JPS61202839A - うずくり調木目化粧材 - Google Patents

うずくり調木目化粧材

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JPS61202839A
JPS61202839A JP4410585A JP4410585A JPS61202839A JP S61202839 A JPS61202839 A JP S61202839A JP 4410585 A JP4410585 A JP 4410585A JP 4410585 A JP4410585 A JP 4410585A JP S61202839 A JPS61202839 A JP S61202839A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は木目模様を有する化粧材に関するものであり、
杉、松、檜等の相打を研磨して春材の柔らかい部分を削
り落し、各村の硬い部分を残した所謂5ずくり調の板目
の状態を呈する木目模様の化粧材を提供するものである
〔従来の技術〕
木目を有する化粧材には、〔1〕パールインキによる木
目模様を印刷することにより、天然木の照りを表現した
もの%  u)下地処理されている化粧材用基材に木目
模様を印刷した後この全表面に艶消し塗料を上塗りし、
更に、前記木目模様に同調した木目状に艶の出る塗料を
印刷することにより1天然木の照りを現出させたもの(
特公昭52−1603号公報)、riii)化粧材用基
材に木目模様を印刷しな後、この木目模様における冬材
部上に塩ビ系ゾルインキの肉盛り印刷し1更に必要に応
じて、前記木目模様における春材部上にマッドインキで
艶消し層を形成することにより)うずくり調木目化粧材
とじなもの(特開昭56−5786号公報、特開昭56
−5787号公報、特開昭556−5i号公報)等が存
する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで1前記各化粧材において1〔1〕および〔11
〕項に説明した化粧材は1触感釣車体感が現出されない
ば必りか、立体効果を狙った艶出し部が平坦に形成され
るので、視感的な立体感にも乏しく、天然木における木
目模様との感触のへだたりが大きく、また、化粧用基材
として使用される合成の表面の凹凸むらによって、化粧
材表面の立体感が減殺され易いという欠点を有している
。また、前記〔1〕および〔11〕項の化粧材の有する
前述の各欠点を解消するために提案された前記(00項
の化粧材は1その製造工程中に1塩ビ系ゾルインキを使
用する工程を含んでいるので1該工程での乾燥性が悪く
、塩ビ系ゾルインキをrル化させる工程が必要であるた
め1製造工程が繁雑であり、また、木目模様の冬材部上
に形成されている肉盛りの状態が不自然で、シ必も透明
感も不自然である等の欠点を有している。
然して1杉、松、檜等の相打を研磨して春材の柔らかい
部分を削り落し、各村の硬い部分を残した木目模様から
なる所謂うずくり調を呈する化粧材1すなわち)冬材部
が突出しかつ表面光沢を呈する状態とされ1削られた春
材部がへこんでかつ艶消し状態とされていることの面状
態が忠実に再現されている木目化粧材は未だ提供されて
いないのが現状である。
C問題点を解決するなめの手段〕 本発明のうずくり調木目化粧材は1表面に木目模様の印
刷模様層部を有する化粧材用基材と1該基材における前
記木目模様の印刷模様層部の全表面を被覆するようにし
て形成されている透明もしくは半透明のオーバーコート
樹脂層と1該オーバーコート樹脂層上で一%かつ1前記
木目模様の印刷模様層部における冬材部と対向する領域
にグラビア印刷手段で形成されている熱硬化性合成樹脂
層からなる冬材部柄肉盛り印刷部とを具備する構成から
成るものである。
前記構成から成る本発明のうずくり調木目化粧材におい
て、化粧材用基材としてはこの種の基材として使用され
ている一般のシート状物1例えば、坪量23〜3009
