JPS61211205A - 出庫方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、品物が搬入側から搬出側に自走するように搬
出側に向かって下降傾斜したコンベヤから成る収納部を
上下方向及び水平方向に多段多列に配設した収納棚の上
記各収納部から品物を搬出する出庫方法に関するもので
ある。

〔従、来の技術〕

従来から、品物が搬入側から搬出側に自走するように搬
出側に向かって下降傾斜したコンベヤから成る収納部を
上下方向及び水平方向に多段多列に配設した収納棚を用
いて、品物を貯蔵することが行なわれている。

〔発明が解決しようとづる問題点〕

ところで、上述したような収納棚を用いた場合、各収納
部にＪ３いて品物が発進して自走しないど品物の搬出が
できず、品物の底面の状態、Ｉ’？！　ｔ！３係数、千
■、その伯の諸条ｆｔによっては、品物が発進・自走し
難いことがあるので、各収納部の傾斜角度を必要以上に
大ぎくしでいたが、このようにすると、収納部の上下方
向の段数が少なくなるので、収納効率を悪化させること
になる。

本発明は、この様な点に泥みなされたもので、収納棚の
各収納部の傾斜角度を小さくできるようにすることを目
的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の出庫方法は、品物たとえば合成樹脂製のケース
Ｃ笠が搬入側２から搬出側３に自走するにうに搬出側３
に向かって下降傾斜したコンベヤ４から成る収納部５を
上下方向及び水平方向に多段多列に配設した収納棚１と
、この収納棚１の搬入側２に品物を搬送する入庫ライン
１２と、この入庫ライン１２によって搬送された品物を
上記収納棚１の搬入側２から各収納部５に搬入する搬入
装置３０、３１と、上記収納棚１の搬出側３から各収納
部５の品物を搬出する搬出装置４０と、この搬出装置４
０によって搬出された品物を搬送する出庫ライン５０と
、この出庫ライン５０から分岐して上記収納棚１の搬入
側２に配設したダミー返還ライン６０と、上記収納部５
を自走し易い構造のダミー〇とを備え、上記搬入装置３
０．３１により上記入庫ライン１２から上記収納棚１の
各収納部５に搬入して貯蔵されていた品物を上記搬出装
置４０により、Ｆ記出庫ライン５０に搬出する際に、品
物を搬出する収納部５の搬入側２に対して上記搬入装置
３０．３１によって上記ダミーＤを搬入し、このダミー
Ｄによってその収納部５の品物を搬出側３に押動し、そ
の収納部５の品物の搬出が完了した際に、上記ダミーＤ
を上記搬出装置４０によって出庫ライン５０に搬出し、
このダミーＤを上記ダミー返遠ライン６０を介して上記
収納棚１の搬入側２に返還することを特徴とするもので
ある。

〔作用〕

本発明の出庫方法は、上記ケースＣ等の品物を搬出する
際に、品物を搬出する収納部５の搬入側２に対して」−
記ダミーＤを搬入し、このダミー〇によってその収納部
５の品物を搬出側３に押動して品物の発進自走を促すも
のである。

〔実施例〕

本発明の出庫方法の実施例を図面を参照して説明する。

第１図において、１は収納棚で、この収納棚１は、第２
図に示すように、搬入側２から搬出側３に向かって下降
傾斜したローラコンベＶ４から成る収納部５を上下゛方
向多段にかつ水平方向多列に配設したもので、各収納Ｐ
ＩＳ５のコンベＶ４上には、上面を開口しかつ上部外周
に縁部を備えた品物としての合成樹脂製のケースＣ／ｆ
ｉ搬入側２から順次に搬入され、このケースＣがコンベ
ヤ４の傾斜により、搬出側３に自走して図示しないスト
ッパに当接して順次に停止し、この状態で貯蔵されるよ
うになっている。

１０、１１はそれぞれコンベヤから成る入庫ラインで、
この入庫ライン１０．１１は途中で合流して１木のコン
ベヤから成る入庫ライン１２となり、この入庫ライン１
２は上記収納棚１の一側部を通って収納棚１の搬入側２
に沿って配設されている。

