JPS6220578Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6220578Y2 JPS6220578Y2 JP1980033757U JP3375780U JPS6220578Y2 JP S6220578 Y2 JPS6220578 Y2 JP S6220578Y2 JP 1980033757 U JP1980033757 U JP 1980033757U JP 3375780 U JP3375780 U JP 3375780U JP S6220578 Y2 JPS6220578 Y2 JP S6220578Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outside air
- frame
- building
- panel
- exterior
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 238000009418 renovation Methods 0.000 description 2
- 229910052918 calcium silicate Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000378 calcium silicate Substances 0.000 description 1
- OYACROKNLOSFPA-UHFFFAOYSA-N calcium;dioxido(oxo)silane Chemical compound [Ca+2].[O-][Si]([O-])=O OYACROKNLOSFPA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000000565 sealant Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、建物の外装部構造に関するもので
あつて、既存の建物あるいは新築の建物に関係な
く同様の施工によつて簡単に組み付けることがで
きるようにしたものである。
あつて、既存の建物あるいは新築の建物に関係な
く同様の施工によつて簡単に組み付けることがで
きるようにしたものである。
すなわち、この考案の要旨とするところは、既
存の建物の外壁あるいは新築の建物の構造体等の
建物躯体の外面に縦枠及び横枠を配設し、これら
両枠の外面にこれら両枠をそれぞれ被覆しうるよ
うに、四周にフランジ部を突設して全体としてハ
ツト状に形成した複数の外装パネルを取り付け、
この外装パネルと前記建物躯体との間に形成され
る空間を前記各外装パネルの下端面に形成した外
気導入口を介して外気圧と等圧にすると共に、前
記外装パネルの内部に位置しかつ前記外気導入口
の上方において水返し片を設け、この水返し片を
前記横枠と一体として成るもので、簡単な施工に
よつて建物躯体及び縦枠並びに横枠を外装パネル
を目隠しできるようにしたことを特徴とするもの
である。
存の建物の外壁あるいは新築の建物の構造体等の
建物躯体の外面に縦枠及び横枠を配設し、これら
両枠の外面にこれら両枠をそれぞれ被覆しうるよ
うに、四周にフランジ部を突設して全体としてハ
ツト状に形成した複数の外装パネルを取り付け、
この外装パネルと前記建物躯体との間に形成され
る空間を前記各外装パネルの下端面に形成した外
気導入口を介して外気圧と等圧にすると共に、前
記外装パネルの内部に位置しかつ前記外気導入口
の上方において水返し片を設け、この水返し片を
前記横枠と一体として成るもので、簡単な施工に
よつて建物躯体及び縦枠並びに横枠を外装パネル
を目隠しできるようにしたことを特徴とするもの
である。
以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第１図はこの考案の構造を既存の建物躯体の外
面に施されている外壁板の外面に取り付けた改装
例を示す正面図で、図中、１は開口部を形成する
サツシ、２は腰部を形成する外装パネルである。
この外装パネル２は複数のパネル片２′で構成さ
れ、各パネル片２′は後述するように四周にフラ
ンジ部を突設されてハツト状に形成され、第２図
ないし第４図に示すように、建物躯体Ａを構成す
るALC板又は硅酸カルシウム板Ｂ及びタイル板
Ｃの外面に固着されるフアスナ３をもつて配設さ
れる縦枠４と、ブラケツト５を有するフアスナ５
をもつて配設されかつその端部が縦枠４に装着さ
れた受具６をもつて縦枠４に連結される横枠７の
外面に取り付けられている。すなわち、各パネル
片２′の左右方向の連結部は、パネル片２′の側端
部に装着される断面がほぼＺ状の補強枠８のフラ
ンジ部８ａに適宜間隔をおいて形成される複数の
切欠部８ｂを隣接する同士を第５図に示すよう
に、互いに噛み合せて縦枠４の外面に装着される
とともに、その外面に断面がほぼＣ字状の目板９
が被着されて、縦枠４がパネル片２′によつて被
覆される。また、パネル片２′の上下方向の連結
部は、各パネル片２′の上下端にほぼＬ字状に屈
曲された取り付け片１０のフランジ部１０ａをそ
れぞれ横枠７の外面に装着するとともに、その継
ぎ部の外面に断面がほぼＣ字状の目板１１が被着