程度の紙質シートやパルプボードをはじめ為ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル等の樹脂製シート1
各種木材や合板等が利用される〇 化粧材用基材の表面における木目模様の印刷模様層部は
1通常1塩化ビニルー酢酸ビニル共重合体やニトロセル
ロース等をバインダーとするインキまたは塗料を)例え
ば10−ルコート1グラビアコート)バーコシト、エア
ナイフコート等の普通のコーティング方法でコートする
ことにより形成されているベースコート層を介して形成
されるのが一般的である。
木目模様の印刷模様層部は)例えば1塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体やニトロセルロース等からなるビヒクル
に、染料や顔料等の海色剤、場合によってはパール系顔
料や金属粉顔料を添加し九更に必要に応じて1可塑剤1
安定剤1ワツクス)グリース1乾燥剤九補助乾燥剤)硬
化剤1増粘剤、分散剤1充填剤等の添加剤を添加し、溶
剤・稀釈剤等で充分に混練したインキあるいは塗料を利
用し為例えばグラビア1オフセツト1オフセツトグラビ
ア等の一般の印刷法で木目模様に印刷することによって
形成されるものである。
前記木目模様の印刷模様層部の全表面を被覆するように
して構成されているオーバーコート樹脂層は)例えば為
塩化ビニルー酢WICニル共重合体バインダーやポリウ
レタン等の熱硬化性タイプの樹脂バインダーを主成分と
し1これに場合によっては艶消し用のマイクロシリカ等
の体質顔料を添加し1更に所要の各種添加剤を添加し、
溶剤・稀釈剤で充分に混練したインキあるいは塗料から
なる透明もしくは半透明の樹脂膜形成能を有するコーテ
ィング剤を1例えば1o−ル) −) s ! 5 ビ
アコート1ノf−コート)エアナイフコート170−コ
−1・1テイツプコート1スプレイコート等の通常のコ
ーディング方法でコーティングすることにより形成され
るものである。
前記透明もしくは半透明のオーバーコート樹脂層を介し
て木目模様の印刷模様部における冬材部と対向する領域
に形成される冬材部病肉盛り印刷部は、熱硬化性合成樹
脂をベヒクルとするインキまたは塗料によりグラビア印
刷手段で形成されるものである。例えば、塩ビポリオー
ル、アクリルポリオール、ポリエステルポリオール、ポ
リエーテルポリオール、セルロースポリオール、これら
の誘導体心らなるポリオール等のポリオール成分と、ト
リレンジイソシアネート、メチレンジイソシアネート、
キシレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシア
ネートなど必らなるインシアネート成分との付加生成体
たるウレタン樹脂1グリプタル樹脂等のアルキド樹脂成
分と1尿素樹脂やメラミン樹脂等のアミン樹脂成分とに
1パラトルエンスルホン酸等の酸触媒を添加した反応生
成体たる酸硬化アミノアルキド樹脂、エポキシ樹脂成分
と、ポリアミド、エチレンシアミン、ジエチレントリア
ミン等のポリアミン成分、または無水フタル酸等の多塩
基酸とからなるエポキシ系樹脂等の二液硬化タイプの樹
脂、あるいはこれらをブロックポリマー化した樹脂等に
よるベヒクルに1主に、インキや塗料の固形成分割合を
上げるために使用される体質顔料1例えば、パライト。
沈降性硫酸バリウム、白亜、沈降性炭酸カルシウム、胡
粉1石膏、アルミナ白、クレー、滑石粉、珪酸カルシウ
ム、沈降性炭酸マグネシウム。
グロス・ホワイト、サチン白、ベントナイト等と、必要
に応じて、沈降性シリカを焼成したマイクロシリカやテ
フロンパウダー等の艶調整剤あるいはアンチブロッキン
グ剤を添加し九更に1任意の染料や顔料必らなる着色剤
、光輝性発色剤、溶剤・稀釈剤、例えば酢酸メチル、酢
酸エチル、酢酸ジチル等のエステル系1トルエン。
キシレン等の芳香族系、メタノール、エタノール、イソ
プロピルアルコール等のアルコール系、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン。
