JPS6120177Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6120177Y2 JPS6120177Y2 JP8862281U JP8862281U JPS6120177Y2 JP S6120177 Y2 JPS6120177 Y2 JP S6120177Y2 JP 8862281 U JP8862281 U JP 8862281U JP 8862281 U JP8862281 U JP 8862281U JP S6120177 Y2 JPS6120177 Y2 JP S6120177Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tile
- cylindrical body
- conical
- roof
- daylighting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は採光屋根に関し、更に詳しくは金属板
よりなる瓦本体1に両端開口した筒状体2を一体
に立設し、該筒状体2に透明なキヤツプ5を着脱
自在に被着して成る採光瓦において、上記筒状体
2の根元部に円錐状部3を形成し、該円錐状部3
と屋根下地材8に設けた採光孔10の周辺部との
間に防水用の詰め物11を施すと共に、キヤツプ
5の下部に円鉾状基部6を形成して、該基部6と
上記詰め物11とで瓦本体の円錐状部3を狭持せ
しめて成る採光屋根に係るものであつて、その目
的とするところは採光部が屋根に容易に形成で
き、しかも防水性と強度に優れた採光屋根を提供
するにある。
よりなる瓦本体1に両端開口した筒状体2を一体
に立設し、該筒状体2に透明なキヤツプ5を着脱
自在に被着して成る採光瓦において、上記筒状体
2の根元部に円錐状部3を形成し、該円錐状部3
と屋根下地材8に設けた採光孔10の周辺部との
間に防水用の詰め物11を施すと共に、キヤツプ
5の下部に円鉾状基部6を形成して、該基部6と
上記詰め物11とで瓦本体の円錐状部3を狭持せ
しめて成る採光屋根に係るものであつて、その目
的とするところは採光部が屋根に容易に形成で
き、しかも防水性と強度に優れた採光屋根を提供
するにある。
以下本考案を実施例に基づいて詳述する。採光
瓦Aは金属板よりなる瓦本体1と透明なキヤツプ
5とで構成され、瓦本体1には両端開口した筒状
体2が紋り加工あるいは溶接により一体に立設さ
れて、この筒状体2の下部に下方に開いた円錐状
部3が形成されており、キヤツプ5の下部にも下
方に開いた円錐状の基部6が形成されている。ま
た筒状体2の外周面とキヤツプ5の内周面には、
垂直部分及び円錐部分に互いに螺合するねじ部4
が形成され、またキヤツプ5の外周に補強用の金
属筒7が被着されている。
瓦Aは金属板よりなる瓦本体1と透明なキヤツプ
5とで構成され、瓦本体1には両端開口した筒状
体2が紋り加工あるいは溶接により一体に立設さ
れて、この筒状体2の下部に下方に開いた円錐状
部3が形成されており、キヤツプ5の下部にも下
方に開いた円錐状の基部6が形成されている。ま
た筒状体2の外周面とキヤツプ5の内周面には、
垂直部分及び円錐部分に互いに螺合するねじ部4
が形成され、またキヤツプ5の外周に補強用の金
属筒7が被着されている。
第2図は本考案採光屋根の施工状態を示したも
ので、採光部の屋根下地材8及び野地板9に採光
孔10が貫設されており、この採光孔10の真上
に筒状体2が位置するように、採光瓦A及び通常
瓦Bを葺き上げて行くものであるが、このとき筒
状体2の円錐状部3と屋根下地材8との間にコー
キング材などの防水用詰め物11を施すことによ
り、瓦A,Bの屋根下地材8との間に伝わつてく
る雨水が採光孔10に侵入するのを防止すると共
に、瓦本体1の筒状体2と採光孔10との位置ず
れを防止しているのである。
ので、採光部の屋根下地材8及び野地板9に採光
孔10が貫設されており、この採光孔10の真上
に筒状体2が位置するように、採光瓦A及び通常
瓦Bを葺き上げて行くものであるが、このとき筒
状体2の円錐状部3と屋根下地材8との間にコー
キング材などの防水用詰め物11を施すことによ
り、瓦A,Bの屋根下地材8との間に伝わつてく
る雨水が採光孔10に侵入するのを防止すると共
に、瓦本体1の筒状体2と採光孔10との位置ず
れを防止しているのである。
なお第3図は採光瓦Aの構造を示したもので、
