JPH0247220A - ワイヤドットプリンタの印字ワイヤ - Google Patents
ワイヤドットプリンタの印字ワイヤInfo
- Publication number
- JPH0247220A JPH0247220A JP19549688A JP19549688A JPH0247220A JP H0247220 A JPH0247220 A JP H0247220A JP 19549688 A JP19549688 A JP 19549688A JP 19549688 A JP19549688 A JP 19549688A JP H0247220 A JPH0247220 A JP H0247220A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- printing
- layer
- printing wire
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000009466 transformation Effects 0.000 claims description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 13
- 239000010953 base metal Substances 0.000 abstract 2
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 abstract 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 8
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 8
- 229910000734 martensite Inorganic materials 0.000 description 6
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 5
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 5
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 4
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 4
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 2
- 150000007513 acids Chemical class 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 2
- WRIDQFICGBMAFQ-UHFFFAOYSA-N (E)-8-Octadecenoic acid Natural products CCCCCCCCCC=CCCCCCCC(O)=O WRIDQFICGBMAFQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- LQJBNNIYVWPHFW-UHFFFAOYSA-N 20:1omega9c fatty acid Natural products CCCCCCCCCCC=CCCCCCCCC(O)=O LQJBNNIYVWPHFW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- QSBYPNXLFMSGKH-UHFFFAOYSA-N 9-Heptadecensaeure Natural products CCCCCCCC=CCCCCCCCC(O)=O QSBYPNXLFMSGKH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000531 Co alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000997 High-speed steel Inorganic materials 0.000 description 1
- ZQPPMHVWECSIRJ-UHFFFAOYSA-N Oleic acid Natural products CCCCCCCCC=CCCCCCCCC(O)=O ZQPPMHVWECSIRJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000005642 Oleic acid Substances 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000009661 fatigue test Methods 0.000 description 1
