JPS61211133A - 防振取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

（産業上の利用分野） 本発明は防振作用取付装置、殊に、それに限られるわけ
ではないが自動車用のエンジン取付装置に関する。 （従来技術） 自動車のエンジンは、それぞれエンジンとシャシ部材に
固定される金属端部材に接着されるゴムブロックもしく
はゴムリングをそれぞれ組込んだ取付装置によって車の
シャシ部材上に取付けられるのが普通である。かかる取
付装置は垂直荷重および（もしくは）トルク反作用荷重
に対する支持装置を提供するように構成される。後者の
ばあい取付装置はその軸を水平にして位置決めされる。 ゴム／油圧形式のエンジン取付装置は狭い通路を経て互
いに連通し中間のゴムダイヤフラムによって隔てられた
二個の液体充填室を備えだ本出願人の英国特許出願第８
４０６６３９号に記述されたものも知られている。該室
は、その他方側をそれぞれ端部材の一方に取付けられた
ゴムばね部材と、もう一方の端部材に取付けられた第二
のダイヤフラムとによって接着されている。 英国特許出願第８４０６６３９号に記載の種類のゴム／
油圧取付装置のばあい、ゴムばね部材はそれに関連した
端部材とケーシング部材（他方の端部材の一部を構成す
る）の部分的に円すい形の面に接着された環状のゴムブ
ロックとなっている。 機能面からいうと、ゴムばね部材は高低の両振動数で取
付装置の剛性の主要部分を提供するようになっている。 （発明が解決しようとする問題点） 然しなからある用途のばあい、低振動数のばあいには取
付装置のこわさを少なくする一方で２００ヘルツ以上の
高い振動数のばあいには高いこわさを保持することが望
ましい。本発明の目的の一つは、かかる特性を有する取
付装置を提供することである。 （問題を解決するだめの手段） 本発明によれば、防去作用取付装置は一対の端部材と、
環状の補強回転ローブ第一ダイヤフラムであって周端の
一方を第一の端部材の一部を構成するピストン部材に取
付けられその他方周縁部を第二の端部材の一部を構成す
るケーシング部材に取付けられたものと、中間ゴムダイ
ヤフラムであってケーシング部材に取付けられ第一ダイ
ヤフラムと共に第一の液体充填室を画成するゴムばね部
材を構成するに十分な厚さを有するものと、同様にゴム
ばねを形成するに十分な厚さの環状ゴム第二ダイヤフラ
ムであってその外周でケーシング部材に取付けられ第二
ダイヤフラムの一方側と中間のダイヤフラムとの間で第
二の液体充填室を構成するものとから成り、狭い通路が
二つの液体充填室間に設けられ第二のダイヤフラムの他
方側上の空間が大気に通じている。 第一のダイヤフラムが補強されてほぼ非伸張性を有する
一方、中間のダイヤフラムは補強されないゴムとするこ
とによって制限された通路が二つの空間の流量を絞り、
その後第一室内の圧力が中間ダイヤフラムを第二室方向
に膨張させるばあいに高い振動数でのコンプライアンス
を提供することになる。第二ダイヤフラムは同様に普通
は非補強ゴムによって作り、中間ダイヤフラムよりも厚
いもしくは薄い構成とすることができ、その働きは圧力
下で膨張し第二室が拡大し取付装置が圧縮されるときに
第二室内に押込まれる追加的な液体を収納することを可
能にすることである。中間ダイヤフラムと第二ダイヤフ
ラムは両方とも相当な厚さとして、それらが第−室と第
二室内の圧力に弾力的に抗して所要の剛性特性を附与す
ることを可能にする必要がある。 第二ダイヤフラムは中央支持材を備え、該支持材は中間
ダイヤフラム内に取付けされた中央剛性ブロックと共働
し端部材が互い方向に軸方向運動する作用を制限する緩
衝ストッパを構成するようにするか、あるいはその中央
支持材を省略して本発明のもう一つの局面に従って第二
の端部材は第二ダイヤフラムの膨張しすぎを制限するた
め適当に位置決めされた端壁を構成するようにすること
もできる。かかる膨張しすぎを制限すること

【よって、
取付装置内の補強された第一ダイヤフラムと制限された
第二ダイヤフラムとの間に流体力学的ロックをつくりだ
し第一端部材が第二端部材方向へ向かう運動を制限して
緩衝ストッパをつくりだすことができる。 本明細書において、「ゴム」という用語は任意・適当な
天然もしくは合成のエジストマ材料を包括するものとし