上下方向に隣接する瓦同士は引掛部12と被引掛
部13とで結合され、左右方向に隣接する瓦同士
は差込み片15と被差込み部16とで結合される
ようになつている。矢印は雨水が筒状体基部3を
避けて流れる様子を示しており、また14は毛細
管現象で雨水が被差込み部16へ浸入するのを防
ぐための水切り部である。
上下方向に隣接する瓦同士は引掛部12と被引掛
部13とで結合され、左右方向に隣接する瓦同士
は差込み片15と被差込み部16とで結合される
ようになつている。矢印は雨水が筒状体基部3を
避けて流れる様子を示しており、また14は毛細
管現象で雨水が被差込み部16へ浸入するのを防
ぐための水切り部である。
本考案は上述のように、屋根瓦に採光用筒状体
を一体に設けて簡単に採光機能を持たせるように
した採光屋根において、筒状体の根元部に形成し
た円錐状部と屋根下地材の採光孔の周辺部との間
に防水用の詰め物を施すと共に、キヤツプの下部
に形成した円錐状基部と上記詰め物とで瓦本体の
円錐状部を狭持せしめたものであるから、採光部
における天井裏への雨漏りが完全に防止できる上
に、筒状体と採光孔との位置ずれが防止でき、ま
たこの防水構造により採光瓦が補強されるので、
強風によつて筒状体が変形したりするおそれがな
いという利点がある。
を一体に設けて簡単に採光機能を持たせるように
した採光屋根において、筒状体の根元部に形成し
た円錐状部と屋根下地材の採光孔の周辺部との間
に防水用の詰め物を施すと共に、キヤツプの下部
に形成した円錐状基部と上記詰め物とで瓦本体の
円錐状部を狭持せしめたものであるから、採光部
における天井裏への雨漏りが完全に防止できる上
に、筒状体と採光孔との位置ずれが防止でき、ま
たこの防水構造により採光瓦が補強されるので、
強風によつて筒状体が変形したりするおそれがな
いという利点がある。
第1図は本考案による採光屋根の斜視図、第2
図は同上の要部断面図、第3図は同上に使用する
瓦本体の斜視図であり、1は瓦本体、2は筒状
体、3は円錐状部、4はねじ部、5はキヤツプ、
6は円錐状基部、8は屋根下地材、10は採光
孔、11は防水用詰め物である。
図は同上の要部断面図、第3図は同上に使用する
瓦本体の斜視図であり、1は瓦本体、2は筒状
体、3は円錐状部、4はねじ部、5はキヤツプ、
6は円錐状基部、8は屋根下地材、10は採光
孔、11は防水用詰め物である。
Claims (1)
- 金属板よりなる瓦本体に両端開口した筒状体を
一体に立設し、該筒状体に透明なキヤツプを着脱
自在に被着して成る採光瓦において、上記筒状体
の根元部に円錐状部を形成し、該円錐状部と屋根
下地材に設けた採光孔の周辺部との間に防水用の
詰め物を施すと共に、キヤツプの下部に円錐状基
部を形成して、該基部と上記詰め物とで瓦本体の
円錐状部を狭持せしめて成る採光屋根。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8862281U JPS6120177Y2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8862281U JPS6120177Y2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57199625U JPS57199625U (ja) | 1982-12-18 |
JPS6120177Y2 true JPS6120177Y2 (ja) | 1986-06-18 |
Family
ID=29883786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8862281U Expired JPS6120177Y2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6120177Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-15 JP JP8862281U patent/JPS6120177Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57199625U (ja) | 1982-12-18 |
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