- QXJSBBXBKPUZAA-UHFFFAOYSA-N isooleic acid Natural products CCCCCCCC=CCCCCCCCCC(O)=O QXJSBBXBKPUZAA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- ZQPPMHVWECSIRJ-KTKRTIGZSA-N oleic acid Chemical compound CCCCCCCC\C=C/CCCCCCCC(O)=O ZQPPMHVWECSIRJ-KTKRTIGZSA-N 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/22—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
- B41J2/23—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
- B41J2/235—Print head assemblies
- B41J2/25—Print wires
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は印字ワイヤにドツト印字をさせるようにしたワ
イヤドツトプリンタの該印字ワイヤ、特に、耐久性と経
済性とをあわせ有する印字ワイヤに関する。
イヤドツトプリンタの該印字ワイヤ、特に、耐久性と経
済性とをあわせ有する印字ワイヤに関する。
第2図は一般に用いもれ℃いるワイヤドツトプリンタの
構成及び動作を説明するための該プリンタにおける要部
の斜視図である。
構成及び動作を説明するための該プリンタにおける要部
の斜視図である。
第2図においC1lはその一端1aに印字ワイヤ2の基
部2aがろう接は等によつ℃固定されかつ他端1bが片
持梁状板ばね3の自端3aに固定されたアーマチ晶アで
、このアーマチ晶ア1の他端!b側には、空隙4を介し
℃対向するようにL℃電磁石5が配置され工いる。もち
ろん、この電磁石5及び板ばね3の固定端はいずれも図
示し℃いない異なる部材に固定されている。6は印字ワ
イヤ2の先端2bに空隙7を介して対向配置されたプラ
テン、8.9はそれぞれ空隙7に配置さ4たインクリボ
ン、紙で、10は図示の各部を有するワイヤドツトプリ
ンタである。
部2aがろう接は等によつ℃固定されかつ他端1bが片
持梁状板ばね3の自端3aに固定されたアーマチ晶アで
、このアーマチ晶ア1の他端!b側には、空隙4を介し
℃対向するようにL℃電磁石5が配置され工いる。もち
ろん、この電磁石5及び板ばね3の固定端はいずれも図
示し℃いない異なる部材に固定されている。6は印字ワ
イヤ2の先端2bに空隙7を介して対向配置されたプラ
テン、8.9はそれぞれ空隙7に配置さ4たインクリボ
ン、紙で、10は図示の各部を有するワイヤドツトプリ
ンタである。
プリンタ10におい℃は、電磁石5が非励磁であると板
ばね3及びアーマチ轟アが自然平衡状態にあつ′C,こ
のため印字ワイヤ2は印字動作をしない待機状態にある
。ところが、電磁石5が助出されると、アーマチ晶ア1
が該磁石5に吸引されるので、板ばね3が上方にたわま
されろと同時に印字ワイヤの先端2bが上方に突き上げ
らt’+る。
ばね3及びアーマチ轟アが自然平衡状態にあつ′C,こ
のため印字ワイヤ2は印字動作をしない待機状態にある
。ところが、電磁石5が助出されると、アーマチ晶ア1
が該磁石5に吸引されるので、板ばね3が上方にたわま
されろと同時に印字ワイヤの先端2bが上方に突き上げ
らt’+る。
しかるに、この先端2bには予めリボン81紙9を介し
℃プラテン6が対向させられ℃いる。このため、上方に
突き上げられたワイヤの先端2bがリボン81紙9.プ
ラテン6に順次衝突し1.リボン8に含浸させられたイ
ンクによって紙9にドツトが印字されることになる。と
ころで、この場合、印字ワイヤ2がドツト印字をした時
点では既に電磁石5が非助出となつ′C@石5のアーマ
チ為アIに対する吸引力が消滅し℃いる。このため。
℃プラテン6が対向させられ℃いる。このため、上方に
突き上げられたワイヤの先端2bがリボン81紙9.プ
ラテン6に順次衝突し1.リボン8に含浸させられたイ
ンクによって紙9にドツトが印字されることになる。と
ころで、この場合、印字ワイヤ2がドツト印字をした時
点では既に電磁石5が非助出となつ′C@石5のアーマ
チ為アIに対する吸引力が消滅し℃いる。このため。
ワイヤ2はドツト印字をした後板ばね3のばね力で引き
下げられ℃初期の待機位置に復帰する。
下げられ℃初期の待機位置に復帰する。
プリンター0においCは上述のようにしτドツト印字が
行われるので、この場合、アーマチ晶アlと板ばね3と
磁石5とで印字ワイヤ駆動機構11を構成し℃いるとい
