JP2697269B2 - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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JP2697269B2
JP2697269B2 JP2231309A JP23130990A JP2697269B2 JP 2697269 B2 JP2697269 B2 JP 2697269B2 JP 2231309 A JP2231309 A JP 2231309A JP 23130990 A JP23130990 A JP 23130990A JP 2697269 B2 JP2697269 B2 JP 2697269B2
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power
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energizing
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秀治 窪田
正義 岡部
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電力のピーク需要を緩和することを目的と
して、環境条件を検出して通電を自動的に制御する電気
機器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、一般需要家を対象とした電力料金制度として
は、深夜負荷の造成を目的とした深夜電力料金制度を除
いては、従量電灯料金制度が適用されているだけであっ
た。このため、一般家庭用の電気機器にはユーザー自身
が設定する通電制御装置が組込まれているだけであり、
電力のピーク需要を緩和する場合、機器の運転を継続又
は停止するかの判断はユーザーの意志に委ねるしか方法
はなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
近年、原子力発電に対する不信などから電源設備の新
設は極めて難しい状況となっている。一方、産業界では
好景気を背景として設備投資の強化、一般家庭では住環
境の快適制の追求のための電化製品の購入など、電力需
要は大きく伸長している。特に夏場のエアコン稼働シー
ズンには電力供給余力の不足から地域的には停電という
最悪の事態にまで至っており、電力のピーク需要をいか
に緩和してやるかが大きな課題となってきている。
この発明は、上記のような課題を解消するためになさ
れたもので、電力の供給能力と需要予測との対比の中
で、電力会社は電力線を利用して電力使用抑制依頼のた
めの信号を発信すると、この信号を受信した各電気製品
は実生活に極端な影響を与えない範囲内で運転能力の妥
当性を判断し、例えばクーラーの過剰冷房のものは運転
能力を自動的に下げるよう動作させることにより、電力
需要のピークカットを自動的に実施しようとするもので
ある。
なお、こうした電力供給の制限の実施にあたっては、
行政上の強制措置や電力料金の優遇制度の導入など、社
会的なコンセンサスを得ていく必要もあるが、遠からず
実施されるものと考えられる。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る電気機器は、電力供給側が電力線を利
用して発信する電力使用抑制依頼の信号を受信する信号
受信部と、温度、湿度、ガス濃度などの環境条件を検出
するセンサーと、このセンサーの検出値レベルに対応し
て通電条件を定めた通電条件設定部と、前記信号受信部
が電力供給側から発信された電力使用抑制依頼の信号を
受信すると前記センサーの検出値と前記通電条件設定部
に定められた通電条件との対比によって通電条件を決定
する通電条件決定部と、この通電条件決定部で決定され
た通電条件に基づき運転能力を定格能力より下げて抑制
運転する通電調整部とを備えたものである。
〔作用〕
この発明における電気機器は、電力需要が急増し、電
力供給能力に余裕がなくなった時点で電力供給側から電
力線を利用して電力使用抑制依頼のための信号が発信さ
れると、信号受信部がこれを受信して運転中にある機器
の運転能力を下げたり、停止させて機器の運転を自動的
に調整する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例をクーラーへの応用例で説
明する。
第1図において、1は一般家庭内のコンセントに接続
するための電源プラグ、2は電気機器の例としてのクー
ラーで、この中に温度センサーや制御機構を備えて機能
的に完成したものとして、ここでは扱う。3はクーラー
2の運転能力を制御するための通電調整部で、この通電
調整部3はスイッチ4とこのスイッチ4を制御する通電
制御部5とで構成される。6は電力会社が電力需要の予
測の中で、電力使用の抑制をしてもらうべく、その対象
となる時間帯に電力線を利用して発信する電力使用抑制
依頼のための信号を受信する信号受信部、7は温度を検
出するセンサー、8は前記信号受信部6が電力使用抑制
依頼のための信号を受信している時間帯において、前記
センサー7の検出値をもとに運転条件を決定する制御部
である。
次に制御部8の構成について詳細に説明する。
9は前記センサー7の検出値に応じて通電条件を定め
た通電条件設定部、10は信号受信部4が電力供給側が電
力使用抑制依頼のために発している信号を受信している
