JPS61207441A - 高分子量ポリ硫化アリーレンの製造方法 - Google Patents

高分子量ポリ硫化アリーレンの製造方法

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JPS61207441A
JPS61207441A JP61044304A JP4430486A JPS61207441A JP S61207441 A JPS61207441 A JP S61207441A JP 61044304 A JP61044304 A JP 61044304A JP 4430486 A JP4430486 A JP 4430486A JP S61207441 A JPS61207441 A JP S61207441A
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JP
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sulfur
polyarylene sulfide
reaction
mol
sulfide
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JP61044304A
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エドガー・オストリニング
カルル‐ヘルベルト・フリツチユ
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Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G75/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing sulfur with or without nitrogen, oxygen, or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G75/02Polythioethers
    • C08G75/0204Polyarylenethioethers
    • C08G75/0286Chemical after-treatment
    • C08G75/0295Modification with inorganic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G75/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing sulfur with or without nitrogen, oxygen, or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G75/02Polythioethers
    • C08G75/0204Polyarylenethioethers
    • C08G75/025Preparatory processes
    • C08G75/0254Preparatory processes using metal sulfides

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低分子量ポリ硫化アリーレンから、元素状硫黄
との反応により高分子量ポリ硫化アリーレンを製造する
方法に関するものである。
ポリ硫化アリーレンおよびその製造は公知である(たと
えばUS−P2,513,188.3,117.620
.3,354,129.3,524,835.3,79
0,536.3,839,301.4゜048.259
.4,038,260.4,038゜261.4,03
8,262.4,056.515.4.060,520
.4,063,114.4,116.947および4,
282,347、DE−AS2.453,485およ(
/2,453,749ならびにDE−O82,623,
362,2,623,363,2,633,333,2
,930,797,2゜930.710.3,019,
732.3,030゜488.3,215,259.3
,243,189および3,241,514)。
さらに、限定された範囲でしか加工する可能性のない低
分子量ポリ硫化アリーレンが、いわゆる硫化工程(cu
ring  5tep)により高分子量生成物を形成し
得ることも公知である(たとえばUS−Pa、362,
199.3,717,620.3,737.411.3
,793,256.4,321,358.4,370,
471お上(74,383,080)。
この製法の硬化工程に用いる物質は、たとえば酸素、オ
ゾンまたはキノン等が可能である。
また硬化工程に他の添加物、たとえば金属(US−Pa
、451,873を参照)、硫酸もしくはポリスルホン
酸またはその塩化物(たとえばtJs−Pa、839,
301を参照)を用いる二とも公知である。
硫黄も高分子量ポリ硫化アリーレン合成剤として公知で
ある(たとえばUS−Pa、899.087および3,
725.362ならびに1982年1月58付のJP−
P2S5を参照)、シかし、すぐれた生成物を得るため
には金属酸化物(ZnO。
Zr0.2)を助剤として添加するか、*たけSt−重
量%で表現する程度に大量に用いることが必要である。
こ)で、硫黄を適当な方法でポリ硫化アリーレンに添加
し、硫黄との反応を無溶媒で行なわせれば低分子量ポリ
硫化アリーレンから、小量の元素状硫黄を加えるのみで
硬化させることにより高分子量ポリ硫化アリーレンを製
造し得ることが見出された。
したがって本発明は下記成分 a。50〜100モル%の式 式中 Xは相互にメタ位またはパラ位にあるハロゲンたとえば
