JPS61209437A - レジスト - Google Patents

レジスト

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JPS61209437A
JPS61209437A JP60049333A JP4933385A JPS61209437A JP S61209437 A JPS61209437 A JP S61209437A JP 60049333 A JP60049333 A JP 60049333A JP 4933385 A JP4933385 A JP 4933385A JP S61209437 A JPS61209437 A JP S61209437A
Authority
JP
Japan
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group
polymer
repeating structural
rays
resist
Prior art date
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Pending
Application number
JP60049333A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Kamoshita
鴨志田 洋一
Mitsunobu Koshiba
小柴 満信
Takao Miura
孝夫 三浦
Yoshiyuki Harita
榛田 善行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Synthetic Rubber Co Ltd filed Critical Japan Synthetic Rubber Co Ltd
Priority to JP60049333A priority Critical patent/JPS61209437A/ja
Publication of JPS61209437A publication Critical patent/JPS61209437A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/038Macromolecular compounds which are rendered insoluble or differentially wettable

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特定波長のX線を用いるリソグラフィーに適
用するネガ型レジストに関するものである。
従来の技術 半導体集積回路製造工程において、レジストは半導体集
積回路の集積度と生産性を左右する重大な因子とされて
いる。近年、半導体集積回路の集積度が増加する傾向の
中で、紫外線を用いて露光し、現像することによりレジ
スト像を形成し、次いでレジスト像部以外の基板をウェ
ットエツチングするという従来の方法から、回折現象に
よる解像度の低下が少ない電離放射線を線源に用いてレ
ジスト像を形成し、プラズマエツチングや反応性イオン
エツチングを用いるドライエツチングによりエツチング
するという方法に変遷しようとしている。このような技
術の変遷の中で、線源としては電子線、遠紫外線、X線
などが考えられている。
しかしながら、電子線を用いる場合には、回折現象によ
る解像度の低下は問題とならないが、細く絞った電子ビ
ームを走査することにより大面積にパターンを描くため
、半導体回路を量産するに際し生産性に劣るという欠点
がある。
一方、遠紫外線は、一括露光できるため生産性に問題は
ないが、波長が製造250 nm程度であるため、光の
回折現象による解像度の限界が問題となる。
しかしXXは、波長が0.1〜100人と短く、一括露
光できるという利点がある。
従来、X線照射用レジストとしては、例えばポリグリシ
