は勿論である。

又、再生装置においても映像信号のクランプや映像信号
中に重畳されている１０（ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏ
ｎ）信号の分離等の為に同期信号が必要であり、本発明
はこのような再生装置にも適用できることは言うまでも
ない。

また、記録媒体及びヘッドは磁気によるものでなくても
良い事も勿論である。

又、実施例では位相制御手段においてＦＣパルスを位相
制御に用いているがＰＣパルスを用いても同様の効果が
得られる。但し、ＦＣパルスの方が周期が短いのでより
高速、高精度の位相制御が可能である。

［効果］ 以上説明したように本発明によれば、モータ起動時に同
期信号に基づく位相制御を行わずに速度制御のみ行うこ
とによって位相誤差信号の影響を受けない、従って速度
が安定するまでの時間が早い、また本発明によればモー
タ速度が安定になった後にモータ制御を速度制御から位
相制御に切換えしかも、この位相制御用の基準信号の位
相を最初にモータの位相にあわせることによって、位相
制御切換時のモータ位相変動を少なくし、早い時間で位
相同期させることができる。しかも、この位相同期され
たモータと映像信号との同期も速やかに得ることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる記録又は再生装置としての電子
スチルカメラにおける円板状記録媒体駆動用モータの制
御装置の一実施例を示すブロック図、 第２図および第４図は基準信号とＦＧパルス信号とのタ
イミングの例を各々示す図、 第３図は本発明における動作の一例を示すフローチャー
トである。 ２・・・システム制御演算部。 ３・・・タイマカウンタ回路。 ４・・・ラッチ回路、 ６・・・制御基準信号発生回路、 ９・・・モータ。 ｌＯ・・・ＦＣ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 映像信号を記録又は再生する為のヘッド、 該ヘッドと記録媒体とを相対的に変位させる回転駆動手
   段、 前記回転駆動手段の回転速度が所定速度となるのに伴っ
   て回転駆動手段の所定の回転位相において起動され周期
   的基本信号を形成する基準信号源、 該基準信号源の出力に基づき前記回転駆動手段の回転位
   相を制御する位相制御手段、 該位相制御手段による位相制御に伴って回転駆動手段の
   回転位相に同期した映像信号処理用の同期信号を形成す
   る同期信号源、 とを有する記録又は再生装置。