時間帯に前記センサー7の検出値と前記通電条件設定部
9に定められた通電条件との対比によって通電条件を決
定する通電条件決定部で、この通電条件決定部10で決定
された通電条件を前記通電調整部3に指示し、クーラー
2の運転能力を調整することになる。
次に具体的制御内容を第2図の制御フローチャートに
より説明する。
今、通電条件設定部9には、センサー7の検出温度を
Tr℃とし、Tr≧28の時にはクーラー2の定格能力の80%
で運転し、28>Tr≧26の時には定格能力の40%の能力で
運転し、更にTr<26の時にはクーラー2の運転を停止す
るよう通電条件が設定されているものとする。
第2図の制御フローチャートにおいて、スタート(ス
テップ20)すると、信号受信部6によって電力供給側か
ら電力使用抑制依頼のための信号が出ているかどうか検
出をする(ステップ21)。信号受信部6が電力使用抑制
依頼の信号を受信すると、その時間帯においてセンサー
7によって室温を測定する(ステップ22)。次に測定し
た室温が28℃以上かどうか判定をする(ステップ23)。
このとき、検出温度が28℃以上(Tr≧28)であれば、
通電条件決定部10は直ちに通電調整部3に80%の能力で
運転するよう指示をする。
一方、ステップ23の判定において、検出温度が28℃未
満の時(Tr<28)には更に検出温度が26℃以上(28>Tr
≧26)かどうか判定をする(ステップ25)。26℃以上
(28>Tr26)であれば、40%の能力で運転するよう(ス
テップ26)、また、検出温度が26℃未満であれば、運転
を停止するよう(ステップ27)、それぞれ通電調整部3
に指示を行う。
以上のフローを信号受信部6に信号が出ている間中継
続し、信号が停止すると、ステップ21で再度信号を受信
するまで、通常の運転状態に戻して運転する。
通電調整部3は通電条件決定部10の運転能力調整の指
示に基づいて、通電制御部5がスイッチ4のON/OFF時間
の制御を行い、クーラー2の運転能力の変更を行う。
なお、上記実施例では、電気機器の例としてクーラ
ー、センサーは温度センサーを例に説明したが、センサ
ーを湿度センサーとすれば、加湿器や除湿器へ、センサ
ーをガスセンサーとすれば、空気清浄器等へそれぞれ応
用することができ、各種センサーとの組合せの中で電気
を駆動源として使う各種の電気機器に応用可能である。
また、上記実施例では、通電調整部3をスイッチ4と
通電制御部5とで構成し、能力切替えをスイッチ4のON
/OFF時間の制御によるべく示したが、この能力切替えは
トライッアックなどによる通電率制御やインバータ方式
などの方法でも良いものである。
更に、上記実施例では、クーラー2をセンサーや制御
機構を備えて機能的に完成したものとして扱ったが、本
発明を構成するセンサー7および制御調整部3をクーラ
ー2側の部品と兼用で用いることはもちろん可能であ
る。
更にまた、上記実施例では、通電条件設定部9の条件
設定を機器製作時組込みの固定式として示したが、使用
者が自分で後から任意に設定できるように入力部を設け
てもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、電力供給側から電
力線を利用して発信される電力使用抑制依頼のための信
号を受信すると、そのときの環境条件をセンサーが検出
して実生活に極端な影響を与えない範囲内で運転能力の
妥当性を判断し、運転能力を自動的に定格能力より下げ
たり、停止するように動作するため、電力需要のピーク
緩和に大きく貢献するとともに、必要以上の機器の運転
をセーブできるので、電気料金も安くなるという経済的
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による電気機器の概略電気
回路を示すブロック図、第2図はその制御フローチャー
トである。 図において、3は通電調整部、4はスイッチ、5は通電
制御部、7はセンサー、8は制御部、9は通電条件設定
部、10は通電条件決定部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力供給側が電力線を利用して発信する電
    力使用抑制依頼の信号を受信する信号受信部と、温度、
    湿度、ガス濃度などの使用環境条件を検出するセンサー
    と、このセンサーの検出値レベルに対応して通電条件を
    定めた通電条件設定部と、前記信号受信部が電力供給側
    から発信された電力使用抑制依頼の信号を受信すると前
    記センサーの検出値と前記通電条件設定部に定められた
    通電条件との対比によって通電条件を決定する通電条件
    決定部と、この通電条件決定部で決定された通電条件に
    基づき運転能力を定格能力より下げて抑制運転する通電
    調整部とを備えたことを特徴とする電気機器。
JP2231309A 1990-08-31 1990-08-31 電気機器 Expired - Lifetime JP2697269B2 (ja)

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JPS62204515A (ja) * 1986-03-04 1987-09-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 試料の搬送装置

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