JPS61201573A - デイジタル・グレイ・スケ−ルcrt表示装置 - Google Patents
デイジタル・グレイ・スケ−ルcrt表示装置Info
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- JPS61201573A JPS61201573A JP25300585A JP25300585A JPS61201573A JP S61201573 A JPS61201573 A JP S61201573A JP 25300585 A JP25300585 A JP 25300585A JP 25300585 A JP25300585 A JP 25300585A JP S61201573 A JPS61201573 A JP S61201573A
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- JP
- Japan
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- crt
- video amplifier
- waveform
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- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G1/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with cathode-ray tube indicators; General aspects or details, e.g. selection emphasis on particular characters, dashed line or dotted line generation; Preprocessing of data
- G09G1/002—Intensity circuits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は、一般に表示装置の回路構成、より詳細にはC
RTビームの強度遷移中にグレイ・スケール陰極線管(
CRT)表示装置のひずみを減らすための技術に関する
ものである。
RTビームの強度遷移中にグレイ・スケール陰極線管(
CRT)表示装置のひずみを減らすための技術に関する
ものである。
B、従来の技術
プレイ・スケールが表現できるディジタル制御式CR7
表示装置は、オフィス・システム環境での図形およびテ
キスト表示適用業務でますます広く普及してきている。
表示装置は、オフィス・システム環境での図形およびテ
キスト表示適用業務でますます広く普及してきている。
ディジタル駆動式プレイ・スケールCRT表示装置のブ
ロック・ダイアグラムを第1図に示す。異なる16種の
ビーム強度レベルのディジタル表現は、論理ドライバ1
のアレイからディジタル・アナログ(D/A)変換器6
に通じる線2乃至5上の信号レベルの2進状態によって
行われる。線2乃至5上の信号レベルに応じて、D/A
変換器16は異なる16種の出力電圧のうちの1つを生
成し、次にそれが線7に沿ってビデオ増幅器8に印加さ
れる。ビデオ増幅器7の出力は、当業者には周知の如く
、CRT9のカソードに印加されてそのビーム強度が制
御される。
ロック・ダイアグラムを第1図に示す。異なる16種の
ビーム強度レベルのディジタル表現は、論理ドライバ1
のアレイからディジタル・アナログ(D/A)変換器6
に通じる線2乃至5上の信号レベルの2進状態によって
行われる。線2乃至5上の信号レベルに応じて、D/A
変換器16は異なる16種の出力電圧のうちの1つを生
成し、次にそれが線7に沿ってビデオ増幅器8に印加さ
れる。ビデオ増幅器7の出力は、当業者には周知の如く
、CRT9のカソードに印加されてそのビーム強度が制
御される。
C1発明が解決しようとする問題点
通常のTTL論理構成要素を用いる場合、論理ドライバ
1からD/A変換器6に通じる線2乃至5上に論理レベ
ルを設定する際に問題が起こる。
1からD/A変換器6に通じる線2乃至5上に論理レベ
ルを設定する際に問題が起こる。
1例として、TTL回路では高レベルから低レベルに遷
移する方が、低レベルから高レベルに遷移するよりも時
間がかかる。・このことを念頭に置いて、ビーム強度の
制御のためのディジタル値を7の2進値(0111)か
ら8の2進値(1000)に変えるとどうなるか考えて
みる。7の2進値中の1ビツトが0に遷移する前に7の
2進値中のOビットが1に遷移する。従って、7の2進
値中の1ビツトが8の2進値中のOビットに遷移するま
で、瞬間的にD/A変換器6に15の2進値(1111
)が提示される。高速高性能CRT表示装置で見られる
ような高速で正確なり/A変換器では、15の2進値が
瞬間的に提示されると、ビーム強度が瞬間的にこのシス
テムの最大値にまで増加し、その後に8の2進値に対応
するビーム強度レベルで操作を再開することになる。こ
のレベルは、7の2進値に対応するレベルとは強度が1
段階しか異ならない、もちろん、この説明では、強度レ
ベルを定義するために4ビツト2進値に連関する16レ
ベルの強度分解能を使用すると仮定した。それよりも大