て使用されている。 （実施　例） 以下、図面に即して本発明の詳細な説明する。 第１図の取付装置は第一端部材１０を有し、該部材１０
はピストン１１と、エンジンもしくはシャシ一部材上の
適当なブラケットに取付けるだめのねじ１３を備えたピ
ストンロッド１２を備えている。ピストン１１は適当に
カーブした側面を備えており、それぞれ不浸透性内側ラ
イニングと内側ならびに外側の環状ビード線１７．１８
とを備えた回転ロープ第一ダイヤフラム１５と係合する
が、該ビード線１７．１８の周囲には−よりの補強せん
い（図示せず）の縁部が取付けられる。該補強せんいは
ゴム製品を補強するだめの従来形のものでビード線１７
．１８間のダイヤフラム全域にわたって延びており、回
転ロープ２５をほぼ拡大不能にするものである。 ダイヤフラム１５の内側ビード領域２６はねじ２８によ
ってピストン本体に固定されたフランジ部分２７によっ
てピストン１１と液密的係合状態にクランプされ、外側
ビード領域２９は七れぞれカバ一部材３２とケーシング
部材３３の７ランジ３０．３１間にねじ３４によって液
密的にクランプされる。カバ一部材３２は内側方向に延
びてゴム製グロメット３７の形をした添えストッパ用の
座３５を提供し、取付装置が他のばあいにはそれを延ば
しすぎるかもしれない引張り荷重を受けたばあいにはい
つもピストン１１の後面４０と係合するようになってい
る。 「第二端部材」の一部を構成するケーシング部材３３は
中空のシリンダ形をしていて環状の肩４５を組込んでお
り、該層４５に対してケーシングポア内にすベリばめす
る中間の非補強ゴムダイヤフラム４７の剛性支持リング
４６が配置されている。 ダイヤフラム４７はリング４６に接着され、剛性の金属
ブロック４８がダイヤフラム４７の中心に接着され緩衝
ストッパの一部を構成している。 ケーシングポア内ですべりばめとなった第二の支持リン
グ５０はその内部に第二の非補強ゴムダイヤフラム５１
を接着しており、該ダイヤフラム５１はボス５２の平坦
な端面上を層５３として延びボス５２の周辺下に環状の
リップ５４として延びるダイヤフラム５１のゴムで加圧
被覆した中空の金属として構成された内部接着した中心
支持ボス５２を組込んでいる。 第二ダイヤフラムもまた延びて環状リップ５５を構成し
端板６０と弾性密封保合し、該端板６０はねじ６２によ
って固定された保持リング６１によってケーシング部材
に対してケーシング部材のフランジ６３に所定位置に保
持される。螺刻ボルト６４が通過し端板６０の中心に溶
接されエンジンもしくはシャシ部材上の適当なブラケッ
ト、ケーシング部材、端板６０およびボルト６４に取り
付けられ「第二端部材」６６の一部を構成している。通
気孔７０は第二ダイヤフラム５１下の環状スペース７１
を大気に接続し、Ｏリングシール７２は密封リップ５５
と共に端板６０．リング５０゜ケーシング部才５３間の
接合領域を封止する。 第−室８０は第一ダイヤフラム１５と中間ダイヤフラム
４７間に形成され、第二室８１は中間ダイヤフラム４７
と第二ダイヤフラム５１間に構成される。 室８０．８１は環状の制限された通路８２を介して互い
に連通しており、該通路８２は室８１内に至るその円周
の一点にポート８３と、室８０内（（至るその円周の隣
接点で第二点（図示せず）を備えており、該二つの室間
の通路８２を通る流れがリング４６のほぼ全周を通過す
るような構成になっている。 該二つの室８０．８１はクーシング部材内の充填弁（図
示せず）を介して適当な液体で充たされている。 （作　　用） 上記取付装置の作用は以下の通りである。取付装置上に
軸方向に作用する相対的に低振動数の振動は端部材１０
を端部材６６に対して運動させる傾向をもち、第一と第
二の室８０．８ｊ間の液体の移動が生じ、端部材どうし
の相対的運動は制限され九通路８２の絞り効果によって
減衰し端板ω方向に膨張する第二ダイヤフラム５１の（
相対的に低い）こわさによって抵抗を受けることになる
。 回転ロープ第一ダイヤフラム１５による抵抗は殆んど見
られず通路８２を液体が十分流れて低振動数でピストン
１１の運動を収容することができるために中間のダイヤ
フラム４７はほとんど運動する必要はなく、それ故その
こわさは何ら顕著な影響を及ぼさない。そのため低振動
数で取付装置は高い減衰作用と低いこわさとを備え、そ
