JPS61207466A - 安定化された含ハロゲン樹脂組成物 - Google Patents
安定化された含ハロゲン樹脂組成物Info
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- JPS61207466A JPS61207466A JP4898785A JP4898785A JPS61207466A JP S61207466 A JPS61207466 A JP S61207466A JP 4898785 A JP4898785 A JP 4898785A JP 4898785 A JP4898785 A JP 4898785A JP S61207466 A JPS61207466 A JP S61207466A
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- halogen
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、安定化された含ハロゲン樹脂組成物、詳しく
は、含ハロゲン樹脂に対して特定のアンチモン有機硫黄
含有化合物(アンチモンメルカプタイド化合物)及び特
定のエポキシ化合物を併用添加することを特徴とする安
定化された含ハロゲン樹脂組成物に関する。
は、含ハロゲン樹脂に対して特定のアンチモン有機硫黄
含有化合物(アンチモンメルカプタイド化合物)及び特
定のエポキシ化合物を併用添加することを特徴とする安
定化された含ハロゲン樹脂組成物に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕含ハ
ロゲン樹脂は加熱成形加工を行う際に主として脱ハロゲ
ン化水素に起因する熱分解を起こしやすく、この為加工
製品の機械的性質の劣化、色調の悪化を生じ著しい不利
益を招く、かかる不利益を排除する目的で種々の安定剤
が用いられているが、従来用いられていた安定剤はいず
れもある種の欠点を有し、実用上充分満足できるもので
はなかった。
ロゲン樹脂は加熱成形加工を行う際に主として脱ハロゲ
ン化水素に起因する熱分解を起こしやすく、この為加工
製品の機械的性質の劣化、色調の悪化を生じ著しい不利
益を招く、かかる不利益を排除する目的で種々の安定剤
が用いられているが、従来用いられていた安定剤はいず
れもある種の欠点を有し、実用上充分満足できるもので
はなかった。
例えば、I族あるいは■族金属のを濃酸塩は安定化効果
が不充分であり、単独では使用が困難である。また、モ
ノあるいはジアルキル錫メルカプトカルボン酸エステル
塩、カルボン酸塩の如き有機錫化合物は、極めて優れた
熱安定剤であるが、含ハロゲン樹脂の初期着色を防止す
る効果が不充分であり、しかも近年幅の供給量が不足し
、極めて高価なものとなっている。
が不充分であり、単独では使用が困難である。また、モ
ノあるいはジアルキル錫メルカプトカルボン酸エステル
塩、カルボン酸塩の如き有機錫化合物は、極めて優れた
熱安定剤であるが、含ハロゲン樹脂の初期着色を防止す
る効果が不充分であり、しかも近年幅の供給量が不足し
、極めて高価なものとなっている。
その為、安価なアンチモンを利用したアンチモン有機含
硫黄化合物を用いることが提案されているが、アンチモ
ン化合物は着色を防止する効果に劣り、また長期熱安定
化効果も不充分であり、しかもアンチモン化合物を含有
する含ハロゲン樹脂組成物は日光の照射により激しく着
色する等の欠点を有しており実用上極めて不充分なもの
であった。
硫黄化合物を用いることが提案されているが、アンチモ
ン化合物は着色を防止する効果に劣り、また長期熱安定
化効果も不充分であり、しかもアンチモン化合物を含有
する含ハロゲン樹脂組成物は日光の照射により激しく着
色する等の欠点を有しており実用上極めて不充分なもの
であった。
アンチモンを機台硫黄化合物の欠点を解消する為に種々
の併用剤を用いることも提案されているが、従来提案さ
れた併用剤はいずれもその効果が不充分であり満足でき
るものではなかった0例えばアンチモン有機含硫黄化合
物とIa族又はIla“ 族金属の石けんの併用は、
長期熱安定性を改善するが初期着色及び熱着色を防止す
る効果はほとんどなく、また耐光性も改善しない、アン
チモン含硫黄化合物とジベンゾイルメタンの併用は、耐
光性をある程度改善するが不充分であり、着色及び長期
熱安定性を改善する効果は小さい、アンチモン含硫黄化
合物と有機錫化合物の併用は、長期熱安定性を改善する
が着色を改善する効果は小さく、また耐光性をほとんど
改善しない。アンチモン含硫黄化合物とカテコール類と
の併用は、初期着色及び長期熱安定性をある程度改善す
るが未だ充分ではなく、また耐光性をほとんど改善しな
い。
の併用剤を用いることも提案されているが、従来提案さ
れた併用剤はいずれもその効果が不充分であり満足でき
るものではなかった0例えばアンチモン有機含硫黄化合
物とIa族又はIla“ 族金属の石けんの併用は、
長期熱安定性を改善するが初期着色及び熱着色を防止す
る効果はほとんどなく、また耐光性も改善しない、アン
チモン含硫黄化合物とジベンゾイルメタンの併用は、耐
光性をある程度改善するが不充分であり、着色及び長期
熱安定性を改善する効果は小さい、アンチモン含硫黄化
合物と有機錫化合物の併用は、長期熱安定性を改善する
が着色を改善する効果は小さく、また耐光性をほとんど
