JPS61203316A - パック詰鶏卵の重量均一化方法 - Google Patents

パック詰鶏卵の重量均一化方法

Info

Publication number
JPS61203316A
JPS61203316A JP3184085A JP3184085A JPS61203316A JP S61203316 A JPS61203316 A JP S61203316A JP 3184085 A JP3184085 A JP 3184085A JP 3184085 A JP3184085 A JP 3184085A JP S61203316 A JPS61203316 A JP S61203316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eggs
packaging
weight
combination
location
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3184085A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0629059B2 (ja
Inventor
勉 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nambu Electric Co Ltd
Original Assignee
Nambu Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nambu Electric Co Ltd filed Critical Nambu Electric Co Ltd
Priority to JP3184085A priority Critical patent/JPH0629059B2/ja
Publication of JPS61203316A publication Critical patent/JPS61203316A/ja
Publication of JPH0629059B2 publication Critical patent/JPH0629059B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は鶏卵等におけるパック詰包装の所定個数の総重
量を均一化しようとする計量方法に関するものである。
果物、球状、野菜等のグレード別に分けた後の同一グレ
ードの1ケ一ス間の総重量の均一化にも応用できる。
(従来の技術) 鶏卵は一般にSS−3Lの7等級及等級外と8段階選別
がなされており、各等級間は6gの幅である。そして7
段階に選別された鶏卵を、各々10ケ人パックや栃ケ又
はシケのトレーに詰めていた。従って等板間の重量差は
無視してぃt:。
極端な場合、例えばM級で計算すると、M級の重量は5
89〜64g、10ケ人パックの場合、郭・9の卵だけ
とすると総重量は580g、64gの卵だけとすると6
40g、この差実に60g卵1個分に相当する重量差で
ある。鶏卵の場合その処理スピードが26000”/H
と大量処理のため、この差は見逃されていたし又困難で
もある。例えば特公昭57−29651、同58−48
845に見られる組合せ計量で行った場合、組合せのた
めの一時停止が必要となり装置が複雑になり又処理能力
が落る。又パックに投入された卵を人手で入替作業を行
うことは事実上不可能である。新めて一つのグレード分
を組合せ計量を行うことはこれも又事実上不可能である
(発明が解決しようとする間順点) 本発明は計1後の鶏卵を包装場所まで単列にして搬送し
、その途上で重量の組合せを得て、組合せに従って包装
場所へ交互に投入しようとするもので予め定めた数のな
かからの組合せが不可能である鶏卵等を組合せのための
一時停止をさせることな(1パツクの総重量の均一化を
計ろうとするものである。
(問題を解決するための手段) 本発明は鶏卵を7段階に振り分ける際に特定のグレード
の1パツクの総重量の均一化が目的であり従って単位重
量の重量差はあまり生じない場合に有効である。又鶏卵
の場合はその卵重は鶏の週齢によりある程度規制される