１５、１６は上記収納棚１の搬入側２と上記入庫ライン
１２の間に設けた大庄ステーションで、この入庫ステー
ション１５．１６は、コンベヤから成るケース待機ライ
ン１７．１８及び移載装置１９を介して入庫ライン１２
に接続しているとともに、コンベヤから成るダミー待機
ライン２０．２１及び移載装置２２．２３を介して入庫
ライン１２に接続している。

そして、上記入庫ライン１２に対し、移載装置１９の上
流側に位置してバーコードリーダ等の品種検出３２６が
設けられているとともに、移ｆｌｉ装置２２の上流側に
位置してダミー検出器２７が設けられている。

３０、３１は上記収納棚１の搬入側２と上記各入庫ステ
ーション１５．１６の間に設けた搬入装置で、この搬入
装置３０．３１は、上記ケースＣの上界用のエレベータ
を有し、レール３２上を収納棚１の搬入側２に沿って移
動づる。

４０は上記収納棚１の搬出側３に設けた搬出装置で、こ
の搬出装置４０は、上記ケースＣの下降用のエレベータ
を右し、レール４１上を収納棚１の搬出側３に沿って移
動する。

５０は上記搬出装置４０を挟んで上記収納棚１の搬出側
３に沿って設けたコンベヤから成る出庫ラインで、この
出庫ライン５０の先端は出荷位置５１に配設されている
。

６０は上記出庫ライン５０から分岐したダミー返還ライ
ンで、このダミー返還ライン６０は移載装置６１を介し
て上記入庫ライン１２に接続している。

そして、上記出庫ライン５０に対し、ダミー返運ライン
６０の分岐部の上流側に位置してダミー検出器６４が設
けられている。

第２図において、Ｄは上記ケースＣと同形状に形成した
金Ｗｆ４Ｉ！ｌのダミーで、このダミーＤは、底面が平
坦状に形成されて滑り易く、しかも、その重重もケース
Ｃと比べて重いので、上記収納棚１の各収納部５を自走
し易くなっている。

そして、上記ダミーＤの内底部には一対のボルト０１が
立設され、この一対のポル１−ＤＩに１枚ないし数枚の
ｆｆ１ｆｆｉ調節板Ｄ２をナラ１〜Ｄ３で取付けられる
ようになっている。

次に、作動を説明覆る。

まず、ケースＣの流れを説明する。

ケースＣには様々な仕様で加工された図示しない製品が
品種ごとにそれぞれ別個に収納されるようになっている
。

そして、製品を収納したケースＣは、入庫ライン１０．
１１に搬入され、入庫ライン１２で合流して収納棚１の
搬入側２に搬送され、品種検出器２６により各ケースＣ
内の製品の種類が検出されて、イのケースＣを収納する
収納部５が指定され、各ケースＣは、移載装置１９及び
ケース待機ライン１７．１８を介して、指定された所定
の収納部５に対応した入庫ステーション１５．１６に搬
送され、搬入装置３０゜３１により所定の収納部５に搬
入される。

そうして、所定の収納部５に所定数のケースＣが揃った
後にそのケースＣの出庫指令が出されるようになってい
る。

そして、出庫指令が出されると、出庫するケースＣを収
納した所定の収納部５から全てのケースＣ（ダミーＤを
含む。）が搬出装置４０により搬出され、出庫ライン５
０を介して出荷位置５１に搬送される。

以」−がケースＣの流れであるが、以下にダミー〇の流
れを説明づる。

通常時、ダミーＤはダミー待機ライン２０．２１に侍別
している。

そして、ケースＣの出庫指令が出されると、ダミーＤが
入ｌ１１１ステーション１５．　ＩＧを介して搬入装置
３０．３１により出庫するケースＣを収納した所定の収
納部５に搬入され、このダミーＤがケースＣを搬出側３
に押動し、ケースＣが収納部５の途中でＰ７ｈｍするの
を防止して、全てのケースＣ＠搬出装置４０により搬出
させ、最後に、このダミーＤち搬出装置４０により搬出
され、ダミー検出器６４にＪ：リケースＣと区別されて
出庫ライン５０がらダミー返還ライン６０に分岐され、
移載装置６１及び入庫ライン１２を介して収納ａ１の搬
入側２に返還され、返還されたダミーＤは、ダミー待礪
ライン２０に待機しているダミーＤが少ない場合には、
ダミー検出器２７によりケースＣと区別されて移ｖｉ装
訝２２により入庫ライン１２からダミー待殿ライン２０
に戻され、ダミー待機ライン２１に待機しているダミー
Ｄが少ない場合には、移載装置２２．１９を通過して移
載装置２３により入庫ライン１２からダミー待機ライン
２１に戻される。