改善しない。アンチモン含硫黄化合物とカテコール類と
の併用は、初期着色及び長期熱安定性をある程度改善す
るが未だ充分ではなく、また耐光性をほとんど改善しな
い。
従って、本発明の目的は、含ハロゲン樹脂の着色性、長
期熱安定性及び耐光(候)性等を充分満足できる程度改
善する安定剤を提供することにある。
期熱安定性及び耐光(候)性等を充分満足できる程度改
善する安定剤を提供することにある。
本発明者等は、鋭意検討を重ねた結果、含ハロゲン樹脂
に対して、特定のアンチモン有機硫黄含有化合物及び特
定のエポキシ化合物を併用することにより、上記目的を
達成し得ることを見い出し、本発明に到達した。
に対して、特定のアンチモン有機硫黄含有化合物及び特
定のエポキシ化合物を併用することにより、上記目的を
達成し得ることを見い出し、本発明に到達した。
即ち、本発明の含ハロゲン樹脂組成物は、基を有するア
ンチモンメルカプタイド化合物の少なくとも一種及び(
2)分子内に 又は低級アルキル基を示す、)を育するエポキシ化合物
の少なくとも一種を添加してなるものである。
ンチモンメルカプタイド化合物の少なくとも一種及び(
2)分子内に 又は低級アルキル基を示す、)を育するエポキシ化合物
の少なくとも一種を添加してなるものである。
以下、本発明の含ハロゲン樹脂組成物について詳述する
。
。
本発明で用いられる前記アンチモン有機硫黄含有化合物
(前記(11のアンチモンメルカプタイド化合物)は、
例えばSb−+5R1)3で表すことができる。
(前記(11のアンチモンメルカプタイド化合物)は、
例えばSb−+5R1)3で表すことができる。
(式中、R1はアルキル基、アルケニル基、アリール基
、−R2−COOR3、−R2−OCOR3、−R4+
C00R3)2又は−R4−+OC0R3) 2を示す
。R2はアルキレン基又はアリーレン基を示し、R3は
アルキル基、アルケニル基又はアリール基を示し、へは
アルカントリイル基を示す、また、−3R,が(−3R
2COO−)%を示してもよイ、)また、前記アンチモ
ン有機硫黄含有化合物としては、2個又はそれ以上のア
ンチモン原子が一8R2CO0−1−S R2COO−
R5−00CR2−S −(Rsはアルキレン基又はア
リーレン基を示す、)あルイは−3R20CO−Rs
−COO−R2S −T:結合された化合物、例えば(
RzSテTsb−sR2c00− Sb −(−3RI
) 2、(Rt S 1rSb −S R2C00−R
5−OCOR2S −Sb−+5Rt) 2 、あるい
は(RtSorl−Sb −3R20CO−R5−CO
OR2S−Sb −+S Rt ) 2で表される化合
物も有用である。
、−R2−COOR3、−R2−OCOR3、−R4+
C00R3)2又は−R4−+OC0R3) 2を示す
。R2はアルキレン基又はアリーレン基を示し、R3は
アルキル基、アルケニル基又はアリール基を示し、へは
アルカントリイル基を示す、また、−3R,が(−3R
2COO−)%を示してもよイ、)また、前記アンチモ
ン有機硫黄含有化合物としては、2個又はそれ以上のア
ンチモン原子が一8R2CO0−1−S R2COO−
R5−00CR2−S −(Rsはアルキレン基又はア
リーレン基を示す、)あルイは−3R20CO−Rs
−COO−R2S −T:結合された化合物、例えば(
RzSテTsb−sR2c00− Sb −(−3RI
) 2、(Rt S 1rSb −S R2C00−R
5−OCOR2S −Sb−+5Rt) 2 、あるい
は(RtSorl−Sb −3R20CO−R5−CO
OR2S−Sb −+S Rt ) 2で表される化合
物も有用である。
上記各式中の各配についてさらに詳しく説明すると、R
1及びR3で示されるアルキル基としてはメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、第2ブチル、第
3ブチル、イソブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル
、1−エチルペンチル、ベンジル、オクチル、イソオク
チル、2−エチルヘキシル、ノニル、デシル、ウンデシ
ル、°ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデ
シル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ト
コシル、トリアコンチル、シクロペンチル、シクロヘキ
シル等があげられ、Rt及びR3で示されるアルケニル
基としてはビニル、アリル、ヘプタデセニル、オクタデ
セニル等があげられ、R1及び朗で示されるアリール基
としてはフェニル、ナフチル・メチルフェニル、第3ブ
チルフエニル、オクチルフェニル、ノニルフェニル、ジ
ノニルフェニル等カアげられ、々及びR5で示されるア
ルキレン基としてはメチレン、エチレン、プロピレン、
ブチレン、メチルエチレン、エチルエチレン、オキシジ
エチレン、チオジエチレン等があげられる1lR4で示
されるアルカントリイル基としては1,1.2−エタン
トリイル、1,2.3−プロパントリイル、1.1.2
−プロパントリイル、1,2.4−ブタントリイル、1
,2.3−ブタントリイル等があげられる11R2及び
R5で示されるアリーレン基としてはフェニレン、ナフ
チレン、トリレン、キシリレン、イソプロピリデンジフ
