JPS6120172Y2 - - Google Patents

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JPS6120172Y2
JPS6120172Y2 JP2896980U JP2896980U JPS6120172Y2 JP S6120172 Y2 JPS6120172 Y2 JP S6120172Y2 JP 2896980 U JP2896980 U JP 2896980U JP 2896980 U JP2896980 U JP 2896980U JP S6120172 Y2 JPS6120172 Y2 JP S6120172Y2
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JP
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panel
gondola
curtain wall
wall
extension wall
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JP2896980U
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【考案の詳細な説明】 この考案は、カーテンウオールにおける清掃ゴ
ンドラ用ガイド構造に関するもので、清掃ゴンド
ラの移動面を構成するゴンドラガイド枠の損耗又
は衝撃等による破損時に交換できるように着脱可
能に装着したことを特徴とするものである。
次にこの考案の実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。
図面は躯体1の外側面にガラス窓を構成するカ
ーテンウオール構成用パネル2(以下に窓パネル
という)と、この窓パネル2の腰部を構成するカ
ーテンウオール構成用パネル3(以下に腰パネル
という)とを上下方向に交互に取り付け、左右方
向に別のカーテンウオール構成用パネル4(以下
に柱パネルという)を介して前記窓パネル2と腰
パネル3との組合わせ構造を連ねて成るカーテン
ウオール構造を示すものである。
上記各パネル2,3及び4はその連結部に互い
に連通する方向又はよこ方向の等圧空間を形成
し、かつ各等圧空間は連通され、その一部に設け
られた外気導入孔を介して外気圧と等圧になつて
おり、その等圧原理によつて雨水等が室外から室
内に侵入するのを防止する構造すなわち雨仕舞構
造となつている。
本実施例において前記窓パネル2と腰パネル3
の連結部には、第2図及び第3図に示すようによ
こ空間5が形成されており、第2図に示すように
窓パネル2の下方に腰パネル3が位置する連結部
においては、腰パネル3の室外側上端に連結枠
3′が突設され、この連結枠3′の室外側に一定間
隔を置いて窓パネル2の下端部が重ね合わされて
いる。
また窓パネル2の下枠2aにねじ10で装着さ
れる覆壁体11の取り付け溝11aに嵌着された
外部水密材すなわち水密パツキン12を介して窓
パネル2と腰パネル3の室外側連結部が接触状態
に保たれる。
さらに保持体8に嵌着される内部気水密部材す
なわち内部タイト材9によつて窓パネル2と腰パ
ネル3の室内側連結部が密封されている。
以上により窓パネル2と腰パネル3並びに内部
タイト材9と水密パツキン12によつて前記よこ
空間5が形成されている。水密パツキン12は例
えばネオプレン等の合成ゴムで形成されるもの
で、パツキン支持体11の取り付け溝11aに嵌
着された基部12aと、この基部12aから腰パ
ネル3の上端に設着された連結枠3′に向つて突
出する舌片12b,12cとで構成され、かつ第
7図a,bに示すような透孔13aあるいは切り
欠き13b等の外気導入孔13を千鳥状に形成し
て成り、この外気導入孔13を介して前記よこ空
間5内が外気圧と等圧となつている。また13を
介して万一よこ空間5に雨も排出される。
一方、第3図に示す腰パネル3の下方に窓パネ
ル2が位置する連結部においては、窓パネル2の
上枠2cの室外側に一定間隔を置いて腰パネル3
の下端部が重ね合わされている。
また腰パネル3の下端部にはねじ10′で着脱
可能に装着されたパツキン支持体11′の取り付
け溝11aに嵌着される水密パツキン12によつ
て、腰パネル3と窓パネル2の室外側連結部が接
触されている。
さらに保持材8′に嵌着される内部タイト材9
によつて、腰パネル3と窓パネル2の室内側連結
部が圧着されている。
以上により腰パネル3、窓パネル2及び内部タ
イト材9、水密パツキン12よつてよこ空間5が
画定される。そしてこのよこ空間5は水密パツキ
ン12に設けられた外気導入孔13を介して外気
圧と等圧になつている。
