JPS61203340A - 組立て箱 - Google Patents

組立て箱

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JPS61203340A
JPS61203340A JP60033285A JP3328585A JPS61203340A JP S61203340 A JPS61203340 A JP S61203340A JP 60033285 A JP60033285 A JP 60033285A JP 3328585 A JP3328585 A JP 3328585A JP S61203340 A JPS61203340 A JP S61203340A
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JP
Japan
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side plate
bottom plate
plate
assembly box
abutting
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Pending
Application number
JP60033285A
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English (en)
Inventor
松浦 広臣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
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Publication date
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Priority to NO86860619A priority patent/NO168349C/no
Priority to AU53745/86A priority patent/AU578346B2/en
Priority to KR1019860001142A priority patent/KR900007285B1/ko
Priority to US06/830,807 priority patent/US4757909A/en
Priority to ES86552244A priority patent/ES8702216A1/es
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Priority to NZ215236A priority patent/NZ215236A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1、産業上の利用分野] 本発明は、底板と四周の側板とからなる組立て箱に関す
るものである。
[従来の技術とその問題点1 木材や合成樹脂材よりなる箱として、製作工場において
当初より底板と側板および側板同士を釘打ちやビス止め
あるいは接着手段により結合して組立てたものは、その
製作に手数がかかる上、かなり嵩高で使用場所への輸送
その他の不使用時の取扱いに不便であることから、近年
使用場所において箱に組立て構成することが提案されて
いる。その−例として、合性樹脂材製の箱において、底
板の四周にヒンジ部を介して側板を起立自在に連成した
ちのく例えば実開昭55−16295号公報)や、底板
と側板とを別形成しておいて接合するようにしたもの(
例えば特公昭39−7091号公報)が存するが、組立
ての際の側板同士の結合においては釘打ちやビス止めあ
るいは接着手段を利用しているものが多く、また他の連
結具を用いたものもかなり複雑な構造であって、その組
立て作業にやはり手数を要するものとなっている。しか
も箱の展開状態への分解作業も容易でない。
そこで、本発明者らは、底板と側板とからなる組立て式
の箱の組立て作業の簡略化を図るために、底板の各側縁
にヒンジ部を介して折曲起立自在に連接した側板を各隅
角部においてごく簡単な嵌合操作によって容易に結合で
きる組立て箱を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記の問題点を解決する本発明の組立て箱は、平面角形