ェニレン等があげられる。
1及びR3で示されるアルキル基としてはメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、第2ブチル、第
3ブチル、イソブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル
、1−エチルペンチル、ベンジル、オクチル、イソオク
チル、2−エチルヘキシル、ノニル、デシル、ウンデシ
ル、°ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデ
シル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ト
コシル、トリアコンチル、シクロペンチル、シクロヘキ
シル等があげられ、Rt及びR3で示されるアルケニル
基としてはビニル、アリル、ヘプタデセニル、オクタデ
セニル等があげられ、R1及び朗で示されるアリール基
としてはフェニル、ナフチル・メチルフェニル、第3ブ
チルフエニル、オクチルフェニル、ノニルフェニル、ジ
ノニルフェニル等カアげられ、々及びR5で示されるア
ルキレン基としてはメチレン、エチレン、プロピレン、
ブチレン、メチルエチレン、エチルエチレン、オキシジ
エチレン、チオジエチレン等があげられる1lR4で示
されるアルカントリイル基としては1,1.2−エタン
トリイル、1,2.3−プロパントリイル、1.1.2
−プロパントリイル、1,2.4−ブタントリイル、1
,2.3−ブタントリイル等があげられる11R2及び
R5で示されるアリーレン基としてはフェニレン、ナフ
チレン、トリレン、キシリレン、イソプロピリデンジフ
ェニレン等があげられる。
従って、本発明で用いられるアンチモン有機硫黄含有化
合物(前記[1)のアンチモンメルカプタイド化合物)
としては、例えば、5b(SCs 817) 3、Sb
(SC)12COOC12825) 3、CI211
zss−Sb(SCHz Coo−1−Cs ti17
) 2.5b(SCzllaCOO−i−Cs 11
1?) 3 、Sb (SC2H4COO)3/2
.5b(SC2H4COO)3/2.5b(SC2H4
00CC12Hδ) 3.5b(SCzHaOOCC
7H+s) 、5b(SC28a00CC+7113
5) 3.5b(SC2H400CC17833)
3、((Cat H2SCOOC2H4S7TSb−
5C2H400CC2)1at’Y、(t−Cs R1
700CCII2S)25bSC)12C00Sb(S
CHzCOO−i−C8H17) z、((i−Co
R1700CCH2S)25bSCH2COOC)
12?2 、Sb (S−CHCOO−i−C8R1
7)3 、■ CH4COO4−Cs3 R17 Sb (SCH2C00CzH400CC1(2SH)
3等があげられる。
合物(前記[1)のアンチモンメルカプタイド化合物)
としては、例えば、5b(SCs 817) 3、Sb
(SC)12COOC12825) 3、CI211
zss−Sb(SCHz Coo−1−Cs ti17
) 2.5b(SCzllaCOO−i−Cs 11
1?) 3 、Sb (SC2H4COO)3/2
.5b(SC2H4COO)3/2.5b(SC2H4
00CC12Hδ) 3.5b(SCzHaOOCC
7H+s) 、5b(SC28a00CC+7113
5) 3.5b(SC2H400CC17833)
3、((Cat H2SCOOC2H4S7TSb−
5C2H400CC2)1at’Y、(t−Cs R1
700CCII2S)25bSC)12C00Sb(S
CHzCOO−i−C8H17) z、((i−Co
R1700CCH2S)25bSCH2COOC)
12?2 、Sb (S−CHCOO−i−C8R1
7)3 、■ CH4COO4−Cs3 R17 Sb (SCH2C00CzH400CC1(2SH)
3等があげられる。
また、本発明で用いられる前記(2)のエポキシ化合物
は、例えば次の一般式で表すことができる。
は、例えば次の一般式で表すことができる。
(式中、R゛はカルボン酸の残基を示し、Rは水素原子
又は低級アルキル基を示す、nは1又は2を示す、) 詳しくは、上記一般式において、R′で示されるカルボ
ン酸の残基としては、例えば次に示すカルボン酸の残基
をあげることができる。酢酸、プロピオン酸、カプロン
酸、カプリン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、ミリスチ
ン酸、パルミチン酸、デカン酸、ネオデカン酸、ステア
リン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリ
ン酸、ベヘニン酸、バーサチック酸等の飽和−価脂肪酸
;アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、リンデル酸
、オレイン酸、リノール酸、リルン酸等の不飽和−価脂
肪酸;シェウ酸、マロン酸、アジピン酸、スペリン酸、
アゼライン酸、セバシン酸等の飽和二価脂肪酸;マレイ
ン酸、フマール酸等の不飽和二価脂肪酸;フタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、テ
トラヒドロフタル酸、ダイマー酸、安息香酸等の炭素環
式カルボン酸、また、ヤシ油、大豆油、サフラワー油、
