JPS6120446Y2 - - Google Patents

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JPS6120446Y2
JPS6120446Y2 JP12202279U JP12202279U JPS6120446Y2 JP S6120446 Y2 JPS6120446 Y2 JP S6120446Y2 JP 12202279 U JP12202279 U JP 12202279U JP 12202279 U JP12202279 U JP 12202279U JP S6120446 Y2 JPS6120446 Y2 JP S6120446Y2
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shutter
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timer
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JP12202279U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は使用者による運転停止操作後も引き続
いて所定時間運転を続行し得る所謂遅延タイマ付
の換気扇に関する。
台所等において換気扇を使用する場合、使用者
は油煙等が目に見えなくなれば汚染空気は完全に
排出されたものと判断して運転を停止し勝ちであ
るが、この場合でも実際には相当量の汚染空気が
未排出のまま残留しているものである。遅延タイ
マ付の換気扇は、使用者の運転停止操作後も引き
続き所定時間運転を続行するので、上記のような
残留汚染空気を完全に排出し得るという有用性を
備えている。ところで、この種の遅延タイマ付換
気扇のシヤツタ開閉方式の一例として、従来より
運転開始操作に連動してシヤツタを強制的に開放
すると共に運転中は電磁石を作動源とするロツク
機構によりシヤツタを開放位置にロツクし、一方
シヤツタの閉鎖は遅延用のタイマスイツチのオフ
作動によりモータを断電すると同時にロツク機構
の電磁石を断電して前記ロツクを解除しシヤツタ
を閉鎖させる構成のものがあるが、これでは構造
が複雑で高価になるという欠点があつた。また、
シヤツタの開閉を風圧依存形として構造の単純化
を図つたものがあるが、これは付着油塵によりシ
ヤツタ軸が回動抵抗を受けて特に開動作が完全に
行われない場合を生ずるという致命的欠陥があ
る。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであつ
て、その目的は、使用者の運転停止後も引き続い
て所定時間運転が続行されて、汚染空気の完全排
出を図ることができ、しかも油塵等で汚れている
場合でもシヤツタを確実に開放することができ、
その上構造が簡単で安価に製造し得る換気扇を提
供するにある。
以下本考案の第一実施例を第1図及至第3図を
参照して説明する。1は換気扇本体2の外枠で、
れは内部に取付枠3を介してモータ4を固定して
いる。5は前記モータの回転軸(図示せず)に嵌
着したフアン、6はこのフアン5を締付けるべく
回転軸の先端に螺合したスピンナ、7は前記外枠
1の室内側に取付けられベルマウス7aを備えた
化粧カバーである。8は外枠1の室外側開口部た
る風吐出口9に設けられた三枚のシヤツタで、こ
れらはそれぞれ枢軸10を介して外枠1に回動可
能に軸支され、フアン5の回転に基づく風圧に依
存して開放状態を維持し得るようになつている。
11は連結板で、これは略逆L字状をなし、その
縦辺部11aには横方向に長い長孔12を上下三
段に穿設している。13は前記三枚のシヤツタ8
の各基端部に突設した軸で、これは連結板11の
長孔12に夫々遊挿してある。これにより前記シ
ヤツタ8は連結板11の上下の往復動変位に応じ
て夫々一斉に開閉動作し得るようになつている。
14は連結板11の横辺部11bの先端部に形成
したU字状の切欠部、15はこの切欠部14の下
方に位置するよう外枠1に固定したスイツチボツ
クスである。このスイツチボツクス15には作動
部材としての作動板16を上下動自在に貫挿し、
この作動板16の下端には操作用の引き紐17を
連結せしめると共に上端部に長孔18を形成して
いる。19は上記長孔18と共に連結機構を構成
するリングで、これを連結板11の切欠部14と
長孔18との間に掛けて、連結板11を作動板1
6に連結している。更に、前記スイツチボツクス
15の内部には、前記作動板16を最下位置で保
持するロツク機構(図示せず)と前記モータ4の
通断電を制御するためのスイツチ装置20とを内
蔵せしめており、前記ロツク装置は換気運転を開
始すべく引き紐17を引き操作すると作動板16
を最下位置にロツクし、換気運転を停止すべく引
き紐17を再度引き操作すると作動板16のロツ
クを解除して最上位置に復帰させるようになつて
いる。
さて次に前記スイツチ装置20及び電気回路の
構成につき第2図及び第3図に基づいて説明す
る。まず第2図において、21,22は図示しな
い電源に接続した電源端子、23及び24は前記
スイツチ装置20の主スイツチ及びタイマスイツ
チである。このタイマスイツチ24は、本実施例
においては、バイメタル(図示せず)が傍熱ヒー
タ25により加熱されると接点対26間が閉成す