の底板と、該底板の各側縁にそれぞれヒンジ部を介して
折曲起立自在に連接された側板とを有し、各隅角部にお
いて相隣る両側板は、一方が他方の端部に突き合せ得る
ように形成されるとともに、この両側板の突き合せ端部
には前記起立状態において互いに係合し得る係合片と係
合孔とによる結合手段が設けられ、側板の起立作用によ
って突き合せ結合可能に構成されてなることを特徴とす
るものである。
[作 用] 上記した本発明の組立て箱は、底板の各側縁に連接され
た側板を底板との連接部分に有するヒンジ部より折曲し
て起立さ[れば、隅角部において相隣る側板同士は一方
が他方の側板端部に対し突き合せ状態になるとともに、
両名の突き合せ端部には前記起立状態において互いに係
合し得る係合片と係合孔とによる結合手段が設けられて
いるので、側板のヒンジ部からの起立作用によって一方
の突き合せ端部に有する係合片を他方の突き合せ端部に
有する係合孔に側板起立作用を利用して嵌入し係止させ
ることができ、隅角部において相隣る起立した両側板を
突き合せ状態に結合できる。そして上記結合組立て状態
にあっては、両側板は係合片と係合孔との結合手段によ
り相互に結合されて外方への傾倒拡間作用および内方へ
の傾倒作用が阻止され、底板結合部に対し直立の所定の
起立状態に保持される。
[実施例1 次に本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図〜第10図の実施例において、(八)は本発明に
係る組立て箱を示し、(1)は平面方形をなす底板、(
2aH2a)および(2b)(2b)は各々前記底板(
1)の四側縁にそれぞれ折曲起立自在に連接された相対
向辺部の各側板であって、特にこの第1の実施例の場合
、底板(1)の一部としてその隅角部に対し取着できる
底板結合部(3)と隅角部において相隣る側板(2a)
(2b)の端部を各々取着できる二つの側板結合部(4
a)(4b)とからなる特殊構造の隅角部用連結部材(
B)を各隅角部に用いて底板(1)と各側板(2aH2
aH2bH2b)とを連設構成した場合を示しており、
下記のように構成されている。
連結部材(B)は、主としてポリエチレン樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂やポリ塩化ビニル樹脂その他の合成樹脂材
を素材として一体形成されてなるものであり、底板結合
部(3)は、底板(1)の隅角部に対応して略直角をな
す略り形の端板部(3)の上下縁に底板(1)の厚みと
略同程度の間隔を存して平行な上下板部(6)(7)が
連成されており、該底板結合部(3)を開口側より底板
(1)の隅角部に対し嵌合取着するとともに、さらに前
記の上下板部(607)とこれに嵌合された底板(1)
とをビス等のねじあるいはリベット等の締結手段(8)
により固定している。前記底板(1)が底板結合部(3
)に対して容易に抜けないように嵌着される゛場合、あ
るいは箱の用途によっては単なる嵌合のみでも充分に使
用に耐える場合には、前記の固定は必ずしも必要でない
が、前記のように締結その他の何等かの扱は止め手段を
併用するのが実施上望ましい。
また両側板結合部(4aH4b)は、前記底板結合部(
3)の両辺つまり略し形の端板部(5)の両辺部分(5
a)(5b)に各々連設され、かつ各々上辺、側辺、下
辺の略コ字形をなす端板部(9aH9b)を介り、T内
外側板部(10a)(11a)、(10b)(Ilb)
が側板(2a)(2b)の厚みと略等しい間隔を存して
連成されており、前記側板(2a)(211)の端部が
端板部(7)の両辺部分(7a)(7b)と平行方向に
嵌合されて取着されている。特にこの両側板結合部(4
a)(4b)は、各々底板結合部(3)に対し展間した
状態のとき下面になる外側板部(11a011b)の下
辺側縁が略し形の端板部(5)の両辺部の各■縁に対し
所要幅の連接板(12a)(12b)を介して前記端板
部(5)にほぼ相当する所要の間隔を存して連接される
とともに、該連接板(12a)(12b)の底板結合部
(3)側の基部にV形や°U形溝その他の薄肉部等によ
るヒンジ部(13a)(13b)が形成され、このヒン
ジ部(13a)(13b)において折曲することにより
連接板(12aH12b)が底板結合部(3)の端板部
(5)に添接して側板結合部(4a)(4b)が底板結
合部(3)の側縁部上に載接状態に起立し得るるように
