JPS61204449A - 建築物の構造 - Google Patents

建築物の構造

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JPS61204449A
JPS61204449A JP4216485A JP4216485A JPS61204449A JP S61204449 A JPS61204449 A JP S61204449A JP 4216485 A JP4216485 A JP 4216485A JP 4216485 A JP4216485 A JP 4216485A JP S61204449 A JPS61204449 A JP S61204449A
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slab
prc
concrete
load
steel
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常松 豪
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Haseko Corp
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Hasegawa Komuten Co Ltd
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Publication date
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Vending Machines For Individual Products (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、PRC(プレストレス鉄筋コンクリート)ス
ラブに関する。
〔従来の技術〕
鉄筋コンクリートのスラブにPC鋼材を埋設してプレス
トレスを導入し、スラブコンクリートに圧縮力を与える
と共に、予めスラブの自重による撓みに対応する曲げ上
げを与えておく PRCスラブは、昭和58年4月20
日(株)産業調査会発舛^4童値下・比車曲め稗聞詔F
、7−1114737%公報等によって既に知られてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のPRCスラブにおいては第5図(
左上)に示すように、PCC鋼材・・・がスラブb全域
にわたって略均−に埋設されていたので次の欠点があっ
た。
i、pc鋼材a・・・がスラブb全域にわたって且つ略
均−なピッチでに埋設されているので、第5図(左下)
に示すように、スラブbから周囲四辺の梁C・・・、d
・・・への力の流れ、つまりX方向(PCC鋼材・・・
と直角な方向)に位置する梁C・・・とY方向(PCm
材a・・・と平行な方向)に位置する梁d・・・とが負
担するスラブの長期設計荷重の割合は、RCCススラブ
場合と大差がなく、PCC鋼材・・・の緊張方向と直角
な方向(X方向)にもかなりの力が流れることになる。
従って、Y方向の梁d・・・とじて比較的梁背の高い、
つまり断面積が大きく補強鉄筋量の多いものが要求され
、構造計画上、自由度に欠けるきらいがある。またX方
向を耐震壁構造とし、Y方向をラーメン構造とした構造
形態の建物においては、スラブの長期設計荷重に対する
耐震壁の支持耐力にかなりの余裕があるが、上記の通り
PCC鋼材・・・を均一なピンチで埋設したのではY方
向の梁d・・・にも大きな力が流れ、梁d・・・による
荷重負担が大きいので、それだけ耐震壁にかかる荷重が
小さなものとなり、耐震壁の支持耐力が有効に活かされ
ないことになる。
li、梁d・・・の断面積はスラブ厚に対してはるかに
大きく、従って梁d・・・による拘束効果が大きいため
、梁d・・・近傍のスラブ部分に対するプレストレスの
導入、つまりこの部分におけるPCC鋼材・・・による
スラブコンクリートの圧縮や曲げ上げは実際上困難であ
り、梁d・・・近傍のスラブ部分に埋設されるPC!m
l材a・・・及びその緊張作業が無駄になる。
iii 、スラブ全域にPC5i材a・・・が埋設され
ているため、スラブに開口部を形成することが困難であ
り、殊に建物竣工後、スラブに開口部を形成する必要が
生じた場合、これに対処することができない。
iv、PCC鋼材・・・によるスラブの曲げ上げや、コ
ンクリートの圧縮を行うためには、PCC鋼材・・・を
スラブコンクリートの引張側に、つまりスパン中央部で
はスラブコンクリートの下面近くに位置し、両端部では
上面近くに位置するように埋設する必要がある。従って
、PRCスラブにおいては、pc!lI材a・・・の偏
心距離を確保するためスラブ厚が必然的に厚くなるので
あるが、上記の通り、従来では、PCC鋼材・・・をス
ラブ全域に均一に埋設しているので、スラブ全体を厚く
する必要があり、コンクリート量、スラブ重量が大きく
なり、不経済である。
本発明は、従来のPRCスラブに比しても遜色ない耐力
上の性能を確保しながらも、上述の如き従来欠点を一層
できるPRCスラブを提供せんとするものである。
C問題点を解決するための手段〕 上記の問題点を解決するために、本発明は、スラブの対
向二辺の中央部間にわたって位置する部分を両側のスラ
ブ部分よりも厚くし、この厚くしたスラブ部分にのみP
C鋼材を埋設して、プレストレスを導入したことを特徴
としている。
〔作用〕
上記の構成によれば、プレストレスの導入しにくい梁近
傍のスラブ部分にはPC鋼材が埋設されておらず、この
部分のスラブ厚も薄いので、PC鋼材やコンクリートの
無駄がなく、しかも、プレストレスの導入された中央部
のスラブ部分が一種の、つまり幅広でフラットな梁の如
く機能するので、スラブ荷重の大半がPC鋼材の緊張方
向にスムーズに流れて、PC鋼材と平行な方向の梁が負
担する長期設計荷重が軽減されることになる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図において、Aは、桁行方向(Y方向)をラーメン構造
とし、梁間方向(X方向)を連層耐震壁構造とし、スラ
ブ1をコンクリートの現場打ちによるPRC(プレスト
レス鉄筋コンクリート)造ふシ、ナー催春Ji−堂怖小
名冨速短栴尤早す り神什3は桁行梁、4は耐震壁であ
る。
前記スラブ1は、対向二辺の中央部間、具体的には梁間
方向の中央部間にわたって位置する部分のみ適当幅(例
えば梁間スパンの1/2程度の幅)にわたってスラブ厚