アマニ油等の植物油から得られる脂肪酸の混合物。
又は低級アルキル基を示す、nは1又は2を示す、) 詳しくは、上記一般式において、R′で示されるカルボ
ン酸の残基としては、例えば次に示すカルボン酸の残基
をあげることができる。酢酸、プロピオン酸、カプロン
酸、カプリン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、ミリスチ
ン酸、パルミチン酸、デカン酸、ネオデカン酸、ステア
リン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリ
ン酸、ベヘニン酸、バーサチック酸等の飽和−価脂肪酸
;アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、リンデル酸
、オレイン酸、リノール酸、リルン酸等の不飽和−価脂
肪酸;シェウ酸、マロン酸、アジピン酸、スペリン酸、
アゼライン酸、セバシン酸等の飽和二価脂肪酸;マレイ
ン酸、フマール酸等の不飽和二価脂肪酸;フタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、テ
トラヒドロフタル酸、ダイマー酸、安息香酸等の炭素環
式カルボン酸、また、ヤシ油、大豆油、サフラワー油、
アマニ油等の植物油から得られる脂肪酸の混合物。
また、Rで示される低級アルキル基としては、メチル、
エチル、ブチル、イソブチル、アミル等をあげることが
できる。
エチル、ブチル、イソブチル、アミル等をあげることが
できる。
また、P”で示されるカルボン酸の残基がエチレン性不
飽和二重結合を有する化合物の場合は、それらの単独重
合体又は他の単量体との共重合体であってもよい。上記
他の単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸、又は
これらのメチル−、エチル−9n−ブチル−、イソブチ
ル−1t−ブチル−、シクロヘキシル−12−エチルへ
キシル−。
飽和二重結合を有する化合物の場合は、それらの単独重
合体又は他の単量体との共重合体であってもよい。上記
他の単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸、又は
これらのメチル−、エチル−9n−ブチル−、イソブチ
ル−1t−ブチル−、シクロヘキシル−12−エチルへ
キシル−。
ドデシル−、ペンタデシル−、ヘキサデシル−。
オクタデシル−エステル類、スチレン、α−メチルスチ
レン、アクリロニトリル等があげられ、また、共重合す
る場合の比率は前記エポキシ化合物が約15重量%以上
、好ましくは30重量%以上となるように選ばれる。
レン、アクリロニトリル等があげられ、また、共重合す
る場合の比率は前記エポキシ化合物が約15重量%以上
、好ましくは30重量%以上となるように選ばれる。
従って、本発明で用いられる前記(2)のエポキシ化合
物としては、例えば、クリシジルラウレート、グリシジ
ルステアレート、β−メチルグリシジルステアレート、
グリシジルイソステアレート、グリシジルパーサテート
、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート
、β−メチルグリシジルメタクリレート及びこれらアク
リレートのホモポリマー又はこれらアクリレートとメチ
ルメタクリレート、スチレン、メチルアクリレート、エ
チルアクリレート、ブチルアクリレート、又はアクリロ
ニトリルとのコポリマー、グリシジルオレート、グリシ
ジルオレ−ト、ジグリシジルアジペート、ジグリシジル
アゼレート、ジグリシジルマレート、ジグリシジルフタ
レート、ビス(β−メチルグリシジル)フタレート、ジ
グリシジルイソフタレート、ジグリシジルへキサヒドロ
フタレート、ジグリシジルテトラヒドロフタレート、ダ
イマー酸ジグリシジルエステル、グリシジルベンゾエー
ト、ヤシ油脂肪酸グリシジルエステル、大豆油脂肪酸グ
リシジルエステル等をあげることができる。
物としては、例えば、クリシジルラウレート、グリシジ
ルステアレート、β−メチルグリシジルステアレート、
グリシジルイソステアレート、グリシジルパーサテート
、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート
、β−メチルグリシジルメタクリレート及びこれらアク
リレートのホモポリマー又はこれらアクリレートとメチ
ルメタクリレート、スチレン、メチルアクリレート、エ
チルアクリレート、ブチルアクリレート、又はアクリロ
ニトリルとのコポリマー、グリシジルオレート、グリシ
ジルオレ−ト、ジグリシジルアジペート、ジグリシジル
アゼレート、ジグリシジルマレート、ジグリシジルフタ
レート、ビス(β−メチルグリシジル)フタレート、ジ
グリシジルイソフタレート、ジグリシジルへキサヒドロ
フタレート、ジグリシジルテトラヒドロフタレート、ダ
イマー酸ジグリシジルエステル、グリシジルベンゾエー
ト、ヤシ油脂肪酸グリシジルエステル、大豆油脂肪酸グ
リシジルエステル等をあげることができる。
本発明において、前記アンチモン有機硫黄含有化合物(
アンチモンメルカプタイド化合物)の添加量は、含ハロ
ゲン樹脂100重量部に対し、0゜01〜10重量部、
特に0.1〜5重量部とするのが好ましく、また、前記
エポキシ化合物の添加量は、含ハロゲン樹脂100重量
部に対し、0.01〜10重量部、特に0.1〜5M量