設けられている。そのため前記連接板(12a)(12
b)は略し形の端板部(5)と略同幅に設定されている
。この場合、段積みその他における積み重ね荷重を側板
結合部(4a)(4b)と底板結合部(3)にて受支で
きることになる。
さらに、一方の側板結合部(4a)は、起立状態におい
て他方の側板結合部(4b)における隅角部側端部(1
4)の内側に対し突き合せ得るように、隅角部側で側板
結合部(4b)の厚み相当分を欠除して連成されている
。従って各隅角部において相隣る両側板(2aH2b)
は、一方(2a)が他方(2b)の端部内側に対して連
結部材(8)の側板結合部(4a)(4b)を介して突
き合せ得ることになる。そしてこの両側板(2a)(2
b)の突き合せ端部には、前記起立状態において互いに
係合し得る係合片(15)と係合孔(16)とによる結
合手段が設【プられている。
すなわち、上記の結合手段として、一方の側板結合部(
4a)の突き合せ端面(17)の略中央部には断面略鉤
形状をなす係止部(18)を先端部片側に有しかつ材質
的に若干の適度の弾性を有する板状の係合片(15)が
突設され、さらに他方の側板結合部(4b)の突き合せ
端部(14)には側板(2a)(2b)の起立状態にお
いて前記係合片(15)の係止部(18)の部分が嵌入
して係止し得る係合孔(16)をか設けられており、前
記係合片(15)を係合孔(16)に嵌合し係止するこ
とにより両側板結合部(4a)(4b)ツまりは両側板
(2a)(2b)を突き合せ状態に結合できるようにな
っている。(19)は係止部(18)が係止する切欠段
部を示す。
前記の係一台片(15)と係合孔(16)との係止構造
のみでも両側板結合部(4a)(4b)を結合状態に維
持できるが、特にこの実施例の場合、一方の側板結合部
(4a)の突き合せ端面(17)には凸部(20)が、
他方の側板結合部(4b)の突き合せ端部(14)には
突き合せ状態において前記凸部(20)に嵌合する凹部
(21)が設けられており、この凸部(20)と凹部(
21)との嵌合によって両側板結合部(4a)(4b)
の突き合せの位置決めがなされる。そして前記の嵌合状
態において、係合片(15)の係止部(18)が係合孔
(16)の切欠段部(19)に対し係止した状態を維持
するよう、該係止部(18)が係合孔(16)より出張
った状態となるように形成されている。この場合、係合
孔(16)が前記係合片(15)の係止部(18)が通
過できる幅を持っていても、前記凸部(20)と凹部(
21)とが嵌合すると係止部(18)が通過できないの
で、この問題を解消するために、図示する実施例では、
係合片(15)を係止部(18)の突出側とは反対側に
前記凸部(20)との間に若干の間隙(22)を介在さ
せて独立した状態に突設するとともに、係合片(15)
の先端係止部(18)の側に傾斜面(23)を形成し、
凸部(20)と凹部(21)を嵌合させてかつ前記傾斜
面(23)を係合孔(16)の縁部に対し摺接状態にし
て弾力的に嵌入できるようにしている。前記係合片(1
5)を凸部(20)の個所に設けることもできるが、突
出高さが少ないと係合片(15)の弾性が殆どなくなる
ので、前記のように凸部(20)とは別に形成して係合
片(15)にある程度の弾性を持たせるのが望ましい。
もちろん前記の凸部(20)と凹部(21)とを逆に設
けることもできる。
また上記の係合片(15)はその先端が他方の側板結合
部(4b)の突き合せ端部(14)の外側に先端が僅か
に突出状となるように高さが定められており、この係合
片(15)を前記係止部(18)が切欠段部(22)か
ら離脱する方向に弾性力に抗して押圧撓曲することによ
り係合を離脱できるようになっている。この離脱操作を
容易に行なえるように、係合片(15)における先端係
止部(18)とは反対側が傾斜状に僅かに切欠形成され
ている。
特に係止部(18)が箱の内方側に向けて突出せしめら
れていると、第9図鎖線のようにして係合片(15)を
外側に押圧することにより係合をl1llt脱でき、そ
の操作が容易に行なえる。前記の係合片(15)が突き
合せ端部(14)の外側に突出しない高さである場合に
は、係合孔(16)の周辺部外側を若干切除すれば、係
合片(15)の先端が突出状をなし前記と同様にして係
合および離脱操作が行なえる。
上記のように両側板結合部(4a)(4b)同士の結合
において凸部(20)と凹部(21)を嵌合させる場合
には、図示のごとく凸部(20)を下端側で凹部(21