うことができる。第2図には印字ワイヤ2と印字ワイヤ
駆動機構11とが一組だId示され−いるが、プリンタ
ー0にを工このような組が複数組設けられろこともある
。このようなワイヤドツトプリンタIOでは、印字ワイ
ヤ2が10 回明瞭なドツト印字をすることができる耐
久性が一般に要求されている。
行われるので、この場合、アーマチ晶アlと板ばね3と
磁石5とで印字ワイヤ駆動機構11を構成し℃いるとい
うことができる。第2図には印字ワイヤ2と印字ワイヤ
駆動機構11とが一組だId示され−いるが、プリンタ
ー0にを工このような組が複数組設けられろこともある
。このようなワイヤドツトプリンタIOでは、印字ワイ
ヤ2が10 回明瞭なドツト印字をすることができる耐
久性が一般に要求されている。
印字ワイヤ2fこは上記のような耐久性が必要であるが
、この耐久性は耐・磨耗性と耐疲労性と耐食性とからな
る性能である。すなわち、印字ワイヤ2の先端2bは1
0 回の衝突によつ℃もこの衝突の際の磨耗によって
変形しないことが必要であり。
、この耐久性は耐・磨耗性と耐疲労性と耐食性とからな
る性能である。すなわち、印字ワイヤ2の先端2bは1
0 回の衝突によつ℃もこの衝突の際の磨耗によって
変形しないことが必要であり。
また、印字ワイヤ2はその先端2bに10回の繰り返し
衝撃荷重が加えられても疲労による切損が発生しないこ
とが必要である。ところで、上述したインクリボン8に
は着色剤溶媒とし℃のオレイン酸を含むインクが含浸さ
せられ℃いるので、このオレイン酸fこよつ工印字ワイ
ヤ2が酸化された場合、酸化生成物が剥落し一印字ワイ
ヤ2を案内する図示し工いないワイヤガイド孔につまっ
たり。
衝撃荷重が加えられても疲労による切損が発生しないこ
とが必要である。ところで、上述したインクリボン8に
は着色剤溶媒とし℃のオレイン酸を含むインクが含浸さ
せられ℃いるので、このオレイン酸fこよつ工印字ワイ
ヤ2が酸化された場合、酸化生成物が剥落し一印字ワイ
ヤ2を案内する図示し工いないワイヤガイド孔につまっ
たり。
アーマチ晶ア1と電磁石5との相対向する面に付着した
りし℃印字品質の低下が生じる恐名がある。
りし℃印字品質の低下が生じる恐名がある。
そ、うし′c、印字ワイヤ2が上記のような酸化を受け
ると上述した繰り返し衝撃荷重に対する耐疲労性も低下
するのが一般である。したがつ℃、印字ワイヤ2は10
回の印字動作が行われても、その間、上述の酸化剥落が
発生しないことが必要である。
ると上述した繰り返し衝撃荷重に対する耐疲労性も低下
するのが一般である。したがつ℃、印字ワイヤ2は10
回の印字動作が行われても、その間、上述の酸化剥落が
発生しないことが必要である。
このため、従来、印字ワイヤ2の素材とL℃。
上記の耐久性を考慮し℃、ピアノ線(、H85WPB)
、ステンレス鋼線(JIS 5US304)%高速度鋼
線(JIS BKR9) 、 :) tc ル) 基合
金線、 Wo 90%、 C010%の化学組成を有
する超硬線が採用され工いるが、たとえば、超硬線は耐
磨耗性及び耐疲労性が勝れτいろものの耐食性、経済性
の面に難点があり、ステンレス鋼線及びコバルト基合金
線は耐蝕性の点で勝れ工いるものの耐疲労性及び経済性
の面に難点かある。また、ピアノ線は経済性の点に利点
があるが、耐磨耗性、耐疲労性、耐食性の面で他の素材
に比ベニ劣るという欠点がある。つまり、印字ワイヤ2
に用いられ℃いる上述の素材にはそれぞれ上記に例示し
たような一長一短があるので、このような素材をそのま
ま使用している従来の印字ワイヤ2には必要な耐久性並
びに経済性な充分に満足し1いないという問題点がある
。
、ステンレス鋼線(JIS 5US304)%高速度鋼
線(JIS BKR9) 、 :) tc ル) 基合
金線、 Wo 90%、 C010%の化学組成を有
する超硬線が採用され工いるが、たとえば、超硬線は耐
磨耗性及び耐疲労性が勝れτいろものの耐食性、経済性
の面に難点があり、ステンレス鋼線及びコバルト基合金
線は耐蝕性の点で勝れ工いるものの耐疲労性及び経済性
の面に難点かある。また、ピアノ線は経済性の点に利点
があるが、耐磨耗性、耐疲労性、耐食性の面で他の素材
に比ベニ劣るという欠点がある。つまり、印字ワイヤ2
に用いられ℃いる上述の素材にはそれぞれ上記に例示し
たような一長一短があるので、このような素材をそのま
ま使用している従来の印字ワイヤ2には必要な耐久性並
びに経済性な充分に満足し1いないという問題点がある
。
本発明の目的は、入手の容易な素材に表面改質処理を施
すことによって、耐久性と経済性との両方をあわせ有す
る印字ワイヤを得ることにある。
すことによって、耐久性と経済性との両方をあわせ有す
る印字ワイヤを得ることにある。
上記目的を達成するため1本発明によ汎ば、変態硬化層
とこの変態硬化層の外側に形成さ名たアモルファス層と
