JPS61204921A - 積層セラミツク素子の成形方法 - Google Patents

積層セラミツク素子の成形方法

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JPS61204921A
JPS61204921A JP60044918A JP4491885A JPS61204921A JP S61204921 A JPS61204921 A JP S61204921A JP 60044918 A JP60044918 A JP 60044918A JP 4491885 A JP4491885 A JP 4491885A JP S61204921 A JPS61204921 A JP S61204921A
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JP
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ceramic
carrier sheet
sheet
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movable support
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隆 井口
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Ceramic Capacitors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、積層セラミック回路基板、積層セラミックコ
ンデンサ、圧電セラミック振動板などの製品として広く
電子産業に使用される積層セラミック素子の成形方法に
関するものである。
(従来の技術) 積層セラミック素子の成形方法については、例えば特公
昭40−19975号公報、特公昭59.−45631
号公報の発明など、種々の方法が明らかにされている。
(発明が解決しようとした問題点) しかしながら、従来、積層セラミック素子を構成する櫃
層前の一枚のセラミック生シートは3.厚さ約40μm
が限度で、これ以上薄くできないことは、軽薄短小化が
進む電子部品としては、重大な問題点であった。また、
積層後の切断に用いる切断刃が摩耗するため、自動化と
連続運転が難しいという問題点もあった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の問題点を解決するものである。
先ず、焼成によってセラミックとなるセラミック粉末と
、粘結剤、可塑剤等を含む有機物とを混合し、ブレード
法、転写法などによって、キャリアシート上に連続的に
セラミック生シートを生成する。
一方、移動する毎に正確な位置決めが可能な移動式支持
台上に、片面に薄く均一に接着剤層を形成したキャリア
シートを接着する。これは、積層したセラミック積層体
を所定の寸法に切断する際に、上記の支持台に接着され
たキャリアシー1−の一部を共に切断することによって
、切断刃が鋼製支持台に接触しないようにするもので、
これによって切断刃の摩耗を減少し、自動化と連続運転
を可能にするものである。
上記の接着剤層を形成したキャリアシートには、切断が
容易な材質が必要であり、プラスチックフィルムあるい
は上質紙が用いられる。このキャリアシートは、所定幅
を有する長尺巻の状態で供給し、」二記の支持台に接着
したのち切断するものである。
次に、支持台に接着したキャリアシー1〜の上に、上述
のセラミック生シートを置き、加圧して仮固定した後、
その表面に内部電極を形成する。ここでは、焼成後のセ
ラミックの中に一部又は全部が埋設する電極あるいは導
体を内部電極と呼ぶことにする。このようにセラミック
生シートの仮固定から内部電極の形成までを一単位とし
て積層に必要な回数繰り返す。この作業の繰返しを常に
正確な位置決めの下で行うために、」二記の支持台は、
鋼製とし、平行な2辺の1辺に位置決め用のV字形切欠
きを設ける。また、多種類の積層作業が行えるように、
支持台には自動読取りの可能な印字あるいは孔加工によ
って番地を表示する。
支持台」−にセラミック生シートを置く方法について、
さらに具体的に述べると、−上述のキャリアシート上に
連続的に生成したセラミック生シートを、セラミック生
シート側を丁にして支持台上のキャリアシー1−に供給
し、キャリアシート越しにセラミック生シー1へを加圧
後固定する。その後にキャリアシーl−を剥離し、セラ
ミック生シー1−を所定の幅に切断する。この方法によ
って、従来セラミック生シートをキャリアシー1−から
剥離してから供給する方法で発生していた歪や亀裂など
がなくなり、かつセラミック生シー[−の厚さが約40
pmが限度であったものが、厚さ約2011mになり、