)よりも若干短く形成し、さらに必要に応じて凸部(2
0)の下端部に丸みを付して、ヒンジ部(13b)を支
点とする折曲起立作用に伴う嵌合作用が不都合なく行な
えるようにしておく。
なお、上記の連結部材(A)については、底板結合部(
3)の開口側よりみて左側の側板結合部を端面に係合片
(15)を有する側板結合部(4a)として、他方の側
板結合部(4b)に対し突き合せ結合可能に構成してい
るが、これと相隣る隅角部の連結部材(A)については
、前記とは逆に第4図に拡大して示すごとく、底板結合
部(3)の間口側よりみて右側の側板結合部を端面に係
合片(15)を有する側板結合部(4a)として係合孔
(16)を有する他方の側板結合部(4b)に対し突き
合せ結合可能に構成する。
そして、組立て箱としては、通常側板結合部(4a)(
4b)同士の突き合せ方向を左右逆にした第1図と第4
図の連結部材(B)を各々2個づつ4個を、側板結合部
(4a)(4b)の突き合せ方向が同一のものを対角位
置の隅角部に配して、つまり相隣る隅角部の連結部材(
B)(B)は係合片(15)を有する側板結合部(4a
)(4a)同士あるいは係合孔(16)を有する側板結
合部(4bH4b)同士が相対向するように配して用い
、各連結部材(B)の底板結合部(3)を底板(1)の
隅角部に対し嵌合取着するとともに、各側板結合部(4
a)(4b)にそれぞれ側板(2a)(2b)の端部を
図のごとく嵌合取着して組立て式の箱(^)を構成する
。輸送時等の不使用の際の取り扱いにおいては両側板(
2aH2b)を底板(1)に対し展開した状態にしてお
く。
上記箱(^)の使用現地での組立てにおいては、先ず係
合片(15)を有する側の側板結合部(4a)に取着さ
れた相対向する側板(2a)(2a)を側板結合部(4
a)とともにヒンジ部(12a)から折曲して底板結合
部(3)の側縁部上に載接した状態で起立させる(第5
図)。次いで、他方の係合孔(16)を有する側の側板
結合部(4b)に取着された相対向に嵌合された側板(
2b)(2b)の一方を側板結合部(4b)とともにヒ
ンジ部(13b)から折曲して起立せしめ、これと同時
に先に起立させた側板結合部(4a)との突き合せ端部
(14)に有する係合孔(16)に前記側板結合部(4
a)の突き合せ端面(17)に有する係合片(15)を
嵌入して係合させることにより、起立した両側板結合部
(4a)(ab)同士を突き合せ状態に結合し、さらに
他方の側板(2b)を前記と同様にして側板結合部(4
b)とともに起立させて、該側板結合部(4b)の係合
孔(16)に側板結合部(4a)の係合片(15)を嵌
入させて両者を結合するものであり、特にこの時、第6
図のように箱を起すようにすれば、相隣る二個所の隅角
部の連結部材(B)(B)について同時に係合し得て突
き合せ結合でき、これによって底板(1)と四周の各側
板(2aH2a)、(2b)(2b)、!:カ各隅角1
において連結部材(B)により結合連接された所定の箱
(A)が第10図のごとく組立て構成されることになる
なお、係合片(15)の先端が図示する実施例のように
他方の突き合せ端部(14)の外側へ僅かに突出状をな
す場合には、前記のようにして箱を起上させるようにし
て係合操作を行なう際、前記係合片(15)の突出によ
って完全に係合できないことになるので、例えば図に示
すように係合孔(16)の周辺部外側面の起立状態にお
ける上下位置等の係合片(15)の係合および離脱操作
の邪魔にならない位置に突起(24)を設けて前記操作
が行なえるようにするのが望ましい。
また、上記の箱(A)を展開状態に分解するには、第9
図鎖線のように係合孔(16)の周辺部外周面より突出
した係合片(15)の先端を係止部(18)の係合を離
脱する方向に抑圧解除することにより、側板結合部(4
b)の側を係合片(15)より抜脱させればよく、各側
板(2a)(2b)を外方へ傾倒、展開できることにな
る。
なお、上記側板(2a)側の突ぎ合せ端面(17)およ
び側板(2b)側の突き合せ端部(14)における係合
片(15)と係合孔(16)との結合手段としては、凸
部(20)および凹部(21)を省略して、互いに係合
する係合片(15)および係合孔(16)を設けておく
だけでもよいが、上記のように凸部(2o)と凹部(2
1)の嵌合を併用するほうが結合状態の強度保持上望ま
しい。いずれにしても、結合手段となる前記係合片(1