ジルメタクリラートなどが知られているが、X線の吸収
効率が低いために感度が低(、また耐ドライエツチング
性がないなどの多くの欠点を有している。
このため、近年、ハロゲン化アルキル基を有するビニル
芳香族化合物の重合体をX線照射用レジストとして採用
することが提案されるようになった。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前記ビニル芳香族化合物重合体からなる
レジストにあっては、X線の感度を向上させるため該重
合体中のハロゲン含量を増加させる試みがなされている
。このようにハロゲン含量を増加させた重合体からなる
レジストは、例えばアルミニウム、珪素もしくはモリブ
デンを線源とするX線、シンクロトロン放射X線または
ガス放電プラズマX線のような主波長が5Å以上のX線
を照射することによりレジストパターンを形成させると
、高感度であるがコントラストが低下することが判明し
た。
本発明の目的は、主波長が5Å以上、特に主波長が5〜
15人のX線に対する感度およびコントラストが高く、
微細レジストパターンを高精度に形成させることができ
、かつドライエツチングに対して高い耐性を有するレジ
ストを提供することにある。
問題点を解決するための手段 即ち本発明は、下記一般式(1) (式中、Ar1はハロアルキル基を有する芳香族炭化水
素基を示し、Rは水素原子またはアルキル基を示す。)
で示される繰り返し構造単位、および、下記一般式(n
) (式中、A r 2は芳香族炭化水素基を示し、Rは一
般式(1)と同じである。)で示される繰り返し構造単
位を有し、総ハロゲン含量が0.5〜25重景%であり
、標準ポリスチレン換算数平均分子量(以下、単に「数
平均分子量」という)がs 、 ooo〜1,500,
000である重合体からなることを特徴とする主波長が
5Å以上のX線を照射することによって潜像を形成させ
るためのレジストを提供するものである。
一般式([)で示される繰り返し構造単位において、A
 rlで示されるハロアルキル基を有する芳香族炭化水
素基としては、例えば ■ (ここでR1は炭素数1〜4のハロアルキル基を示し、
nは1〜3の整数を示す。)を挙げることができ、Rの
アルキル基としては、例えばメチル基を挙げることがで
きる。
また、一般式(If>で示される繰り返し構造単位にお
いて、A rtで示される芳香族炭化水素基としては、
例えば (ここで、RZは水素原子または炭素数1〜4のアルキ
ル基を示し、nは一般式(1)と同じである。)を挙げ
ることができる。
R1で示されるハロアルキル基を構成するハロゲン原子
としては、塩素原子、臭素原子、沃素原子、弗素元素を
挙げることができ、かかるハロアルキル基の具体例とし
ては、塩化メチル基、臭化メチル基、沃化メチル基、弗
化メチル基、塩化エチル基、塩化プロピル基、塩化ブチ
ル基、二塩化メチル基、三臭化メチル基、二沃化メチル
基、二塩化エチル基、三臭化エチル基、二塩化プロピル
基、三臭化プロピル基、二塩化ブチル基、三塩化メチル
基、三臭化メチル基、三塩化エチル基、三臭化エチル基
などを挙げることができる。
特に好ましいAr、で示されるハロアルキル基を有する
芳香族炭化水素基としては、塩化メチルフェニル基、弗
化メチルフェニル基、臭化メチルフェニル基、沃化メチ
ルフェニル基、塩化メチルナフチル基、臭化メチルナフ
チル基、弗化メチルナフチル基、沃化メチルナフチル基
、塩化エチルフェニル基、弗化エチルフェニル基、臭化
エチルフェニル基、沃化エチルフェニル基、弗化エチル
ナフチル基、塩化エチルフェニル基、臭化エチルナフチ
ル基、沃化エチルナフチル基、塩化プロピルフェニル基
、弗化プロピルフェニル基、臭化プロピルフェニル基、
塩化プロピルナフチル基、弗化プロピルナフチル基、沃
化プロピルナフチル基、三臭化メチルフェニル基、二塩
化メチルフェニル基、クロロメチルトリル基、弗化メチ
ルトリル基、臭化メチルトリル基、沃化メチルトリル基