このように薄いセラミック生シート・の自動供給が可能
どなる。
以上の積層工程が終了した後、常温あるいは加熱下で上
述の仮固定時の加圧力のより大きい圧力で支持台上のキ
ャリアシー1へと積層セラミック生シートとを圧着する
支持台に固定された積層セラミック生シー1−は、支持
台のV字形切欠きを利用した正確な位置決め装置によっ
て位置決めされ所定の寸法形状に切断するなどの加工を
施すことができる。
(作 用) セラミック生シートをキャリアシー1−とともに供給し
て加圧仮固定した後、キャリアシートを剥離する方法に
より、セラミック生シートの厚さを薄くするとともに、
積層成形の自動化が+iJ能となり、かつ、切断刃が支
持台に接触することなく積層セラミック生シートを切断
することができるため、切断刃の寿命が長く無人化と長
時間連続運転とが可能どなる。
(実施例) 本発明の実施例を積層セラミックコンデンザの製造jj
法を例として説明する。
焼成によってセラミックとなる下記の組成の誘電体粉末
を用意する。
チタン酸バリウム     90.5モル%チタン酸カ
ルシウム    4.7モル%五酸化ニオブ     
  3.2モル%酸化マグネシウム     1.6モ
ル%さらに、有機物としてポリビニルブチラール樹脂、
溶剤として酢酸ブチルを用意し、上記の誘電体粉末10
0部、樹脂7部および溶剤50部をアルミナボールとと
もにポリエチレン製広口容器に入れ十分混合する。混合
が終了したところで減圧処理を施して脱気した後、ドク
ターブレード法によってキャリアシート上に所定幅の薄
膜を生成し乾燥する。乾燥が終った段階でキャリアシー
トとともに巻取る。この方法で長さ数百メートルのもの
が得られる。
一方、厚さ250μ閣の帯状ポリエチレンシートの片面
に接着剤を均一に塗布し接着剤層を形成したキャリアシ
ートを用意する。
第1図は本発明の成形方法による自動連続成形装置の原
理を示す模型図で、第2図に示す移動式支持台1を使用
し積層セラミックコンデンサを製造する一連の装置を示
す。
第2図において、移動式支持台1は平行な2辺1aおよ
び1bの片方の辺1aに位置決め用のV字形切欠き1c
が設けられ、これら平行な2辺に挟まれた一辺1dの縁
に、番地読取り孔1eが穿たれている。
第1図において、左端のストッカー2から支持台1がコ
ンベア3上に取り出され、その表面に接着剤層の形成さ
れた上記の長尺のキャリアシート4が接着された後、カ
ッター5で切断される。この際、支持台1とキャリアシ
ート4の間に空気が挟み込まれて気泡が生じないように
する。
キャリアシート4が接着された支持台1は、コンベア6
に移され、エアプレス7のアンビル上に上述位置決め用
V字形切欠き1cを利用して固定される。長尺のキャリ
アシート付きセラミック生シート8が、引出しローラ9
によってセラミック生シート面を下にして支持台1上に
伸ばされ、エアプレス7のラムが押し下げられて、キャ
リアシート越しの加圧によって支持台1に接着したキャ
リアシート4にセラミック生シート8が仮固定される。
引出しローラ9とカッター10がセラミック生シート8
の供給側に戻され、その際セラミック生シート8aの表
面からキャリアシート8bが剥離される。
剥離後、カッター10が働いてセラミック生シート8a
は所定の大きさに切断される。剥離したキャリアシート
8bは、巻取り装置11によって巻き取られる。゛ セラミック生シート8aが仮固定された支持台1は、コ
ンベア6上を移動して印刷機12の下に運ばれ、位置決
め用V字形切欠きlcを利用して固定され、取付は位置
が決った段階で印刷機12によって、内部電極パターン
が印刷される。
内部電極パターンを印刷したセラミック生シート8aが
仮固定された支持台1は、コンベア6上を運ばれ、エレ
ベータ13で下降し、乾燥機14に入り、乾燥された後
、エレベータ15で上昇し、再びコンベア6に移される
上記のエアプレス7、印刷機12および乾燥機14の循
環工程を定められた回数行い、必要があれば内部電極パ
ターンを印刷しないセラミック生シートを積み重ねた後
、積層セラミック生シートが仮固定された支持台1は、
加圧プレス16に移され加圧される。
さらに具体的にプレス条件について説明すると、エアプ
レス7による仮固定は、常温下では50kg/cd、加
熱下ではその2分の1以下で行われる。
加圧プレス16による接着は、常温下で500kg/c
d。
加熱下では温度により変化するが、この2分の1以下と
なる。
加圧接着されたセラミック積層体を載せた支持台1は、
切断機17に移され位置決め用V字形切欠き1cで正確
に位置決めされた後、所定寸法に切断される。切断の際
は、上述のキャリアシート4の厚さ250μmの約2分
の工程度まで切り下げることを目標にするが、実際の切
断は、キャリアシートの切断深さをaとしたと、O< 