5)および係合孔(16)については、図示する形状の
ものに限らず、係止部(18)を箱の外側に向けて形成
したり、互に対応する複数個所に形成する等、他の種々
の係合可能な構造による実施が可能である。
また、上記した実施例において、底板(1)の一部とな
る底板結合部(3)は、図のように間口縁を湾曲状に若
干凹入させた形状にするほか、平面扇形あるいは平面略
三角形や四角形等、開口縁の形状を種々変更して実施で
き、特にビス止めや接着等の固定手段を併用する場合に
は上板部(5)を側縁部若干幅のみにしたり、または省
略することもできる。さらに側板結合部(4a)(4b
)についても、前記底板結合部(3)と同様に略コ字形
の端板部(98H9b)の上辺側を短がくしで内外側板
(10a)(11a)、(10b)(11b) 17)
開口縁を湾曲状に若干凹入した形状にする等、開口縁の
形状を種々変更して実施できる。またこの両側板結合部
(4a)(4b)k−ライT ハ、側板(2a)(2b
)(7)端部を嵌合するのみで充分であるが、底板結合
部(3)の場合と同様にビス止めやリベット止めあるい
は接着等の固定手段を利用する場合には内外側板の一方
を省略する等種々の取着構造による実施が可能である。
また底板結合部(3)の上板部(6)の開口縁および鋼
板結合部(4a)(4b)の内外側板部(10a)(1
1a)、 (10b)(11b)(7) 開口縁は図示
するように面取りしておくのが好適である。(25)は
箱の段積み使用の際に下層の箱に嵌合する位置決め用の
突起である。
なお、側板結合部(4a)(4b)の突き合ぴ方向が同
じ連結部材(B)を各隅角部に用いて、第11図のごと
く所定の箱を組立て構成することも可能であり、この場
合−の隅角部の連結部材(B)から順に起立させた側板
結合部(4a)(4b)同士を一方の係合片(15)と
他方の係合孔(16)の係合によって結合するとともに
、最後の連結部材(B)では側板結合部(4aH4b)
および側板(2a)(2b)の素材の持つ弾性を利用し
て係合片(15)を係合孔(16)に嵌入し係合すれば
よい。
上記実施例の場合、隅角部の各連結部材(8)が段積み
時の積み重ね荷重を受支するので、底板(1)及び側板
(2aH2a)、 (2b)(2b)トL、 1: ハ
、木材や合成樹脂材等のほか、合成樹脂発泡体や段ボー
ル等の種々の素材よりなる板体を用いることができる。
また両側板結合部(4aH4b)と底板結合部(3)と
の連接構造として、上記のほかに第12図に示すように
底板結合部(3)と側板結合部(4a)(4b)との連
接板(12a)(12b)における側板結合部(4al
(4b)側の基部ニヒンジ部(13a)(13blを形
成することにより、側板結合部(4a)(4b)を底板
結合部(3)の外側″に添接してかつ連接板(12a)
f12b)上に載接状態に起立するように設けることも
、また第13図に示すように連接板(12aH12b)
を省略してヒンジ部(13a)(13b)のみで連接し
て底板結合部(3)の側縁部上に起立するように設ける
こともでき、これらいずれの場合にも上記同様にして側
板結合部(4a) (4b)同士を係合片と係合孔によ
る係合によって突き合せ結合でき、所定の箱を組み立て
得る。
上記の実施例においては、別形成された底板(1)およ
び各側板(2a)(2a)(2b)(2b)を各隅角部
に隅角部用連結部材(B)を用いて連接構成した場合を
示したが、本発明は、第14図および第15図に示すよ
うに、合成樹脂等の素材をもっテ底板(1)オヨヒ四周
ノ側板(2a)(2a)(2b)(2b)を一体形成す
るとともに、これらに上記の連結部材にによる結合構造
を一体的に付加構成して、つまり各隅角部で相隣る側板
(2a)(2b)を一方が他方の端部内側に突き合せ得
るように形成するとともに、この両突き合せ端部に上記
同様の結合片(15)と係合孔(16)とによる結合手
段を設けて、側板(2a)(2b)の起立作用によって
突き合せ結合可能に形成して実施することができる。
すなわち、一方の相対向する側板(2a)の突き合せ端
面(11)には上記連結部材における場合と同様の係止
部(18)を先端に有する係合片(15)を突設すると
ともに、他方の側板(2b)の突き合せ端部(14)に
は前記係合片(15)が嵌入し係止し得る係合孔(16
)を設けて実施でき、またこれに附随する例えば係合片
(15)の形状や凸部(2o)と凹部(21)との嵌合
