JPS6120554Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6120554Y2
JPS6120554Y2 JP10661480U JP10661480U JPS6120554Y2 JP S6120554 Y2 JPS6120554 Y2 JP S6120554Y2 JP 10661480 U JP10661480 U JP 10661480U JP 10661480 U JP10661480 U JP 10661480U JP S6120554 Y2 JPS6120554 Y2 JP S6120554Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
index
rotor
lever body
hand wheel
wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10661480U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5625282U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10661480U priority Critical patent/JPS6120554Y2/ja
Publication of JPS5625282U publication Critical patent/JPS5625282U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6120554Y2 publication Critical patent/JPS6120554Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水晶振動子、音叉等を標準として、こ
の電気信号を分周し、これに同期する時計用ステ
ツプモーターのインデツクス機構の改良に関する
ものであり、その目的はステツプモーターの誤動
作を確実に防止するものであり、更に他の目的は
インデツクス構造の調整を容易に、正確に行わん
とするものである。以下図面に従つて詳細に説明
する。
第1図は水晶振動子を標準とする電気信号を分
周し、これに同期するステツプモーター部の平面
図である。1はローター、2はローターカナ、3
はローターカナ2と噛合う秒針車、4はステータ
ー、5はインデツクスバネ、7はレバー体であり
ローター受13に固着された軸9を中心として回
転できるようになつてきている。8は三番車、1
0はレバー体7を固定するネジ、11はレバー体
7を回転させるための偏心ピン。12は固定ピン
であり、レバー体7に固定され、インデツクスバ
ネ5が固着されている。今、ステーター4aをW
方向に偏心させる事によつて、ローター1とステ
ーター4の関係位置は図のように磁気保持され
て、ローター1の回転方向は矢印の方向に決めら
れる。第2図は駆動コイルに印加する駆動電圧波
形であり、ローター1の磁極が図のようになつて
いる場合、最初のパルスでステーター4が図に示
すような極性に磁化されるように、図にはない駆
動コイルに電流を流すと、ローター1は矢印の方
向に1ピツチ(1/6回転)進む。回転後のロータ
ー1の磁極の位置は、回転前に比べ、N極、S極
が逆になつているが、次の駆動パルスも逆極性と
なるため、ローター1は同一方向に回転する事に
なる。又駆動電圧のパルス幅tはローター1が1
ビツチ回転する時間程度に決められている。しか
し、ローター1が1ピツチ回転して、静止位置に
静止する際にローターのイナーシヤ及びその時の
角速度によつて決まる回転力とローター磁石の引
き力との関係によつて、静止位置を中心としたロ
ーターの振動が生じる。この振動によつてロータ
ー1は逆回転、2ピツチ送り等の誤動作を生じる
場合がある。インデツクスバネ5はこのようなロ
ーターの振動を押え、ローターの誤動作を防止す
るためのものである。しかし従来のこのようなイ
ンデツクス機構は完全とは言えず、次のような欠
点を持つている。即ちカレンダー機構等が付く
と、輪列の回転方向と逆方向に負荷トルクが加わ
つているため、これがローター1の逆回転方向の
振動に加わるとインデツクス歯車を兼ねている秒
針車3はインデツクスバネ5を押上げ逆回転して
しまう。
又秒針車3とインデツクスバネ5の係合部の秒
針車3に対する接線方向の調整は、偏心ピン11
を回転させレバー体7を軸9を中心として回転さ
せる事によつて位置決めできるが、秒針車3の半
径方向の位置決めは、インデツクスバネ5の根元
を曲げる事によつて調整さていた。このため秒針
車3の半径方向の位置決めが困難で、インデツク
スバネ5の秒針車3の歯に対する係合圧が小さく
なり、インデツクスが不確実になつたり、又係合
圧が大きくなり摩擦ロスが大きくなつてしまう。
本考案は以上のような欠点をなくし、特にロー
ターの逆転を確実に防止し、又容易に正確にイン
デツクスバネを位置決め出来るようにしたもので
ある。
第3図は本考案による一具体例であり、秒針車
3と歯と係合する爪石6がインデツクスバネ5に
接着されている。又秒針車3の中心よりみて、秒
針車の歯3aと係合する爪石6の係合面6aとイ
ンデツクスバネ5とはインデツクス車のある側で
