JPS6120711Y2 - - Google Patents

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JPS6120711Y2
JPS6120711Y2 JP10266779U JP10266779U JPS6120711Y2 JP S6120711 Y2 JPS6120711 Y2 JP S6120711Y2 JP 10266779 U JP10266779 U JP 10266779U JP 10266779 U JP10266779 U JP 10266779U JP S6120711 Y2 JPS6120711 Y2 JP S6120711Y2
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Japan
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signal
circuit
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pcm
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JP10266779U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、VTR(ビデオテープレコーダ)に
よつて再生されたPCM信号を処理するのに適用
される自動周波数制御回路に関する。
家庭用VTRなど外部同期をかけることができ
ない装置によつて再生されたPCM信号を処理す
る場合、再生PCM信号から分離した同期信号を
自動周波数制御回路に供給し、再生されたPCM
信号に同期したクロツク信号を形成するようにし
ている。しかし、同期信号がドロツプアウトなど
によつて欠落した場合には、自動周波数制御回路
の動作が乱れ、再生データの抜き取りがうまくい
かなくなつたり、時間軸変動分を吸収するための
メモリーのアンダーフロー、オーバーフローを招
くような問題が生じる。
本考案は、このような問題が生じないように考
慮された自動周波数制御回路を提供するものであ
る。
以下、本考案の一実施例について第1図を参照
して説明する。第1図において1で示される入力
端子に磁気テープから再生されたPCM信号が供
給される。このPCM信号は、テレビジヨン信号
と同様の信号形態とされている。つまり、水平及
び垂直同期信号と同様の同期信号を有し、垂直ブ
ランキング期間に相当するデータ欠如区間を含む
形態とされる。このPCM信号がPCM回路2に供
給される。PCM回路2は、誤り検出及び誤り訂
正回路、時間軸変動除去回路、D/A変換器等か
ら構成されており、出力端子3L,3Rにステレ
オオーデイオ信号の左右のチヤンネルの信号が得
られる。
また、PCM信号が垂直同期分離回路4に供給
され、60〔Hz〕の垂直同期信号VDが分離され、
これが破線を囲んで示す幅検定回路5に供給され
る。幅検定回路5は、単安定マルチバイブレータ
6a,6bとアンドゲート7とから構成されてい
る。第2図Aに示す垂直同期信号VDの立下りで
単安定マルチバイブレータ6aがトリガーされ、
これより第2図Bに示すパルス信号M1が発生す
る。パルス信号M1の立下りで単安定マルチバイ
ブレータ6bがトリガーされ、これより第2図C
に示すTなる幅のパルス信号M2が発生し、アン
ドゲート7に垂直同期信号VD及びパルス信号M2
が供給されることによつて第2図Dに示すように
その立上りが垂直同期信号VDの後縁と一致する
垂直同期パルスVSが発生する。このように、単
安定マルチバイブレータ6bの出力パルス信号
M2のパルス幅T内に垂直同期信号VDの後縁が位
置するときにのみ幅検定回路5から垂直同期パル
スVSが得られ、ドロツプアウトなどにより生じ
るノイズによるパルス信号と区別して正規の垂直
同期信号VDと対応する垂直同期パルスVSを分離
するようにしている。
この垂直同期パルスVSがアンドゲート8及び
オアゲード9を介して位相比較器10に供給され
ると共に、1/N分周器11にリセツトパルスと
して供給される。位相比較器10の比較出力がロ
ーパスフイルタ12を介してVCO(電圧制御形
発振器)13に制御電圧として供給される。
VCO13から(N×60)〔Hz〕の周波数のクロツ
ク信号が発生し、このクロツク信号がPCM回路
2に対して供給され、再生PCM信号を処理する
ために用いられ、またクロツク信号がPCM回路
2内の1/N分周器で分周されて位相比較器10
に供給される。これと共に、VCO13から発生
するクロツク信号が1/N分周器11で分周さ
れ、共に60〔Hz〕の周波数の等価同期信号EQ及
びウインド信号WNDが形成される。ウインド信
号WNDがアンドゲート14を介してアンドゲー
ト8に供給され、等価同期信号EQがアンドゲー
ト15を介してオアゲート9に供給される。
また、コントロール信号発生器16が設けられ
ており、これに対してPLLロツク信号S1、オーバ
ーフロー及びアンダーフロー検出信号S2、ミユー
テイング信号S3が供給され、コントロール信号
P1,P2,P3が形成される。PLLロツク信号S1は、
位相比較器10、ローパスフイルタ12、VCO
13からなるPLL回路がロツクしているかどうか
を示すもので、ウインド信号WNDのウインド幅
内に垂直同期パルスVSが位置しているときに
は、PLL回路がロツクしているものとし、PLLロ
ツク信号S1が“1”となる。また、PCM回路2
内のメモリーでアンダーフロー或いはアンダーフ
ローが生じそうになると、PCM回路2内に設け
られている1/N分周器の分周比が変化するよう
になされている。つまり、オーバーフローが生じ
