JPS6110101Y2 - - Google Patents

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JPS6110101Y2
JPS6110101Y2 JP3281580U JP3281580U JPS6110101Y2 JP S6110101 Y2 JPS6110101 Y2 JP S6110101Y2 JP 3281580 U JP3281580 U JP 3281580U JP 3281580 U JP3281580 U JP 3281580U JP S6110101 Y2 JPS6110101 Y2 JP S6110101Y2
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timer
turned
self
relay
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JP3281580U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は手動スイツチのオフ操作後に一定時間
換気運転を行なえるようにした換気扇の運転制御
装置に関する。
従来、例えば便所の換気を行なう換気扇として
は、手動スイツチのオン操作に基づいてフアンを
回転駆動させる駆動モータに通電して換気運転を
開始させると共に傍熱ヒータに通電してバイメタ
ルスイツチを閉成作動させることによりセツト
し、使用者が便所の使用した後に前記手動スイツ
チをオフ操作した時に前記傍熱ヒータを断電して
バイメタルスイツチを自然冷却させ、該バイメタ
ルスイツチが開放復帰するまでの時間前記駆動モ
ータに引続き通電を行なつて残存臭気を排出させ
る様にしたものが供されている。しかしながら、
このようなものは手動スイツチのオフ操作後、バ
イメタルスイツチが自然冷却されて開放復帰する
までの時間は構造上せいぜい3分程度の短時間で
あるので、その短時間の換気運転では残存臭気が
充分に排出し得ない不具合があり、又バイメタル
スイツチの開放復帰時間はその周囲温度に大きく
左右されるので換気運転時間にばらつきを生じる
不具合があり、更には手動スイツチをオン操作し
た後短時間でオフされると傍熱ヒータの通電時間
が短くてバイメタルスイツチが閉成作動即ちセツ
トされない場合があり、従つて便所使用後の換気
運転が行なわれない不具合があつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、手動スイツチのオフ操作後に比較的長
時間の一定時間換気運転を行なうことができ、し
かも周囲温度に関係なくその換気運転時間を一定
になし得るとともに、更にはタイマーのセツトに
時間を要さず手動スイツチをオン操作後短時間で
オフ操作させてもその後の換気運転が必ず行なわ
れる換気扇の運転制御装置を提供するにある。
以下本考案の第一の実施例を第1図を参照しな
がら説明する。1は交流電源で、これの一方の出
力端は交流母線2に接続され、他方の出力端は交
流母線3に接続されている。4は手動スイツチた
る操作スイツチで、これは固定接片a,b及び可
動接片cを有する切換スイツチ形のもので、オン
操作されると接片c−a間を閉成し、オフ操作さ
れると接片c−b間を閉成するようになつてい
る。5はタイマーで、これは、タイマーモータ6
及び可動接片c,固定接片a,bを有する切換カ
ムスイツチ形のタイマースイツチ7を備え、タイ
マースイツチ7はタイマーモータ6の回転に基づ
く計時作動中はタイマースイツチ7の接片c−a
間,c−b間が一定時間(例えば5分)毎に交互
に閉成(オン)する様に切換わる様になつてお
り、その切換わり時には可動接片cが固定接片
a,bのいづれにも接触しない一時的なオフ状態
にされる様になつている。8はリレーで、これは
励磁コイル8aとこの励磁コイル8aが通電され
る事により閉成される自己保持用接点8bとから
なる。9は便所の換気口に取付けられた換気扇の
駆動モータで、これは図示しないフアンを回転駆
動させるものである。而して前記交流母線2は二
分岐されて、その一端は操作スイツチ4の固定接
片aに接続され、他端は自己保持用接点8bを介
して操作スイツチ4の可動接片cに接続され、該
可動接片cは励磁コイル8aを介してタイマース
イツチ7の固定接片a,bに共通に接続され、そ
のタイマースイツチ7の可動接片cは交流母線3
に接続されている。そして操作スイツチ4に於
て、固定接片bはタイマーモータ6を介して交流
母線3に接続され、可動接片cは駆動モータ9を
介して交流母線3に接続されている。
次に上記構成における本実施例の作用について