ため同じ等級でも軽い方に片寄ったり重い方に片寄った
りする場合は生じる。このため同等級間の平均値に設定
重量を固定するとその総軍1の均一化の制呻はむずかし
くなる。このことを避けるために、計量過程に於いて卵
重の偏差値を得るようにして、状況に応じた設定重量の
変更を行うようにした。
本発明の基本的な考え方は次のようになる。
例えば、M級の卵重規格は589〜伺1でありこの卵を
10ケ人バック詰めにすると1パツクの総重量は580
9〜640gとなり、この平均値6109を目標重量と
する。そこで重量範囲を610g±5gと定めM級卵1
0個の総重量を設定重量範囲になるような組合せを10
個以上のなかから10個の組合せを得る時、予め設定さ
れた個数(例えば15個)のなかから10個の組合せを
得るのではなく、順次計量しでいる順序で設定重塁範囲
かどうかの判断を行いながら、設定重量範囲に達した時
点で文法の組合せを始める方法をとるもので、例えば1
0個を計量して偶然設定重量範囲に達すると次の組合せ
は11個目から新たに10個分の組合せを得る。仮に設
定重量範囲に達するのに15個使用した場合、組合せに
残った5個分は次組合せのなかに優先して組み入れ残り
5個分を5個以上の組合せから、直前の5個とで設定重
量範囲となるよう組合せるものです。このことは組合せ
(包装)場所が複数個有することにより可能になった。
又直前の組合せの残りは次組合せ時に強制参加させるの
で単列で停止することなく搬送されても問題は生じない
。仮に設定重量範囲を得るために四個以上になった場合
、1つの包装場所を設定重量範囲を寄らせて、他方は設
定重量範囲を無視して集合させるようにした。この処理
では設定重量に対する最小限誤差を追及することはでき
ないが、前述の通りこのような状態が続く場合は設定重
量を変更することにより1パツクの総重量の均一化は果
せる。
(実施例) 本発明を本出願人が製造販売している全自動洗卵選別機
(第3図参考図)で実施している例を図によって説明す
る。
第1図は本発明を実施している装置の包装部の部分図で
あり、本来なら各フィンガー(Afi)には各等級の卵
を有しているがここでは全部M級卵として(AI) (
A2) (AJ)で表わす。又第2図は検印室(4)で
検印された後計量器(5)で計量し羽根車(6)で卯の
移し替え装置(7)に送り(7)により鋭端部を下方に
してパケット(8)に投入しパケット(8)に移し替え
る装置の略図である。
第2図の方法で受は渡しされる時に計量(5)で計量し
た各個の卵重をフィンガー(An)の番号に対応させて
記憶させている。この記憶に基づいて該当等級への解放
指示を解放装置(la)(lb)に与え、フィンガーの
つめを解放し包装場所へ投入する。この包装場所は6〜
8列あり1列1グレードで処理している。本発明を実施
するために本装置にM級の包装場所を2ケ所+21 +
31にした。
第1図(こおいて各フィンガー(AI) (A2)・・
・(A*)の有している卵は全部M級として包装場所+
21 +31にどのように投入するかを説明する。
前述のように各フィンガーが有している卵の卵重はフィ
ンガ一番号に対応させて記憶されている。1パツクの個
数は10個であり2列設けであるのでM級は2パツク分
20個をできるだけ20個に近い個数で均一化させるた
めの組合せを行う。包装場所までのフィンガーの数は(
9)個である。今、計量済の卵がフィンガー(A1)〜
(A27)で搬送されている。組合せ場所(2)へ10
個投入する時(A1)〜(Alo)の卵重の総重量を演
算する。この時、設定重量範囲内であれば(A1)〜(
Atのの卵を組合せく包装)場所へ投入する。もしくA
1)〜(Alo)が設定重量範囲外の時は(All)を
含めて演算する。
(A6)と(All)の入替えにより設定重量に達した
場合、(Al)〜(A5)、(A7)〜(An)の組合
せを組合せ(包装)場所(2)へ投入し、残った(A6
)は組合せ(包装)場所(3)への組合せ時に優先して
組み入れ(A6)、(AI2)〜(A20)の組合せが
設定重量に達するかどうか演算する。設定重量外の場合
(A21)から順次組合せを増していく。今回の場合、
(A26)まで要し、組合せの残りが(Als)〜(A