鈍角αを形成している。このためローター1が逆
回転を始め、ローターカナ2と噛合つている秒針
車3が逆回転を始めると、インデツクスバネ5に
は左回りのモーメントが作用しこのため爪石6は
秒針歯車に押しつけられる事になる。このため秒
針車の歯3aは爪石6を押上げて逆回転する事は
なく、ローター1の逆回転を確実に防ぐ事ができ
る。尚、本実施例では爪石6の係合部6aの延長
線が秒針車3の中心とほぼ一致するよう設定され
ている。インデツクスバネ5は、レバー体7にカ
シメられている回転可能な調整ピン15に固着さ
れ、調整ピン24には、調整レバー14が固着さ
れている。
したがつて調整レバー14によつて調整ピン1
5を回転させる事によつて爪石6と秒針車3の歯
の噛合量を容易に調整する事が出来る。又、軸9
は秒針車3の中心と、インデツクス歯車を兼ねて
いる秒針歯車と爪石6の係合部を通る直線上に配
置されているため、偏心ピン11を回転させる事
によつて、爪石6と秒針車3の係合部の秒針車に
対する接線方向の位置決めを容易に行なう事がで
きる。以上のように本考案によれば、ローターの
誤動作を確実に防止できる事は明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の一具体例の電子時計用ステツプ
モーターのインデツクス装置を説明するための平
面図、第2図は駆動電圧波形図、第3図は本考案
による一具体例の平面図を夫々示す略図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子時計用変換器のインデツクス構造におい
    て、インデツクス車の歯に係合しているインデツ
    クスバネ部材が前記インデツクス車の中心とイン
    デツクス歯車と爪石の係合部を結ぶ直線上の近傍
    にある固定軸を中心として回転できるレバー体に
    とりつけられ、さらにこのバネ部材は前記レバー
    体上の回転可能な調整ピンに固着されていること
    を特徴とする電子時計用変換器のインデツクス装
    置。
JP10661480U 1980-07-28 1980-07-28 Expired JPS6120554Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10661480U JPS6120554Y2 (ja) 1980-07-28 1980-07-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10661480U JPS6120554Y2 (ja) 1980-07-28 1980-07-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5625282U JPS5625282U (ja) 1981-03-07
JPS6120554Y2 true JPS6120554Y2 (ja) 1986-06-20

Family

ID=29339259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10661480U Expired JPS6120554Y2 (ja) 1980-07-28 1980-07-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6120554Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5625282U (ja) 1981-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4079582A (en) Electronic timepiece
JPS606791Y2 (ja) 電気時計の逆転防止装置
JPS6120554Y2 (ja)
JPS6123830Y2 (ja)
JPS6011270B2 (ja) 歯車列における逆伝達防止機構
US4261047A (en) Date driving mechanism of watch
US3783608A (en) Indexing device for a step motor in an electronic timepiece
JP2988843B2 (ja) 時計の修正機構
JP3582304B2 (ja) 電子制御式機械時計
JPH0453596Y2 (ja)
JPS583112Y2 (ja) 時計機構の歯車支持装置
JPS60111178A (ja) 指針表示式電子時計
JP3632599B2 (ja) 時計
JPH0656786U (ja) 扇形表示輪列の修正機構
JP2795928B2 (ja) 時計用表示板及び表示板付時計
JPS6133588Y2 (ja)
JPH08179059A (ja) 秒針停止装置付き時計機械体
JPH0447698Y2 (ja)
JPS587358Y2 (ja) トケイ
JPH0752628Y2 (ja) 時計の輪列回転規制装置
JPH0714951Y2 (ja) 電子時計
JPS583113Y2 (ja) 時計機構の歯車支持装置
JP2002148363A (ja) 時 計
JPH0220710Y2 (ja)
JP2625858B2 (ja) 電子時計