前記窓パネル2及び腰パネル3の左右側端と、
これら窓パネル2及び腰パネル3に隣接する柱パ
ネル4との連結部は、第4図及び第5図に示すよ
うに、内部タイト材9′及び水密パツキン12′で
それぞれ室内側及び室外側が接触され、窓パネル
2と柱パネル4及び内部タイト材9′及び水密パ
ツキン12′、あるいは第5図に示す腰パネル3
と柱パネル4及び内部タイト材9′及び水密パツ
キン12′とでそれぞれのたて空間26を形成し
ている。そしてこのたて空間26は前記よこ空間
5と連通しておりこのたて空間26も当然に外気
圧と等圧となつている。なお前記内部タイト材
9′又は水密パツキン12′を嵌着する保持枠8a
又はパツキン支持体8b,8b′も前述のタイト材
保持部8,8′及びパツキン支持体11,11′と
同様に着脱可能になつており、内部タイト材9′
及び水密パツキン12′の交換及び前記空間5及
び26内部の保守点検と清掃の便宜を図つてい
る。
前記パツキン支持体8bとそのまわりの構造を
示したのが第10図であり、パツキン支持体8
b′とそのまわりの構造を示したのが第11図であ
る。
柱パネル4の上下方向の連結部は、第6図に示
すように、前記窓パネル2と腰パネル3の連結部
と同様に構成されている。しがつて同一又は同等
部分に同一符号を付するに止め、詳細な説明を省
略する。
第4図及び第5図に示す溝30は柱パネル4と
窓パネル2及び腰パネル3とが左右に隣接する接
続部に形成されるゴンドラガイド用溝で、建物の
外面に形成されるこのゴンドラガイド用溝30内
で図示しない建物清掃用ゴンドラの車輪等が上下
移動のガイド役になつている。
前記ゴンドラガイド溝30は第4図、第5図に
示されるように一方のパネルすなわち柱パネルの
側端により室内側に折れ曲ると共にその室内端よ
りさらに側方に延出する断面L字形の延出壁32
が形成され、これに連結される他方のパネルすな
わち窓パネル2又は腰パネル3には延出壁前方に
延びる延長壁2a,3aが形成される。また上記
延出壁32室外面に沿うように断面L字形のゴン
ドラガイド枠が取り付けられる。前述の水密パツ
キン12′は延長壁2a,3aに取り付けられる
パツキン支持体8b,8b′に支持され、ゴンドラ
ガイド枠との間に水密パツキン12′が取り付け
られる。
このようにして、窓パネル2あるいは腰パネル
3と柱パネル4とを互いにその室内側に前記ゴン
ドラの上下移動を案内すべき前記溝30を形成す
るように重ね合わせられる。室内側の連結部にお
いては、ブラケツト31に対して着脱可能に装着
された保持枠8aに嵌着した内部タイト材9′が
圧着される。また、ゴンドラガイド枠は延出壁3
2の突出端側にねじ10′で装着される。この場
合ゴンドラの移動面を形成するゴンドラガイド枠
33の、前記ねじ10′によつて補強枠32に装
着される部分とは反対側の端部には掛止部33a
が形成されており、この掛止部33aは延出壁3
2の基端側に形成された掛止部32aと係合し
て、延出壁32に着脱自在に装着され、この際延
出壁32との間に2つのたて空間34を形成す
る。この2つのたて空間34は第12図で示すよ
うに、前記ゴンドラガイド枠33の長手方向の一
部に設けられた外気導入孔38を介して室外と連
通されることによつて外気と等圧にされ、その結
果、等圧原理による雨仕舞を行うことができるの
である。なお、ゴンドラガイド枠33は柱パネル
4と同様に複数個をその長手方向に連接している
ので、前記外気導入孔38はゴンドラガイド枠3
3の上下連結部に形成することができる。この場
合ゴンドラガイド枠33と延出壁32との連結部
は第12図に示すように上下にずれるように位置
させてあるので、雨仕舞効果を一層向上させるこ
とができる。なお前記溝型ゴンドラガイド空間
は、落下する雨水がゴンドラガイド枠33の外側
面に水幕を形成しても、水密パツキン12′面へ
の影響を小くするために、第4図及ぼ第5図に示
すように、水密パツキン12′の接触面の外部側
のガイド枠33を段違いにしたのも特徴の一つで
ある。このガイド枠33の形状を示したものが第
13図である。
なお第6図において、内部タイト材9、水密パ
ツキン12は前述のたて空間26を構成する場合
と同じように、それぞれ保持枠8、パツキン1
1′に嵌着されてよこ空間5を形成している。こ
の場合よこ空間5は水密パツキン12に設けた外
気導入孔13を介して室外と連通されている。
以上説明したように、カーテンウオール構成用
パネルに形成される清掃ゴンドラ用ガイドを構成
するゴンドラガイド枠33は、着脱自在とされて
いるので、長期の使用の結果、このゴンドラガイ
ド枠33が損耗したり、あるいは外力を受けて破
損したりした場合に、建物自体に影響を与えるこ
となしに簡単に交流が可能であるという効果が得