の二層構造を有する表面改質層を線状母材の先端及びこ
の先端の近傍に設け℃ワイヤドツトプリンタの印字ワイ
ヤを構成するものとする。
とこの変態硬化層の外側に形成さ名たアモルファス層と
の二層構造を有する表面改質層を線状母材の先端及びこ
の先端の近傍に設け℃ワイヤドツトプリンタの印字ワイ
ヤを構成するものとする。
上記のように構成すると、入手の容易な線状母材を用い
工も変態硬化層が高い硬度を有するために耐磨耗性と耐
疲労性とに勝れた印字ワイヤが得られ、かつアモルファ
ス層の存在のために耐食性の強い印字ワイヤが得られる
ので、結局経済性と耐久性とをあわせ有する印字ワイヤ
が得られることになる。
工も変態硬化層が高い硬度を有するために耐磨耗性と耐
疲労性とに勝れた印字ワイヤが得られ、かつアモルファ
ス層の存在のために耐食性の強い印字ワイヤが得られる
ので、結局経済性と耐久性とをあわせ有する印字ワイヤ
が得られることになる。
第1図は本発明の一実施例におけろ要部の縦断面図で1
図【こおける1、2.12bはそれぞれ第2図に示した
印字ワイヤ2.先端2bに対応した印字ワイヤ、先端で
ある。そうし℃、印字ワイヤ12の印字ワイヤ2と異な
る所は、印字ワイヤ12の母材であるピアノ線15の先
端及びこの先端の近傍の各表面なレーザ光で加熱するこ
と・により″csマルテンサイト変態硬化層13とこの
硬化層13の外側に形成されたアモルファス層14との
二層構造を有する表面改質層!6をワイヤ12の先端1
2b及びこの先端12bの近傍に設げたことである。
図【こおける1、2.12bはそれぞれ第2図に示した
印字ワイヤ2.先端2bに対応した印字ワイヤ、先端で
ある。そうし℃、印字ワイヤ12の印字ワイヤ2と異な
る所は、印字ワイヤ12の母材であるピアノ線15の先
端及びこの先端の近傍の各表面なレーザ光で加熱するこ
と・により″csマルテンサイト変態硬化層13とこの
硬化層13の外側に形成されたアモルファス層14との
二層構造を有する表面改質層!6をワイヤ12の先端1
2b及びこの先端12bの近傍に設げたことである。
ところで、一般に金属材料は、その表面硬度が高くなる
程耐磨耗性が当然向上するほか耐疲労性も改善される特
徴がある。そうL℃、また、この金属材料の炭素含有量
に応じて照射レーザ光のエネルギー密度及びレーザ光の
全照射エネルギーを加減することによって、該金属材料
の表面に生成されろマルテンサイト変態硬化層の厚さ並
びに硬度をそれぞれ所望の値にすることができ、かつこ
のマルテンサイト変態硬化層の外面にアモルファス層を
確実に形成させることができる。
程耐磨耗性が当然向上するほか耐疲労性も改善される特
徴がある。そうL℃、また、この金属材料の炭素含有量
に応じて照射レーザ光のエネルギー密度及びレーザ光の
全照射エネルギーを加減することによって、該金属材料
の表面に生成されろマルテンサイト変態硬化層の厚さ並
びに硬度をそれぞれ所望の値にすることができ、かつこ
のマルテンサイト変態硬化層の外面にアモルファス層を
確実に形成させることができる。
このため、印字ワイヤ12の場合、照射レーザ光の上述
したエネルギー密度及び全照射エネルギーを加減するこ
とにより″C%表面改質層16がほぼ1000以上のビ
ッカース硬度を有するマルテンサイト変態硬化層13と
アモルファス層14とからなるように構成され工い℃、
この結果、印字ワイヤtzt’z、その母材に入手の容
易なピアノ線を採用し工いながら、耐磨耗性並びに耐疲
労性に勝れた印字ワイヤになっ℃いる。また、一般にマ
ルテンサイト変態硬化層は酸に侵され易い特徴があるが
、印字ワイヤ12におい工は硬化層13の外面が酸に侵
され難いアモルファス層!4で被われているので、この
印字ワイヤ12はまた印字用インクに対し1勝れた耐食
性を有し℃いることになる。したがつ℃、印字ワイヤ1
2は経済性と耐久性とをあわせ有する印字ワイヤである
ということができる。
したエネルギー密度及び全照射エネルギーを加減するこ
とにより″C%表面改質層16がほぼ1000以上のビ
ッカース硬度を有するマルテンサイト変態硬化層13と
アモルファス層14とからなるように構成され工い℃、
この結果、印字ワイヤtzt’z、その母材に入手の容
易なピアノ線を採用し工いながら、耐磨耗性並びに耐疲
労性に勝れた印字ワイヤになっ℃いる。また、一般にマ
ルテンサイト変態硬化層は酸に侵され易い特徴があるが
、印字ワイヤ12におい工は硬化層13の外面が酸に侵
され難いアモルファス層!4で被われているので、この
印字ワイヤ12はまた印字用インクに対し1勝れた耐食
性を有し℃いることになる。したがつ℃、印字ワイヤ1
2は経済性と耐久性とをあわせ有する印字ワイヤである
ということができる。
本発明者は印字ワイヤ12における上述の各特徴を実験
により℃確認したが、その結果は次の通りであった。す