れらは特に有利である。 ピストンが端板６０方向へ向かう過大な運動量は、ピス
トンが金属ブロック４８と係合しその結果生ずる衝撃が
ゴム層５３を介してボス５２に伝達されることにより和
らげられるため、本構成は緩衝ストッパを構成すること
になる。 ２００ヘルツ以上の高い振動数のばあいには狭い通路８
２を流れる流速はピストン運動を収容するほど急速では
なく、中間ダイヤフラム４７の中心部分は軸方向に運動
しせん断ならびに引張こわさを与え取付装置の有効剛性
を大きくする。回転ロープ第一ダイヤフラムが取付装置
の特性に対して及ぼす影響はすこぶる小さい、なぜなら
ばそれはピストンの軸方向運動に対してほとんど抵抗せ
ず、その補強材がそれが膨張することを妨げるため第一
室内の液圧の増加に屈するからである。 補強された回転ロープ第一ダイヤフラムはそのため取付
装置の特性が非常に低振動数ですこぶる低いこわさを、
更に高い振動数で（中間と第二のダイヤフラムの設計特
徴によって）容易に制・御可能なこわさを備えることを
可能にする。ゴムばね部材の代りに補強ロープダイヤフ
ラムを使用すると、取付装置が「クリープ」する傾向、
すなわち軸方向荷重に長期間さらされることによって沈
降して軸方向長さが小さく（もしくは長く）なったりす
る傾向が少なくなる。 第１図に描いた構成のばあい、金属ブロック化とボス５
２によって与えられた緩衝ストッハカ有効であるが、そ
れを備えると取付装置の軸方向全長が大きくなりがちで
ある。取付装置を封入空間内に取付ける必要がある用途
に使用するばあいにふされしい取付装置を設けるために
は、第２図に描いた態様のものを使用することができよ
う。 第２図に示した取付装置は第一端部材１１０を備えてお
り、該部材】１０はピストン１１１と螺刻部１１３を備
えたピストンロッド１１２から構成されエンジンもしく
はシャシ部材上の適当なブラケットだ取付けられるよう
になっている。ピストン１１１は適当にカーブした側部
を有しており、回転ロープ環状第一ダイヤフラム１１５
と係合するが、該ダイヤフラム１１５は不浸透性の内側
ライニング１１６と内側と外側の環状ビード線１１７゜
】１８とをそれぞれ備えており、そのまわりには１撚り
の補強繊維（図示せず）の辺縁部が固定されている。該
補強繊維はゴム製品の補強用に従来の形式のものである
が、ビード１１１７．１１８間をダイヤフラム領域周囲
全体に延び回転ロープ１１５をほぼ拡大不可にしている
。 ダイヤフラム１】５の内側ビード領域１２６はピストン
１１１に固定され、ダイヤフラムの環状肩１２７はピス
トンのアンダーカット付きの環状凹所１２８内にプレス
嵌めされる。外側ピード領域１２９は円筒形スリーブ１
３５を経て伝達される軸圧によって環状ケーシング１３
３の環状肩１３２と液密係合状態に保持されるが、該円
筒形スリーブ１３５はケーシング１３３内て緊密なはめ
合い状態全構成しケーシング１３３の逆転された環状フ
ランジ１３６によって軸圧下に保持される。 スリーブ１３５内の円筒形凹所１３７は中間の非補強ゴ
ムダイヤフラム１４１に接着された剛性の支持リング１
４０を格納しているが、該ダイヤフラム１４１は凹所１
３７内にすべり嵌めとなっている。 凹所１３６内に同様にすべり嵌め状態となった第二の剛
性支持リング１５０はその内部に第二の非補強ダイヤフ
ラム１５１を接着しており、リング１５０はダイヤフラ
ム１５１をきつくする作用を助ける内側方向に延びる環
状のフランジ１５２を備えている。環状封止リップ１３
３はダイヤフラム１５１のゴムの延長として構成されケ
ーシング１３３に対するシールを提供する。ダイヤフラ
ムの構成は第一ダイヤフラム１１５と中間ダイヤフラム
１４１間に第−室１６０が構成され中間ダイヤフラム１
４１と第二ダイヤフラム１５１間に第二室１６１が構成
されるようなものである。 室１鴫３０，１（ｉｌは液体を充填され、室１６０内に
至るその円周の一点にボート１６３を備え、室１６１内
へ至る直径方向に反対の一点に第二のポート１６４を備
える環状の制限された通路１６２を経て互いに連通し、
二つの室間の通路１６２を流れる流量がリング１４０周
囲を円周方向に通過するような構成でなければならない
。スリーブ１３５とケーシング１３３内の整合孔を貫い
て適当な液体充填通路１６６が設けられており、充填後