られ、またゴンドラガイド枠33はカーテンウオ
ール単体との間に外気圧と等圧の空間を形成して
いるので、等圧原理による雨仕舞効果を奏するこ
とができる。
以上説明したように、本実施例によればカーテ
ンウオールを構成する窓パネル2、腰パネル3及
び柱パネル4の各連結部間にそれぞれ内部タイト
材9又は9′及び水密パツキン12又は12′を圧
着及び接触するとともに、これら連結部に互いに
連通するよこ空間5とたて空間26を形成して成
り、前記よこ空間5の一部を形成する水密パツキ
ン12に設けた外気導入孔13を介しててこのよ
こ空間5内を外気圧と等圧にしてあるので、等圧
原理を利用して雨水等が室外から侵入するのを防
止することができず、万一よこ空間5内に雨水等
が侵入しても直ちに外部へ排出することができ
る。また、上記構造では外気導入孔13を水密パ
ツキン12自体に設けてあるが、場合によつては
他の部分に設けてもよい。特にパツキン支持体1
1,11′,8b,8b′を着脱自在としたことに
より、よこ空間5とたて空間26の保守点検及び
清掃が可能であるということは、建物の保全に大
いに役立つものである。
以上に説明したように、この考案の構造によれ
ば、カーテンウオール構成用パネル又はカーテン
ウオール構成用パネル内に形成される清掃用ゴン
ドラ用ガイドを構成するゴンドラガイド枠33は
着脱可能に装着してあるので、長期の使用におい
て、このゴンドラガイド枠33が損耗したり、あ
るいは内らかの原因によつて衝撃等を受けて破損
した場合に、建物自体に影響を与えずに簡単に交
換することができるという効果が得られ、その利
用価値は顕著である。
またゴンドラレールはパネル同士の左右の隣接
部において、パネ同士の上下に隣接する部分を覆
うように配設されるのでパネル同士の上下の隣接
部は部に露出せずこの部分における水密性が向上
される。
なお前記水密パツキンは直接外部に露出しない
ので耐候性がよく、水密性も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の構造を示すカーテンウオー
ルの一例を示す正面図、第2図ないし第6図はそ
れぞれ第1図の−線、−線、−線、
−線及び−線に沿う拡大断面図、第7図
a,bは水密パツキンの形態を示す斜視図、第8
図ないし第11図は4つの部分のパツキン支持体
の分解斜視図、第12図は第5図のXII−XII線に沿
う部分断面図で、第13図はゴンドラガイド枠の
斜視図である。 なお図において、1……躯体、2……窓パネ
ル、3……腰パネル4……柱パネル、5……空
間、9……内部タイト材(内部気水密材)、11
……パツキン支持体、12……水密パツキン、1
2b,12c……舌片、13……外気導入孔、3
0……ゴンドラガイド用溝、33……ゴンドラガ
イド枠、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カーテンウオール構成用パネルを躯体に取り付
    けてなるカーテンウオール構造において、カーテ
    ンウオール構成用パネルの左右の連結部を一方の
    パネル側端には外表面より室内側に折れ曲ると共
    に、室内端よりさらに側方に延出する断面L字形
    の延出壁を形成し、他方のパネルの側端には上記
    延出壁の前方に延びる延出壁を設けると共に、延
    出壁の室外面には延出壁に沿う断面L字形であつ
    て清掃用ゴンドラ上下移動を案内するゴンドラガ
    イド枠を上下に隣接して配設されるカーテンウオ
    ール構成用パネルの上下連結部に跨つて着脱可能
    に取付けると共に前記延長壁とゴンドラガイド枠
    間にには水密パツキンが介在されてなるカーテン
    ウオール構成用パネルとの左右連続部に形成され
    る清掃ゴンドラ用ガイド構造。
JP2896980U 1980-03-07 1980-03-07 Expired JPS6120172Y2 (ja)

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JP2896980U JPS6120172Y2 (ja) 1980-03-07 1980-03-07

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JP2896980U JPS6120172Y2 (ja) 1980-03-07 1980-03-07

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JPS56130521U JPS56130521U (ja) 1981-10-03
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