部とするのが好ましい。
アンチモンメルカプタイド化合物)の添加量は、含ハロ
ゲン樹脂100重量部に対し、0゜01〜10重量部、
特に0.1〜5重量部とするのが好ましく、また、前記
エポキシ化合物の添加量は、含ハロゲン樹脂100重量
部に対し、0.01〜10重量部、特に0.1〜5M量
部とするのが好ましい。
本発明の組成物に対しIla族金属及び/又は亜鉛の有
機酸塩0.01〜5重量部を併用してその安定性、加工
性をさらに最善することができる。
機酸塩0.01〜5重量部を併用してその安定性、加工
性をさらに最善することができる。
Ua族金属としてはカルシウム、マグネシウム、バリウ
ム及びストロンチウムが包含される。
ム及びストロンチウムが包含される。
本発明において使用できる有機酸塩の金属塩を構成する
カルボン酸としては、カプロン酸、ペラルゴン酸、ウラ
リン酸、2−エチルヘキシル酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、ウンデシレン酸、リシノール酸、リノール酸、
リルイン酸、ネオデカン酸、オレイン酸、ステアリン酸
、イソデカン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシ
ステアリン酸、12−ケトステアリン酸、クロロステア
リン酸、フェニルステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸
、エルカ酸、ブラシジン酸及びl’J141J酸並びに
獣脂脂肪酸、やし油脂肪酸、桐油脂肪酸、大豆脂肪酸及
び綿実油脂肪酸の如き天然に産出する上記の酸の混合物
、安息香酸、クロル安息香酸、トルイル酸、サリチル酸
、p−t−ブチル安息香酸、5−t−オクチルサリチル
酸、ナフテン酸、キシリル酸、エチル安息香酸、イソプ
ロピル安息香酸、ジ−t−ブチル安息香酸、ブロモ安息
香酸、マレイン酸、アジピン酸、フタル酸、モノブチル
マレート、モノデシルフタレート、シクロヘキサンカル
ボン酸等があげられる。
カルボン酸としては、カプロン酸、ペラルゴン酸、ウラ
リン酸、2−エチルヘキシル酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、ウンデシレン酸、リシノール酸、リノール酸、
リルイン酸、ネオデカン酸、オレイン酸、ステアリン酸
、イソデカン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシ
ステアリン酸、12−ケトステアリン酸、クロロステア
リン酸、フェニルステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸
、エルカ酸、ブラシジン酸及びl’J141J酸並びに
獣脂脂肪酸、やし油脂肪酸、桐油脂肪酸、大豆脂肪酸及
び綿実油脂肪酸の如き天然に産出する上記の酸の混合物
、安息香酸、クロル安息香酸、トルイル酸、サリチル酸
、p−t−ブチル安息香酸、5−t−オクチルサリチル
酸、ナフテン酸、キシリル酸、エチル安息香酸、イソプ
ロピル安息香酸、ジ−t−ブチル安息香酸、ブロモ安息
香酸、マレイン酸、アジピン酸、フタル酸、モノブチル
マレート、モノデシルフタレート、シクロヘキサンカル
ボン酸等があげられる。
また、フェノール類も有機酸として有用である。
かかるフェノール類としては、例えば、フェノール、ク
レゾール、エチルフェノール、ジメチルフェノール、イ
ソプロピルフェノール、シクロヘキシルフェノール、t
−ブチルフェノール、フェニルフェノール、ノニルフェ
ノール、ジノニルフェノール、メチル−t−ブチルフェ
ノール、テトラメチルフェノール、ポリ (ジ−ペンタ
)イソプロピルフェノール、ジイソプロピル−m−クレ
ゾール、ブチルフェノール、イソアミルフェノール、イ
ソオクチルフェノール、2−エチルヘキシルフェノール
、t−ノニルフェノール、デシルフェノール、t−ドデ
シルフェノール、t−オクチルフェノール、オクチルフ
ェノール、イソヘキシルフェノール、オクタデシルフェ
ノール、ジイソブチルフェノール、メチルプロピルフェ
ノール、メチル−t−オクチルフェノール、ジ−t−ノ
ニルフェノール、ジ−t−ドデシルフェノール等があげ
られる。
レゾール、エチルフェノール、ジメチルフェノール、イ
ソプロピルフェノール、シクロヘキシルフェノール、t
−ブチルフェノール、フェニルフェノール、ノニルフェ
ノール、ジノニルフェノール、メチル−t−ブチルフェ
ノール、テトラメチルフェノール、ポリ (ジ−ペンタ
)イソプロピルフェノール、ジイソプロピル−m−クレ
ゾール、ブチルフェノール、イソアミルフェノール、イ
ソオクチルフェノール、2−エチルヘキシルフェノール
、t−ノニルフェノール、デシルフェノール、t−ドデ
シルフェノール、t−オクチルフェノール、オクチルフ
ェノール、イソヘキシルフェノール、オクタデシルフェ
ノール、ジイソブチルフェノール、メチルプロピルフェ
ノール、メチル−t−オクチルフェノール、ジ−t−ノ
ニルフェノール、ジ−t−ドデシルフェノール等があげ
られる。
本発明の組成物にフェノール性化合物0.001〜3重
量部を併用することによりその安定性を更に改善するこ
とができる。
量部を併用することによりその安定性を更に改善するこ
とができる。
本発明で使用できるフェノール性化合物としては、2.