20)までとすると組合せ(包装)場所(2)での組合
せの際にはこの(Ats)〜(A20)を優先して組み
合せ(Ats)〜(A20)と(A27)〜(A30)
の組合せで設定M量範囲内とどうか演算し範囲外の場合
は前回と同様(A31)以降順次組み合せ数量を増して
いく。この様にして直前の組合せの残りを次の組合せに
強制参加させるため組合せ(包装)場所以外で卵を停留
させることなく、交互に組合せ(包装)場所へ投入する
ことができる。
次に組合せ(包装)場所(2)での組合せが(AI)〜
(A20)までの組合せによっても設定重量範囲に達し
ない場合、組合せ(包装)場所(1)を設定型1範囲に
必ず達するように予め決めておき、組合せ(包装)場所
(3)へ設定重量を無視して投入させるようにしてお(
。この様にしておけば、M級卵重の下限又は上限に片寄
った場合の組み合せにも対応することができる。この状
態が予め定めた包装単位数(10パツク)以上続くなら
ば、それまでの卵重の偏差値を演算し設定重量を変更さ
せるようなプログラムを組む。つまり当初の設定重量値
610g±5gであった場合、常に軽い方で設定重量に
達しない場合、その時の卵重の偏差性によって605g
±5gなり600り±5gに変更させる。又その逆の場
合は615f±5gないし620g±5gに変更する。
こうして設定重量が変更された後は、当初と同様組合せ
(包装)場所+21 +31へ交互に投入する。鶏卵の
場合、同等級の卵重差が±3gとバラツキが少ないため
、多くとも14〜15個で設定M量範囲に達する場合が
多い。
(発明の効果) 以上述べたように組合せく包装)場所を2ケ所を設け、
一方を設定重量を無視してもよい場所とし又設定重量を
適時変更するという2つの安全処置を設けることにより
、予め設定した個数全部の計1から所定個数の組合せを
得なくても卵の移動時間中に組合せが完了させることが
でき、出荷時におけるM級卵の1パック当りの総重量の
均一化が果せた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した装置の一部を示す斜視図 第2図は計量済み卵がフィンガーに移る過程を示す側面
図 第3図は本発明を実施した装置の参考図1a、lb・・
・解放装置、2,3・・・組合せ(包装)場所。 4・・・検印室、5・・・計量器、6・・・羽根車、7
・・・移し替え装置、8・・・パケット、9・・・バッ
ク。 A、An・・・フィンガー、E・・・卵!!1面の浄書
(内容(こ変更なし) 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示昭和60年特許M第31840号2、発
明の名称  計量方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所(居所) 京都府亀岡市束つつじケ丘曙台2丁目44、補正命令の
日付(発送日)昭和60年5月28日 5、補正の対象 1、 明細書の図面の簡単な説明の欄 2、 適正な図面 [願書に最 初に添付した図面の浄書 ・別紙の通り(内容に変 更なし)」 手続補正書 昭和60年9月26日 特許庁長官  宇 賀 道 部 殿 1、 事件の表示 特願昭60−31840号 2、 発明の名称 パック詰鶏卵の重量均一化方法 4、 補正をする者 事件との関係  出願人 住 所  京都府京都市南区上鳥羽南塔ノ本町12名 
称  株式会社 南部電機製作所 代表者 南部頼男 4、 代理人〒105 住 所  東京都港区西新橋2丁目13番3号7、 補
正の内容 (1) 明細書全文を別添全文訂正明細書の通り補正し
ます。 (2) 図面(第1図ないし第4図)を別添図面の通り
補正します。 8、 添付書類の目゛録 (1) 全文訂正明細書         1通(2)
  図   面                 1
通全文訂正明細書 1、発明の名称 パック詰鶏卵の重量均一化方法 2、特許請求の範囲 1個あたりの重量が所定の範囲内にある鶏卵の所定個数
を1包装中位として包装するための包装場所を複数個所
設け、合印の重量を順次計沿して記憶し、計量した順序
で卵を包装場所へ搬送する途上において、記憶した合印