るサーマルリレーを用いている。また、主スイツ
チ23は、その開閉切換機構を模式的に表わした
第3図に示されるように、4個の接片a乃至dを
円周上に所定間隔をもつて配設固定した接点盤2
7と、この接点盤27に摺接する略Y字状の可動
接触子28とを有しており、可動接触子28は図
示しないラチエツト機構により前記引き紐17の
引き操作に基づく作動板16の下降動作のみに応
じて60度づつ回動する軸29に取着されている。
そして、この可動接触子28は引き紐17の一引
き下げ操作毎に接片(a−b)間及び(a−d)
間閉成と接片(a−c)間のみ閉成とを順次繰返
すようになつている。而して、主スイツチ23及
びタイマスイツチ24は前記モータ4と共に電源
端子21,22に第2図のように結線されてい
る。
次に上記構成の作用を説明する。第1図は運転
停止状態を示している。即ち作動板16は最上位
置にあり、また主スイツチ23は接片(a−c)
間閉成であるが、タイマスイツチ24(サーマル
リレー)のバイメタルは冷えているため接点対2
6は開放していてモータ4を断電しており、且つ
シヤツタ8は自重により閉鎖している。次にこの
状態から換気運転を行うべく、引き紐17を引き
下げると、これに連動して作動板16が下方に作
動変位し、この変位力がリング19及び連結板1
1を介してシヤツタ8に及ぼされることにより三
枚のシヤツタ8が一斉に開放し、且つ作動板16
が最下位置にロツクされてシヤツタ8の開放状態
を保持する。また、これと同時に主スイツチ23
の可動接触子28が60度回動して主スイツチ23
を接片(a−b)間及び(a−d)間閉成に切換
え(第2図及び第3図において破線で示す。)、傍
熱ヒータ25及びモータ4に通電してタイマスイ
ツチ24のバイメタルを加熱すると共にフアン5
を回転させて換気運転を連続的に行うようにな
る。このようなオン操作時において、シヤツタ8
の開放は、引き紐17を引き下げることにより強
制的に行われるので、従来のような風圧依存開放
形のものとは異なり、たとえシヤツタ8の枢軸1
0近傍が油塵等で汚れていて開放動作に抵抗を生
ずるような状態であつても、確実に完全開放する
ことができる。
この後、例えば室内に油煙等が見えなくなつた
ところで(この時点でも実際には相当量の汚染空
気が残留しているものである。)、換気運転を停止
すべく再度引き紐17を引き下げると、作動板1
6を最下位置に保持していたロツクが解除され作
動板16が上昇して元位置に復帰すると共に主ス
イツチ23の可動接触子28が再び60度回動して
接片(a−c)間閉成に切換える。ところで、こ
のような主スイツチ23の切換りにより接片(a
−b)間が開放されても、タイマスイツチ24の
バイメタルはそれまでの接片(a−d)間閉成時
に傍熱ヒータ25により加熱されていたことによ
つて接点対26を閉成しており、従つてモータ4
は通電され続ける。一方、シヤツタ8の開放時に
連結板11ひいてはシヤツタ8を作動板16と連
動するよう関係づけていたリング19と長孔18
とは、長孔18が作動部材16の変位方向に延び
る形態であることにより、作動板16の上昇復帰
変位に際してはその変位力をシヤツタ8に及ぼす
ことなく該作動板16単独の復帰変位を許容し、
作動板16に対する連結板11ひいてはシヤツタ
8の連動関係を解く。従つて、この状態ではシヤ
ツタ8はフアン5による風圧によつて開放状態を
維持しいる。而して、前記換気運転を停止させる
ための引き紐17の操作と同時に傍熱ヒータ25
が断電するから、バイメタルは次第に冷え所定の
温度まで低下すると接点対26間を開放してモー
タ4を断電する。これによりフアン5の回転が停
止し、風圧が消失することによりシヤツタ8は自
重で閉鎖する。
即ち、本実施例の換気扇は、引き紐17による
換気運転停止操作後、タイマスイツチ24のバイ
メタルが所定温度に冷却されるまでの所定時間換
気運転が継続するから、室内に残留している汚染
空気を排出することができる。また、本実施例で
は、作動板16をリング19及び連結板11を介
してシヤツタ8に連結し、換気運転を開始すべく
行う引き紐17の引き下げ操作によつてシヤツタ
8を強制開放するようにしたので、油塵等が付着
していてもシヤツタ8を確実に完全開放すること
ができ、しかも作動板16の最下位置へのロツク
は換気運転を停止すべく行う引き紐17の引き下
げ操作によつて解かれるようになすと共に、その
ロツク解除による作動板16の復帰変位に対して
は作動板16の変位力をシヤツタ8に及ぼすこと
なくその復帰変位を許容することによりシヤツタ
8の連動関係を無効化して、シヤツタ8の開放状
態を風圧により維持するようにしたから、タイマ
スイツチのオフ時にロツク解除する従来のものと
は異なり電磁石等が不要になり、構造が簡単にな
る。
次に本考案の第二実施例を第4図を参照して説
明する。尚、第2図と同一部分には同一符号を付
して詳細説明を省く。この実施例と前記第一実施
例との相違はタイマスイツチとしてモータ駆動形
のものを用いたところにある。即ち、第4図にお
いて、30はタイマスイツチで、これはタイマモ
ータ31とその回転軸に嵌着したカム(いずれも
図示せず)により通断電制御される接点対32,
33とからなり、換気運転を開始すべく行う引き
紐17の引き下げによりセツト操作されて接点対
32,33が閉成するように構成されている。一
方、主スイツチ23は、換気運転を開始すべく引