シクロヘキサノン等のケトン系等の各種溶剤tt添加し
、充分に混線したインキあるいは塗料が使用される◇前
記インキあるいは塗料において1着色剤として無機系の
不透明な顔料を使用する場合には、この顔料が全成分中
の2%以下となるようにするのが好ましく1また、有機
系の透明な顔料を使用する場合でも)10%以下に抑を
兼備し、かつ、天然木における冬材部が具現する所謂ア
メ色を呈するように調整されるものである。所望に応じ
て添加する光輝性発色剤は1微粉化した雲母の表面に酸
化チタンや酸化鉄をコーティングし為これを薄片状や鱗
片状にした粒径5〜60μ程度のパール系顔料や為ブロ
ンズ粉、アルミ粉、銅粉等の金属粉からなる金属粉顔料
等が利用されるが、この光輝性発色剤もインキあるいは
塗料の全成分中の10%以下に。
抑えておくことが好ましい。
なお1前述の冬材部病肉盛り印刷部を形成するためのイ
ンキあるいは塗料の代表的な組成割合を例示すると九 (1)体質顔料      ・・・・・・10〜50重
量部(2)  着色剤      ・・・・・・・・・
−・・ 0〜15重量部(3) 光輝性発色剤 ・・・
・・・・・・・・・・・・ 0〜15重量部(4)  
 溶   剤    ・・・・・・・・・・・・・・・
20〜50重量部に対して1ウレタン系ベヒクルの、場
合は、ポリオール成分15〜35重量部とイソシアネー
ト成分5〜35重量部を添加したもの、アミノアルキッ
ド系ベヒクルの場合は、該ベヒクルを30〜60重量部
添加したもの、エポキシ系ベヒクルの場合は1該ベヒク
ルを30〜50重量部添加したもの等を挙げることがで
きる。
前記冬材部病肉盛り印刷部は、普通10〜150μ程度
の厚さに肉盛りされているものであり1グラビア多段印
刷手段により階調を具現する冬材部病肉盛り印刷部とさ
れることにより1より天然木に近似する木目模様が現出
される。
この冬材部病肉盛り印刷部は1通常グラビア印刷部式で
形成されるもので1例えば1スクリーン線数204/1
nch 〜100 j/1nchのマンセンスクリーン
九砂目スクリーン1うずまきスクリーン1平行スクリー
ン等のスクリーンを用いて製作された製版をさらに腐蝕
して得られる腐蝕深度の高い版によるグラビア印刷で形
成されることが好ましいが島前記グラビア印刷版の腐蝕
深度が100μ未満では1得られる冬材部病肉盛り印刷
部の肉盛り効果が不足する一方で1腐蝕深度が300μ
を超える高深度になると十分にシャープな冬材部病肉盛
り印刷部を得ることが困難となるので、腐蝕深度100
〜300μ程度のグラビア印刷版で形成することが最適
である。
一般に、深度の深い版を腐蝕で得る場合においては、得
られた版の腐蝕セルの形状と1印刷適性および得られる
肉盛り効果との間に緊密な関係が生ずる。すなわち為印
刷版の腐蝕セルにおいて、セル間口の土手幅に対する比
が8:1以上になると1この印刷版で得られる柄がシャ
ープ性に欠けるものとなるし、まな1セル間口の土手幅
に対する比が1;1以下になると得られる柄が肉盛り感
の低いものとなるので1セル間口の土手幅に対する比が
1:1〜8:1の範囲内のものが使用されるのが好まし
い。更に1前記印刷版の腐蝕セルにおいて1セル間口の
深度に対する比が5:1以上になると1印刷工程でのイ
ンキの転移性は良好であるが)転移し念インキが流れる
傾向を有するし1また)セル間口の深度に対する比が1
=1以下では1印刷工程でのインキの転移性が不良とな
り易いため1セル間口の深度に対する比が1:1〜5:
1の範囲内のものが使用されるのが好ましい。
本発明のうずくり調木目化粧材において1木目模様の冬
材部との間のグロスマット感を現出させるために、木目
模様の印刷模様層部における春材部と対向する領域のオ
ーバーコート樹脂層上に必要に応じて構成されるマット
調を呈する春材部柄印刷部は、塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体からなるバインダー成分や1ポリウレタン系樹
脂等の熱硬化性樹脂からなるバインダー成分に、!l!