なわち、内部応力歪みの除去と結晶粒径の均一化とを図
るために通常行われている応力歪み除去焼鈍を400℃
で行ったピアノ線(JIs 5WPA)を用いた従来の
印字ワイヤ(以後この印字ワイヤを応力歪み除去焼鈍印
字ワイヤということがある。、)とこのピアノ線(JI
S 5WPA)12印字ワイヤ12におけると同様な
表面改質処理を施した本発明による印字ワイヤ(以後こ
の印字ワイヤを表面改質印字ワイヤということがある。
により℃確認したが、その結果は次の通りであった。す
なわち、内部応力歪みの除去と結晶粒径の均一化とを図
るために通常行われている応力歪み除去焼鈍を400℃
で行ったピアノ線(JIs 5WPA)を用いた従来の
印字ワイヤ(以後この印字ワイヤを応力歪み除去焼鈍印
字ワイヤということがある。、)とこのピアノ線(JI
S 5WPA)12印字ワイヤ12におけると同様な
表面改質処理を施した本発明による印字ワイヤ(以後こ
の印字ワイヤを表面改質印字ワイヤということがある。
)とにそれぞれに10回のドツト印字なさせた所。
印字ワイヤの磨耗itは前者の150〔μm〕に対して
後者は僅かに5〔μm〕であった。また、上記の応力歪
み除去焼鈍印字ワイヤと表面改質印字ワイヤとlこ繰り
返し引張、圧縮応力を加え℃疲労試験を行った所、繰り
返し回数10回に対する疲労破壊の時間強度が応力歪み
除去焼鈍印字ワイヤのσに対して表面改質印字ワイヤで
は1.3σであった。
後者は僅かに5〔μm〕であった。また、上記の応力歪
み除去焼鈍印字ワイヤと表面改質印字ワイヤとlこ繰り
返し引張、圧縮応力を加え℃疲労試験を行った所、繰り
返し回数10回に対する疲労破壊の時間強度が応力歪み
除去焼鈍印字ワイヤのσに対して表面改質印字ワイヤで
は1.3σであった。
そうし工、さらに、上述した応力歪み除去焼鈍印字ワイ
ヤと表面改質印字ワイヤとン1通常酸化加速試験方法と
し℃採用され工いるJIS Z−2371「塩水@霧試
験方法」に規定さhた相対湿度80〔チ〕、@度40(
:℃)の′#囲気に90時間放置し℃酸化物の発生の有
無を調べた所、従来の印字ワイヤには酸化物の発生が認
められたものの本発明の印字ワイヤには酸化現象が望め
られず、これによって本発明が印字ワイヤの耐食性に有
効であることを確認した。
ヤと表面改質印字ワイヤとン1通常酸化加速試験方法と
し℃採用され工いるJIS Z−2371「塩水@霧試
験方法」に規定さhた相対湿度80〔チ〕、@度40(
:℃)の′#囲気に90時間放置し℃酸化物の発生の有
無を調べた所、従来の印字ワイヤには酸化物の発生が認
められたものの本発明の印字ワイヤには酸化現象が望め
られず、これによって本発明が印字ワイヤの耐食性に有
効であることを確認した。
なお、上述の実施例においCは印字ワイヤ12の母材に
ピアノ線を採用したが、本発明は、このような実施例に
限定されるものではなく、急冷にょっ℃マルテンサイト
変態が生じるものであればどのような金属材料であり℃
も差し支えないものである。
ピアノ線を採用したが、本発明は、このような実施例に
限定されるものではなく、急冷にょっ℃マルテンサイト
変態が生じるものであればどのような金属材料であり℃
も差し支えないものである。
上述したように、本発明におい′Cは、変態硬化層とこ
の変態硬化層の外側に形成されたアモルファス層との二
層構造を有する表面改質層を線状母材の先端及びこの先
端の近傍に設け℃ワイヤドツトプリンタの印字ワイヤを
構成した。このため。
の変態硬化層の外側に形成されたアモルファス層との二
層構造を有する表面改質層を線状母材の先端及びこの先
端の近傍に設け℃ワイヤドツトプリンタの印字ワイヤを
構成した。このため。
上記のように構成すると、入手の容易な線状母材を用い
ても変態硬化層が高い硬度を有するために耐磨耗性と耐
疲労性と「二層れた印字ワイヤが得られ、かつアモルフ
ァス層の存在のために耐食性の強い印字ワイヤが得られ
るので、結局1本発明には経済性と耐久性とをあわせ有
する印字ワイヤが得られる効果がある。
ても変態硬化層が高い硬度を有するために耐磨耗性と耐
疲労性と「二層れた印字ワイヤが得られ、かつアモルフ
ァス層の存在のために耐食性の強い印字ワイヤが得られ
るので、結局1本発明には経済性と耐久性とをあわせ有
する印字ワイヤが得られる効果がある。
第1図は本発明の一実施例における要部の縦断面図、第
2図はワイヤドツトプリンタにおける要部の斜視図であ
る。 2.12・・・・・・印字ワイヤ、10・・・・・・ワ
イヤドツトプリンタ% 13・・・・・・マルテンサイ
ト変態硬化層、 14・・・・・・アモルファス層、
15・・・・・・ピアノ線、16・・・・・・表2b
2図はワイヤドツトプリンタにおける要部の斜視図であ
る。 2.12・・・・・・印字ワイヤ、10・・・・・・ワ
イヤドツトプリンタ% 13・・・・・・マルテンサイ