手段等の他のm成についても、上記した連結部材におけ
る場合と同様に構成して実施できる。またこの場合も、
側板(2a)(2b)同士の突き合せ方向及び結合手段
の係合片(15)の突出方向等を相隣る隅角部では相対
称形をなすように構成して実施すのがよく、上記したの
と同様の係合操作により箱を組立て構成することができ
る。
またこの実施例の場合にも、各側板(2aH2a)(2
b)(2b)を底板(1)の側縁部上に折曲起立するヨ
ウニ、a板(1) ニ対し、II板(12a)(12b
)ヲ介して連接するとともに該連接板(12a)(12
b)の基部にヒンジ部(13a)(13b)を設けて実
施するほか、側板が連接板上に載接状態に折曲起立する
ように形成したり、また連接板を省略して側板を底板に
対しヒンジ部のみで連接することもできる。
また前記の連接部は底板側縁部の全長にわたる場合のほ
か、両端部あるいは中央部等の部分的に形成されたもの
であってもよい。
ざらに前記実施例の変更例として、図示していないが、
別形成された底板′c1)と各側板(2a)(2a)(
2b)(2b)とを他のヒンジ部材(25)1.:よッ
テ折曲可能に連接しておき、各隅角部で相隣る側板(2
a)(2b)同士を上記同様に係合片(15)と係合孔
(16)との結合手段によって突き合せ結合可能に構成
して実施することができ、この場合にも側板同士の結合
による箱の組立ておよび展開操作は上記と同様に行なえ
る。
[発明の効果1 上記したように本発明の組立て箱によれば、輸送その他
の不使用の際の取り扱いにおいては各側板を底板に対し
展開した扁平な嵩低い状態にでき、輸送効率および保管
効率を非常に高めることができ、空鎗の返送等に要する
輸送費用を大幅に低減することができる。
そして箱の組立てにおいては、底板に対して側板を折曲
起立さけて係合孔に対し係合片を嵌入し係止するだけで
、隅角部において相隣る二つの側板同士を突き合せ状態
に結合でき、従って底板および各側板をきわめて簡単な
の嵌合操作のみで釘打ちやビス止めあるいは接着手段を
要さずに確実に結合し得て所定の箱を組立て構成づるこ
とができ、以って組立て式の箱の組立て作業の簡略化を
図ることができる。
ざらに本発明の組立て箱によれば、組立てられた箱の各
側板の安定性、延いては箱全体の保形性に優れる。特に
各側板が底板上に載接する構造にした場合には、段積み
の際の積み重ね荷重を底板にて受支でき、連接部分であ
るヒンジ部の負担を軽減できることにもなる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであり、第1図は組立て
前の斜視図、第2図は隅角部用連結部材部分の拡大斜視
図、第3図は同上の下面側からの斜視図、第4図は他の
連結部材部分のロム大斜視図、第5図は箱の組立て操作
状態を示す斜視図、第6図は同側面図、第7図は同上の
一部の拡大斜視図、第8図は前回■−■における断面図
、第9図は同上の結合状態の断面図、第10図は組立て
た状態の斜視図、第11図は他の箱の組立て状態を示す
斜視図、第12図および第13図はそれぞれ連結部材を
異にする他の実施例を示ず断面図、第14図および第1
5図はさらに他の実施例を示す斜視図と一部の拡大斜視
図である。 (A)・・・・・・箱、(B)・・・・・・連結部材、
(1)・・・・・・底板、(2aH2b)・・・・・・
側板、(3)・・・・・・底板結合部、(4aH4b)
・・・・・・側板結合部、(12aH12b)・・・・
・・連接板、(13a)(13b)・・・・・・ヒンジ
部、(14)・・・・・・突き合せya部、(15)・
・・・・・係合片、(16)・・・係合孔、(17)・
・・・・・突き合せ端面、(18)・・・・・・係止部
。 手続補正書 昭和60年5月21日 昭和60年特許願第33285号 2、発明の名称 組立て箱 3、補正をする者  特許出願人 代表者 川 本  貢 4、代理人 6、補正の対象  図面 7、補正の内容 (1)  願−に添附した図面の「第4図」中の符号(
2b)の引出し線、および「第5図」中の符号(3)、
 (8)、 (15)、 (2G)の各引出し線をそれ
ぞれ別紙図面朱書のように記入する。 手続補正書     (1) 昭和61年 1月 8日    る 11810604”i Ill 1133281   
   82、発明の名称 組立て箱 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 奈良市南京終町1丁目25番地 (244)積水化成品工業株式会社 代表者 川  本   貫 4、代理人 〒541大阪市東区瓦町2丁目9番地ハラダビル8階6
、補正の対象 明細書中の発明の詳細な説明の欄明細書
第8頁第13行にr (5a)(5b)Jとあ記載を削
除する。 同日第10頁第17行に「をが設け」とあのを「が設け
」と訂正する。 同日第15頁第11行に「に嵌合された」あるのを「す
る」と訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平面角形の底板と、該底板の各側縁にそれぞれヒン
    ジ部を介して折曲起立自在に連接された側板とを有し、
    各隅角部において相隣る両側板は、一方が他方の端部に
    突き合せ得るように形成されるとともに、この両側板の
    突き合せ端部には前記起立状態において互いに係合し得
    る係合片と係合孔とによる結合手段が設けられ、側板の
    起立作用によって突き合せ結合可能に構成されてなるこ
    とを特徴とする組立て箱。 2、結合手段として、一方の側板の突き合せ端面に係止
    部を先端に有する係合片が突設され、他方の側板の突き
    合せ端部に前記係合片が嵌入し係止し得る係合孔が設け
    られてなる特許請求の範囲第1項記載の組立て箱。 3、底板と各側板とが、合成樹脂等を素材としてヒンジ
    部を介して一体成形されたものからなる特許請求の範囲
    第1項または第2項記載の組立て箱。 4、底板と各側板とは、ヒンジ構造を備えた連結部材に
    より連接されてなる特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の組立て箱。 5、底板と各側板とは、底板の一部としてその隅角部に
    取着された底板結合部と、該底板結合部の外側両辺部に
    ヒンジ部を介して連接されて側板端部を保持する二つの
    側板結合部とからなる隅角部用連結部材により連接され
    、相隣る側板は、両側板結合部を介して突き合せ得るよ
    うに形成されるとともに、この両突き合せ端部に結合手
    段が設けられてなる特許請求の範囲第1項または第4項
    記載の組立て箱。 6、各側板は、底板の側縁部上に折曲起立自在に設けら
    れてなる特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4
    項または第5項のいずれか1項に記載の組立て箱。 7、一方の側板の突き合せ端面と、他方の側板の突き合
    せ端部とに、突き合せ状態において互いに嵌合する凸部
    と凹部との嵌合手段が設けられてなる特許請求の範囲第
    1項、第2項、第3項、第4項、第5項または第6項の
    いずれか1項に記載の組立て箱。 8、一方の側板の突き合せ端面に有する係合片は、その
    先端が突き合せ結合状態において他方の側板の係合孔の
    周辺部外側面より若干突出状をなすように形成されてな
    る特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第
    5項、第6項または第7項のいずれか1項に記載の組立
    て箱。 9、係合孔の周辺部外側面に係合片の突出分と略同高さ
    の突起が形成されてなる特許請求の範囲第1項、第2項
    、第3項、第4項、第5項、第6項、第7項または第8
    項のいずれか1項に記載の組立て箱。
JP60033285A 1985-02-21 1985-02-21 組立て箱 Pending JPS61203340A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5423313A (en) * 1977-07-22 1979-02-21 Hitachi Ltd Video reproducing device
JPS5711862U (ja) * 1980-06-24 1982-01-21
JPS5841046A (ja) * 1981-08-19 1983-03-10 ネスパク・エス・ピ−・エ−・ソシエタ・ゼネラル・ペル・ルイムバラギオ 組立式プラスチツク枠体とその組立装置

Patent Citations (3)

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