I消しのためのマイクロシリカ等の体質顔料、必要に応
じて添加される着色顔料、可塑剤1ワツクス1スリツプ
剤1グリース1乾燥剤1増粘剤、分散剤、溶剤・稀釈剤
等を添加し、充分に混練したインキや塗料で形成される
ものである。
〔実施例〕
以下1本発明のうずくり調木目化粧材の具体的な構成を
図面実施例に基づいて説明する。
実施例1゜ 第1図にて符号10で表示される本発明の一実施例品た
るうずくり調木目化粧材は1坪量24gβの薄葉紙〔玉
輿製紙(株)製:(茶)プリント用紙〕からなる化粧材
用基材11と蔦該基材11の片面全面に形成されている
ベースコート層12と1該ベ一スコート層12上に形成
されている冬材部13と春材部14との木目模様の印刷
模様層部15と、該木目模様の印刷模様層部15の全表
面を被覆するようにして形成されている半透明のオーバ
ーコート樹脂層16と1前記オー・マーコート樹脂層1
6上で1必つ)前記木目模様の印刷模様層部における冬
材部13と対向する領域にグラビア印刷手段で形成され
ている熱硬化性合成樹脂層必らなる冬材部柄肉盛り印刷
部17とから成るものである。
前記うずくり調木目化粧材10において1べ一スコー)
層12は為ニトロセルロース樹脂層らなるバインダーと
酸化チタン顔料とを含有するインキ〔諸星インキ(株)
製=MA白〕を1グラビア印刷法にて、化粧材用基材1
1の片面全面に印刷することによって形成したものであ
る。
冬材部13と春材部14とで構成される木目模様の印刷
模様層部15は1ニトロセルロース樹脂をバインダーと
する着色インキ(昭和インキ(株)製: SAM )を
グラビア印刷することによって形成したものである。
また、符号16で表示されるオーバーコート樹脂層は、
アクリルポリオールとイソシアネートよりなる熱硬化型
ウレタンをバインダーとし1マイクロシリカよりなる艷
消し剤9%が添加されている艶調整用透明インキ〔昭和
インキ(株〕製: STAウレタンOPニス〕をグラビ
ア印刷法で全面にコートすることによって形成したもの
である。
更に為符号17にて表示される熱硬化性合成樹脂層から
なる冬材部柄肉盛り印刷部は1下訂組成からなる熱硬化
型インキを用い1腐蝕法度150μ為腐蝕セルのセル間
口の土手幅に対する比I+:l、セル間口の腐蝕深度に
対する比2:1のグラビア印刷版にて形成し々ものであ
る。
熱硬化型インキ組成物 (1)アクリルポリオール    ・・−・・−・・・
  25重量部(2)トリレンジイソシアネート  ・
・・・・・  10重量部(3〕  ヘキサメチレンジ
イソシアネート・・・  10重量部(4)沈降性硫酸
バリウム  ・・・・・・・・・・・・  l+0重量
部(5) シリコーン ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・  2重量部(6)マイクロシリカ  ・・・
・・・・・・・・・・・・  1重量部(7)酢醗エチ
ル  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20重
量部(8)  メチルエチルケトン ・・・・・・・・
・・・・ 20重量部(9))ルエン ・・・・・・・
・・・・・・・・・・団・ 10jlIt部以上の通り
の構成から成る5ずくり調木目化粧材10を厚さL+t
w=の合板の表面に貼着して得られた化粧板は、化粧材
10表面における木目模様の印刷模様層部150表面に
おいて1各村部13と春材部14との間で光沢に差を生
じており)かつ1各村部130表面に構成されている柄
肉盛り印刷部17によって1立体感1木質感がリアルに
表現された高品質な化粧板となつ念。
実施例2゜ 第2図にて符号20で表示される本発明の一実施例品た
るうずくり調木目化粧材は、坪量2 LL 9/11?