6−ジー第3ブチル−p−クレゾール、カテコール、第
3ブチルカテコール、レゾルシン、ハイドロキノン、2
.5−ジー第3ブチルハイドロキノン等があげられる。
6−ジー第3ブチル−p−クレゾール、カテコール、第
3ブチルカテコール、レゾルシン、ハイドロキノン、2
.5−ジー第3ブチルハイドロキノン等があげられる。
本発明の組成物に有機錫化合物0.01〜5重量部を併
用しその熱安定性をさらに改善することができる。
用しその熱安定性をさらに改善することができる。
本発明で使用できる有機錫化合物としては例えばジプチ
ル錫ジラウレート、ジプチル錫マレート、ジメチル錫ビ
ス(オクチルマレート)、ジメチル錫サルファイド、モ
ツプチル錫サルファイド、ジブチル錫サルファイド、ジ
オクチル錫サルファイド、モノメチル錫トリス(イソオ
クチルチオグリコレート)、ジメチル錫ビス(イソオク
チルチオグリコレート)、ジメチル錫ビス(メルカプト
エチルラウレート)、ジメチル錫ビス(イソオクチルチ
オグリコレート)、ジオクチル錫ビス(イソオクチルチ
オグリコレート)、ジオクチル錫ビス(2−エチルへキ
シルチオグリコレート)、ジプチル錫メルカプトプロピ
オネート、ジプチル錫イソオクチルチオグリコレート−
オキサイド等があげられる。
ル錫ジラウレート、ジプチル錫マレート、ジメチル錫ビ
ス(オクチルマレート)、ジメチル錫サルファイド、モ
ツプチル錫サルファイド、ジブチル錫サルファイド、ジ
オクチル錫サルファイド、モノメチル錫トリス(イソオ
クチルチオグリコレート)、ジメチル錫ビス(イソオク
チルチオグリコレート)、ジメチル錫ビス(メルカプト
エチルラウレート)、ジメチル錫ビス(イソオクチルチ
オグリコレート)、ジオクチル錫ビス(イソオクチルチ
オグリコレート)、ジオクチル錫ビス(2−エチルへキ
シルチオグリコレート)、ジプチル錫メルカプトプロピ
オネート、ジプチル錫イソオクチルチオグリコレート−
オキサイド等があげられる。
本発明の組成物にさらに有機ホスファイト化合物0.0
1〜5重量部を併用することができる。
1〜5重量部を併用することができる。
本発明で使用できる有機ホスファイト化合物としては、
トリデシルホスファイト、トリス(2゜4−ジー第3ブ
チルフエニル)ホスファイト、トリス(ノニルフェニル
)ホスファイト、トリス(モノ、ジー混合ノニルフェニ
ル)ホスファイト、トリス(2−シクロへキシルフェニ
ル)ホスファイト、ジフェニルデシルホスファイト、ジ
フェニルデシルホスファイト、ジフェニル(トリデシル
)ホスファイト、ビス(2,4−ジー第3ブチルフエニ
ル)シクロヘキシルホスファイト、ビス(2,4−ジー
第3ブチルフエニル)イソオクチルホスファイト、ビス
(2−シクロヘキシルフェニル)イソオクチルホスファ
イト、ジフェニルオレイルホスファイト、フェニルジ(
トリデシル)ホスファイト、2.4−ジー第3ブチルフ
エニルジイソデシルホスフアイト、トリデシルホスファ
イト、トリドデシルホスファイト、トリス(ブトキシエ
トキシエチル)ホスファイト、ビス(ネオペンチルグリ
コール)−1,4−シクロヘキサンジメチルホスファイ
ト、ジイソデシル・ペンタエリスリトールジホスファイ
ト、ジステアリルペンタエリスリトールジホスファイト
、フェニル・4.4゛ イソプロピリデンジフェノール
・ペンタエリスリトールジホスファイト、テトラ(01
2〜15混合アルキル)・4,4° −イソプロピリデ
ンジフェニルジホスファイト、水素化−4,4’ −
イソプロピリデンジフェノールポリホスファイト、ジ(
トリデシル) ・ビス(2−シクロへキシルフェニル)
・水素化−4,4゛ −イソプロピリデンジフェニルジ
ホスファイト等があげられる。
トリデシルホスファイト、トリス(2゜4−ジー第3ブ
チルフエニル)ホスファイト、トリス(ノニルフェニル
)ホスファイト、トリス(モノ、ジー混合ノニルフェニ
ル)ホスファイト、トリス(2−シクロへキシルフェニ
ル)ホスファイト、ジフェニルデシルホスファイト、ジ
フェニルデシルホスファイト、ジフェニル(トリデシル
)ホスファイト、ビス(2,4−ジー第3ブチルフエニ
ル)シクロヘキシルホスファイト、ビス(2,4−ジー
第3ブチルフエニル)イソオクチルホスファイト、ビス
(2−シクロヘキシルフェニル)イソオクチルホスファ
イト、ジフェニルオレイルホスファイト、フェニルジ(
トリデシル)ホスファイト、2.4−ジー第3ブチルフ
エニルジイソデシルホスフアイト、トリデシルホスファ
イト、トリドデシルホスファイト、トリス(ブトキシエ
トキシエチル)ホスファイト、ビス(ネオペンチルグリ
コール)−1,4−シクロヘキサンジメチルホスファイ
ト、ジイソデシル・ペンタエリスリトールジホスファイ
ト、ジステアリルペンタエリスリトールジホスファイト
、フェニル・4.4゛ イソプロピリデンジフェノール
・ペンタエリスリトールジホスファイト、テトラ(01
2〜15混合アルキル)・4,4° −イソプロピリデ
ンジフェニルジホスファイト、水素化−4,4’ −
イソプロピリデンジフェノールポリホスファイト、ジ(
トリデシル) ・ビス(2−シクロへキシルフェニル)
・水素化−4,4゛ −イソプロピリデンジフェニルジ
ホスファイト等があげられる。
本発明の組成物にはフタール酸エステル系可塑剤、ポリ
エステル系可塑剤、その他のエステル系可塑剤、ホスフ
ェート系可塑剤、塩素系可塑剤等を適宜使用できる。
エステル系可塑剤、その他のエステル系可塑剤、ホスフ
ェート系可塑剤、塩素系可塑剤等を適宜使用できる。
また、本発明の組成物に通常用いられる安定化助剤を添
加することができる0例えば、ジラウリルチオジプロピ
オネート、ジフェニルチオ尿素、フェニルインドール、
チオジグリコールビス(アミノクロトネート)、ペンタ
エリスリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシア
ヌレート、ソルビトール、マニトール、アニリノジチオ