なお、この実施例の場合、出庫指令が出されると、出庫
するケースＣを収納した所定の収納部５から全てのケー
スＣを搬出づるとともに、出庫指令によりその収納部５
に搬入したダミーＤもケースＣと区別することなく搬出
し、搬出したダミーＤは、ダミー検出器６４によりケー
スＣと区別して出庫ライン５０からダミー返還ライン６
０に分岐し、移載装置６１及び入庫ライン１２を介して
収納棚１の搬入側２に返還するので、収納部５が数百あ
って、ダミーＤが待機するダミー待機ライン２０．２１
が２箇所に別れていても、６個稈度のダミーＤがあれば
、これらのダミーＤが循環するので、各収納部５の出庫
が連続しても、出庫に支障を来た１ことがない。

そして、ダミーＤの数を多くすると、所定の収納部５に
所定数のケースＣｌｆｉ揃った時点で、そのケースＣの
出庫指令が出される市に、その収納部５にダミーＤを搬
入しておくこともでき、出庫中の収納部５の途中でケー
スＣが停滞した場合に、その収納部５にダミーＤを搬入
して停滞を解消ざＵることらできる。

また、この実施例では、入庫ライン１２の一部をダミー
返還ラインの一部に利用したが、入庫ラインとダミー返
還ラインを完全に独立させてもよい。

〔発明の効果〕

上述したように、本発明によれば、品物が搬入側から搬
出側に自走するように搬出側に向かって下降傾斜した収
納部を上下方向及び水平方向に多段多列に配設した収納
棚において、各収納部から品物を搬出する際に；品物を
搬出する収納部の搬入側に対してダミーを搬入し、この
ダミーによってその収納部の品物を搬出側に押動して品
物の発進自走を促すので、収納部の傾斜を従来よりも小
さくすることができ、したがって、収納部の上下方向の
段数を従来よりも多くでき、収納棚の収納効率を向上で
きる。そして、ダミーは、品物の出庫の際に品物を搬出
する収納部に搬入され、最後に品物と同様にして搬出さ
れた後、ダミー返還ラインを介して収納棚の搬入側に返
還されるので、少数のダミーで効率的な出庫作業ができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の出庫方法の一実施例を示す配置図、第
２図はその収納棚の一部と品物及びダミーを示す側面図
である。 Ｃ・・品物としてのケース、Ｄ・・ダミー、１・・収納
棚、２・・搬入側、３・・搬出側、４・・コンベヤ、５
・・収納部、１２・・入庫ライン、３０、３１・・搬入
装置、４０・・搬出装置、５０・・出庫ライン、６０・
・ダミー返還ライン。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）品物が搬入側から搬出側に自走するように搬出側
   に向かって下降傾斜したコンベヤから成る収納部を上下
   方向及び水平方向に多段多列に配設した収納棚と、この
   収納棚の搬入側に品物を搬送する入庫ラインと、この入
   庫ラインによって搬送された品物を上記収納棚の搬入側
   から各収納部に搬入する搬入装置と、上記収納棚の搬出
   側から各収納部の品物を搬出する搬出装置と、この搬出
   装置によって搬出された品物を搬送する出庫ラインと、
   この出庫ラインから分岐して上記収納棚の搬入側に配設
   したダミー返還ラインと、上記収納部を自走し易い構造
   のダミーとを備え、 上記搬入装置により上記入庫ラインから上記収納棚の各
   収納部に搬入して貯蔵されていた品物を上記搬出装置に
   より上記出庫ラインに搬出する際に、品物を搬出する収
   納部の搬入側に対して上記搬入装置によって上記ダミー
   を搬入し、このダミーによってその収納部の品物を搬出
   側に押動し、その収納部の品物の搬出が完了した際に、
   上記ダミーを上記搬出装置によって出庫ラインに搬出し
   、このダミーを上記ダミー返還ラインを介して上記収納
   棚の搬入側に返還することを特徴とする出庫方法。