説明する。先ず、便所を使用する時に使用者が操
作スイツチ4をオン操作して接片c−a間を閉成
させると、この接片a−c間を介して駆動モータ
9の通電路が形成されてフアンが回転駆動され、
以つて換気運転が開始されるとともに、前記操作
スイツチ4の接片a−c間及びタイマースイツチ
7の接片a−c間を介して励磁コイル8aの通電
路が形成され、リレー8が作動して自己保持用接
点8bが閉成され、以つて自己保持用接点8b及
びタイマースイツチ7の接片a−c間を介するリ
レー8の自己保持回路が形成されてタイマー5が
セツト状態にされる。その後、使用者が便所の使
用後に操作スイツチ4をオフ操作して接片c−a
間を開放させ接片c−b間を閉成させると、自己
保持されたリレー8の自己保持用接点8bを介し
て駆動モータ9の通電路が引続き形成されて換気
運転が続行されるとともに、自己保持用接点8b
及び操作スイツチ4の接片c−b間を介してタイ
マーモータ6の通電路が形成され、タイマー5が
計時作動を開始する。その後、タイマー5が一定
時間(例えば5分)の計時作動を行なうとタイマ
ースイツチ7は接片c−a間を開放し接片c−b
間を閉成するように切換わるようになるが、この
切換わり時にタイマースイツチ7は一時的にオフ
状態となり、リレー8の自己保持回路が切られて
該リレー8は復帰して自己保持用接点8bを開放
させるようになり、駆動モータ9及びタイマーモ
ータ6の通電路が切られ、以つて換気運転は停止
しタイマー5は計時作動を停止する。
このように本実施例によれば、操作スイツチ4
をオン操作させると、駆動モータ9を通電作動さ
せるとともにリレー8を作動させ且つ自己保持さ
せ、その後操作スイツチ4をオフ操作させた時に
リレー8の自己保持に基づいてタイマー5の計時
作動を開始させるとともに駆動モータ9を引続き
通電作動させ、タイマー5が一定時間(例えば5
分)の計時作動を行なつた時にタイマースイツチ
7の一時的なオフ状態でリレー8の自己保持を解
除させて前記駆動モータ9を停止させるようにし
たので、操作スイツチ4のオフ操作後の換気運転
をタイマー5により比較的長時間の一定時間に設
定し得て便所内の残存臭気を充分に排出させるこ
とができ、操作スイツチ4のオフ操作後の換気運
転は前述したようにタイマー5の設定時間に基づ
くものであるので、従来のバイメタルスイツチの
ような換気運転のばらつきを生じさせることなく
常に一定時間の換気運転を行ない得る。更に、本
実施例によれば、操作スイツチ4をオン操作後す
ぐにオフ操作させてもリレー8の自己保持に基づ
いてタイマーモータ6及び駆動モータ9に通電さ
せるので、従来とは異なりタイマー5のセツトに
時間を要さず換気運転が行なわれないような不都
合は全く生じない。
第2図は本考案の第二の実施例を示すものであ
り、前記実施例と同一部分には同一符号を付す。
10は操作スイツチで、これは可動接片c及び固
定接片a,bを有する切換スイツチの第1及び第
2のスイツチ11,12により構成され、これら
は連動して開閉されるようになつている。13は
便所の天井部に配設されたランプである。14は
操作スイツチで、これは手動によりオン,オフ操
作されるものである。而して、交流母線2は二分
岐され、その一端は第1のスイツチ11の可動接
片cに接続され、他端は自己保持用接点8bを介
して第1のスイツチ11の固定接片a及び第2の
スイツチ12の可動接片cに共通に接続され、そ
の共通接続点は更に操作スイツチ14及び励磁コ
イル8aを介してタイマースイツチ7の固定接片
a,bに接続され、該タイマースイツチ7の可動
接片cは交流母線3に接続されている。そして、
第2のスイツチ12において、その可動接片cは
駆動モータ9を介して交流母線3に接続され、固
定接片bはタイマーモータ6を介して交流母線3
に接続され、固定接片aはランプ13を介して交
流母線3に接続されている。
而して、上記第二の実施例の作用について述べ
る。先ず、便所を使用する時に使用者が操作スイ
ツチ10をオン操作してスイツチ11,12の接
片c−a間を夫々閉成させると、第1のスイツチ
11の接片c−a間を介して駆動モータ9の通電
路が形成されるとともに、更に操作スイツチ14
及びタイマースイツチ7の接片a−c間を介して
励磁コイル8aの通電路が形成されるようにな
り、従つてフアンが回転駆動しリレー8が作動し
て自己保持用接点8bにより自己保持され、更
に、第1のスイツチ11の接片c−a間及び第2
のスイツチ12の接片c−a間を介してランプ1
3の通電路が形成されて該ランプ13が便所内を
照明する。その後、使用者が便所の使用後に操作
スイツチ10をオフ操作してスイツチ11,12
の接片c−a間を開放させ接片c−b間を閉成さ