溶接リベットによって閉鎖される。 浅い皿形の端壁１７０がケーシングの７ランジ１３６に
よってその円周に配置され螺刻ボルト１７１がその中心
領域を通過し該領域に溶接され、第二端室］７６の一部
を構成するエンジンもしくはシャシ部材、ケーシング１
３３．端壁１７０゜およびボルト１７１上の適当なブラ
ケットに取付けられる。通気孔１８０は地壁１７０と第
二ダイヤフラム１５１間の空間を大気に接続させ位置決
め合い釘を設けて取付装置をその関連ブラケットに取付
ける上での補助を行わせる。 ケーシング１３３はピストン１１１に隣接する端部で内
側方向に延びてゴムグロメット１８４の形をした反撥ス
トッパ用の環状定座フランジ１８３を提供し取付装置が
そうでないばあいにはそれを延ばしすぎるおそれのある
過大な引張り荷重にさらされたときにはいつもピストン
１１１の後面】８５と係合する。 上記取付装置の作用は次のとおりである。 取付装置に軸方向（（作用する比較的低振動数の振動は
、第一の端部材１１０を第二の端部材１７６に対して運
動させる傾向があり、第−室１６０と第二室１６１間の
流体の移動が生じ、端部材の相対的運動は制限された通
路１６２の絞り効果によって減衰され端壁１７０方向に
膨張する第二ダイヤフラム１５１の（相対的に低い）こ
わさによる抵抗を受けることになる。回転ローブの第一
ダイヤフラム１１５による抵抗は殆んどなく、通路１６
２を経由して流体が十分流れてピストン１１１の運動を
低振動数で収容することができるために、中間ダイヤフ
ラム１４１は相当動く必要はなく、そのためそのこわさ
は何ら顕著な影響は与えない。 かくして、低振動数のもとで取付装置は高い減衰作用と
、低いこわさの特性を備え、それらは特に有益なものと
なる。 ２００ヘルツ以上の高振動数のもとでは狭い通路１６２
を通過する流量の速度はピストン運動を収容するには不
十分であって、中間ダイヤフラム１４１の中心部分は軸
方向に運動し、取付装置の有効こわさを大きくするせん
断ならびに引張りこわさ特性を提供することになる。取
付装置の特性に及ぼす回転ロープ第一ダイヤフラム１１
５の影響は非常に小さくなる。なぜならば、それはピス
トンの軸方向運動に対してはほとんど抵抗を示さずその
補強材はそれが膨張することを妨げ、そのために第−室
１６０内の流体圧の増加に屈するのを妨げるからである
。 そのため補強された回転ロープ第一ダイヤフラムは取付
装置の特性が低振動数のもとでは非常に低いこわさを、
また高振動数のもとでは（中間と第二ダイヤフラムの設
計特徴によって）容易に制御可能なこわさを備えること
を可能にする。ゴムばね部材の代りに補強された回転ロ
ープダイヤフラムを使用すると取付装置が「クリープ」
作用を起こす、すなわち軸荷重に長期間さらされたばあ
いに軸方向長さが小さくなったり大きくなったりして沈
降する傾向を少なくすることができる。 ピストン１１１が端壁１７０方向に運動しすぎると第二
ダイヤフラムを膨張させて最終的にはそれは端壁１７０
と接触しそのためそれ以上運動することを妨げられるこ
とになる。第二ダイヤフラムがそれ以上運動することが
不可能なばあいには室１６０，１６１内の圧縮不可能な
流体は「油圧鎖錠」を構成し、それはピストン１１１が
端壁１７０方向てそれ以上相当運動する作用に抗するよ
うに作用し「緩衝ストッパ」を提供することになる。 第２図に描いた系統によって提供される緩衝ストッパは
何ら追加的な部品を必要としないため最小の経費で有効
なりソション作用を与えることになる。それはまた、所
与の行程について取付装置の全軸長を最小限に維持する
ことを可能にする。 第３図は第２図の取付装置の代替的な構成を示すもので
あるが、第２図の特徴と異なる特徴のみを説明する。 取付装置２００は第２図のものに対応するダイヤフラム
１５１よりも大きな厚さの「第二ダイヤフラム」２１０
を備えているため、より大きなこわさを提供できる。第
二ダイヤフラム２１０の支持リング２１１はケーシング
２１３内に直接嵌装でき、封止作用はダイヤフラム２１
０のゴムの延長として構成された、リップ２１４により
行われる。 中間ダイヤフラム２１９の支持リング２１８が嵌装され
るスリーブ２１５はケーシング内に直接嵌装され、金属
クランプ座金２２０を設けて軸方向クランプ荷重をリン
グ２１８とスリーブ２１５に伝達する。 リベット２２５はケーシング内に圧入され作業油を充填
