JPS6135977A - プリンタ用ハンマ及びその製造方法 - Google Patents
プリンタ用ハンマ及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS6135977A JPS6135977A JP15960084A JP15960084A JPS6135977A JP S6135977 A JPS6135977 A JP S6135977A JP 15960084 A JP15960084 A JP 15960084A JP 15960084 A JP15960084 A JP 15960084A JP S6135977 A JPS6135977 A JP S6135977A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hammer
- impact load
- leading end
- carburized
- soft iron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J9/00—Hammer-impression mechanisms
- B41J9/02—Hammers; Arrangements thereof
- B41J9/133—Construction of hammer body or tip
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、情報処理装置の出力機器等に用いるプリンタ
用ハンマ及びその製造方法に関する。
用ハンマ及びその製造方法に関する。
従来のプリンタは、例えば第３図に示すような構成とな
りていた。図中１はプラテン、２は印字用紙、３は印字
リボン、４は活字体、５は印字用のハンマで、該ノーン
マ５は、周囲にコイル６が巻装され且つプラスチック製
の軸受７にて摺動可能に支持されている。そして、コイ
ル６を励磁することによりてハンマ７がプラテン１側に
摺動突出し、活字体４をプラテン１上に押付け、印字リ
ボン３を介して、印字用紙上に所定文字等を印字するよ
うになりている。尚、ハンマ５は磁性特性の関係上、純
鉄にて形成されている、このノ・ンマ５は、活字体４と
当接する先端の衝撃荷重部５ａ及び軸受７と摺接する摺
動部５ｂが摩耗し易いことから、従来では衝撃荷重部５
ａに局部浸炭焼入後槽動部５ｂを含む先端部全体にハー
ドクロムメッキを施すか。
りていた。図中１はプラテン、２は印字用紙、３は印字
リボン、４は活字体、５は印字用のハンマで、該ノーン
マ５は、周囲にコイル６が巻装され且つプラスチック製
の軸受７にて摺動可能に支持されている。そして、コイ
ル６を励磁することによりてハンマ７がプラテン１側に
摺動突出し、活字体４をプラテン１上に押付け、印字リ
ボン３を介して、印字用紙上に所定文字等を印字するよ
うになりている。尚、ハンマ５は磁性特性の関係上、純
鉄にて形成されている、このノ・ンマ５は、活字体４と
当接する先端の衝撃荷重部５ａ及び軸受７と摺接する摺
動部５ｂが摩耗し易いことから、従来では衝撃荷重部５
ａに局部浸炭焼入後槽動部５ｂを含む先端部全体にハー
ドクロムメッキを施すか。
あるいは衝撃荷重部５ａ及び摺動部５ｂからなる先端部
全体に無電解ニッケルメッキを施した後焼鈍をするか、
いずれかの方法によりて製造するよう処していた。
全体に無電解ニッケルメッキを施した後焼鈍をするか、
いずれかの方法によりて製造するよう処していた。
しかしながら、このような従来のプリンタ用ハンマにあ
りては、上述のように先端部にハードクロムメッキを施
す場合、先端部が角柱状になりているため、エツジ部に
余分のメッキが付着し易く、その結果エツジ部に付着し
たメッキ部分圧よプてプラスチック製の軸受７に傷をつ
けてしまうととＫなり、しかも無給油で使用するために
プラスチック製の軸受７を使用するものでありて、この
軸受７の傷つきは避は難いものである。また、先端部に
無電解ニッケルメッキを施した後、焼鈍する場合は、焼
鈍による析出硬化によシ、表面は硬くなるが、硬化層が
薄いため純鉄製のハンマ本体の先端が衝撃荷重により潰