などを挙げることができ、最も好ましくは、0−lm−
もしくはp−クロロメチルフェニル基、0−lm−もし
くはp−ブロモメチルフェニル基、2−(l−クロロメ
チル)ナフチル基、2−(3−クロロメチル)ナフチル
基、1−(2−クロロメチル)ナフチル基または1−(
4−クロロメチル)ナフチル基であ、る。
かかる一般式(1)で示される繰り返し構造単位は、重
合体中の全繰り返し構造単位数の好ましくは2〜25%
、特に好ましくは5〜20%であり、2%未満では総ハ
ロゲン含量が少なくなりX線に対する感度が低下し、一
方25%を超えると総ハロゲン含量が多くなりすぎて現
像後のコントラストが低下するようになる。
次に、一般式([)で示される繰り返し構造単位におい
て、R2で示されるアルキル基は、通常、前記一般式(
1)のR1の炭素数と同一の炭素数を有するものであり
、具体的にはメチル基、エチル基、n−プロピル基、1
so−プロピルli、n−ブチル基、5ec−ブチル基
、tert−ブチル基などを挙げることができ、特にA
r2としては0−1m−1もしくはp−メチルフェニル
基、l−もしくは2−メチルナフチル基、ナフチル基ま
たはフェニル基であることが好ましい。
一般式(n)で示される繰り返し構造単位は、重合体中
の全繰り返し構造単位数の好ましくは50〜98%、特
に好ましくは60〜95%であり、50%未満では相対
的に一般式(1)で示される繰り返し構造単位が多くな
りすぎて総ハロゲン含量が増大しすぎる傾向にあり、現
像後のコントラストが低下するようになる。また、特に
R2がアルキル基の場合、重合体中のアルキル基が減少
し、電離放射線照射時に該アルキル基の水素原子引き抜
きによる架橋反応が生起し難くなる。
一方、98%を超えると相対的に一般式(Nで示される
繰り返し構造単位が少なくなり、本発明の目的を達成す
ることが困難になる。
一般式(I)および(II)で示される繰り返し構造単
位とともに重合体を形成することができる他の繰り返し
構造単位としては、下記一般式(III)で示される繰
り返し構造単位、下記一般式(IV)で示される繰り返
し構造単位および(メタ)アクリル酸エチル単位、(メ
タ)アクリル酸ブチル単位、(メタ)アクリル酸グリシ
ジル単位などの(メタ)アクリル酸ニステルル単位、2
−ビニルピリジン単位、4−ビニルピリジン単位などの
前記以外の芳香族ビニル化合物単位、ブタジェン単位、
イソプレン単位などの共役ジエン化合物単位、無水マレ
イン酸単位、酢酸ビニルなどの不飽和エチレン化合物単
位ならびにこれらの単位をハロゲン化した単位を例示す
ることができる。
(これらの式中、Ar2は一般式(It)と同じであり
、Xは塩素原子、臭素原子、沃素原子、弗素原子などの
ハロゲン原子または塩化メチル基、臭化メチル基などの
前記のハロゲン原子によってハロゲン化されたハロアル
キル基を示す。)X線に対する感度およびドライエツチ
ングに対する耐性のためには、これらの繰り返し構造単
位は、重合体中の全繰り返し構造単位数の50%未満が
好ましく、特に20%未満、更には15%未満が好まし
い。
本発明のレジストにおける重合体中の総ハロゲン含量は
、0,5〜25重景%、好ましくは1.5〜20重量%
である。総ハロゲン含量が0.5重量%未満の場合には
、X線に対する吸収効率が低下し、一方、25重量%を
超える場合には、現像後のコントラストが低下し微細レ
ジストパターンを形成した際にパターン間に現像残りや
ブリッジが生じ、解像度の低下を招く。
本発明のレジストにおける重合体の分子量は、X線に対
して高感度という性能を維持するためには分子量が高い
方が好ましく、レジストとしての塗膜形成のための取扱
面からは分子量が低い方が好ましい。この二つの相反す
る要求を充たす数平均分子量の範囲は、8,000〜1
,500,000 、特に好ましくは10.000〜1
,000.000である。数平均分子量が8 、000
未満の場合はX線に対する感度が低(,1,500,0