せると、リレー8の自己保持用接点8bを介して
駆動モータ9の通電路が引続き形成されるととも
に、該自己保持用接点8b及び第2のスイツチ1
2の接片c−b間を介してタイマーモータ6の通
電路が形成され、タイマー5が計時作動を開始す
る。この時、ランプ13の通電路は第2のスイツ
チ12の接片c−a間の開放により断たれるよう
になるので、ランプ13は消灯するようになる。
そして、タイマー5が一定時間(例えば5分)の
計時作動を行なうとタイマースイツチ7が一時的
にオフ状態になるので、リレー8の自己保持が解
除され、タイマーモータ6及び駆動モータ9の通
電路が切られる。尚、操作スイツチ14を予めオ
フ操作させておけば、操作スイツチ10をオン操
作してもリレー8は作動されず、従つて操作スイ
ツチ10をオフ操作した時に自己保持用接点8b
を介する駆動モータ9の通電路は形成されなくな
り、換気運転は操作スイツチ10のオフ操作時に
直ちに停止される。
従つて、この第二の実施例においても、前記実
施例と同様な効果を奏することは勿論、操作スイ
ツチ14を予めオフ操作させておけば操作スイツ
チ10のオフ操作後の換気運転を省略させること
ができる。
尚、上記各実施例ではタイマー5を一定時間
(例えば5分)に設定するようにしたが、例えば
タイマー5の減速歯車機構の減速比を任意に切換
える切換装置を設けて、設定時間を任意に選択し
得るようにしてもよい。
その他、本考案は上記した第一の実施例及び第
二の実施例のみに限定されるものではなく、便所
のみに使用される換気扇に限らず台所用,居間用
等換気扇全般に適用し得る等、要旨を逸脱しない
範囲で適宜変形して実施できることは勿論であ
る。
本考案は以上説明したように、手動スイツチの
オフ操作後に比較的長時間の一定時間換気運転を
行なうことができ、しかも周囲温度に関係なくそ
の換気運転時間を一定になし得るとともに、更に
はタイマーのセツトに時間を要さず手動スイツチ
をオン操作後短時間でオフ操作させてもその後の
換気運転が必ず行なわれる換気扇の運転制御装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本考案の第一及び第二
の実施例を示す電気回路図である。 図面中、4は操作スイツチ(手動スイツチ)、
5はタイマー、6はタイマーモータ、7はタイマ
ースイツチ、8はリレー、8aは励磁コイル、8
bは自己保持用接点、9は駆動モータ、10は操
作スイツチ(手動スイツチ)を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フアンを回転駆動させる駆動モータと、タイマ
    ーモータによつて計時作動が行なわれ且つ常時オ
    ンで一定時間計時作動が行なわれると一時的にオ
    フされるタイマースイツチを有するタイマーと、
    通電されると作動して前記駆動モータの通電路を
    形成するリレーと、オン操作されると前記リレー
    を作動させ且つその自己保持用接点及び前記タイ
    マースイツチを介して自己保持させその後オフ操
    作されると前記リレーの自己保持用接点を介して
    前記タイマーモータへ通電する手動スイツチとを
    具備してなる換気扇の運転制御装置。
JP3281580U 1980-03-12 1980-03-12 Expired JPS6110101Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3281580U JPS6110101Y2 (ja) 1980-03-12 1980-03-12

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JP3281580U JPS6110101Y2 (ja) 1980-03-12 1980-03-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56134527U JPS56134527U (ja) 1981-10-13
JPS6110101Y2 true JPS6110101Y2 (ja) 1986-04-01

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ID=29628555

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JP3281580U Expired JPS6110101Y2 (ja) 1980-03-12 1980-03-12

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