JPS61205146A - ドツトプリンタ用印字ヘツド - Google Patents

ドツトプリンタ用印字ヘツド

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Publication number
JPS61205146A
JPS61205146A JP4727385A JP4727385A JPS61205146A JP S61205146 A JPS61205146 A JP S61205146A JP 4727385 A JP4727385 A JP 4727385A JP 4727385 A JP4727385 A JP 4727385A JP S61205146 A JPS61205146 A JP S61205146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print head
printing head
titanium alloy
nitriding
dot printer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4727385A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Kuchiki
朽木 孝良
Minoru Sakao
坂尾 稔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP4727385A priority Critical patent/JPS61205146A/ja
Publication of JPS61205146A publication Critical patent/JPS61205146A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/23Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
    • B41J2/235Print head assemblies
    • B41J2/25Print wires

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はドツトプリンター用印字ヘッドに係り特に耐摩
耗性にすぐれたドツトプリンタ用印字ヘッドに関するも
のである。
ドツトプリンタは従来印字ヘッドが横方向に移動しなが
らシリアルに印字動作を行い、インクリボンまたは印字
用紙上をすべって印字を行っている。しかし、この方式
では印字速度が遅く最近のデータ処理の高速化に対処で
きない。この問題を解決するために印字機構を変え、印
字ヘッドを横方向に一列に50〜100個並ベライン化
することにより、またはライン化したプリントハンマを
上下2段に配列することにより印字速度の高速化が可能
となった。この方式であれば短時間に多くのドツトを形
成することができ、毎秒250ドツト以上で高速印字が
できるようになった。
しかしながら、いくら機構の高速化を図ってもそζ忙使
用される材料の物性にも関係することはいうまでもない
。すなわち、高速化を図るためkは材料の軽量化を図る
ことが必要になってくる。
又、高速化忙より印字打撃力が高くなり、横からの剪断
力も大きくなったために印字ヘッド援作用する負荷応力
が増し、印字ヘッドの曲がシ、変形、折損、欠け、摩耗
の増大が見られた。このため印字ヘッドが短かくなりプ
リントハンマの飛行距離が変化し、印字品質が低下する
という問題が生じた。
以上の経過から高速化かつ安定した印字品質を確保する
ためには印字ヘッドの軽量化及び耐摩耗性材料が必要と
なった。
第1図よシ印字ヘッドの動作状況を説明する。
板バネ2に接合されている印字ヘッドlを有し、かつ板
バネ2は、リアヨーク7、永久磁石6及びコイル8によ
り構成されている。又、板バネ2にはリアヨーク7のボ
ール部への吸着を効率よく行うようにプランジャー3が
その前面に締結されている。そしてヨークスペーサー5
とフロントヨーク4間に板バネ2をボルト9にて締結し
ている。
このような構成において前記ボール部は板バネ2が静止
する点よシも、ヨークスペーサー5を支点としてかなル
たわめた位置でその板バネ2を拘束し、印字指令により
この板バネ2を解放して板バネ2のエネルギを用いて印
字する。
従来このような印字ヘッドIKは鋼材を使用し、さらに
先端の耐摩耗性を向上する目的で超硬、タングステンを
接合して使用していた。又印字ヘッド1に鋼材を使用し
、浸炭窒化、ガス窒化を行い使用していた。しかし上記
の材料、表面処理では印字速度の高速化に対し不満足な
結果となった。
すなわち印字ヘッド1先端の摩耗、欠けなどKより印字
ヘッド1が短かくなル印字品質が低下した。
又、高速になったために印字ヘッド1の重量が問題とな
シフライトタイムに変化をきたした。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくシ、ド
ツトプリンタの印字ヘッドとして高速化を満足できるよ
うに軽量化を図りしかも耐摩耗性にもすぐれた印字ヘッ
ドを提供することである。
本発明は、印字ヘッドにチタン又はチタン合金を用いそ
の先端部を例えばプラズマアークにより窒化処理を施し
たことを特徴としたものである。
チタン合金の素材のビッカース硬さは250〜300で
耐摩耗性が悪いため表面硬化処理が必要である。チタン
合金の耐摩耗性向上として窒化処理を施すことは一般に
知られている。そとでチタン合金の印字ヘッドに窒化処
理を試みたが、疲労強度が低下し初期の段階で印字ヘッ
ドの折損が生じた。また印字ヘッドの先端部の耐摩耗性
も満足するものが得られなかった。これは窒化層の厚さ
が非常に薄いためである。これらの窒化処理は1従来の
ガス窒化、イオン窒化である。また印字ヘッド全周に窒
化処理を施する折損の問題が生じるため必要とする部分
、すなわち印字ヘッドの先端部のみを窒化するためにマ
スキングを行い窒化処理、    を施したが、完全に
窒化防止を行うことができなかった。窒化層を深く入れ
るためには処理温度を高くシ、かつ処理時間を長くシ表
ければならず、この場合には印字ヘッドの熱変形、組織
の変化及゛ び疲労強度の低下が問題となる。
以上の経過からチタン合金を印字ヘッドに用いる場合、
全体加熱は好ましくなくまた処理時間も長くできない。
この問題点を解決する処理方法としてプラズマアークを
利用して局部的に短時間に処理可能な窒化法を見い出し
、ドツトプリンタを満足する印字ヘッドが製作できたの