00を超えると現像時の膨潤が太き(なり形成されるレ
ジストパターンの解像度が低下するようになる。
更に、本発明のレジストにおける重合体の分子量分布(
重量平均分子量/数平均分子量)は、好ましくは1.5
以下、特に好ましくは1. 3以下、更に好ましくは1
.1以下であり、これにより解像度が更に向上するよう
になる。
以上のように、本発明のレジストを構成する重合体は、
前記一般式(1)および(■)で示される繰り返し構造
単位を特定量有し、かつ低ハロゲン含量で、しかも特定
の分子量からなるものであり、かかる重合体によっては
じめて主波長が5Å以上のX線、特に主波長が5〜15
人のX線に対し高感度であり、かつ現像後に良好なるコ
ントラストを生起し得るものとなる。このように、本発
明のレジストは、主波長が5Å以上のX線用であり、主
波長が5人未満のX線に本発明のレジストを適用しても
X線に対し特に高感度のレジストとはならない。
本発明のレジストは、例えば以下の(1)〜(3)の方
法によって製造することができる。
(1)前記一般式(■)で示される繰り返し構造単位を
含有する重合体(但し、重合体中に複数存在するAr2
の少なくとも1部は、炭素数1〜4のアルキル基を有す
る芳香族炭化水素基である。)をラジカル的に、例えば
ラジカル発生剤の存在下にまたは光もしくは紫外線の照
射下にハロゲン化剤によりハロゲン化する方法。
(2)前記(1)の方法で用いる重合体を有機溶媒に溶
解させ、ハロゲンイオンを含む水溶液の共存下に電解反
応を行う方法。
(3)一般式(II)で示される繰り返し構造単位を存
する重合体をハロアルキル化剤によってハロアルキル化
する方法。
次に(1)〜(3)の製造方法の具体例を示す。
(1)の方法 (i)該重合体を例えばジャーナル・オブ・アメリカン
・ケミカル・ソサエティ、82.108(l・960)
に記載されるように、溶媒で溶解または膨潤した状態で
4.4′−アゾビスイソブチロニトリル、過酸化ベンゾ
イル、過酸化ラウロイルなどのラジカル発生剤の存在下
または光もしくは紫外線の照射で塩化スルフリル、次亜
塩素酸−1−ブチル、次亜沃素酸−t−ブチル、塩素、
臭素などのハロゲンラジカル発生能のある化合物により
ラジカル的にハロゲン化するか、または(ii)該重合
体を、例えばジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル
・ソサエティ、74.2189(1952)に記載され
ているように、溶媒で溶解または膨潤した状態で前記の
ラジカル発生剤の存在下または光もしくは紫外線を照射
下でN−クロロ琥珀酸イミド、N−ブロモ琥珀酸イミド
、N−ブロモアセトアミドなどのN−ハロゲン化合物に
よりラジカル的にハロゲン化する。
前記(i)または(ii )において、該重合体をラジ
カル的にハロゲン化するときの溶媒としては、ハロゲン
ラジカルとの相互作用のないものが好ましく、例えば四
塩化炭素、1.l、1−)リクロロエタン、l、1.2
−トリクロロエタン、四臭化炭素のようなハロゲン化炭
化水素、ベンゼンなどが特に好適である。
前記方法(i)または(ii )におけるハロゲン化の
程度は、通常、(i)においてはハロゲンラジカル発生
能のある化合物の使用量など、また( ii )におい
てはN−ハロゲン化合物の使用量などにより調節される
前記(1)または(ii )において、ハロゲン化され
る重合体の反応溶液中の濃度は、3〜20重量%、ラジ
カル発生剤を使用する場合のラジカル発生剤の使用量は
、ハロゲン化される重合体100重量部に対して0.0
1〜5重量部、反応温度40〜200°Cが好ましい。
なお、光を照射することによってハロゲン化する場合の
光の照射はハロゲン化の程度によって適宜調整しうる。
(2)の方法 該重合体をクロロホルム、塩化メチレン、四塩化炭素、
エチレンクロライド、トリクロロエタン、テトラクロロ
エチレンなどの有機溶媒に溶解し、これを例えば塩化リ
チウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化鉄、塩
化コバルト、塩化錫、塩化アンモニウム、塩化テトラメ
チルアンモニウム、塩化テトラエチルアンモニウム、塩
化テトラブチルアンモニウム、塩酸、臭化水素、沃化水
素、弗化水素などを水に溶解したハロゲンイオンを含む
水溶液の共存下に所定量の電気を通電し、電解反応によ
りハロゲン化する。電解反応は、通常、2〜100ボル
トの電圧を用い、電流密度はo、oi〜0.5A/cd
、反応温度はθ〜40℃程度である。
(3)の方法 該重合体を三弗化硼素、塩化亜鉛、四塩化路、四塩化チ
タンなどのフリーゾルタラフッ触媒の存在下、クロロメ
チルメチルエーテル、クロロメチルエチルエーテルなど
のハロアルキルエーテルによりハロアルキル化し、次い
で必要に応じて第4級アンモニウム塩、ホスホニウム塩
の存在下、臭化カリウム、沃化カリウム、臭化ナトリウ
ム、沃化ナトリウムなどによりハロゲン交換反応を行う
ハロアルキル化する際のハロアルキルエーテルは、反応
系の溶媒としても使用することができ、通常、重合体の
濃度が1〜50重量%となるように使用する。その際、
ハロアルキル化に対して不活性である溶媒で希釈しても
よい。また、フリーデルクラフッ触媒の使用量は、重合
体を構成する単量体単位1モルに対して0.01〜1モ
ルが一般的である。更に、ハロアルキル化反応を行う際
の温度は一1O〜40℃が好ましい。
ハロアルキル化終了後、通常は反応を停止するために触
媒を分解するが、これには反応系に水を添加する方法が
一般的である。反応系に水を添加する場合には、水をジ
オキサンなどの有機溶媒と混合して添加することもでき
る。
なお、(1)〜(3)の方法において、原料となる重合
体の単量体としては、例えば0−メチルスチレン、m−
メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−エチルスチ
レン、スチレン、α−ビニルナフタレン、β−ビニルナ
フタレン、α−メチルスチレンなどを挙げることができ
、これらの単量体を2種以上併用してもよい。これらの
単量体と共重合可能な他の単量体としては、例えば(メ
タ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(
メタ)アクリル酸グリシジルなどの(メタ)アクリル酸
エステル、2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジンな
どの前記以外の芳香族ビニル化合物、ブタジェン、イソ
プレンなどの共役ジエン化合物、無水マレイン酸、酢酸
ビニルなどの不飽和エチレン化合物を挙げることができ
る。
本発明のレジストは、安定剤などの添加剤を加えること
ができる。安定剤としては、例えばヒドロキノン、メト
キシフェノール、p−t−ブチルカテコール、2.2′
−メチレンビス(6−t−ブチル−4−エチルフェノー
ル)などのヒドロキシ芳香族化合物、ベンゾキノン、p
−)ルキノン、p−キシロキノンなどのキノン類、フェ
ニル−α−ナフチルアミン、p、p’−ジフェニルフェ
ニレンジアミンなどのアミン類、ジラウリルチオジブロ
ビオナート、4,4−チオビス(6−t−ブチル−3−
メチルフェノール)、2.2’−チオビス(4−メチル
バ6−t−ブチルフェノール)、2− (3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシアニリノ)−4,6−ビス
(N−オクチルチオ)−δ−トリアジンなどの硫黄化合
物などが挙げられる。これらの添加量は、通常、045
〜5重量%程度である。
本発明のX線レジストは、通常、キシレン、エチルベン
ベン、トルエンなどの石油留分、トリクロロエタン、テ
トラクロロエタンなどの塩素系溶媒、メチルイソブチル
ケトン、セロソルブアセテ−・トなどの極性溶媒に溶解
させた形で取り扱われる。この場合のレジストの濃度は