きなまたは小さな分解能を伴う他の構成を使用した場合
でも、問題は同じことである。すなわち、最高位ビット
がOですべての低位ビットが1である2進値から、最高
位ビットが1ですべての低位ビットが0である値に遷移
するとき、ビーム強度は瞬間的に所期の強度の約2倍に
なる。その上、(16レベルの分解能をもつシステムの
例で)8の2進値に対応するレベルから7の2進値に対
応するレベルへと強度を1ステツプ下げるときにも、こ
の問題が起こることが理解されるはずである。
移する方が、低レベルから高レベルに遷移するよりも時
間がかかる。・このことを念頭に置いて、ビーム強度の
制御のためのディジタル値を7の2進値(0111)か
ら8の2進値(1000)に変えるとどうなるか考えて
みる。7の2進値中の1ビツトが0に遷移する前に7の
2進値中のOビットが1に遷移する。従って、7の2進
値中の1ビツトが8の2進値中のOビットに遷移するま
で、瞬間的にD/A変換器6に15の2進値(1111
)が提示される。高速高性能CRT表示装置で見られる
ような高速で正確なり/A変換器では、15の2進値が
瞬間的に提示されると、ビーム強度が瞬間的にこのシス
テムの最大値にまで増加し、その後に8の2進値に対応
するビーム強度レベルで操作を再開することになる。こ
のレベルは、7の2進値に対応するレベルとは強度が1
段階しか異ならない、もちろん、この説明では、強度レ
ベルを定義するために4ビツト2進値に連関する16レ
ベルの強度分解能を使用すると仮定した。それよりも大
きなまたは小さな分解能を伴う他の構成を使用した場合
でも、問題は同じことである。すなわち、最高位ビット
がOですべての低位ビットが1である2進値から、最高
位ビットが1ですべての低位ビットが0である値に遷移
するとき、ビーム強度は瞬間的に所期の強度の約2倍に
なる。その上、(16レベルの分解能をもつシステムの
例で)8の2進値に対応するレベルから7の2進値に対
応するレベルへと強度を1ステツプ下げるときにも、こ
の問題が起こることが理解されるはずである。
この問題に対する1つの解決方法は、論理ドライバから
の高位ビットに遅延を導入することであった。こうする
と上記の遷移中にグリッチは減少するものの、大きな強
度遷移が必要なとき、表示装置の応答時間も下がる。一
層低速の適用業務では、このグリッチ問題は、D/A変
換器の出力端子にアナログ・サンプルおよびホールド回
路を設けて、D/A変換器からビデオ増幅器に入る信号
を、それが所期の状態に対応する値で安定する時間にな
るまで遅延させることによって克服されてきた。
の高位ビットに遅延を導入することであった。こうする
と上記の遷移中にグリッチは減少するものの、大きな強
度遷移が必要なとき、表示装置の応答時間も下がる。一
層低速の適用業務では、このグリッチ問題は、D/A変
換器の出力端子にアナログ・サンプルおよびホールド回
路を設けて、D/A変換器からビデオ増幅器に入る信号
を、それが所期の状態に対応する値で安定する時間にな
るまで遅延させることによって克服されてきた。
従って、高速プレイ・スケール・ビデオ増幅器の上記の
グリッチ問題を、この問題に対する先行技術に基づく解
決方法に関して上記に述べたような速度の損失を伴わず
に、非常に安価な方法で基本的に除去することができれ
ば、大いに有利なはずである。
グリッチ問題を、この問題に対する先行技術に基づく解
決方法に関して上記に述べたような速度の損失を伴わず
に、非常に安価な方法で基本的に除去することができれ
ば、大いに有利なはずである。
D0問題点を解決するための手段
本発明は、ディジタル・グレイ・スケールCR1表示装
置において、ビデオ増幅器の出力のグリッチ部分を抽出
する手段及び抽出したグリッチ部分をCRTの制御グリ
ッドに結合する手段を設けることによって問題点を解決
している。後で述べる実施例は、これらの手段として高
域フィルタ及び直流復元回路を用いている。本発明は、
ビデオ増幅回路の出力端子より前で信号調整を行ってい
ない。すなわち、所期の強度レベルに対応する2進値の
高次ビットを遅延させず、またD/A変換器とビデオ増
幅器の間にサンプルおよびホールド回路構成を使用しな
い。ビデオ増幅器の出力端子における迅速に変化するエ
ネルギが高域フィルタを通過し、直流復元回路を介して
CRTの制御グリッドに結合されると、CRTのカソー
ドと制御グリッドを差動増幅器として使用する回路構成
をもたらす。CRTビーム強度は、制御グリッド電圧と
カソード電圧の差の関数である。すなわち。
置において、ビデオ増幅器の出力のグリッチ部分を抽出
する手段及び抽出したグリッチ部分をCRTの制御グリ
ッドに結合する手段を設けることによって問題点を解決
している。後で述べる実施例は、これらの手段として高
域フィルタ及び直流復元回路を用いている。本発明は、
ビデオ増幅回路の出力端子より前で信号調整を行ってい
ない。すなわち、所期の強度レベルに対応する2進値の
高次ビットを遅延させず、またD/A変換器とビデオ増
幅器の間にサンプルおよびホールド回路構成を使用しな
い。ビデオ増幅器の出力端子における迅速に変化するエ
ネルギが高域フィルタを通過し、直流復元回路を介して
CRTの制御グリッドに結合されると、CRTのカソー
ドと制御グリッドを差動増幅器として使用する回路構成