塩素または臭素を表わす、 に相当する二へロデン置換芳昏族化合物および0〜50
モル%の式 式中 Xは上記の意味を有し、      −R1は同一であ
っても異なっていて、もよく、ハロゲン、C重〜C,−
7ルキル% cs〜C10−シクロアルキル、C@〜0
1゜−7リール、C7〜Cローフルキルアリールまたは
07〜01、−7リールアルキルを表わしてもよく、ま
たは相互にオルト位にある2個のR’で表わされる基が
結合して芳香環もしくは3個までのへテロ原子たとえば
N、OもしくはSを含有する異部環を形成し、1個のR
1基が必らず水素と異なるものであってもよい、 に相当するニハロゲン置換芳香族化合物。
b6式Iお上り■に相当するニハロゲン置換芳香族化合
物の合計量を基準にしてO〜0.5モル%、好ましくは
0.0乃至0.1モル%の式%式%([) 式中 Arは芳香族基または異部環式基を表わし、Xはハロゲ
ンたとえば塩素または臭素を表わし、nは3または4の
数を表わす に相当刷る三ハロゲン置換または四ハロゲン置換芳香族
化合物、 C0任意にアルカリ金属水酸化物たとえば水酸化ナトリ
ウムまたは水酸化カリウムと共存する、好ましくはその
水和物または水性混合物の形のフルカリ金、X硫化物、
好ましくは硫化ナトリウムもしくは硫化カリウムまたは
その混合物 (3成分のモル比は(a+b):cが0,75:1乃至
1.05:1、好ましくは0.9:1乃至1.00:1
の範囲内にある) を d、有機溶媒 に入れ、任意に e、触媒または共溶媒および f−ゼリ跡イト711−レンj畳参莫堆tゆ暫プ01乃
至1.5重量%、好ましくは0.15乃至1.05重量
%の元素状硫黄を添加したものを用い、硫黄を極めて微
細に分散した形状で使用して反応を300℃乃至390
℃、好ましくは340℃乃至370℃の温度で、融解状
態で行なうことを特徴とする枝分れのあることもある低
分子量鎖状ポリ硫化アリーレンからの高分子量ポリ硫化
アリーレンの製造方法に関するものである。
本件ポリ硫化アリーレンの製造は基本的には公知の方法
で実施し得る。
触媒はこの目的に通常用いられるようなもの、たとえば
アルカリ金属7ツ化物、アルカリ金属リン酸塩またはア
ルカリ金属カルボン酸塩が可能であり、アルカリ金属硫
化物1モルを基準にして0゜02乃至1.0モルの量で
添加する。
使用する共溶媒は、たとえばC8〜Cs−脂肪族または
06〜01□−芳香族カルボン酸のN、N−ジアルキル
カルボン酸アミYが可能で、アルカリ金属硫化物の1モ
ルを基準にして0.02乃至1.0モルの量添加する。
式■中のR1は好ましくは水素、C,−C2゜−フルキ
ル、C9〜C2゜−シクロアルキル、C2〜C24−7
リール、CチルC24−フルキルアリールまたはC2〜
C24−7ラールキルを表わす。
さらにR1で表わされる相互にオルト位にある2個の基
が全体で6個の炭素原子を有する縮合芳香環または5も
しくは6貝環で、1〜3個のへテロ原子、たとえばN、
OもしくはSを有する縮合異節環を形成してもよく、A
rは好ましくは6〜24個の炭素原子を有する芳香族基
または6〜24員環の異部環式基を表わし、最も好まし
くは6〜10個の炭素原子を有する芳香族基または3個
までのへテロ原子、たとえばN1Sもしくは0を有する
異部環式基を表わす。
アルカリ金属硫化物は通常の量、通常の形状で工程に投
入しでよい、たとえば硫化リチウム、ナトリウムまたは
カリウムが適しているが、硫化ナトリウムおよび硫化カ
リウムが好ましい、アルかり金属水酸化物たとえばL 
io H%NaOHまたはKOHを用い硫化水素から再
生したアルカリ金属硫化物も使用し得る。硫化物の混合
物および水酸化物の混合物を全ての場合は使用し得る。
式(■)*たは(II)に相当する芳香族メタ−および
パラ−ジハロゲン化合物を使用し得る。この場合、メタ
−ジハロゲン化合物のパラ体に対する比は30ニア0ま
でが可能である。
本件製法は15パールまでの若干の加圧下で実施し得る
以下の化合物は本発明の目的に適した式(1)ニハロゲ
ン置換芳香族化合物の例である。p−ジブロモベンゼン
、1−クロロ−4−ブロモベンゼン、1.3−ジクロロ
ベンゼン、1.3−ジブロモベンゼン、1−クロロ−3
−ブロモベンゼンおよび1−クロロ−3−ブロモベンゼ
ン、これらは個別に、または相互の混合物として使用し
得る。1.4−ジクロロベンゼンおよび/または1,4
−ジブロモベンゼンを用いるのが特に好ましい。
以下の化合物は式(n)に相当する適当なニハロゲン置
換芳香族化合物の例である。2,5−ジクロロトルエン
、2.5−ジクロロキシレン、1−エチル−2,5−ジ
クロロベンゼン、1−エチル−2,5−ジブロモベンゼ
ン、1−エチル−2−ブロモー5−クロロベンゼン、1
,2,4.5−テトラメチル−3,5−ジクロロベンゼ
ン、1−シクロへキシル−2,5−ジクロロベンゼン、
1−フェニル−2,5−ジクロロベンゼン、1−シクロ
へキシル−2,5−ジクロロベンゼン、1−7二二ルー
2,5−ジクロロベンゼン、1−ベンツルー2.5−ジ
クロロベンゼン、1−7二二ルー2.5−ジブロモベン
ゼン、1−p−)リルー2゜5−ジクロロベンゼン、1
−p−)リル−2,5−ジプロモベンゼン、1−へキシ
ル−2,5−ジクロロベンゼン、2,4−ジクロロトル
エン、2,4−ドクロロキシレン、2,4−ジブロモキ
ュノンおよびm−シクロヘキシルー3.5−ノクロロベ
ンゼン、これらは、それぞれ単独にでも、またはここに
例示した他のものととうにでも使用し得る。
以下の化合物は式(I[I)に相当する適当な三−およ
び四ハロゲン置換芳香族化合物の例である。1゜2.3
−)ジクロロベンゼン、1.2.4−11クロロベンゼ
ン、1,2.4−)ジブロモベンゼン、1.3.5−)
リクロロー2.4.5−トリメチルベンゼン、1.2.