、−概に規定できないが、塗布した場合の膜厚に対応し
て決められ、一般には5〜30重景%の溶液として用い
られる。
実施例 次に本発明を実施例により更に詳細に説明する。
実施例1 内容積21の四つ日丸底フラスコに磁気攪拌子を入れ、
系内を窒素置換し、窒素気流下にシクロヘキサン320
gおよびp−メチルスチレン35.4gを入れ、系内を
均一溶液とした後、内温を50℃に保った。次いでこの
溶液に窒素気流下に、n−ブチルリチウムの0.50モ
ル/lシクロヘキサン溶液0.60m1を加えて重合を
開始させた。120分後に重合率は92.0%になった
。更に、反応溶液を2.6−ジーt−ブチル−p−クレ
ゾールを含むメタノール溶液中に入れて重合体を回収し
、40℃で16時間、減圧乾燥した。
このようにして得られた重合体11.8gを11丸底フ
ラスコに入れ、系内を窒素置換した後、ベンゼン236
g、4.4’−アゾビスイソブチロニトリル96■およ
び次亜塩素酸−t−ブチル5.4gを加え、系内を70
℃に保って90分間反応させた。反応生成物を2,2−
メチレンビス(6−t−ブチル−4−メチルフェノール
)を含むメタノール溶液中に入れて生成物を分離回収し
た。得られた生成物を核磁気共鳴装置(日本電子■製、
JNM−4H−100型)を用いて分析したところ、原
料の重合体に認められるδ=2.2ppm付近のメチル
基の水素に由来するピークおよびδ=1.8ppm付近
のメチン基の水素に由来するピークが小さくなっている
ことが分かった。
また、13c−核磁気共鳴装置(日本電子■製、JNM
−FX−100型)も用いて分析したところ、δ=46
、I Ppllにクロロメチル基に起因する吸収が新し
く認められ、δ=68〜76ppmにに起因する吸収が
認められた。このことから、重合体のメチル基と、主鎖
のメチレン基およびメチン基が塩素化されていることが
判明した。これによって得られた生成物は、下記繰り返
し構造単位(V)〜(■)をそれぞれ15%、70%、
8%、7%有することが確認された。
ul”13          CH。
また、塩素含量は8.3重量%、ゲルパーミェーション
クロマトグラフィー(GPC)  (ウォーターズ・ゲ
ルパーミェーションクロマトグラフ150型〕により測
定した数平均分子量は94,000であり、分子量分布
は1.3であった。
上記により得られた生成物をキシレンで4.8重量%の
溶液とし、この溶液を0.7μmの熱酸化層の付いたシ
リコンウェーハ上に乗せ、200回転/分で2秒、次い
で4,000回転/分で30秒間、回転塗布した。更に
、80′Cで30分間熱処理して溶剤を飛散させたとこ
ろ、ウェーハ上に0.5μmの塗膜が形成されていた。
この試料にX線としてアルミニウムにα線(8,3人)
をマスクを通して照射した後、セロソルブアセテートで
1分間現像し、メチルエチルケトン/イソプロパツール
(1: 1)混合溶液を用いて1分間リンスした。この
結果、80mJ/cfflのX線照射エネルギーで0.
3μmの画像がマスクに忠実に解像できることが分かっ
た。
実施例2 内容積21の四つ日丸底フラスコに磁気撹拌子を入れ、
系内を窒素置換し、窒素気流下にシクロヘキサン320
gおよびp−メチルスチレン35.4gを入れ、系内を
均一溶液とした後、内温を50℃に保った。次いでこの
溶液に窒素気流下に、n−ブチルリチウムの0.25モ
ル/βシクロヘキサン溶液0.35mji!を加えて重
合を開始させた。120分後に重合率は100%になっ
た。更に、反応溶液を2.6−ジーt−ブチル−p−ク
レゾールを含むメタノール溶液中に入れて重合体を回収
し、40℃で16時間、減圧乾燥した。
このようにして得られた重合体11.8gをll丸底フ
ラスコに入れ、系内を窒素置換した後、ベンゼン236
g、4.4’−アゾビスイソブチロニトリル96■およ
び次亜塩素酸−t−ブチル3.6gを加え、系内を70
’cに保って90分間反応させた。反応生成物を2.2