されて、横枠７も同様にパネル片２′によつて被
覆される。そして、これらパネル片２′によつて
構成される外装パネル２と建物躯体Ａとの間に空
間１２が形成されるのである。この空間１２は、
前記パネル片２′の下端面に形成される取り付け
片１０に穿設される外気導入口１３を介して外気
と連通されて、空間１２内は外気圧と等圧になつ
ている。
面に施されている外壁板の外面に取り付けた改装
例を示す正面図で、図中、１は開口部を形成する
サツシ、２は腰部を形成する外装パネルである。
この外装パネル２は複数のパネル片２′で構成さ
れ、各パネル片２′は後述するように四周にフラ
ンジ部を突設されてハツト状に形成され、第２図
ないし第４図に示すように、建物躯体Ａを構成す
るALC板又は硅酸カルシウム板Ｂ及びタイル板
Ｃの外面に固着されるフアスナ３をもつて配設さ
れる縦枠４と、ブラケツト５を有するフアスナ５
をもつて配設されかつその端部が縦枠４に装着さ
れた受具６をもつて縦枠４に連結される横枠７の
外面に取り付けられている。すなわち、各パネル
片２′の左右方向の連結部は、パネル片２′の側端
部に装着される断面がほぼＺ状の補強枠８のフラ
ンジ部８ａに適宜間隔をおいて形成される複数の
切欠部８ｂを隣接する同士を第５図に示すよう
に、互いに噛み合せて縦枠４の外面に装着される
とともに、その外面に断面がほぼＣ字状の目板９
が被着されて、縦枠４がパネル片２′によつて被
覆される。また、パネル片２′の上下方向の連結
部は、各パネル片２′の上下端にほぼＬ字状に屈
曲された取り付け片１０のフランジ部１０ａをそ
れぞれ横枠７の外面に装着するとともに、その継
ぎ部の外面に断面がほぼＣ字状の目板１１が被着
されて、横枠７も同様にパネル片２′によつて被
覆される。そして、これらパネル片２′によつて
構成される外装パネル２と建物躯体Ａとの間に空
間１２が形成されるのである。この空間１２は、
前記パネル片２′の下端面に形成される取り付け
片１０に穿設される外気導入口１３を介して外気
と連通されて、空間１２内は外気圧と等圧になつ
ている。
なお、外気導入口１３を通つて雨水等が空間１
２内に侵入すれおそれがあるので、この場合、横
枠７の外気側の上部に前記外気導入口１３を覆う
ように張り出される水返し片１４が形成され、ま
た横枠７の建物躯体側の下部には空間１２内に侵
入する雨滴を受ける横樋１５が形成されて、万一
水返し片１４を越えて空間１２内に侵入する雨滴
があつてもこの横樋１５で受け止め、その雨滴を
横樋１５と連結する縦枠４の側面に設けた縦樋１
６を介して下方へ排出できるようにしてある。
２内に侵入すれおそれがあるので、この場合、横
枠７の外気側の上部に前記外気導入口１３を覆う
ように張り出される水返し片１４が形成され、ま
た横枠７の建物躯体側の下部には空間１２内に侵
入する雨滴を受ける横樋１５が形成されて、万一
水返し片１４を越えて空間１２内に侵入する雨滴
があつてもこの横樋１５で受け止め、その雨滴を
横樋１５と連結する縦枠４の側面に設けた縦樋１
６を介して下方へ排出できるようにしてある。
なお、上記実施例では既存の建物の改装用とし
て外装パネル２を取り付ける場合について説明し
たが、もちろん新築の建物の構造体の外面に同様
に縦枠４及び横枠７を配設し、これら両枠４，７
の外面に外装パネル２を取り付けることもでき
る。
て外装パネル２を取り付ける場合について説明し
たが、もちろん新築の建物の構造体の外面に同様
に縦枠４及び横枠７を配設し、これら両枠４，７
の外面に外装パネル２を取り付けることもでき
る。
以上説明したように、この考案の建物の外装構
造は、既存の建物と新築の建物とを問わずに同様
の施工によつて簡単に組み付けることができ、し
かも、建物躯体の外面に配設される縦枠及び横枠
を被覆しうるように外装パネルを取り付けるの
で、外観のすつきりした体裁の良いものとするこ
とができ、またシール材等を一切使用せずに外装
パネルと建物躯体との間に空間を形成し、かつこ
の空間を前記パネル片の下端面に設けた外気導入
口を介して外気と連通して、空間内を外気圧と等
圧にしてあるので、等圧原理を利用した良好な雨
仕舞とすることができるなどの効果を有し、更に
圧力差以外の条件例えば気流、運動エネルギ等で
雨水が外気導入口から侵入しても、水返し片によ
りこれをただちに阻止して空間内への雨滴の侵入
を可及的に防止することができ、かつ前記水返し
片は横枠と一体に形成したから、横枠を取り付け
るだけで、水返し片を所定の位置に配設すること
が可能であるという顕著な効果も得られる。
造は、既存の建物と新築の建物とを問わずに同様
の施工によつて簡単に組み付けることができ、し
かも、建物躯体の外面に配設される縦枠及び横枠
を被覆しうるように外装パネルを取り付けるの
で、外観のすつきりした体裁の良いものとするこ
とができ、またシール材等を一切使用せずに外装
パネルと建物躯体との間に空間を形成し、かつこ
の空間を前記パネル片の下端面に設けた外気導入
口を介して外気と連通して、空間内を外気圧と等
圧にしてあるので、等圧原理を利用した良好な雨
仕舞とすることができるなどの効果を有し、更に
圧力差以外の条件例えば気流、運動エネルギ等で
雨水が外気導入口から侵入しても、水返し片によ
りこれをただちに阻止して空間内への雨滴の侵入