ト変態硬化層、 14・・・・・・アモルファス層、
15・・・・・・ピアノ線、16・・・・・・表2b
Claims (1)
- 変態硬化層とこの変態硬化層の外側に形成されたアモル
ファス層との二層構造を有する表面改質層を線状母材の
先端及びこの先端の近傍に設けたことを特徴とするワイ
ヤドットプリンタの印字ワイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19549688A JPH0247220A (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | ワイヤドットプリンタの印字ワイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19549688A JPH0247220A (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | ワイヤドットプリンタの印字ワイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0247220A true JPH0247220A (ja) | 1990-02-16 |
Family
ID=16342053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19549688A Pending JPH0247220A (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | ワイヤドットプリンタの印字ワイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0247220A (ja) |
-
1988
- 1988-08-05 JP JP19549688A patent/JPH0247220A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2000109961A (ja) | 磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板とその製造方法 | |
JPH0247220A (ja) | ワイヤドットプリンタの印字ワイヤ | |
DE2710181A1 (de) | Punktdruckdraht | |
JP2802293B2 (ja) | 印字ヘッド用アーマチュアの製造方法 | |
US4962876A (en) | Method of producing a movable part of a wire-dot print head | |
US4944222A (en) | Printer device with noise reducing impact hammer | |
US5556211A (en) | 24 pin dot printer head and method of making the same | |
DE102020120412A1 (de) | Vorrichtung zum Erwärmen eines Aufzeichnungsträgers mit einem auf dem Aufzeichnungsträger gedruckten Druckbild | |
US4767226A (en) | Print head with wires which continuously contact the tip guide | |
JPS61205146A (ja) | ドツトプリンタ用印字ヘツド | |
JPS60240461A (ja) | ワイヤドツトプリンタヘツド | |
JP2511398Y2 (ja) | ワイヤドット印字ヘッド | |
JPS63222862A (ja) | ワイヤドツトプリンタの印字ヘツド | |
JPH02122943A (ja) | スプリングチャージ式ドットヘッド | |
JPS63172659A (ja) | ワイヤドツトプリンタの印字ヘツド | |
JPH0452054Y2 (ja) | ||
JPH0699237A (ja) | ワイヤドット印字ヘッドのスプリング製造方法 | |
JPH02223453A (ja) | プリンタ印字ヘッド | |
JP2542200B2 (ja) | ワイヤ−ドットヘッド | |
JPS59126773A (ja) | ハンマの製造方法 | |
JPS5936876B2 (ja) | プリンタ用活字の製造方法 | |
JPH02279347A (ja) | インパクトドットヘッド用ワイヤ | |
JPS58166065A (ja) | プリントヘツド | |
JPS6135977A (ja) | プリンタ用ハンマ及びその製造方法 | |
JPH0114987B2 (ja) |