−メチレンビス(6−1−ブチル−4−メチルフェノー
ル)を含むメタノール溶液中に入れて生成物を分離回収
した。
実施例1と同様にして生成物の構造を解析したところ、
以下の繰り返し構造単位(V)〜(■)をそれぞれ11
%、78%、6%、5%有することが確認された。
また、塩素含量は6.2重量%、GPCにより測定した
数平均分子量は500.000であり、分子量分布は1
,2であった。
上記により得られた生成物をキシレンで5.5重量%の
溶液とし、この溶液を0.7μmの熱酸化層の付いたシ
リコンウェーハ上に乗せ、200回転/分で2秒、次い
で4,000回転/分で30秒間、回転塗布した。更に
、80℃で30分間熱処理して溶剤を飛散させたところ
、ウェーハ上に0.5μmの塗膜が形成されていた。こ
の試料にX線としてアルミニウムにα線(8,3人)を
マスクを通して照射した後、セロソルブアセテートで1
分間現像し、メチルエチルケトン/イソプロパツール(
1: l)混合溶液を用いて1分間リンスした。この結
果、1.3 m J /ctlのX線照射エネルギーで
0.3μmの画像がマスクに忠実に解像できることが分
かった。
実施例3 内容積21の四つ日丸底フラスコに磁気攪拌子を入れ、
系内を窒素置換し、窒素気流下にシクロヘキサン320
gおよびスチレン31.2gを入れ、系内を均一溶液と
した後、内湯を60℃に保った。次いでこの溶液に窒素
気流下に、n−ブチルリチウムの0.50モル/lシク
ロヘキサン溶液0.48m1を加えて重合を開始させた
。60背後に重合率は99%になった。この反応溶液を
メタノール中に入れて重合体を回収し、40℃で16時
間、減圧乾燥した。
このようにして得られた重合体14.0gおよびクロロ
メチルメチルエーテル144mJを窒素置換した内容積
500mj+の四つ目フラスコに入れ、磁気攪拌子を入
れて攪拌し均一な溶液とした。
次に、水浴に入れて撹拌下、内湯を0℃に保ちながら2
.0モル/lの四塩化錫のクロロメチルメチルエーテル
溶液を15分間で6.7m1i下した。更に1,45分
間攪拌を続けた後、ジオキサン/水=1/l  (容量
比)混合溶液を50m1加えて反応を停止させた。
次いで、反応溶液をメタノール中に入れて生成物を回収
し、40℃で16時間減圧乾燥した。このようにして得
られた生成物のGPCによって測定した数平均分子量は
510.000であり、分子量分布は1.2であった。
また、得られた生成物をtH核磁気共鳴装f (NMR
;日本電子■製、JNM−4H−100型)を用いて分
析したところ、原料の重合体に認められるδ=1.8p
pm付近のメチン基の水素に由来するピークには変化が
なく、δ=4.5ppm付近に核置換のクロロメチル基
の水素に起因するピークが新たに認められた。
また、′3C−核磁気共鳴装置(NMRi日本電子0菊
製、JNM−FX−100型)を用いて分析したところ
、δ=46ppm付近にクロロメチル基に起因するピー
クが認められた。これらのことから、重合体のベンゼン
環にクロロメチル基が導入されていることが分かった。
 ’H−NMRスペクトルを解析し、生成物のベンゼン
環のクロロメチル化率を測定したところ、15.0%で
あった。
上記により得られた生成物をキシレンで5.5重量%の
溶液とし、この溶液を0.7μmの熱酸化層の付いたシ
リコンウェーハ上に乗せ、200回転/分で2秒、次い
で4.000回転/分で30秒間、回転塗布した。更に
、80℃で30分間熱処理して溶剤を飛散させたところ
、ウェーハ上に0.5μmの塗膜が形成されていた。こ
の試料にX線としてアルミニウムにα線(8,3人)を
マスクを通して照射した後、セロソルブアセテートで1
分間現像し、メチルエチルケトン/イソプロパツール(
1: 1)混合溶液を用いて1分間リンスした。この結
果、20 m J /craのX線照射エネルギーで0
.3μmの画像がマスクに忠実に解像できることが分か
った。
実施例4 実施例2で得られたp−メチルスチレンの重合体11.