の重量に基づいて1包装単位の重量が1包装単位のff
1lとしてあらかじめ定められた設定重量の範囲になる
ように1包装単位の個数に最も近い個数の中から卵を組
合わせて包装場所に集合させ、前記組合わせで残った卵
を次組合わせのなかに優先して組入れ、記憶した合印の
重量に基づいて優先して組入れた卵を含めた1包装単位
の重量が1包装単位の重量として予め定められた設定重
量の範囲になるように優先して組入れた卵の残りの個数
に最も近い個数の中から卵を組合わせて前記包装場所と
は異なる包装場所に集合させ、優先して組入れる卵の個
数が1包装単位の個数に達する場合は1つの包装場所に
設定重量を無視して集合させ、該状態が予め定めた包装
単位数を超えた場合は1包装単位の設定重量を変更する
ようにしたことを特徴とするパック詰鶏卵の重量均一化
方法。 3、発明の詳細な説明 本発明は鶏卵のパック詰め包装の所定個数の総重量を均
一化するためのパック詰め鶏卵の重り均゛ −化方法に
関する。 鶏卵は一般にSS−3Lの7等級及び等機外の8段階選
別がなされており、各等級間は6gの幅となっている。 そして7段階に選別された鶏卵を10個入りパックや4
0個入れ或いは54個入りのトレーに詰めていた。この
場合、各等級内における合印の重量差は無視してパック
詰めやトレー詰めを行なっていた(パック詰めやトレー
詰めを合せて本明細書ではパック詰めという)。したが
って極端な場合、例えばM級で計算すると、M級の卵の
各重量は58g〜6411であり、10個入りバックの
場合、589の卵だけとすると総重量は580g、64
gの卵だけとすると総重量は640(lとなり、その差
は実に60(+の卵1個分に相当する重量差となる。鶏
卵の場合その処理スピードは26000個/Hと大量処
理を行なうため、この差を是正するのは困難で見逃され
ていた。例えば特公昭57−29651号公報や特公昭
58−48845号公報に見られる組合わせ計量を行な
った場合、組合せのための一時停止が必要となり処理能
力が落ち、かつ装置が複雑となる。またパックに投入さ
れた卵を人手で入替作業を行なうことは処理能力の点等
からして事実上不可能であり、また新に1つのグレード
分を組合t! 、TI量を行なうことはこれまた処理能
力の点等からして事実上不可能なことである。 本発明は、等板切に選別した鶏卵の所定個数をパック詰
めしたものの総重量に不均一を生じるという従来の不都
合を解消し、計口後の鶏卵を単列にして包装場所に搬送
する過程において1バツクの総重量を均一化するために
、鶏卵の組合せを行なうのに装置の一時停止を行なうこ
となく1バツりの総重量の均一化を計ることのできるパ
ック詰め鶏卵の@吊均−化方法を提供すべくなされたも
のである。 本発明は、鶏卵を7段階に振り分けてパック詰めするの
に対し、特定のグレードの1パツクの総重量の均一化を
計るにあり、したがって鶏卵の単位重量の重量差はあま
り生じない場合に有効である。鶏卵の場合はその゛卵重
は鶏の週齢によりある程度規制されるため、同じ等級で
も軽い方にハ寄ったり、重い方に片寄ったりする場合を
生じる。 このため同等級の平均値に設定重量を固定するとその総
重量の均一化の制御がむずかしくなる。これを避けるた
めに状況に応じて設定重量の変更を行なえ得るようにす
る。 本発明を理解しやすくするために具体的な数値をあげて
本発明につき説明する。例えばM級の卵重規格は58g
〜64gであり、この卵を10個入りパック詰めにする
と1パツクの総重量は580g〜640gとなり、この
平均値610gを目la重量とする。そこで重か範囲を
610g±5g(設定重量)と定め、M級卵10個の総
重量が設定重量範囲になるように組合せを10個以上の
卵の中から10個の組合せとして得る。この場合、予め
設定された個数、例えば15個の卵の中から10個の組
合せを得るのではなく、各類を順次計量した順序で1パ
ツクの総重量が設定重量である610g±5gになるよ
うに組合せを行ない、設定重量に達した時点で次ぎの組
合せを始める。 例えば10個を計量してその10個でもって偶然設定重
量範囲に達すれば次ぎの組合せは11個目から新に10