トリアジン、メラミン、p−t−ブチル安息香酸、デヒ
ドロ酢酸、ノニルフエ′ノキシボリエトキシ燐酸、安息
香酸、ケイヒ酸、ジベンゾイルメンタ等があげられる。
加することができる0例えば、ジラウリルチオジプロピ
オネート、ジフェニルチオ尿素、フェニルインドール、
チオジグリコールビス(アミノクロトネート)、ペンタ
エリスリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシア
ヌレート、ソルビトール、マニトール、アニリノジチオ
トリアジン、メラミン、p−t−ブチル安息香酸、デヒ
ドロ酢酸、ノニルフエ′ノキシボリエトキシ燐酸、安息
香酸、ケイヒ酸、ジベンゾイルメンタ等があげられる。
その他必要に応じて、本発明の組成物には例えば顔料、
充填剤、プレートアウト防止剤、表面処理剤、清剤、螢
光剤、防黴剤、殺菌剤、金属不活性化剤、光劣化剤、赤
外線吸収剤、加工助剤、離型剤、補強剤等を包含させる
ことができる。
充填剤、プレートアウト防止剤、表面処理剤、清剤、螢
光剤、防黴剤、殺菌剤、金属不活性化剤、光劣化剤、赤
外線吸収剤、加工助剤、離型剤、補強剤等を包含させる
ことができる。
本発明に用いられるハロゲンを含有する重合体としては
、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリ臭化ビニル、ポリフッ
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩素化ポリエチレン、
塩素化ポリプロピレン、臭素化ポリエチレン、塩化ゴふ
、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−エチ
レン共重合体、塩化ビニル−プロピレン共重合体、塩化
ビニル−スチレン共重合体、塩化ビニル−イソブチレン
共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化
ビニル−スチレンご無水マレイン酸三元共重合体、塩化
ビニル−スチレン−アクリロニトリル共重合体、塩化ビ
ニル−ブタジェン共重合体、塩化ビニル−イソプレン共
重合体、塩化ビニル−塩素化プロピレン共重合体、塩化
ビニル−塩化ビニリデン−酢酸ビニル三元共重合体、塩
化ビニル−アクリル酸エステル共重合体、塩化ビニル−
マレイン酸エステル共重合体、塩化ビニル−メタクリル
酸エステル共重合体、塩化とニル−アクリロニトリル共
重合体、内部可塑化ポリ塩化ビニル等の含ハロゲン樹脂
、及び上記含ハロゲン樹脂とポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリブテン、ポリ−3−メチルブテン等のα−オ
レフィン重合体又はエチレン−酢酸ビニル共重合体、エ
チレン−プロピレン共重合体等のポリオレフィン及びこ
れらの共重合体、ポリスチレン、アクリル樹脂、スチレ
ンと他の単量体(例えば無水マレイン酸、ブタジェン、
アクリロニトリル等)との共重合体、アクリロニトリル
−ブタジェン−スチレン共重合体、アクリル酸エステル
−ブタジェン−スチレン共重合体、メタクリル酸エステ
ル−ブタジェン−スチレン共重合体とのブレンド品等を
あげることができる。
、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリ臭化ビニル、ポリフッ
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩素化ポリエチレン、
塩素化ポリプロピレン、臭素化ポリエチレン、塩化ゴふ
、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−エチ
レン共重合体、塩化ビニル−プロピレン共重合体、塩化
ビニル−スチレン共重合体、塩化ビニル−イソブチレン
共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化
ビニル−スチレンご無水マレイン酸三元共重合体、塩化
ビニル−スチレン−アクリロニトリル共重合体、塩化ビ
ニル−ブタジェン共重合体、塩化ビニル−イソプレン共
重合体、塩化ビニル−塩素化プロピレン共重合体、塩化
ビニル−塩化ビニリデン−酢酸ビニル三元共重合体、塩
化ビニル−アクリル酸エステル共重合体、塩化ビニル−
マレイン酸エステル共重合体、塩化ビニル−メタクリル
酸エステル共重合体、塩化とニル−アクリロニトリル共
重合体、内部可塑化ポリ塩化ビニル等の含ハロゲン樹脂
、及び上記含ハロゲン樹脂とポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリブテン、ポリ−3−メチルブテン等のα−オ
レフィン重合体又はエチレン−酢酸ビニル共重合体、エ
チレン−プロピレン共重合体等のポリオレフィン及びこ
れらの共重合体、ポリスチレン、アクリル樹脂、スチレ
ンと他の単量体(例えば無水マレイン酸、ブタジェン、
アクリロニトリル等)との共重合体、アクリロニトリル
−ブタジェン−スチレン共重合体、アクリル酸エステル
−ブタジェン−スチレン共重合体、メタクリル酸エステ
ル−ブタジェン−スチレン共重合体とのブレンド品等を
あげることができる。
次に示す実施例は本発明によるハロゲンを含有する重合
体組成物の効果を示すものであるが、本発明はこれらの
実施例によって限定されるものではない。
体組成物の効果を示すものであるが、本発明はこれらの
実施例によって限定されるものではない。
実施例1
次の配合により混線ロールで厚さ1.0 amのシート
を作成した。このシートについて190℃における熱安
定性、190℃、30分後の熱着色性の試験を行った。
を作成した。このシートについて190℃における熱安
定性、190℃、30分後の熱着色性の試験を行った。
また、屋外暴露30日後の変色程度をみて耐候性とした
。その結果を表−1に示す。
。その結果を表−1に示す。
配合
ポリ塩化ビニル樹脂 100重量部ポリエチ
レンワックス 0.2ステアリルアルコー