3−)リクロ豐す7タレン、1゜2.4−)リクロロナ
7タレン、1.2,6−ドリクロロナ7タレン、2,3
.4−)ジクロロトルエン、2,3.6−)ジクロロト
ルエン、1,2,3゜4−テトラクロロナフタレン、1
,2,4.5−テトラクロロベンゼン、2.2’、4.
4’−テトラクロロビフェニルおよび1,3,5−トリ
クロロトリアジン。
適当な有機溶媒の例にはアルキルラクタム類たとえばN
−メチルピロリドン、N−エチルピロリドン、N−イソ
プロピルピロリドン、N−メチルピペリドン、N−メチ
ルカプロラクタムまたはN。
N′−ジメチルピペラジノンならびに他の極性有機溶媒
、たとえば1−メチル−1−オキソホスホランが含まれ
る0反応剤はこれらの溶媒に少なくとも部分的に溶解す
るべきである。これらの溶媒の沸点は一般に200℃以
上である。
反応時間は24時間以内、好ましくは2乃至18時間で
ある。
本件反応は特殊な場合には0.1バール乃至15パール
の加圧を適用するのが有利であり得るが、一般には大気
圧で行なわれる。
本件ポリ硫化アリーレンを製造するには全反応成分をど
のような順序で添加してもよく、ついで、この反応混合
物をたとえば160℃乃至270℃、好ましくは170
℃乃至250℃の温度に加熱し得る。したがって、本件
反応は単発反応(one  5hot  reacti
on)として実施することができる。ハロゲン置換芳香
族化合物と共沸的に留出した水は加熱昇温の段階で、お
よび反応過程中で、たとえば水分分離(water  
5eparator)を用いで除去し得る。残存する水
も全て、反応の全段階を通じていかなる段階ででも同様
に除去し得る。
各反応成分は次ぎ次ぎに、同様に良好に脱水することも
可能であるし、また、親水段階中に連続的に添加するこ
ともできる。
反応混合物の後処理とポリ硫化アリーレンの単離とは公
知の方法により実施することができる。
本件ポリ硫化アリーレンは公知の方法たとえば濾過また
け遠心により、反応直後にでも、たとえば水および/ま
たは希酸の添加後にでも反応溶液から分離することがで
きる。本件ポリ硫化アリーレンは一般には分離後に水で
洗浄するが、他の液体による洗浄または抽出も付加的に
、すなわち引き続いて行なってもよい。
本件ポリ硫化アリーレンは、たとえば、溶媒を蒸留によ
り除去し、っψいて上記のように洗浄することにより単
離することもできる1本件ポリ硫化アリーレンはSH基
を含有することもあり得る。
ついで、上記のようにして得られたポリ硫化アリーレン
を元素状硫黄で処理する。この目的のためには所望量の
無水硫黄をミキサー中でポリ硫化アリーレンに添加して
もよいし、硫黄を硫黄溶剤中の溶液として添加し、その
溶剤を反応の終了時に留出してもよい。さらに硫黄は、
たとえば適当な溶媒中の患濁液の形で添加してもよく、
この目的には直前に沈澱させた硫黄、またはコロイド状
硫黄を用いることもできる。
別法としで、硫黄をポリ硫化アリーレンに昇華により添
加することもできる。
硫黄は上記諸方法の一つにより、すでに融解しているポ
リ硫化アリーレンに導入し得る。
本発明の目的には、いかなる形状の市販の元素状硫黄も
、たとえば融解状態の硫黄も、a、β虫たは大型の粉末
状硫黄も適しでいる。純粋硫**たは高純度硫黄が特に
適している。
最適な形状の硫黄は純硫黄の二重昇華により得た硫黄華
である。
ポリ硫化717−レンと硫黄との混合物の製造に用い得
る硫黄溶剤にはアセトン、二硫化炭素、トルエン等がt
まれる。
ポリ硫化アリーレンと硫黄との混合物の製造後に行なう
反応に適用する温度は300℃乃至390℃、好虫しく
は340℃乃至370℃の範囲である。この反応は数時
間、好ましくは0.05乃至12時間継続する。この反
応は不活性気体雰囲気(たとえばN2、C02、A「等
)での混合の条件下で行なうのが有利である。