そうになると、分周比が(1/N+P)(但し、Pは正 の整数)に切り替えられ、メモリーの読出しビツ
トクロツクの周波数が(N+P/N)倍に上昇され、 一方、アンダーフローが生じそうになると、分周
比が(1/N−P)に切り替えられ、読出しビツトク ロツクの周波数が(N−P/N)倍に低下するように なされ、オーバーフロー或いはアンダーフローの
おそれがなくなつたときには、もとの分周比
(1/N)に戻される。オーバーフロー及びアンダー フロー検出信号S2は、上述のように分周比を変え
ている場合に“1”となる。更に、ミユーテイン
グ信号S3は、PCM回路2において抜き取られた
データに誤りが多い場合に“1”となる。
これらの信号S1,S2,S3につてコントロール信
号P1,P2,P3が形成される。コントロール信号P1
は、アンドゲート14に供給され、ウインド信号
WNDの発生を制御する。コントロール信号P1
は、PLL回路がロツクしてない場合(S1=“0”)
或いはミユーテイング時(S2=“1”)において
“0”となつて、かかる状態でのウインド信号
WNDの発生を阻止している。また、等価同期信
号EQは、垂直同期信号VDがドロツプアウトなど
によつて欠落した場合に内挿されるもので、PLL
回路は、垂直同期パルスVSが供給されなくて
も、等価同期信号EQにより以前の周波数を保持
する。この等価同期信号EQは、定常状態のとき
のみ正しい周波数となるので、最初のPLL回路の
ひき込み時のときは、コントロール信号P2
“0”となつて等価同期信号EQの発生が阻止され
る。更に、ウインド信号WNDのウインド幅内に
垂直同期パルスVSが位置していないロツク外れ
の場合に、オーバーフロー及びアンダーフローを
避けるために分周比を変えると、等価同期信号
EQの周波数が60〔Hz〕でなくなり、以前の周波
数を保持することができなくなる。そこで、コン
トロール信号P3がコントロール信号発生部16で
形成されてPCM回路2に供給され、ロツク外れ
の場合では、PCM回路2内の分周器の分周比を
変える動作が禁止される。
上述の実施例の説明から理解されるように、本
考案に依れば、入力信号から分離された垂直同期
信号が正規のパルス幅かどうかを検査しているの
で、ノイズなどに対してPLL回路が同期すること
を防止でき、また、垂直同期信号が欠落したとき
には、等価同期信号を内挿しているので、PLL回
路がみだれることを防止できる。したがつて家庭
用VTRなどのように外部同期がかからない装置
によつて再生されたPCM信号を処理するのに本
考案は適用して好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のブロツク図、第2
図はその動作説明に用いる波形図である。 1はPCM信号の入力端子、2はPCM回路、5
は幅検定回路、10は位相比較器、13は
VCO、16はコントロール信号発生器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可変周波数発振器からの発振信号を分周し、こ
    の分周出力と入力信号中の同期信号とを位相比較
    し、その位相誤差により上記可変周波数発振器を
    制御するようにした自動周波数制御回路におい
    て、上記入力信号中の同期信号が所定のパルス幅
    のときに検出信号を出力するようになす回路と、
    上記発振信号を分周し、上記検出信号に対するウ
    インド信号を形成し、このウインド信号により上
    記検出信号をゲートする回路と、上記発振信号を
    分周し、等価同期信号を形成し、上記同期信号が
    欠落したとき上記等価同期信号を上記検出信号に
    加算する回路とを備えた自動周波数制御回路。
JP10266779U 1979-07-25 1979-07-25 Expired JPS6120711Y2 (ja)

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JP10266779U JPS6120711Y2 (ja) 1979-07-25 1979-07-25

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JP10266779U JPS6120711Y2 (ja) 1979-07-25 1979-07-25

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Publication Number Publication Date
JPS5621820U JPS5621820U (ja) 1981-02-26
JPS6120711Y2 true JPS6120711Y2 (ja) 1986-06-21

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JP10266779U Expired JPS6120711Y2 (ja) 1979-07-25 1979-07-25

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0656698B2 (ja) * 1985-04-08 1994-07-27 ソニー株式会社 再生装置
JP2505004Y2 (ja) * 1989-06-08 1996-07-24 株式会社豊田自動織機製作所 精紡機用高速回転装置

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Publication number Publication date
JPS5621820U (ja) 1981-02-26

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