れて凹んでしまうという問題点がありた。
りては、上述のように先端部にハードクロムメッキを施
す場合、先端部が角柱状になりているため、エツジ部に
余分のメッキが付着し易く、その結果エツジ部に付着し
たメッキ部分圧よプてプラスチック製の軸受７に傷をつ
けてしまうととＫなり、しかも無給油で使用するために
プラスチック製の軸受７を使用するものでありて、この
軸受７の傷つきは避は難いものである。また、先端部に
無電解ニッケルメッキを施した後、焼鈍する場合は、焼
鈍による析出硬化によシ、表面は硬くなるが、硬化層が
薄いため純鉄製のハンマ本体の先端が衝撃荷重により潰
れて凹んでしまうという問題点がありた。
本発明は、ハンマ先端部のエツジ部に余分のメッキが付
着してプラスチック製の軸受を傷つけたり、表面の硬化
層が薄いためにハンマ本体の先端部が潰れて凹むのを防
止し、磁性特性に影響を与えることなく耐摩耗性を向上
させることＫよシ、上記従来の問題点を解決せんとする
ものである。
着してプラスチック製の軸受を傷つけたり、表面の硬化
層が薄いためにハンマ本体の先端部が潰れて凹むのを防
止し、磁性特性に影響を与えることなく耐摩耗性を向上
させることＫよシ、上記従来の問題点を解決せんとする
ものである。
そして具体的には本発明は、第１に、軟鉄製のハンマ本
体の先端部のうち、衝撃荷重部に浸炭焼入の焼戻し部を
備え、且つ摺動部表面にニッケルメッキ析出硬化部を備
えたプリンタ用ハンマ、そして第２に軟鉄製のハンマ材
を所定形状に切削加工した後、衝撃荷重部の浸炭焼入を
行い、次いで衝撃荷重部を研摩し、その後食なくとも上
記衝撃荷重部及び摩擦抵抗を受行る摺動部に無電解ニッ
ケルメッキを施し、更に焼鈍して浸炭焼入の焼戻し及び
析出硬化を行うプリンタ用ハンマの製造方法を提供する
ことＫよシ、上記従来の問題点を解決している。
体の先端部のうち、衝撃荷重部に浸炭焼入の焼戻し部を
備え、且つ摺動部表面にニッケルメッキ析出硬化部を備
えたプリンタ用ハンマ、そして第２に軟鉄製のハンマ材
を所定形状に切削加工した後、衝撃荷重部の浸炭焼入を
行い、次いで衝撃荷重部を研摩し、その後食なくとも上
記衝撃荷重部及び摩擦抵抗を受行る摺動部に無電解ニッ
ケルメッキを施し、更に焼鈍して浸炭焼入の焼戻し及び
析出硬化を行うプリンタ用ハンマの製造方法を提供する
ことＫよシ、上記従来の問題点を解決している。
以下、本発明の一実施例を、第１図及び第２図に基づい
て説明する。尚、以下において従来と共通の部分には共
通の符号を付し、重複する説明は省略する。
て説明する。尚、以下において従来と共通の部分には共
通の符号を付し、重複する説明は省略する。
マス、プリンタ用ハンマについて説明する。
図中１０がハンマ、１１がハンマ本体、１２が先端部で
、該先端部１２は、活字体４と当接する衝撃荷重部１２
ａ及び軸受＃／＋７と摺接する摺動部１２ｂとからなる
もので、略角柱形状とされている。尚、基端部側は円柱
形状となりている。また、／ＳＳママ体１１は、軟鉄に
て形成され、その先端部１２のうち、衝撃荷重部１２ａ
に浸炭焼入の焼戻し部１３を備え、且つ摺動部１２ｂの
表面にニッケルメッキ析出硬化部１４を備えたものとさ
れている。
、該先端部１２は、活字体４と当接する衝撃荷重部１２
ａ及び軸受＃／＋７と摺接する摺動部１２ｂとからなる
もので、略角柱形状とされている。尚、基端部側は円柱
形状となりている。また、／ＳＳママ体１１は、軟鉄に
て形成され、その先端部１２のうち、衝撃荷重部１２ａ
に浸炭焼入の焼戻し部１３を備え、且つ摺動部１２ｂの
表面にニッケルメッキ析出硬化部１４を備えたものとさ
れている。
従りて、衝撃荷重部１２ａは、浸炭焼入の焼戻し部１３
によりて確実に、保護され、また、摺動部１２ｂはニッ
ケルメッキ析出硬化部１４によりて保護され、潰れず、
しかも耐摩耗性の高いものとされている。
によりて確実に、保護され、また、摺動部１２ｂはニッ
ケルメッキ析出硬化部１４によりて保護され、潰れず、
しかも耐摩耗性の高いものとされている。
次ぎに、プリンタ用ハンマの製造方法について説明する
。まず、軟鉄製のハンマ材（図示せず）を第２図のごと
く、基端部側が円柱状、先端部１２側が角柱状（四角柱