十分に混合するために簡単な攪拌装置、混練機(kne
ader)または混合スクリューを使用し得る。
ポリ硫化アリーレンの融解流動速度は一般にASTM1
238−79により316℃で5kgの鐘を用いて測定
し、10分値g(g/ 10 win)で表わす。
しかし、融解流動が高度であると、この測定方法は融解
重合体の流出速度が大きいことによる困難を生ずる。
したがって、本件重合体融解物の流動はインストロン(
I n5tron)回転粘度計を用いて剪断応力(Pa
、sで表わす)により、306℃での融解粘度η穏(P
g、sで表わす)で測定する。
この方法は1〇−乃至107の極めて広い範囲にわたっ
て融解粘度を測定するのに用いることができる。インス
トロンレオメータ−中では重合体を固定板と回転円錐と
の間で融解させ、円錐のトルクを測定する。融解粘度は
トルク、角速度および!lff1の定数がら剪断応力を
得て計算する。インストロン32500型レオメータ−
を用いた。円錐と円板との直径は2cmである。
表に与えた値はτ=102Paの剪断応力で1定した融
解粘度である。
反応混合物から単離した直後のポリ硫化アリーレンは一
般に0.1乃至50Pa、s、好ましくは0.15乃至
2.0Pa、sの範囲の融解粘度を有する。硫黄との反
応後には本発明記載のポリ硫化アリーレンは400乃至
100,000Pa、s、好ましくは1000乃至50
,0OOPa、sの融解粘度を有する。これは直ちに押
出し成形、ブロー成形、射出成形または他の通常の加工
技術によりフィルム、成形品または繊維に加工し得る。
このポリ硫化アリーレンは被覆成形品に特に適している
これらの成形品は通常用いられる種類のもの、たとえば
自動車部品、付属品、電気部品たとえばスイッチまたは
電子パネル、耐薬品性および耐天候性の部品および装置
たとえばポンプケースおよびポンプの羽根車、苛性浴用
器、がスケットリング、事務器および通信機器の部品な
らびに家庭用機器、バルブ、ボールベアリング部品等が
可能である。
a)  LIS−Pa、354,119によるポリ硫化
フェニーレンの製造 硫化ナトリウム水和物129gL#1モルNIL2S)
とN−メチルピロリドン300.とをともに、攪拌機を
装着したオートクレーブに入れた。この混合物を窒素で
7ラツシユし、ゆっくりと202℃に虫で加熱した。こ
の工程で全量19s+lの水が留出する(硫化ナトリウ
ムを規準にして1.78モルの残留水分含量に相等)、
ついで、この反応混合物を約160℃に冷却し、p−ジ
クロロベンゼン147 g(# 1モル)を約50gの
メチルピロリドンに入れたものを添加した。この反応混
合物を2゜5パールの予備窒素圧下で、30分かけて2
45℃に加熱し、この温度に3時間保った。得られた最
終圧は14.5パールであった。室温に冷却してから灰
色の固体を単離した。つずいて、この固体を水で洗浄し
、真空下、80℃で乾燥すると、ポリ硫化p−7リーレ
ン100.3g(ζ93丸)が得られた。この生成物は
淡褐色で、融解粘度lm=4.5Pa、5(r=10”
Paで)であった。
b)US−Pa、699,087の実施例1、カラム6
/7によるppsの硬化 11九L 1−メチル−1−オキソホスホラン1110g。
硫化ナトリウム水和物305.2g(崎2.32モル)
お上り1,4−ジクロロベンゼン341.1g(ζ2゜
32モル)を窒素下で、温度計、攪拌機および留出液分
離器付きカラムを装着した21の三つ首フラスコに導入
した。この反応混合物をゆっくり加熱して沸騰させた。
水とp−ジクロロベンゼンとの共沸留出液から水を除去
し、p−ジクロロベンゼンは夏応容器にもどした。2時
間後には留出液にも油だめ中にも水はもはや検出されな
かった。
還流下で、さらに9時間加熱を続け、ついで、生成物を
通常の手法で単離した。白色のポリ硫化アリーレ:/ 
230 、9 ttカse−j’LTh(lJa、!”