した後溶接される。 第３図も取付装置が垂直荷重を受は同時に第二ダイヤフ
ラム２１０を偏向させてケーシングの端壁２３０と接触
させる一時的「緩衝」荷重にさらされる作業中のダイヤ
フラム２１０の位置を点線で示すものである。この作用
が生ずるとすぐかかる接触効果が第二ダイヤフラムのこ
わさ特性を修正しその有効こわさを大きくする。 端壁２３０の外形を適当に設計することによって、例え
ばドーム状のヘッドを図解した平坦ヘッド２３２の代り
に固定ヘッド２３１に設けることによって第二ダイヤフ
ラムのこわさ特性を特定の条件に合致するように設計す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は防振用エンジン取付装置の長手方向断面図、 第２図は本発明の第二実施例を示す第１図に類似の断面
図、 第３図は本発明の第三の実施例を示す第２図に類似の断
面図である。 ４７．１４１．２１９・・・中間ダイヤフラム、３３．
１３３．２１３・・・ケーシング部材、１５．１１５・
・・第一ダイヤフラム、８０．１６０・・・第一液体充
填室、 ５１．１５１．２１０・・・第二ダイヤフラム、８１．
１６１・・・第二液体充填室、 ７１・・・空間、　　５２・・・中心支持材、４８・・
・剛性ブロック、　６０・・・端壁。 （外５名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）一対の端部材と、一方の周縁部を第一端部材の一
   部を構成するピストン部材に取付けられ他方の周縁部を
   第二端部材の一部を構成するケーシング部材に取付けら
   れる環状補強回転ローブ第一ダイヤフラムとから成る防
   振取付装置において、 ゴムばね部材を構成するに十分な厚さのゴ ム製中間ダイヤフラム（４７、１４１、２１９）がケー
   シング部材（３３、１３３、２１３）に取付けられ第一
   ダイヤフラム（１５、１１５）と共に第一の液体充填室
   （８０、１６０）を画成し、ゴム製ばね部材を構成する
   に十分な厚さの環状ゴム製第二ダイヤフラム（５１、１
   ５１、２１０）がその外周でケーシングに取付けられ、
   第二ダイヤフラムの一方側と中間ダイヤフラムとの間に
   第二の液体充填室（８１、１６１）を画成し、狭い通路
   （８２、１６２）が二つの液体充填室間に設けられ、更
   に第二ダイヤフラムの他方側の空間 （７１）が大気に通気されることを特徴とする防振取付
   装置。 （２）環状ゴム製第二ダイヤフラムが中心支持材（５２
   ）に取付けられることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項に記載の防振取付装置。 （３）中間ダイヤフラムが、中心剛性ブロック（４８）
   から成り、剛性ブロック（４８）と中心支持材（５２）
   とケーシング部材（３３）の端壁（６０）とにより構成
   された緩衝ストッパの一部を構成することを特徴とする
   特許請求の範囲第２項に記載の防振取付装置。 （４）第二ダイヤフラムが中間ダイヤフラムよりも薄い
   構造を取ることを特徴とする特許請求の範囲第１項ない
   し第３項の何れか一に記載の防振取付装置。 （５）第二ダイヤフラムが中間ダイヤフラムよりも厚い
   構造を取ることを特徴とする特許請求の範囲第１項ない
   し第３項の何れか一に記載の防振取付装置。 （６）第二端部材が第二ダイヤフラムの過度の膨張を制
   限する位置に配置される端壁（１７０、２３０）を有す
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の防振
   取付装置。 （７）通常の荷重と一時的衝突荷重にさらされた時に第
   二ダイヤフラムが端壁に接触するような位置に端壁（２
   ３０）が配置され、第二ダイヤフラムのこわさ特性が端
   壁と接触することによつて修正されることを特徴とする
   特許請求の範囲第６項に記載の防振取付装置。 （８）第二ダイヤグラムと端壁（１７０、２３０）間の
   接触によつて流体圧力によるロックが形成され、第一端
   部材の運動を制限するようになされたことを特徴とする
   特許請求の範囲第６項もしくは第７項に記載の防振取付
   装置。