の薄葉紙〔玉輿製紙(株)製:(茶)プリント用紙〕か
らなる化粧材用基材21と1該基材21の片面全面に形
成されているペースコート層22と、該ペースコート層
22上に形成されている冬材部23と春材部24とで構
成される木目模様の印刷模様層部25と、該木目模様の
印刷模様層部25の全表面を被覆するようにして形成さ
れている半透明のオーバーコート樹脂層26と、前記オ
ーバーコート樹脂層26上で)かつ1前述の木目模様の
印刷模様層部25における冬材部23と対向する領域に
グラビア印刷手段で形成されている熱硬化性合成樹脂層
からなる冬材部柄肉盛り印刷部27と)前記オーバーコ
ート樹脂層26上で、ホつ1前述の木目模様の印刷模様
層部25における春材部24と対向する領域に形成され
ている春材部柄印刷部28とから成るものである。
前記うずくり調木巨化粧材20において島ベースフート
層22)冬材部23と春材部24とからなる木目模様の
印刷模様層部251オーバーコート樹脂層26のそれぞ
れは亀前記実施例1におけるうずくり調木目化粧材10
のペースコート層121木目模様の印刷模様層部15−
%オーバーコート樹脂層16とそれぞれ同一の手法によ
って形成されているものである。
冬材部柄肉盛り印刷部27は、前記オーバーコート樹脂
層26上で1かつ、印刷模様層部25における冬材部2
3と対向する領域の全面に形成されている第1の冬材部
柄肉盛り印刷部29と1この第1の冬材部柄肉盛り印刷
部29上で1かつ1前記印刷模様層部25における冬材
部2301部と対向する領域に形成されている第2の冬
材部柄肉盛り印刷部30とで構成されており、それぞれ
の冬材部柄肉盛り印刷部は1下記組成から成る熱硬化型
インキと1下記条件を具備するグラビア印刷版とを用い
た多段肉盛り印刷によって形成したものである。
(リ アクリルポリオール  ・・・・・・・・・・・
・・・・LLO重量部(2)トリレンジイソシアネー 
・・・・・・・・・・・・10重量部(3)  ヘキサ
メチレンジイソシアネート・・・・・・10重量部(4
)沈降性硫酸バリウム ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・30重量部(5)パール顔料 ・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5重量部(6)
  シリコーン ・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・ 2重量部(7)マイクロシリカ ・・
・・・・・・・・・・・・・・・・ 1重量部(8)酢
酸エチル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・20重量部(9)  メチルエチルケトン ・・
・・・・・・・・・・・・・20重量部αφ トルエン
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1ownsグラビア印刷版 腐蝕深度  ・・・・・・・・・100μ(1)  ポ
リエステルポリオール ・・・・・・・・・・・・・・
・25重量部(2)トリレンジイソシアネート ・・・
・旧・・・旧・・10重量部(3]  ヘキサメチレン
ジイソシアネート°゛°°°・・・・ 5重量部(4)
  水酸化アルミニウム ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・35重量部(5)  ポリアゾ顔料(
赤) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
1重量部(6) シスアゾ顔料(黄)・旧・・・・・・
・・・・・・旧・・ 1重量部(7)  シリコーン 
 ・・・・・・・・・・・・・・−−−−・−・・・ 
2重量部(8)マイクロシリカ ・・・・・・・・団−
・−・・−1重量部(9)酢酸エチル  ・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・20重量部(ト
)メチルエチルケトン ・・・・・・・・・・・・・・
・・旧・・20重量部グラ♂ア印刷版 腐蝕深度 ・・・・・・・・・200μ更に)春材部柄
印刷部2Bは1アクリルポリオールとイソシアネートと
からなるバインダーと、マイクロシリカ(艶消剤)12
重量部と二酸化チタン5重量部とを含有するマッドイン
キ〔昭和インキ(株L!IG  Mホワイト〕を用いて
、前述の冬材部柄肉盛り印刷部27の形成後に、グラビ
ア印刷手段で形成したものである。
以上の通りの構成からなるうずくり調木目化粧材20を
厚さヰ龍の合板の表面に貼着して得られた化粧板は、前
記化粧材200表面における木目模様の印刷模様層部2
5において為冬材部23と春材部24との間でその表面