を厚くしである。そして、この厚くしたスラブ部分1a
にのみ桁行方向に沿った適当本数のPCw4材5を埋設
して、桁行方向のプレストレスを導入しである。また前
記スラブ部分1aには必要に応じて異形鉄筋等によるス
ラブ配筋がなされ、両側の薄いスラブ部分1bにも必要
に応じてスラブ配筋(配力筋程度でよい)がなされる。
前記スラブ部分1aのスラブ厚は例えば20〜23cm
、スラブ部分1bのスラブ厚は12〜150程度に設定
される。また桁行スパンは6〜8m、梁間スパンは10
〜12mに夫々設定されている。
上記の構成によれば、プレストレスの導入されたスラブ
部分1aが幅広かつフラットな梁の如く機能し、スラブ
荷重の大半をスムーズに耐震壁4に清すことができ、耐
震壁4のコンクリートの年線耐力によってスラブ荷重を
効果的に支持することができる。
そして、第4図と第5図(右下)に示すように、桁行梁
3は、両側の薄いスラブ部分1bの荷重の一部を負担す
るだけで済み、桁行梁3の長期設計曲げモーメントを低
減することができ、桁行梁3の梁背を小さなものとする
ことができる。
両側の薄いスラブ部分1bにはPC鋼材を埋設しないの
で、PC@材の緊張作業、スラブ厚の無駄がなく、使用
するコンクリート量及びスラブ重量も少なくて済み、経
済的である。
また集合住宅では殆どありえないが、工場や倉庫等の建
物においては、竣工後、スラブに開口部を形成する必要
が生じることがある。このような場合、上記の構成によ
れば、両側のスラブ部分1bはスラブ厚が薄く、しかも
PC鋼材が埋設されていないので、このスラブ部分1b
に容易に開口部を形成することができる。
尚、上記の実施例では、梁間方向を耐震壁構造、桁行方
向をラーメン構造とした構造形態の建物に本発明を適用
したが、第6図に示すように、、二方向ともラーメン構
造とした建物についても、本発明は同様に適用すること
ができる。この場合、スラブ荷重はPC鋼材5の緊張方
向と直角な梁3aにより多く流れ、PC鋼材5と平行な
梁3bの荷重負担が軽減するので、梁3bとして断面積
の小さい且つ補強鉄筋量の少ないものを採用できる。
いずれの実施例においても、PC鋼材5としては、コン
クリートに付着したもの及びンース等によりコンクリー
トと縁切りされたもののいずれでもよく、プレストレス
を導入する方式はプレテンション、ボストテンションの
いずれでもよい。
〔効果〕
本発明は、上述した構成よりなり、プレストレスの導入
された中央部のスラブ部分が幅広且つフラットな一種の
梁の如く機能するので、スラブ荷重の大半をPC鋼材の
緊張方向へ流して、PC@材と平行な梁による荷重負担
を軽減し、当該型の、型費を小さくすることができる。
殊に、梁間方向を耐震壁構造とし、桁行方向をラーメン
構造とした建物に本発明を適用し、スラブ荷重の大半を
耐震壁で負担すべく構成することにより、耐震壁の圧縮
耐力でスラブ荷重が支持され、耐震壁の余裕ある支持耐
力が有効に利用されるので、非常に経済的である。
しかもプレストレスの導入が困難な両側のスラブ部分、
つまりpcm材と平行な梁の近傍に位置する両側のスラ
ブ部分にはPC鋼材を埋設せず、且つスラブ厚を薄<シ
であるので、PC鋼材やその緊張作業に無駄がなく、コ
ンクリート量やスラブ重量も小さくて済み、経済的であ
る。
また両側のスラブ部分はPC鋼材が埋設されておらず、
且つスラブ厚が薄いため、このスラブ部分に容易に開口
部を形成することができ、建物竣工後、スラブに開口部
を形成する必要が生じた場合、容易にこれに対処できる
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の実施例を示し、第1図は桁
行方向から見た建築物の概略断面図、第1図のm−m線
概略断面図、第4図は作用図、第5図は本発明と従来例
との比較説明図、第6図は本発明の別実施例を示す建築
物の要部の概略平面図である。 1・・・スラブ、Ia・・・厚いスラブ部分、1b・・
・両側の薄いスラブ部分、5・・・pcm材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. スラブの対向二辺の中央部間にわたって位置する部分を
    両側のスラブ部分よりも厚くし、この厚くしたスラブ部
    分にのみPC鋼材を埋設して、プレストレスを導入した
    ことを特徴とするPRCスラブ。
JP4216485A 1985-03-04 1985-03-04 建築物の構造 Granted JPS61204449A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4216485A JPS61204449A (ja) 1985-03-04 1985-03-04 建築物の構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4216485A JPS61204449A (ja) 1985-03-04 1985-03-04 建築物の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61204449A true JPS61204449A (ja) 1986-09-10
JPH0475328B2 JPH0475328B2 (ja) 1992-11-30

Family

ID=12628318

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JP4216485A Granted JPS61204449A (ja) 1985-03-04 1985-03-04 建築物の構造

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JP (1) JPS61204449A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941555A (ja) * 1982-07-26 1984-03-07 ド−ピ−建設株式会社 変厚床版

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5941555A (ja) * 1982-07-26 1984-03-07 ド−ピ−建設株式会社 変厚床版

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JPH0475328B2 (ja) 1992-11-30

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