状）になるように切削加工する。次ぎに、上述の如き形
状に切削加工し九ハンマ本体１０の先端部１２における
衝撃荷重部１２＆の浸炭焼入を行う。次いで、浸炭焼入
を行った衝撃荷重部１２ａを研摩する。そして、衝撃荷
重部１２ｍの研摩処理の後、少なくとも先端部１２、即
ち衝撃荷重部１２−ａ及び軸受７との摩擦抵抗を受ける
摺動部１２ｂ Ｋ無電解ニッケルメッキを施す。そして
更に１これを焼鈍して浸炭焼入の焼戻し及び析出硬化を
行い、衝撃荷重部１２ａに浸炭焼入の焼戻し部１３を、
また摺動部１２ｂの表面に二ｙケルメッキ析出硬化部１
４を形成するものである。上記焼鈍の結果、浸炭焼入の
焼戻し部１３は、ビッカース硬度Ｈｖ７００程度であり
たものが、Ｈｖ４００〜４５０程度となり、まだ、ニッ
ケルメッキ析出硬化部１４はｓ Ｈｖ５００程度の硬さ
となる。従って、衝撃荷重部１２ａは浸炭焼入の焼戻し
部１３によシ十分な硬度を有し、且つ摺動部１２ｂはニ
ッケルメッキ析出硬化部１４により滑らかとなる。
。まず、軟鉄製のハンマ材（図示せず）を第２図のごと
く、基端部側が円柱状、先端部１２側が角柱状（四角柱
状）になるように切削加工する。次ぎに、上述の如き形
状に切削加工し九ハンマ本体１０の先端部１２における
衝撃荷重部１２＆の浸炭焼入を行う。次いで、浸炭焼入
を行った衝撃荷重部１２ａを研摩する。そして、衝撃荷
重部１２ｍの研摩処理の後、少なくとも先端部１２、即
ち衝撃荷重部１２−ａ及び軸受７との摩擦抵抗を受ける
摺動部１２ｂ Ｋ無電解ニッケルメッキを施す。そして
更に１これを焼鈍して浸炭焼入の焼戻し及び析出硬化を
行い、衝撃荷重部１２ａに浸炭焼入の焼戻し部１３を、
また摺動部１２ｂの表面に二ｙケルメッキ析出硬化部１
４を形成するものである。上記焼鈍の結果、浸炭焼入の
焼戻し部１３は、ビッカース硬度Ｈｖ７００程度であり
たものが、Ｈｖ４００〜４５０程度となり、まだ、ニッ
ケルメッキ析出硬化部１４はｓ Ｈｖ５００程度の硬さ
となる。従って、衝撃荷重部１２ａは浸炭焼入の焼戻し
部１３によシ十分な硬度を有し、且つ摺動部１２ｂはニ
ッケルメッキ析出硬化部１４により滑らかとなる。
以上説明してきたように、本発明のプリンタ用ハンマ及
びその製造方法は、上述の如き構成としたため、ハンマ
本体の先端部のうち、衝撃−荷重部に形成した浸炭焼入
の焼戻し部によりて衝撃荷重部を衝撃荷重に対し十分な
強度にすることができ、しかも、ニッケルメッキ析出硬
化部の存在によりて摺動部の表面を滑らかで且つ十分々
耐摩耗性を持りたものとすることができ、更には、ハー
ドクロムメッキを採用していないので、従来のようにエ
ツジ部に付着した余分なメッキ部分によりてプラスチッ
ク製の軸受を傷つけるようなこともなく、軸受の耐用性
を向上させることができるという効果がある。
びその製造方法は、上述の如き構成としたため、ハンマ
本体の先端部のうち、衝撃−荷重部に形成した浸炭焼入
の焼戻し部によりて衝撃荷重部を衝撃荷重に対し十分な
強度にすることができ、しかも、ニッケルメッキ析出硬
化部の存在によりて摺動部の表面を滑らかで且つ十分々
耐摩耗性を持りたものとすることができ、更には、ハー
ドクロムメッキを採用していないので、従来のようにエ
ツジ部に付着した余分なメッキ部分によりてプラスチッ
ク製の軸受を傷つけるようなこともなく、軸受の耐用性
を向上させることができるという効果がある。
第１図は、本発明の一実施例に係るノ・ンマを用いたプ
リンタの部分断面図、 第２図は、上記ハンマの斜視図、 そして、第３図は、従来例を示す第１図相当の部分断面
図である。 １０・・・ハンマ １１・・・ハンマ本体１２・・
・先端部 １２ａ・・・衝撃荷重部１２ｂ・・・摺
動部 １３・・・浸炭焼入の焼戻し部
リンタの部分断面図、 第２図は、上記ハンマの斜視図、 そして、第３図は、従来例を示す第１図相当の部分断面
図である。 １０・・・ハンマ １１・・・ハンマ本体１２・・
・先端部 １２ａ・・・衝撃荷重部１２ｂ・・・摺
動部 １３・・・浸炭焼入の焼戻し部
Claims (2)
- （１）軟鉄製のハンマ本体の先端部のうち、衝撃荷重部
に浸炭焼入の焼戻し部を備え、且つ摺動部表面にニッケ