個分の組合せを得るようにする。 今、設定重量範囲に達するのに15個の卵を要した場合
、組合せに残った5個の卵は次ぎの組合せのなかに優先
して組入れ、残り5個分の卵を5個以上の卵の組合せか
ら先に優先して組入れた卵5個とで設定timv!囲と
なるように組合せを行なう。 このことは包装(組合せ)場所を複数個所有することに
より可能になる。 そして設定III囲を得るのに20個以上の卵を必要と
した場合には1つの包装場所で設定重量の組合せを行な
い、他の包装場所は設定Mmを無視して卵の集合を行な
わせるようにする。このような状態が予め定めた包装単
位数を超えた場合には設定重量を適宜変更し、1パツク
の総重量の均一化を果すようにする。 以上説明したことから解るように本発明の方法によれば
、従来同等級の鶏卵の1パック当りの総ffl聞に大き
なばらつきを生じることがあったのを解消して、1パッ
ク当りの総重量の均一化を果すことができる。その際、
包装場所を複数個所設け、直前の組合せの残りの卵は次
組合せに優先して組入れて強制参加させる方法であるの
で、卵が単列で停止することなく搬送されてきても問題
なく対処できる。このように卵の移動時中に組合せが完
了して所定等級の卵の1パック当りの総重量の均一化が
なされ、能率よく設定重量の範囲でもって鶏卵のパック
詰めを行なうことができる。そして同じ等級でも卵の重
量が重い方あるいは軽い方に偏る自体が生じた場合には
、1つの包装場所を設定N回の組合せを行なう場所とし
、他の包装場所は設定重量を無視して卵の集合を行なう
場所とし、かつ設定重量を適宜変更するという2つの安
全処理を施して対処するようにする。 本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1図に本
発明の方法を実施する装置の概略全容を示し、図におい
て1は検印室、2は計a室、3は包装場所を示す。第2
図および第3図において、各フィンガーAにはすべて例
えばM級の卵が保持されており、それをAI 、A2 
・・・Anで示す。 検印室1で検印された後、計通室2に設けた計量器4で
各類の重量を計量し、羽根車5で卵の移し替え装置6に
送り、移し苔え装w6により鋭端部を下方にしてパケッ
ト7に投入し、次いでフィンガーAに移し替える。この
ような装置自体はすでに公知である。 前記の方法で受は渡された時に計量器4で計量した各類
の卵重をフィンガーAの番号に対処させて記憶装置に記
憶させておく。この記憶に基づいて解放支持を後述の態
様により包装場所3の解放装置8に与え、フィンガーA
のつめを解放し卵を包装場所3に投入する。本発明の実
施にあたり第2図に示すようにM級の包装場所が2箇所
3A、3B設けられており、各包装場所3A、3Bに解
放装置18A、8Bが設けられている。 次に各フィンガーAI、A2 ・・・Anの保持してい
る卵は全部M級の卵として包装場所3A。 3Bにどのようにして投入するかを説明する。前述のよ
うに各フィンガーAが保持している卵の卵重は計量器4
により計量されてフィンガーAの番号に対応させて記憶
されている。1パツクの個数を例えば10個とし、包装
場所は2列3A、3B設けであるので、M級の卵を2バ
ツク分の20個をできるだけ20個に近い個数で均一化
させるための組合せを行なう。包装場所3A、3Bまで
のフィンガーAの数は例えば30個とする。今、計量器
の卵がフィンガーA1〜A27で搬送されているとする
。一方の包装場所3Aへ10個投入する時A1〜AIG
の卵の総重量を別置した各相の卵重に基づいて演算する
。この時、総重量が設定重量範囲であればA1〜AIO
の卵を包装場所3Aへ投入する。もしA1〜AIOの卵
の総重量が設定重量範囲外の時はA11の卵を含めて演
算する。例えば八6の卵とA11の卵の入れ替えにより
設定重量範囲に達した場合、A1〜A5 、A  −A
llの卵の組合せを包装場所3Aへ投入し、残った八6
の卵は他の包装場所3Bへの組合せ時に優先して組入れ
、A6、AI2〜A20の卵の組合せが設定重量範囲に
達するかどうかを演算する。設定重量範囲外の場合はA
21の卵から順次組合せを増していく。 今、A26までの卵を要し、組合せの残りがA15〜A