a < 25’Oμmの条件を満せばよい。これにより
、セラミック積層体は完全に切断され、しかも鋼製の支
持台1に切断刃が接触しないため、摩耗が少なく長時間
の連続運搬に耐えることができる。
切断が終ったセラミック積層体を載せた支持台1は、ス
トッカー18に収納され、−水滞留した後次工程に移さ
れる。
(発明の効果) 本発明による積層セラミツタ素子の成形方法シ、−よれ
ば次の効果が得られる。
移動式支持台上に接着剤層が成形されたキャリアシー1
−を接着し、その上にセラミック生シー)・を接着積層
してセラミック積層体を生成し、キャリアシートの一部
とともにJ二記のセラミック積層体を切断することによ
り、切断刃の寿命が伸び、無人化と長時間連続運転とが
1j1゛能となる。
移動式支持台上に接着剤層が形成されたギヤリアシート
を接着し、キャリアシ・−1へ付きセラミック生シート
を仮固定した後、キャリアシー・1−剥跣するため、セ
ラミック生シ・−1・・が極薄になるとともに、自動化
が可能となり。自動機による薄形高積層部品が得られる
移動式支持台に位置決め用切欠ぎが設けられ、支持台を
固定する際の繰返し位置決め精度が高く従って、移動式
支持台上に仮固定されるセラミック生シートの位置とこ
れに印刷される内部電極パターンの位置およびこれら相
互のずれが極めて少ないセラミック積層体が得られるの
で、静電容量の変動係数が小さくなる。
また5番地の自動読取りのできる移動式支持台の使用に
より、必要に応じて支持台ごとに異なった種類の積層物
が同〜 ラインで自動的1.、″:成形できる従来公知
の長所を生かすことができる。
以」−のように積層セラミック素子の成形を自動化し、
かつ長時間無人化連続運転を可能に17、さらに多種類
を同時1こ同一ラインで流ずごとをi’ir能にするな
ど、生産コストの低減にも著し、い効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による積層セラミックコンデンサの自動
化形成装置の模型図、第2図は移動式支持台の平面図で
ある。 ]・・・移動式支持台、Ia、lb、ld−辺、lC・
・・位置決め用V字形切欠、it、le・・・番地読取
り孔、 2,18・・・ ストッカ・−53,6・・・
コンベア、 4 ・・・接着剤付きギヤリアシー1へ、
5.10・・・カッター、 7 ・・・エアプレス、8
 ・・キャリアシート・付きセラミック生シ・−・ト、
8a・・・セラミック生シーh、ab・・・キャリアシ
ーl−19・・・引出しローラ、11・・・キャリアシ
ート巻取り装置、12・・・印刷機、13、15  ・
・工1ノベータ、14・・・乾燥機、16・・・加圧プ
レス、17・・・切断機。 特許出願人 松下電器産業株式会社 ゛−避う

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)焼成によりセラミックとなるセラミック粉末と、
    有機粘結剤および必要により可塑剤と、溶媒とを混合、
    混練した後、キャリアシート上に所定幅のセラミック生
    シートを連続的に生成し、一方、番地読取りと正確な位
    置決め用の仕掛けを設けた移動式支持台上に接着剤層を
    形成したキャリアシートを接着し、この移動式支持台上
    に上記のセラミック生シートを1枚ないし複数枚仮固定
    した後、その上に内部電極を形成し、さらに、セラミッ
    ク生シートの仮固定と内部電極の形成を任意の回数繰返
    した上で、別のセラミック生シートを1枚ないし複数枚
    仮固定し、次に、常温下あるいは加熱下で上記の仮固定
    の加圧力の数倍ないし数十倍の加圧力で加圧接着を行い
    、X軸およびY軸に所定の寸法で切断した後に支持台よ
    りセラミック積層体を剥離する工程からなる積層セラミ
    ック素子の成形方法。
  2. (2)移動式支持台上に接着剤層が形成されたキャリア
    シートを接着する際に、接着剤層が形成された長尺キャ
    リアシートを接着した後所定寸法に切断することを特徴
    とした特許請求の範囲第(1)項記載の積層セラミック
    素子の成形方法。
  3. (3)移動式支持台に接着された接着剤層が形成された
    キャリアシート上に所定幅で生成されたセラミック生シ
    ートをキャリアシートに接着したまま載せて仮固定した
    後、キャリアシートを剥離し、セラミック生シートを切
    断することを特徴とした特許請求の範囲第(1)項記載
    の積層セラミック素子の成形方法。
JP60044918A 1985-03-08 1985-03-08 積層セラミツク素子の成形方法 Granted JPS61204921A (ja)

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