ル 0.3ステアリン酸カルシウム
1.0アンチモン化合物(表−1参照)1.0第
3ブチルカテコール 0.05表−1 (表−1の続き) 実施例2 次のパイプ配合によりシートを作成し、190℃におけ
る熱安定性、190℃、30分後の熱着色性及び屋外暴
露30日後の変色(耐候性)の試験を行った。その結果
を表−2に示す。
レンワックス 0.2ステアリルアルコー
ル 0.3ステアリン酸カルシウム
1.0アンチモン化合物(表−1参照)1.0第
3ブチルカテコール 0.05表−1 (表−1の続き) 実施例2 次のパイプ配合によりシートを作成し、190℃におけ
る熱安定性、190℃、30分後の熱着色性及び屋外暴
露30日後の変色(耐候性)の試験を行った。その結果
を表−2に示す。
配合
ポリ塩化ビニル樹脂 100重量部ポリエチ
レンワックス 1.0ステアリン酸カルシ
ウム 0.8二酸化チタン
0.2カーボンブラツク 0.
Olアンチモントリス(2−エチル ヘキシルチオグリコレ−)) 0.42.6
−ジー第3ブチル−p−クレゾール 0.1工ポキシ化
合物(表−2参照)0.1 表−2 (表−2の続き) 実施例3 次の配合により実施例2と同様に試験を行った。
レンワックス 1.0ステアリン酸カルシ
ウム 0.8二酸化チタン
0.2カーボンブラツク 0.
Olアンチモントリス(2−エチル ヘキシルチオグリコレ−)) 0.42.6
−ジー第3ブチル−p−クレゾール 0.1工ポキシ化
合物(表−2参照)0.1 表−2 (表−2の続き) 実施例3 次の配合により実施例2と同様に試験を行った。
その結果を表−3に示す。
配合
ポリ塩化ビニル樹脂 100重量部二酸化チ
タン 2.0ステアリン酸カルシ
ウム 0.8ポリエチレンワツクス
1.0炭酸カルシウム 10グ
リシジルメタクリレート 1.07ンチモン化
合物(第一3表参照)1.0表−3 (表−3の続き) 実施例4 次の異型押し出し配合により実施例1と同様の試験を行
った。その結果を表−4に示す。
タン 2.0ステアリン酸カルシ
ウム 0.8ポリエチレンワツクス
1.0炭酸カルシウム 10グ
リシジルメタクリレート 1.07ンチモン化
合物(第一3表参照)1.0表−3 (表−3の続き) 実施例4 次の異型押し出し配合により実施例1と同様の試験を行
った。その結果を表−4に示す。
配合
ポリ塩化ビニル樹脂 80重量部MBS樹
脂 20炭酸カルシウム
lOステアリン酸カルシウム 1
.0パラフインワツクス 1.0ステ
アリルアルコール 1.0工ポキシ化合物
(表−4参照)1.0 チルチオグリコレート)0.5 表−4 (表−4の続き)
脂 20炭酸カルシウム
lOステアリン酸カルシウム 1
.0パラフインワツクス 1.0ステ
アリルアルコール 1.0工ポキシ化合物
(表−4参照)1.0 チルチオグリコレート)0.5 表−4 (表−4の続き)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 含ハロゲン樹脂に、(1)分子内に▲数式、化学式、表
等があります▼ 基を有するアンチモンメルカプタイト化合物の少なくと
も一種及び(2)分子内に ▲数式、化学式、表等があります▼基(Rは水素原子 又は低級アルキル基を示す。)を有するエポキシ化合物
の少なくとも一種を添加してなる、安定化された含ハロ
ゲン樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4898785A JPS61207466A (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 | 安定化された含ハロゲン樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4898785A JPS61207466A (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 | 安定化された含ハロゲン樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61207466A true JPS61207466A (ja) | 1986-09-13 |
JPH052700B2 JPH052700B2 (ja) | 1993-01-13 |
Family
ID=12818583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4898785A Granted JPS61207466A (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 | 安定化された含ハロゲン樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61207466A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007169665A (ja) * | 2001-05-09 | 2007-07-05 | Kureha Corp | ポリ塩化ビニリデン系樹脂組成物の製造に適した着色用樹脂組成物 |
-
1985
- 1985-03-12 JP JP4898785A patent/JPS61207466A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007169665A (ja) * | 2001-05-09 | 2007-07-05 | Kureha Corp | ポリ塩化ビニリデン系樹脂組成物の製造に適した着色用樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH052700B2 (ja) | 1993-01-13 |
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