である。この窒化法はプラズマジェットのエネルギを用
い印字ヘッドの先端部を局部局に加熱しプラズマトーチ
−道スI−jTh−0轡−Hツル瞳鳴は叶イ万閏吠訃入
−との時、窒素ガスは活性な窒素イオンとなシ加熱部に
浸入、拡散し短時間で窒化層が深く形成される。
チタン合金の印字ヘッドに窒化処理を行い、その窒化層
を観察したところ第2図に示すように窒化層11は先端
部の表面近傍に厚く形成されておシ、そのビッカース硬
さも1000以上で、これよシ内部にいくにつれ硬さも
徐々に低下していることが判明した。すなわち、印字ヘ
ッドの先端部のみが熱影響を受け、組織が変化したこと
になる。
処理時間が短かいために先端部の熱変形がなく後加工が
不要なことも好都合である。
窒化層1”1の厚さは5μm以上の厚さにするととが好
ましく、これ以上では耐摩耗性の点で満足した結果が得
られたが、これ以下であると必ずしも満足するとは限ら
ないので5μm以上がよい。
印字ヘッドの耐摩耗性が向上した一因ど′して硬さの他
に窒化層11のインクリボンに対する耐食性も考えられ
る。チタン合金素材よシ窒化層1” 1のほうが耐食性
がよいことからも明らかである。
〈実施例1〉 印字ヘッド1にチタン合金(Ti−6AI−4V)を用
いプラズマアークにより印字ヘッド1の先端部を加熱し
窒化処理を施した。この時アーク電流30A1雰囲気ガ
ス20%Nt+80%A r % 処理時間60秒で処
理を行い印字ヘッド先端部以外は水冷し表面温度の上昇
を制御した。その結果、印字ヘッド1先端部の素材表面
のビッカース硬さが300であったものが処理後は12
00となった。
その窒化層11の厚さも25μmVCも達した。
上記の比較品としてガス窒化処理とイオン窒化処理を行
った。前者は処理温度950℃、雰囲気分解アンモニア
ガス、処理時間15時間で行いその窒化層の表面のビッ
カース硬さは1100であった。その窒化層の厚さは6
μmであった。後者は処理温度930℃、雰囲気Nl(
α5〜10Torr)、処理時間10時間で行いその表
面のビッカース硬さは1150で、その窒化層の厚さは
5μmであった。プラズマで処理した印字ヘッドの窒化
層が深いのは処理温度がチタン合金の融点直下まで上昇
し窒素の浸入拡散が容易に行えたためと思われる。
以上の窒化処理した印字ヘッドをドツトプリンタに組み
込み2 X 10’回まで印字して摩耗寸法を測定した
。第1表にその結果を示す。
この表より明らかなようにプラズマで処理した印字ヘッ
ドは7μmと摩耗寸法も少なく印字ヘッドの折損は1本
もなかった。他のガス窒化、イオン窒化で処理した印字
ヘッドはプラズマ窒化層の3〜6倍の摩耗寸法となり使
用に耐えなかった。これは窒化層が浅いためで窒化層が
完全に摩耗すると内部まで急激に摩耗が進行するためで
ある。また7 X 10’回で印字ヘッドが折損したが
、これは印字ヘッド全体が過熱されたために組織変化を
受は疲労強度が低下したためである。
第1表    2×101回 〈実施例2〉 印字ヘッドにチタン合金(T l−6A l−4v)を
用いプラズマアークにより実施例1と同じように窒化処
理を行い窒化層の厚さを3.5.10.30μmとした
。また、水冷治具を用いないでアーク電流25A1雰囲
気20%Nm + 80%Ar処理時間20秒で処理を
行った。その結果表面近傍のビッカース硬さは1170
であったが、水冷しないため印字ヘッド全体が熱影響を
受は母材のビッカース硬さも400〜550に硬化した
以上の窒化処理した印字ヘッドをドツトプリンタに組み
込み2X10’回まで印字して摩耗寸法を測定した。第
2表にその結果を示す。窒化層が3μm薄いと摩耗寸法
が大きい。印字ヘッドとして溝足できる窒化層の厚さは
5μm以上必要であることが分かる。水冷治具を用いな
いで窒化処理した印字ヘッドはガス窒化及びイオン窒化
と同様に印字ヘッド全体が硬化したため疲労強度が低下
し5×107回で折損した。
第2表   2 X 10’回 本発明の効果については、2つの実施例から明らかなよ
うにドツトプリンタ用印字ヘッドとしてその先端部のみ
をプラズマアークで窒化処理を施すことにより耐摩耗性
が向上し更に折損、欠けなどの従来の欠点をすべて解消
することができ印字速度の高速化に十分く対処できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はドツトプリンターの印字ヘッド駆動部の断面側
面図、第2図は印字ヘッドの拡大側面図である。 図において、工は印字ヘッド、2は板バネ、3はプラン
ジャ、4はフロントヨーク、5はヨークスペーサ、6は
永久磁石、7はリアヨーク、8はコイル、9はボルト、
11は窒化層である。 特許出願人の名称    日立工機株式会社カ1国 ル2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、印字ヘッドにチタン又はチタン合金を用いその先端
    部が窒化処理されていることを特徴とするドットプリン
    タ用印字ヘッド。 2、チタン又はチタン合金の先端部の窒化層を5μm以
    上の厚さにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のドットプリンタ用印字ヘッド。 3、前記窒化処理をプラズマアークにより行うことを特
    徴とした特許請求の範囲第1項記載のドットプリンタ用
    印字ヘッド。
JP4727385A 1985-03-08 1985-03-08 ドツトプリンタ用印字ヘツド Pending JPS61205146A (ja)

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JP (1) JPS61205146A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62294160A (ja) * 1986-06-13 1987-12-21 バルツエルス アクチエンゲゼルシヤフト 反応性気体プラズマ中での材料の熱化学的表面処理方法
JPS6483653A (en) * 1987-09-24 1989-03-29 Fujikura Ltd Wear-resistant member
WO1995009932A1 (en) * 1993-10-06 1995-04-13 The University Of Birmingham Titanium alloy products and methods for their production

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