8gを11丸底フラスコに入れ、系内を窒素置換した後
、ベンゼン236g、4.4’−アゾビスイソブチロニ
トリル96■および次亜塩素酸−t−ブチル10.9g
を加え、系内を70℃に保って90分間反応させた。反
応生成物を2゜2−メチレンビス(6−t−ブチル−4
−メチルフェノール)を含むメタノール溶液中に入れて
生成物を分離回収した。
実施例1と同様に生成物の構造を解析したところ、下記
繰り返し構造単位(V)およびl)をそれぞれ30%、
42%有することが確認された。
HHHH また、塩素含量は14.5重量%、GPCにより測定し
た数平均分子量は520.000であり、分子量分布は
1.2であった。
上記により得られた生成物をキシレンで4.8重量%の
溶液とし、この溶液を0.7μmの熱酸化層の付いたシ
リコンウェーハ上に乗せ、200回転/分で2秒、次い
で4,000回転/分で30秒間、回転塗布した。更に
、80℃で30分間熱処理して溶剤を飛散させたところ
、ウェーハ上に0.5μmの塗膜が形成されていた。こ
の試料にX線としてアルミニウムにα線(8,3人)を
マスクを通して照射した後、セロソルブアセテートで1
分間現像し、メチルエチルケトン/イソプロパツール(
1: 1)混合溶液を用いて1分間リンスした。この結
果、13mJ/ciのX線照射エネルギーで0.6μm
の画像がマスクに忠実に解像できることが分かった。
試験例 実施例1〜4で得られたレジストパターンの耐ドライエ
ツチング性を試験した。平行平板ドライエツチング装置
(電極間隔40tm)において、エツチングガスとして
CF、10.(9515容量比)を用い、出力100W
、ガス圧15Paで耐ドライエツチング性を試験した。
PMMA (ポリメタクリル酸メチル)のエツチング速
度を1としたときの相対速度は、第1表の通りであった
。これにより、耐ドライエツチング性が良好であること
が分かった。
第1表 発明の効果 本発明のレジストは、低ハロゲン含量であるにもかかわ
らず、その有する特定の構造、分子量とあいまって、主
波長が5Å以上の範囲にある例えばモリブデン(にα線
、5.4人)、珪素(にα線、7.16人)、アルミニ
ウム(にα線、8.3人)などをX線源とする>I’l
l、シンクロトロン放射線またはガス放電プラズマX線
に対し、従来のレジストと同様に高感度で不溶化し、し
かも従来のものに比し極めてコントラストの優れたレジ
ストパターンを得ることが可能である。
従って本発明は、高感度で、ドライエツチングに対し高
い耐性を有し、かつ解像度が格段に改善され、コントラ
ストの優れたレジストパターンが得られるレジストを提
供することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・(
    I ) (式中、Ar^1はハロアルキル基を有する芳香族炭化
    水素基を示し、Rは水素原子またはアルキル基を示す。 )で示される繰り返し構造単位、および下記一般式(I
    I) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・(
    II) (式中、Ar^2は芳香族炭化水素基を示し、Rは一般
    式( I )と同じである。)で示される繰り返し構造単
    位を有し、総ハロゲン含量が0.5〜25重量%であり
    、標準ポリスチレン換算数平均分子量が8,000〜1
    ,500,000である重合体からなることを特徴とす
    る主波長が5Å以上のX線を照射することによって潜像
    を形成させるためのレジスト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1193553A2 (en) * 2000-09-27 2002-04-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Exposure method, exposure apparatus, x-ray mask, semiconductor device and microstructure

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1193553A2 (en) * 2000-09-27 2002-04-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Exposure method, exposure apparatus, x-ray mask, semiconductor device and microstructure
EP1193553A3 (en) * 2000-09-27 2004-12-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Exposure method, exposure apparatus, x-ray mask, semiconductor device and microstructure

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