ルメッキ析出硬化部を備えたプリンタ用ハンマ。 - （２）軟鉄製のハンマ材を所定形状に切削加工した後、
衝撃荷重部の浸炭焼入を行い、次いで衝撃荷重部を研摩
し、その後少なくとも上記衝撃荷重部及び摩擦抵抗を受
ける摺動部に無電解ニッケルメッキを施し、更に焼鈍し
て浸炭焼入の焼戻し及び析出硬化を行うプリンタ用ハン
マの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15960084A JPS6135977A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | プリンタ用ハンマ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15960084A JPS6135977A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | プリンタ用ハンマ及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6135977A true JPS6135977A (ja) | 1986-02-20 |
| JPH0417152B2 JPH0417152B2 (ja) | 1992-03-25 |
Family
ID=15697240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15960084A Granted JPS6135977A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | プリンタ用ハンマ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6135977A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6252110B1 (en) | 1997-06-25 | 2001-06-26 | Nippon Shokubai Co Ltd | Methods for recovering acrylic acid |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS565281A (en) * | 1979-06-27 | 1981-01-20 | Yamaha Motor Co Ltd | Steering ski suspension for snowmobile |
| JPS5970585A (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-21 | Hitachi Ltd | 印字ヘツド |
-
1984
- 1984-07-30 JP JP15960084A patent/JPS6135977A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS565281A (en) * | 1979-06-27 | 1981-01-20 | Yamaha Motor Co Ltd | Steering ski suspension for snowmobile |
| JPS5970585A (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-21 | Hitachi Ltd | 印字ヘツド |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6252110B1 (en) | 1997-06-25 | 2001-06-26 | Nippon Shokubai Co Ltd | Methods for recovering acrylic acid |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0417152B2 (ja) | 1992-03-25 |
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