20の卵とすると、包装場所3Aでの組合せの際にはこ
のA15〜A20の卵を優先して組合せA15〜A20
の卵とA27〜A30の卵の組合せで設定ff1M範囲
内かどうか演算し範囲外の場合は前回と同様A31の卵
以降順次組合せ数量を増していく。このようにして直前
の組合せの残りの卵を次ぎの組合せに優先して強制参加
させるため、包装場所以外で卵を停留させることなく、
交互に包装場所へ投入することができる。 前述の組合せにおいて包装場所3Aでの組合せがA1〜
A2Gまでの卵の組合せによっても設定重量t!囲に達
しない場合、包装場所3Bを設定重量範囲に必ず達する
ように予め定めておき、包装場所3Bへ設定1ffiを
無視して投入させるようにしておく。このようにしてお
けばM級卵重の下限または上限に片寄った場合の組合せ
にも対応することができる。この状態が予め定めた包装
単位数、例えば10バック以上続くならばそれまでの卵
重の偏差値を演算し設定重量を変更させるようなプログ
ラムを組む。つまり当初の設定重量値610g±5gで
あった場合、常に軽い方であって設定値に達しない場合
、その時の卵重の偏差値によって605g±5gなり6
00g±5gに変更させる。その逆の場合は615g±
5gないし620g±5gに変更する。こうして段定重
Mが変更された後は当初と同様にして包装場所3A、3
Bへ交互に投入する。鶏卵の場合、同等級の卵重差は±
3gとバラツキが少ないため多くとも14〜15個で設
定重量に達するのが普通である。 さらに本発明につき第4図に示すフローチャートに従っ
て説明する。 新しい卵重データを入れるためにバッファをシフトする
(S−1)。シフトされた新しいバッファに新しい卵重
データを入船する(S−2)。このデータが正常卵かど
うか判断する(S〜3)。 正常卵とは6卵、血卵、破卵をしてないものをいう。異
常卵と判断された卵は組合せ(包装)には使用しない。 正常卵の場合、組合せに使用する卵重の範囲かどうか判
断する(S−4,)。範囲外の場合は通常のグレード別
振り分けに使用する。範囲内であればこの卵を組合せに
使用可能卵とする(S−5)。 この使用可能卵となった卵は組合せ中の20個未満かど
うか判断する(S−6)。この20個とは10個詰めバ
ックの場合であり1バツクの個数の2倍を示している。 S−6の判断は単に20個未満かどうかだけを判断して
いる。使用可能卵10個で設定重量範囲の組合せが得ら
れるかどうか判断する(S−7)。得られた場合は該当
する卵を使用済として包装場所3A(第2図)にいれる
(S−8)  。 組合せに使用しなかった使用可焼卵を余剰類とした(S
−9)、後余剰の有無を判断しくS−10)、余剰類が
なければスタートに戻り、余剰類がある場合は新な使用
司能卵とを組合せて10個となっているかどうかを判断
する(S−11)。 10個になっている場合、設定重量の範囲内かどうかを
判断しく5−12>、設定重量範囲内であればこの10
個を使用済卵として包装場所3B(第2図)に入れる(
S−13)。5−12において設定重量範囲外であった
場合、設定型像範囲外が連続しているかどうかを判断し
く5−20>、連続している場合は連続回数に[1Jを
加える(S−21)。連続していない場合は連続回数を
クリアして「0」にする。この5−20.5−21のい
づれの場合でも10個の卵゛は使用済として包装場所3
B(第2図)に入れる(S−13>。 こうして5−13で処理されたパック数が連続して例え
ば10個かどうか判断しく5−14>、10個になった
場合は設定重量を変更する(S−15)。この場合この
10バック分の平均卵重を記憶させているので平均卵重
りX101Jに設定する。 その後は平均値の演算処理を行なって(S−23>スタ
ートに戻る。連続回数が10個でない場合は新に平均値
の演算に入る(S−23)。 S−6の判断で20個であった場合設定重量範囲外が連
続しているかどうか判断する(S−16)。連続してい
る場合は連続回数をカウントする(S−17>。連続し
ていない場合は連続回数をクリアして「0」にする(S
−18)。この後20個の卵のうち包装場所寄りの10
個を包装場所3B(第2図)に入れる。以下5−13.