: 111fllll=した収率#92.2%;融解粘
度ηm=3.9Pa、s(τ=102Paで))。
叉1」LL 実施例2と同様、たψ、溶媒としてN−メチルカプロラ
クタム1110gを用いた。白色のポリ硫化アリーレン
237.2gが得られた(NatSを規準にした収率#
94.5%;融解帖度η−=13゜5Pa、5(r=1
0”Paで))。
m土 実施例2と同様、たず、溶媒としてN 、N’−ノメチ
ルビペ2ノノン1110.を用いた。ポリ硫化アリーレ
ン227.9gが得られた(Na3Sを規準にした収率
’t90.8%;融解粘度ηm=5.2Pa、5(f=
10”Paで))。
犬1j「トニ1」工 表1に与えた量の硫貢華を10gポリ硫化アリーレンに
添加し、各成分を窒素雰囲気下で攪拌しながら反応させ
る(表1)。
m主:」−岨 ポリ硫化アリーレン101Fを反応管に導入し、これに
硫ff蒸気を窒素気流に乗せて、昇華により供給する。
ついで、生成物を窒素雰囲気中で攪拌しながら融解させ
る(表2)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記諸成分 a、50〜100モル%の式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中 Xは相互にメタ位またはパラ位にあるハロゲンを表わす に相当する二ハロゲン置換芳香族化合物および0〜50
    モル%の式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 式中 Xは上記の意味を有し、 R^1は同一であっても異なっていてもよく、水素、C
    _1〜C_4−アルキル、C_5〜C_1_0−シクロ
    アルキル、C_5〜C_1_0−アリール、C_7〜C
    _1_4−アルキルアリールまたはC_7〜C_1_4
    −アリールアルキルを表わしてもよく、または相互にオ
    ルト位にある2個のR^1基が結合して芳香環もしくは
    3個までのヘテロ原子たとえばN、OもしくはSを含有
    する異節環を形成してもよく、1個のR^1基が必らず
    水素と異なるものである、 に相当する二ハロゲン置換芳香族化合物、 b、式 I およびIIに相当する二ハロゲン置換芳香族化
    合物の合計量を基準にして0〜0.5モル%、好ましく
    は0.0乃至0.1モル%の式ArXn(III) 式中 Arは芳香族基または異節環式基を表わし、Xはハロゲ
    ンたとえば塩素または臭素を表わし、nは3または4の
    数を表わす に相当する三−または四ハロゲン置換芳香族化合物、 c、任意にアルカリ金属水酸化物たとえば水酸化ナトリ
    ウムまたは水酸化カリウムと共存する、好ましくはその
    水和物または水性混合物の形のアルカリ金属硫化物、好
    ましくは硫化ナトリウムもしくは硫化カリウムまたはそ
    の混合物 (3成分a、bおよびcはモル比(a+b):cが0.
    75:1乃至1.05:1、好ましくは0.9:1乃至
    1.00:1の範囲内にあるような割合で用いる) を d、有機溶媒 に入れ、任意に e、触媒または共溶媒および f、ポリ硫化アリーレンの量を基準にして0.1乃至1
    .5重量%の元素状硫黄を添加したものを用い、 反応を300℃乃至390℃の温度で融解状態で行なう
    ことを特徴とする、枝分かれのあることもある低分子量
    鎖状ポリ硫化アリーレンからの高分子量ポリ硫化アリー
    レンの製造方法。 2、ポリ硫化アリーレンの量を基準にして0.15乃至
    1.05重量%のSを工程に投入することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、硫黄を溶液の形でポリ硫化アリーレンに添加し、溶
    媒を反応混合物から蒸発させることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項および第2項に記載された方法。 4、硫黄を昇華により添加することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項および第2項に記載された方法。 5、340℃乃至370℃の温度を適用することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項乃至第4項に記載された方
    法。 6、硫黄懸濁液を使用することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 7、硫黄との反応後に400乃至10,000Pa.s
    の融解粘度を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のポリ硫化アリーレン。 8、硫黄との反応後に1,000乃至第50,000P
    a.sの融解粘度を有することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のポリ硫化アリーレン。
JP61044304A 1985-03-06 1986-03-03 高分子量ポリ硫化アリーレンの製造方法 Pending JPS61207441A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3507827.8 1985-03-06
DE19853507827 DE3507827A1 (de) 1985-03-06 1985-03-06 Verfahren zur herstellung von hochmolekularen polyarylensulfiden

Publications (1)

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