き紐17を操作すると、接片(a−c)間が閉成
し、換気運転を停止すべく引き紐17を操作する
と接片(a−b)間及び(a−d)間閉成に切換
るようになつている。そしてタイマスイツチ30
及び主スイツチ23は第4図の如く結線されてお
り、通常の換気運転時にはモータ4は主スイツチ
23の接片(a−c)間を介して通電状態になさ
れている。而して、換気運転を停止すべく引き紐
17を引き下げると、主スイツチ23が接片(a
−b)間及び(a−d)間閉成に切換るため、モ
ータ4は主スイツチ23の接片(a−b)間及び
タイマスイツチ30の接点対32を介してそのま
ま通電状態に維持されると共に、タイマモータ3
1が主スイツチ23の接片(a−d)間及びタイ
マスイツチ30の接点対33を介して通電され計
時作動を開始する。そして、所定時間後、タイマ
スイツチ30の接点対32,33が開放し、タイ
マモータ31及びモータ4が共に断電される。こ
のように構成しても、前記第一実施例と同様の作
用、効果が得られるものである。
尚、上記両実施例においては、換気運転を行う
べく引き紐17を操作すると、作動板16が最下
位置にロツクされるよう構成したが、本考案は必
ずしも作動板16をロツクする必要はなく、引き
紐17の操作を解くと作動板16は直ちに上昇し
て元位置に復帰変位し、その後はシヤツタ8をフ
アン5の風圧により開放維持させるようにしても
よい。
その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例
に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施することができる。
本考案は以上述べたように、タイマスイツチを
設け、使用者の換気運転停止操作後も引き続き所
定時間運転が続行されるようにしたので、運転停
止操作時に汚染空気が残留していてもこれを完全
に排出することができ、しかも、換気運転開始操
作に伴う作動部材の作動変位に対しシヤツタを連
動させて強制的に開放するよう構成したので、油
塵等で汚れていてもシヤツタを確実に完全開放さ
せることができ、その上前記作動部材は主スイツ
チのオン操作解除又はオフ操作により単独で元位
置に復帰してシヤツタが風圧依存の開放状態にな
るから、シヤツタを開放状態に維持するための電
磁石等が不要となり構造が簡単で安価に製造し得
る換気扇を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の第一実施例を示
し、第1図は全体の縦断面図、第2図は電気回路
図、第3図は主スイツチの切換機構を示す模式図
で、第4図は第二実施例を示す第2図相当図であ
る。 図中、2は換気扇本体、4はモータ、5はフア
ン、8はシヤツタ、9は風吐出口、11は連結板
(連結機構)、16は作動板(作動部材)、19は
リング(連結機構)、23は主スイツチ、24及
び30はタイマスイツチ、25は傍熱ヒータ、3
1はタイマモータである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 換気扇本体にフアンの回転に基づく風圧に依
    存して開放状態を維持し得るシヤツタを設けた
    ものにおいて、前記フアン駆動用のモータを通
    断電する主スイツチのオン操作に連動して作動
    変位しその変位力を連結機構を介してシヤツタ
    に及ぼすことにより前記シヤツタを強制開放さ
    せる作動部材を設けると共に、この作動部材を
    前記主スイツチのオン操作力の解除により元位
    置に復帰するように又は主スイツチのオフ操作
    により元位置に復帰するようになし、且つ前記
    連結機構を、前記作動部材の復帰変位に際して
    は該作動部材の変位力を前記シヤツタに及ぼす
    ことなくその復帰変位を許容して前記シヤツタ
    の開放維持を風圧依存状態となすように構成す
    ると共に、前記主スイツチのオフ操作により有
    効化されてその後前記モータを通電状態に維持
    して前記フアンを所定時間回転させた後に停止
    させるタイマスイツチを設けたことを特徴とす
    る換気扇。 2 タイマスイツチは、主スイツチのオン・オフ
    操作によつてオン・オフされる傍熱ヒータによ
    り加熱されるバイメタルによつて接点対間を開
    閉するサーマルリレーであることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載の換気
    扇。 3 タイマスイツチは、主スイツチのオン操作に
    基づいてセツト操作され、主スイツチのオフ操
    作に応答してタイマモータが通電されて計時作
    動を開始するモータ駆動形タイマスイツチであ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の換気扇。
JP12202279U 1979-09-04 1979-09-04 Expired JPS6120446Y2 (ja)

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JPS5640330U JPS5640330U (ja) 1981-04-15
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