部分の光沢に明瞭なる差が生じており、必つ、冬材部2
30表面に構成されている柄肉盛り印刷部27によって
立体感1木質感がリアルに表現されており1照りの効果
と自然なアメ色の透明感とに富んだ格調の高いものが得
られた。
C本発明の作用および効果〕 本発明のうずくり調木目化粧材は叙上の通り1化粧材用
基材の表面に形成されている木目模様の印刷模様層部に
おける冬材部と対向する領域に、前記印刷模様層部の全
表面を被覆するようにして形成されている透明もしくは
半透明のオーバーコート樹脂層を介して為グラビア印刷
手段で形成されている熱硬化性合成樹脂層からなる冬材
部柄肉盛り印刷部を具備する構成から成るものである。
従って為本発明のうずくり調木目化粧材においては1前
記透明もしくは半透明のオーバーコート層がlI!I調
整層としての作用を果すもので1化粧材の具現する表面
光沢を該化粧材の全面にわたって有り気味K シN品質
を高めるものであると同時に1このオーバーコート層が
該層の表面に形成されている冬材部柄肉盛り印刷部の構
成と相まって1化粧材の表面における冬材部と春材部と
の間の光沢度に差が現出せしめられるものである。よっ
て、このオーバーコート層の光沢度は1冬材部柄肉盛り
印刷部の光沢度よりも低く調整されていることが好まし
い。
かくして1本発明のうずくり調木目化粧材においては1
視感的に立体感に富むのみならず1触感的にも立体感が
あり為かつ冬材部と春材部の間に光沢差が存在するもの
であり、磨必れ艶出しされた冬材部と削られ艶消しされ
た春材部との状態がリアルに表現されているものである
必ら1従来の化粧材では表現することのできなかった木
質感1リアル感に富む装飾効果の高い化粧材としての作
用、効果を奏するものであり、天井材λ壁面材、床面材
島家具九弱電機器用キャビネットの表面材等あらゆる分
野の化粧材として広範囲の用途を有するもので、WN、
チーク、ローズ等の浮材木目化粧材としても適用し得る
ものである。
更に1本発明のうずくり調木目化粧材は1その製造工程
において連続的な巻き取りが可能であるため1巻き取ら
れているシート状の化粧材を暴き出し・連続的に化粧合
板用の基体に貼着し得るので1取り扱い作業性が良好で
あるという作用、効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明のうずくり調木目化粧材のそれ
ぞれ別の実施例品を示す模型断面図である。 10.20:うずくり調木目化粧材−111゜21:化
粧材用基材−%13,23:木目模様の印刷模様層部に
おける冬材部、14.24:木目模様の印刷模様層部に
おける春材部為 15゜25:木目模様の印刷模様層部
、16.26:透明もしくは半透明のオーバーコート樹
脂層、17.27:木目模様の印刷模様層部における冬
材部と対向する領域にグラビア印刷手段で形成されてい
る熱硬化性合成樹脂層からなる冬材部柄肉盛り印刷部0

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)化粧材用基材の表面に形成されている木目模様の
    印刷模様層部と、該木目模様の印刷模様層部の全表面を
    被覆するようにして形成されている透明もしくは半透明
    のオーバーコート樹脂層と、該オーバーコート樹脂層上
    でかつ、前記木目模様の印刷模様層部における冬材部と
    対向する領域にグラビア印刷手段で形成されている熱硬
    化性合成樹脂層からなる冬材部柄肉盛り印刷部とを具備
    することを特徴とするうずくり調木目化粧材。
  2. (2)冬材部柄肉盛り印刷部が、多段肉盛り印刷による
    階調を具備している特許請求の範囲第1項記載のうずく
    り調木目化粧材。
  3. (3)冬材部柄肉盛り印刷部が、着色剤や光輝性発色剤
    を含有する熱硬化性合成樹脂層である特許請求の範囲第
    1項または第2項記載のうずくり調木目化粧材。
  4. (4)透明もしくは半透明のオーバーコート樹脂層が、
    マット調を呈するオーバーコート樹脂層である特許請求
    の範囲第1項、第2項、または第3項記載のうずくり調
    木目化粧材。
  5. (5)オーバーコート樹脂層上でかつ、木目模様の印刷
    模様層部における春材部と対向する領域に、マット調を
    呈する春材部柄印刷部が形成されている特許請求の範囲
    第1項ないし第4項のうちのいずれか1項記載のうずく
    り調木目化粧材。
JP4410585A 1985-03-06 1985-03-06 うずくり調木目化粧材 Granted JPS61202839A (ja)

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