5−14.5−23を経てスタートに戻る。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明のパック詰め鶏卵の重量均一化方法を実
施する装置の概略を示す斜視図、第2図はフィンガーに
支持されて送られてくる鶏卵と包装場所との関係を示す
斜視図、第3図は計量器鶏卵がフィンガーに移る過程を
示す側面図、第4図は本発明のパック詰め鶏卵の重量均
一化方法を示すフローチャート図である。・

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 単位重量にバラツキの少ない物品の所定個数を1包装単
    位数にするための組合せ(包装)場所を複数個所に設け
    、これら物品を計量器で順次計量し、全数記憶させると
    ともに、これら物品を単列で組合せ(包装)場所へ搬送
    する途上において1包装単位数が予め定められた重量の
    範囲になるような組合せを得る際に、1包装単位数にで
    きるだけ近い数のなかから1包装単位数の組合せを得て
    、順次組合せ(包装)場所へ集合させるとともに、直前
    の組合せの残りも次組合せ(包装)場所への組合せに強
    制参加させ、この強制参加個数の残りの個数を残数にで
    きるだけ近い数のなかから予め定められた重量の範囲の
    組合せを得るようになし、強制参加個数が1包装単位数
    に達する場合は一つの組合せ(包装)場所に重量の範囲
    を無視して集合させるとともに、該状態が予め定めた包
    装単位数を超えた場合、重量の範囲を前記状態の偏差値
    から自動変更するようになした、組合せ設定数を不定と
    し、かつ組合(包装)場所を複数としたことを特徴とす
    る計量方法。
JP3184085A 1985-02-21 1985-02-21 パック詰鶏卵の重量均一化方法 Expired - Fee Related JPH0629059B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3184085A JPH0629059B2 (ja) 1985-02-21 1985-02-21 パック詰鶏卵の重量均一化方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3184085A JPH0629059B2 (ja) 1985-02-21 1985-02-21 パック詰鶏卵の重量均一化方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61203316A true JPS61203316A (ja) 1986-09-09
JPH0629059B2 JPH0629059B2 (ja) 1994-04-20

Family

ID=12342249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3184085A Expired - Fee Related JPH0629059B2 (ja) 1985-02-21 1985-02-21 パック詰鶏卵の重量均一化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0629059B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03187819A (ja) * 1989-12-19 1991-08-15 Hanshin Doryoku Kikai Kk パッケージの抽出装置
JP2006189263A (ja) * 2004-12-28 2006-07-20 Kao Corp 物品の組合せ方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03187819A (ja) * 1989-12-19 1991-08-15 Hanshin Doryoku Kikai Kk パッケージの抽出装置
JP2006189263A (ja) * 2004-12-28 2006-07-20 Kao Corp 物品の組合せ方法
JP4571856B2 (ja) * 2004-12-28 2010-10-27 花王株式会社 物品の組合せ方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0629059B2 (ja) 1994-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6196342B2 (ja) 運搬管理施設におけるカスタム容器
US4674052A (en) Collating and binding system and method with postage indication
EP3147838A1 (en) Parcel packaging method and device
CA2079550C (en) Apparatus and method for variable weight mail processing
US5957296A (en) Method and device for distributing letter-post items
JP4921463B2 (ja) 計量装置
US4368790A (en) Statistical weighing
JPS61203316A (ja) パック詰鶏卵の重量均一化方法
CN110239793B (zh) 集换式卡牌包装及其制造方法
GB2127160A (en) Method and apparatus for forming packages
JPS62175624A (ja) 鶏卵組み合わせ計量方法及び包装装置
JPS61176821A (ja) 自動包装装置
CN114162504A (zh) 分拣包裹的方法、装置、设备及存储介质
JPH0454418A (ja) 標準偏差算出装置及び重量選別機
JP3415791B2 (ja) 返品本処理方法及び処理装置
JPS62158614A (ja) 鶏卵の定重量包装方法
JP3239875U (ja) 容器詰め作業支援システム
JP7308770B2 (ja) 箱詰検査システム及び箱詰検査方法
JP2017132514A (ja) 計量包装検査システム
JP3647579B2 (ja) 定重量計量方法及び定重量計量装置
JP5073555B2 (ja) 抽せん券振り分け装置及び抽せん券振り分け方法
JP2006206172A (ja) 自動包装方式
JPH05132051A (ja) 梱包品数の確認装置および確認方法
JP2020140542A (ja) 鶏卵選別装置の生産計画支援システム、これを利用した製品の生産方法およびプログラム
JPS62235014A (ja) 鶏卵の選別包装装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees