JP3043380U - 組立式引出し - Google Patents
組立式引出しInfo
- Publication number
- JP3043380U JP3043380U JP1997004455U JP445597U JP3043380U JP 3043380 U JP3043380 U JP 3043380U JP 1997004455 U JP1997004455 U JP 1997004455U JP 445597 U JP445597 U JP 445597U JP 3043380 U JP3043380 U JP 3043380U
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- JP
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 木板、金属或はプラスチック等の材質で全体
を組立てた状態で製造されているが、生産工場において
は組立てられた状態の引出しを積んでおくのに大量な室
内空間が必要になるなどの問題がある。 【解決手段】 底板の両側から側板と結合し、側板の
後、前部はそれぞれ背板、前板と結合し、底板、背板、
前板に設けられた鈎に固定穴が設けられ、側板には止め
穴及び止め穴と隣合わせの突出物が設けられ、鈎を止め
穴に嵌込ませ、突出物を鈎の固定穴に嵌込ませて固定す
るように構成されている。
を組立てた状態で製造されているが、生産工場において
は組立てられた状態の引出しを積んでおくのに大量な室
内空間が必要になるなどの問題がある。 【解決手段】 底板の両側から側板と結合し、側板の
後、前部はそれぞれ背板、前板と結合し、底板、背板、
前板に設けられた鈎に固定穴が設けられ、側板には止め
穴及び止め穴と隣合わせの突出物が設けられ、鈎を止め
穴に嵌込ませ、突出物を鈎の固定穴に嵌込ませて固定す
るように構成されている。
Description
【0001】
本考案は、組立式引出しに関するものである。
【0002】
従来、この種の組立式引出しにあっては、下記のようなものになっている。 木板、金属或はプラスチック等の材質で生産工場において全体を組立てた状態 で製造されている。
【0003】
従来の技術について下記のような問題を指摘することができる。 生産工場においては組立てられた状態の引出しを積んでおく大量の室内空間が 必要になり、また、その積み重ねたものが倒れたりすると危険である。 引出しを運搬する過程において、引出しにプーリが取付けられているため、滑 り易いという問題も出てくる。 そのために、プーリを予め固定したり、あるいは取外しの作業をしなければな らない。 このほか、体積が大きいため、積み込んだり、運搬したりするのに不便という 欠点が生じてくる。 本考案の目的は、上述の問題を充分解決できるものを提供しようとするもので ある。
【0004】
上記目的を達成するために、本考案のものは下記のようになるものである。 すなわち本考案のものは、底板1、側板2、背板3、前板4より構成され、底 板1の両側底面から下方へ向けて延出した鈎11が設けられ、鈎11は側板2に 設けられた止め穴23に嵌込むよう構成され、側板2の下の辺から内側へ向けて 延出した下延板21が設けられ、下延板21に止め穴23が設けられ、止め穴2 3は底板1に設けられた鈎11に結合するよう構成され、側板2の上の辺から外 側へ向けて延出した上レール22とプーリ26が設けられ、側板2の両端に側延 板27が設けられ、側延板27に止め穴28が設けられ、止め穴28は背板3、 前板4の鈎31,41を嵌込むことができるよう構成され、背板3に設けられた 鈎31は側板2の側延板27の止め穴28に嵌込み、前板4に設けられた鈎41 は側板2の片方の側延板27の止め穴28に嵌込むよう構成され、底板1、背板 3、前板4に設けられた鈎11,31,41には固定穴12,32,42が設け られ、また、側板2に設けられた止め穴23と隣合わせに突出物24が設けられ 、鈎11を止め穴23に嵌込む時、側板2と底板1を逆方向に少し移動させるこ とにより突出物24を固定穴12に嵌め込ませ両者が固定されるように構成され ている組立式引出しである。
【0005】 この場合、下記のように構成することができる。 A.突出物24は側板2と一体成形に構成されたり、或はピンや釘などの固定 部品で釘打ちをしたりするように構成されている。 B.前板4に設けられた槽道43は、底板1の一端が挿入するのに用いられ、 また、前板4に底延板44が設けられ、底延板44は底板1を支えるように構成 されている。 C.背板3の上辺に設けられたリップ33は、側板2の側延板27に嵌込むこ とができるように構成されている。
【0006】
実施例について図面を参照して説明する。 図1を参照して、本考案のものは、木板、金属或はプラスチック等の材質で製 造された板を、同じまたは違う材質の板で組立て収納引出しに製造するものであ り、底板1、側板2、背板3及び前板4などより構成されている。
【0007】 引出しの底に使用される底板1は、比較的大きい面積を有して物品を載せるこ とができるよう平面方形に構成され、底板1は両側から側板2と結合することが できるよう構成されている。 すなわち、底板1の両側の底面から下方へ突出した鈎11が設けられ、この鈎 11は側板2に設けられた下延板21の止め穴23に嵌込むことができるよう構 成されている。 鈎11自体に固定穴12が設けられ、この固定穴12は側板2に設けられた突 出物24を嵌込むことができるよう構成されている。
【0008】 底板1の両側に結合される側板2は、当該側板2の下部に下延板21及び上部 に上レール22が設けられ、側板2の下延板21は内側へ向けて延出され、上レ ール22は外側へ向けて延出するように設けられている。 下延板21には底板と対応する止め穴23が設けられ、止め穴23は底板1に 設けられた鈎11が結合するよう構成されている。 その他に側板2に数個の突出物24が設けられている。 なお、この突出物24は止め穴23とは隣合わせで、下へ向けて突出するよう にパンチプレスで、またはピンや釘などの固定部品で釘打ちしたりするように構 成することができる。
【0009】 図3,図4を参照して、鈎11を止め穴23に嵌め込んだ後、側板2と底板1 を逆方向に少し移動させることによって突出物24は鈎11に設けられた固定穴 12に嵌込まれ、側板2と底板1はより良い状態で固定することができる。 この場合、上レール22は、机のレール(図示略)と接合することになるが、 この接合は突出した側リップ25及びプーリ26によって行われるよう構成され ているので引出し全体の滑りはスムーズになる。
【0010】 側板2の背面側縦辺には内側へ向けて突出した状態で側延板27が設けられ、 側板2の正面側縦辺には外側へ向けて突出した状態で側延板27が設けられてい る。 これら側延板27には、止め穴28及び止め穴28と隣合わせの突出物29が 設けられ、止め穴28及び突出物29は背板3、前板4の鈎31,41及び固定 穴32,42を嵌込むよう構成され、背板3、前板4及び側板2は緊密に結合す るように構成されている。
【0011】 引出しの後側の端面に位置する背板3は正面方形に構成され、当該背板3の両 縦辺近傍には後方に突出した鈎31が設けられ、鈎31自体に固定穴32が設け られ、鈎31は側板2の止め穴28に嵌込むことができるよう構成されている。 固定穴32は突出物29を嵌込むことができるよう構成されている。 また、背板3の上辺には後側へ突出したリップ33が設けられ、リップ33は 側板2の側延板27に嵌込むことができるよう構成されている。 背板3の長さを側延板27より長くしたり、下延板21まで延出させて下延板 21で支えるようにしたり、または下延板21より下方へ突出するようにするこ とができる。
【0012】 引出しの正面に位置する前板4は、正面方形に構成され、前板4の背面に鈎4 1及び固定穴42が設けられ、鈎41を側板2に設けられた止め穴28に嵌込み 、固定穴42に突出物29を嵌込み前板4と側板2は結合するように構成されて いる。 また、側板2と前板4が結合した後、底板1との間に隙間ができないように前 板4に設けられた槽道43は底板1が挿入するよう構成されている。 前板4の下辺に後方に向け底延板44が設けられ、底延板44は底板1の底面 を支えることができると共に、また、前板4に設けられた組立穴45は把手と結 合するのに用いられる。
【0013】 図2が示す如く、本考案は先ず底板1を側板2と結合させ、それから側板2を 背板3、前板4と結合させて引出し状に組立て、それぞれの板の結合は図3,図 4が示す如く、鈎11,31,41を利用して側板2に設けられた対応する止め 穴23,28に嵌込み、それから突出物24,29を鈎に設けられた固定穴12 ,32,42に嵌込むことで全体を緊密に結合することができる。
【0014】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。 組立てが便利である。 生産工場において、予め板状にして取扱うことができる。この結果、従来のよ うに組立てた引出しを積んでおく空間は省かれ、また、運搬上においても体積が 小さいために運搬し易いという利点がある。 さらに、運搬中に引出しが脱落したり滑ったりすると云った問題はなくなる。
【図1】本考案の分解斜視図である。
【図2】本考案の組合せた状態の斜視図である。
【図3】本考案の鈎と止め穴が結合した状態の拡大図で
ある。
ある。
【図4】図3のA−A線断面図である。
1 底板 2 側板 3 背板 4 前板 11 鈎 12 固定穴 21 下延板 22 上レール 23 止め穴 24 突出物 25 側リップ 26 プーリ 27 側延板 28 止め穴 29 突出物 31 鈎 32 固定穴 33 リップ 41 鈎 42 固定穴 43 槽道 44 底延板 45 組立穴
Claims (4)
- 【請求項1】 底板(1)、側板(2)、背板(3)、
前板(4)より構成され、底板(1)の両側底面から下
方へ向けて延出した鈎(11)が設けられ、鈎(11)
は側板(2)に設けられた止め穴(23)に嵌込むよう
構成され、側板(2)の下の辺から内側へ向けて延出し
た下延板(21)が設けられ、下延板(21)に止め穴
(23)が設けられ、止め穴(23)は底板(1)に設
けられた鈎(11)に結合するよう構成され、側板
(2)の上の辺から外側へ向けて延出した上レール(2
2)とプーリ(26)が設けられ、側板(2)の両端に
側延板(27)が設けられ、側延板(27)に止め穴
(28)が設けられ、止め穴(28)は背板(3)、前
板(4)の鈎(31,41)を嵌込むことができるよう
構成され、背板(3)に設けられた鈎(31)は側板
(2)の側延板(27)の止め穴(28)に嵌込み、前
板(4)に設けられた鈎(41)は側板(2)の片方の
側延板(27)の止め穴(28)に嵌込むよう構成さ
れ、底板(1)、背板(3)、前板(4)に設けられた
鈎(11,31,41)には固定穴(12,32,4
2)が設けられ、また、側板(2)に設けられた止め穴
(23)と隣合わせに突出物(24)が設けられ、鈎
(11)を止め穴(23)に嵌込む時、側板(2)と底
板(1)を逆方向に少し移動させることにより突出物
(24)を固定穴(12)に嵌め込ませ両者が固定され
るように構成されていることを特徴とする組立式引出
し。 - 【請求項2】 突出物(24)は側板(2)と一体成形
に構成されたり、或はピンや釘などの固定部品で釘打ち
をしたりするように構成されている請求項1記載の組立
式引出し。 - 【請求項3】 前板(4)に設けられた槽道(43)
は、底板(1)の一端が挿入するのに用いられ、また、
前板(4)に底延板(44)が設けられ、底延板(4
4)は底板(1)を支えるように構成されている請求項
1記載の組立式引出し。 - 【請求項4】 背板(3)の上辺に設けられたリップ
(33)は、側板(2)の側延板(27)に嵌込むこと
ができるように構成されている請求項1記載の組立式引
出し。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997004455U JP3043380U (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 組立式引出し |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997004455U JP3043380U (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 組立式引出し |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3043380U true JP3043380U (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=43177840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997004455U Expired - Lifetime JP3043380U (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 組立式引出し |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3043380U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011517412A (ja) * | 2008-09-26 | 2011-06-09 | サメト カリプ ヴェ マデミ エシャ サナイ ヴェ ティカレット アノニム サーケティ | 容易に取り付けおよび取り外し可能な引き出し用の連結的な隅固定具 |
-
1997
- 1997-05-13 JP JP1997004455U patent/JP3043380U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011517412A (ja) * | 2008-09-26 | 2011-06-09 | サメト カリプ ヴェ マデミ エシャ サナイ ヴェ ティカレット アノニム サーケティ | 容易に取り付けおよび取り外し可能な引き出し用の連結的な隅固定具 |
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