を可及的に防止することができ、かつ前記水返し
片は横枠と一体に形成したから、横枠を取り付け
るだけで、水返し片を所定の位置に配設すること
が可能であるという顕著な効果も得られる。
第１図はこの考案の建物の外装構造の一例を示
す概略正面図、第２図ないし第４図はそれぞれ第
１図の−線、−線及び−線に沿う拡
大断面図で、第５図は第２図におけるＹ部の要部
を示す正面図である。 なお図において、Ａ……建物躯体、１……サツ
シ、２……外装パネル、２′……パネル片、４…
…縦枠、７……横枠、１２……空間、１３……外
気導入口、である。
す概略正面図、第２図ないし第４図はそれぞれ第
１図の−線、−線及び−線に沿う拡
大断面図で、第５図は第２図におけるＹ部の要部
を示す正面図である。 なお図において、Ａ……建物躯体、１……サツ
シ、２……外装パネル、２′……パネル片、４…
…縦枠、７……横枠、１２……空間、１３……外
気導入口、である。
Claims (1)
- 建物躯体の外面に縦枠及び横枠を配設し、これ
ら両枠の外面にこれら両枠をそれぞれ被覆しうる
ように、四周にフランジ部を突設して全体として
ハツト状に形成した複数の外装パネルを取り付
け、この外装パネルと前記建物躯体との間に形成
される空間を前記各外装パネルの下端面に設けた
外気導入口を介して外気圧と等圧にすると共に、
前記外装パネルの内部に位置しかつ前記外気導入
口の上方において水返し片を設け、この水返し片
を前記横枠と一体として成る建物の外装構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980033757U JPS6220578Y2 (ja) | 1980-03-17 | 1980-03-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980033757U JPS6220578Y2 (ja) | 1980-03-17 | 1980-03-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56136018U JPS56136018U (ja) | 1981-10-15 |
| JPS6220578Y2 true JPS6220578Y2 (ja) | 1987-05-26 |
Family
ID=29629411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980033757U Expired JPS6220578Y2 (ja) | 1980-03-17 | 1980-03-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6220578Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5975836U (ja) * | 1982-11-12 | 1984-05-23 | 株式会社エ−ビ−シ−商会 | 外装壁の構造 |
| JPS5975837U (ja) * | 1982-11-12 | 1984-05-23 | 株式会社エ−ビ−シ−商会 | 外装板の取付装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5225418A (en) * | 1975-08-20 | 1977-02-25 | Kajima Corp | Structure for preventing upward movement of raindrops along external wall |
| JPS5530037A (en) * | 1978-08-24 | 1980-03-03 | Nitsukei Aluminum Hanbai Kk | Antiirain construction of curtain wall |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5333382Y2 (ja) * | 1973-08-08 | 1978-08-17 |
-
1980
- 1980-03-17 JP JP1980033757U patent/JPS6220578Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5225418A (en) * | 1975-08-20 | 1977-02-25 | Kajima Corp | Structure for preventing upward movement of raindrops along external wall |
| JPS5530037A (en) * | 1978-08-24 | 1980-03-03 | Nitsukei Aluminum Hanbai Kk | Antiirain construction of curtain wall |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56136018U (ja) | 1981-10-15 |
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