JPS61211657A - 空気調和機用の電流制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、空気調和機を使用する一般家庭等において、
電流遮断器（以下ブレーカという）が作動する（飛よ）
のを防止するための空気調和機用の電流制御装置に関す
るものである。

一般家庭の電気容量は、２ＯＡ（ブレーカ容量）が一般
的である。このブレーカ容量（２ＯＡ）に、空気調和機
と他の電気機器と併用で使用すると、空気調和機を使用
中で、他の一般電気機器の使用が多い場合すぐにブレー
カが飛び使用できなくなり、不便を感じていた。

〈　　目　　的　　〉 本発明は、上記に鑑み、一般電気機器の接続時に基準電
気容量を越えたときに空気調和機での使用電気容量を自
動的に減少させて、総合使用電流が基準設定値以内とな
るように空気調和機を制御可能とする空気調和機用の電
流制御装置の提供を目的としている。

〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を第１図ないし第３図に基いて
説明すると、本発明に係る電流制御装置は、能力可変形
の電動圧縮８！１を有する空気調和８！２の使用電流容
量を検出する空気調和機用電流検出回路３と、一般電気
機器４及び空気調和ｆｉ２５と、該総合電流検出回路５
の出力値と基準設定値とを比較する比較回路６と、該比
較回路６の出力信号により前記空気調和８！２の使用電
流を制御して総合使用電流を基準設定値以下に抑制する
制御回路７とを兵えたものである。

前記制御回路７は、前記比較回路６の出力値に基づき基
準設定値（例えば２０Ａ）に対する余裕値を算出指示す
る演算回路８と、室内温度等の環境条件を入力して該演
算回路８の出力信号に基いて余裕電流を空気調和機２に
全て使用するか否か判断する主制御回路９と、該主制御
回路９の出力信号に基づき電動圧縮８！１の運転周波数
を変換する周波数変換回路１０とを具えたもので、前記
制御回路７は、主にマイクロコンピュータ等から成る。

前記電流検出回路３は、空気調和８！２の電気回路に介
在された変流器等により回路に流れる電流を検出するも
のである。また前記総合電流検出回路５もコンセント１
１に接続する一般家庭の電源回路１２のうちブレーカ１
３よりも電源１４側に介在された検出変流器等から構成
される。なお、基準設定値は前記比較回路６に信号を出
力する基準設定値回路１５で設定されるもので、一般家
庭用電源１４に合せて、例えば２０［ＡＩに設定される
。

次に電流制御動作について説明する。まず、ブレーカ１
３の容量を例えば２０［ＡＩにして、三個の一般電気機
器４をコンセント１１に接続し、更に他のコンセント１
１に空気調和！２（最大２０Ａ、最小ＯＡまで、即ち停
止状態まで使用可能なもの）を接続する。

この状態で各種電気機器４を運転し、総合電流検出回路
５により総合電流を測定する。そしてその電流値と基準
設定値（ブレーカの容量が２０［ＡＩのため２０（ＡＩ
としている。）とを比較回路６で比較し、総合電流が２
０［ＡＩより多く流れているか否かを比較し、その差を
出す。例えば、２０［ＡＩの基準に対して総合電流は、
１６［ＡＩとすれば、その差は４［Ａ１がまだ使用可能
である。これを余裕値として演算回路８で算出する。

一方電流検出回路３でも運転電流を検出する。

例えば空気調和Ｗｉ２が現在６［Ａ１で運転していれば
、上記余裕値４［Ａ１を加えて１０［ＡＩまでの運転制
御が可能となる。そこで主制御回路９に指示して空気調
和ｆｉ２の電動圧縮８！１を制御する。このとき空気調
和ａ２は、現状で十分能力的に確保できるのであれば、
６［Ａ１で運転を続ける。また能力的に不足しているの
であれば、４【Ａ１を加えた運転電流値まで出力をアッ
プして運転を行なうように動作する。即ち電動圧縮Ｗ１
１の制御は、能力可変を周波数変換回路１０により周波
数変換して能力の可変とするインバータ制御としている
ので運転電流値もリニアに変えることができる。

次に余裕値を算出した後の処理について第２図に示す。

総合電流値Ｔが２０＜Ｔのときは、そのまま続行すれば
ブレーカが飛ぶので、空気調和機２の運転電流を減少さ
すように周波数変換回路１０へ信号を出力してインバー
タ制御（周波数変換）を行ない、電流値を下げて、２０
＝Ｔになるようにする。

現状継続の指示で運転を続行する。

２０〉Ｔのときは、総合電流値Ｔが小さいので、２０［
ＡＩまで空気調和Ｐ／！１２の電流を増やすことができ
る。そこで空気調和１ｆｉ２の主制御回路９へ余裕値を
指示する。このとき、空気調和機２を使用している家庭
の負荷が現状のままでよいのであれば、そのまま継続す
るが、負荷が大きく能力不足であれば、余裕値と能力不
足をみきわめて電流値を増やして、空気調和８！２の能
力を上昇させるようにして運転し、基準設定値内で最高
状態で運転を継続する。この場合は余裕値一杯に使用す
る場合もあれば、少しのみ余裕値を減らす程度で運転す
る場合もある。

このようにブレーカ容量の電流値２０［ＡＩを常に監視
して、それを越えないように制御する制御回路７を空気
調和８！２に組み込み、空気調和機２の電流値を制御し
て増大したり、減少させたりすることにより、総合電流
値をいつも２０［Ａ１以内に抑えるようにしている。従
ってブレーカが飛ぶ気調和磯２を三台、王台と増やすこ
とも可能である。また総合電流容量を増大して、複数の
ブレーカで上記の技術思想を導入すれば使用範囲も拡大
できる。

〈効果〉 以上の説明から明らかな通り、本発明は、能力可変形の
電動圧縮機を有する空気調和機の使用電流容量を検出す
る空気調和機用電流検出回路と、一般電気機器及び空気
調和機の総合使用電流容量を検出する総合電流検出回路
と、該総合電流検出回路の出力値と基準設定値とを比較
する比較回路と、該比較回路の出力信号により前記空気
調和機の使用電流を制御して総合使用電流を基準設定値
以下に抑制する制御回路とを具えたことを特徴とする空
気調和機用の電流制御装置に関するものである。

従って、本発明によると、制御回路により、空気調和機
を制御して一般電気機器の使用中に空気調和機の運転を
開始しても総合電流が基準設定値を越えれば自動的に空
気調和機の使用電流値を低減して基準設定値内で・使用
するので、一般電気機器を優先的に連続運転使用でき、
電流遮断器の飛びを防止でき、また一般電気機器を使用
しない場合はその余裕１力の全てを空気調和機に使用可
能で効率的であるといった優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電流制御装置の回路図
、第２図は余裕電流の処理を示す流れ図、第３図は同制
御回路図である。 １：電動圧縮機、２：空気調和機、３：空気調和機用電
流検出回路、４ニ一般電気機器、５：総合電流検出回路
、６：比較回路、７二制御回路、８：演算回路、９：主
制御回路、１０：周波数変換回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 能力可変形の電動圧縮機を有する空気調和機の使用電流
   容量を検出する空気調和機用電流検出回路と、一般電気
   機器及び空気調和機の総合使用電流容量を検出する総合
   電流検出回路と、該総合電流検出回路の出力値と基準設
   定値とを比較する比較回路と、該比較回路の出力信号に
   より前記空気調和機の使用電流を制御して総合使用電流
   を基準設定値以下に抑制する制御回路とを具えたことを
   特徴とする空気調和機用の電流制御装置。