をもたらす。CRTビーム強度は、制御グリッド電圧と
カソード電圧の差の関数である。すなわち。
カソード電圧と制御グリッド電圧とがグリッチの間に同
じように変化するため、カソードと制御グリッドとの間
にこの回路構成がない場合にグリッチ中に感知されるよ
うな、ビーム強度の大幅な変化は起こらない。
じように変化するため、カソードと制御グリッドとの間
にこの回路構成がない場合にグリッチ中に感知されるよ
うな、ビーム強度の大幅な変化は起こらない。
E、実施例
本発明による回路構成を含むグレイ・スケールCR1表
示装置を示す第1図を再度参照すると。
示装置を示す第1図を再度参照すると。
論理ドライバ1は並列な多重ビット・ディジタル信号を
線2乃至5に沿ってD/A変換器6に印加する。この多
重ビット・ディジタル信号は、当該技術分野で、周知の
如<、D/A変換器6によってアナログ電圧レベルに変
換され、それが線7に沿ってビデオ増幅器8に印加され
る。これまでの時点で、グリッチ・エネルギを減らすた
めの調整ないし補償は行われていない。すなわち、2通
信号の最高位ビットを低位ビットに対して遅延させず。
線2乃至5に沿ってD/A変換器6に印加する。この多
重ビット・ディジタル信号は、当該技術分野で、周知の
如<、D/A変換器6によってアナログ電圧レベルに変
換され、それが線7に沿ってビデオ増幅器8に印加され
る。これまでの時点で、グリッチ・エネルギを減らすた
めの調整ないし補償は行われていない。すなわち、2通
信号の最高位ビットを低位ビットに対して遅延させず。
またD/A変換器6の出力端子とビデオ増幅器8の入力
端子との間にサンプルおよびホールド回路構成を使用し
ていない。
端子との間にサンプルおよびホールド回路構成を使用し
ていない。
先行技術に基づくグレイ・スケールCRT表示装置では
、ビデオ増幅器8の出力がビーム強度制御のためCRT
9のカソードに直接印加され、制御グリッドはカソード
に対するビデオ増幅器の励振とは独立にバイアスされて
いた6本発明は、ビデオ増幅器8の出力からグリッチ・
エネルギを含む部分を抽出し、この抽出した部分を使っ
て制御グリッド電圧を変調するために高域フィルタ10
及び直流復元回路11を用いる。これによって、CRT
の制御グリッドとカソードが差動増幅器として作用する
ため、グリッチを効果的に抹消できることがわかったの
である。すなわち、CRTビーム強度がグリッド電圧と
カソード電圧の差の関数であるために、この結果が得ら
れる。後でさらに詳しく考察するように、高域フィルタ
1oを用いて、ビデオ増幅器8゛の出力の迅速に変化す
る部分のみを引き出してこの制御グリッドの変調のため
に使用する。ビデオ増幅器8の出力の低周波数部分はグ
リッチを含まない平滑なビーム強度の遷移中に存在する
ものであるから除外される。
、ビデオ増幅器8の出力がビーム強度制御のためCRT
9のカソードに直接印加され、制御グリッドはカソード
に対するビデオ増幅器の励振とは独立にバイアスされて
いた6本発明は、ビデオ増幅器8の出力からグリッチ・
エネルギを含む部分を抽出し、この抽出した部分を使っ
て制御グリッド電圧を変調するために高域フィルタ10
及び直流復元回路11を用いる。これによって、CRT
の制御グリッドとカソードが差動増幅器として作用する
ため、グリッチを効果的に抹消できることがわかったの
である。すなわち、CRTビーム強度がグリッド電圧と
カソード電圧の差の関数であるために、この結果が得ら
れる。後でさらに詳しく考察するように、高域フィルタ
1oを用いて、ビデオ増幅器8゛の出力の迅速に変化す
る部分のみを引き出してこの制御グリッドの変調のため
に使用する。ビデオ増幅器8の出力の低周波数部分はグ
リッチを含まない平滑なビーム強度の遷移中に存在する
ものであるから除外される。
第2図には、かかるCRT表示装置でビーム強度グリッ
チが発生する原因を、グラフで図示しである。第2図(
A)において、D/A変換器6に印加される論理ドライ
バ1からの信号の最上位ビットを表す波形15が、時間
t。のとき有効な高レベルにある。これは、波形16で
表される最下位ビットが有効な低レベルになるtlより
も時間的に有意な値だけ早い。第2図(B)に示されて
いるビデオ増幅器8の出力波形を参照すると、tlまで
に波形は波形15のみの早期遷移に対応するものになっ
ているs tzまでに、ビデオ増幅器8の出力波形は、
第2図(A)でt工までに到達するディジタル値と関連
するアナログ値に対応するものになっている。
チが発生する原因を、グラフで図示しである。第2図(
A)において、D/A変換器6に印加される論理ドライ
バ1からの信号の最上位ビットを表す波形15が、時間
t。のとき有効な高レベルにある。これは、波形16で
表される最下位ビットが有効な低レベルになるtlより
も時間的に有意な値だけ早い。第2図(B)に示されて
いるビデオ増幅器8の出力波形を参照すると、tlまで
に波形は波形15のみの早期遷移に対応するものになっ
ているs tzまでに、ビデオ増幅器8の出力波形は、
第2図(A)でt工までに到達するディジタル値と関連
するアナログ値に対応するものになっている。
論理ドライバ1としては、容易に入手できる高速TTL
論理を使用することができる。D/A変換器6としては
、市販されている電流スイッチング式D/A変換器が使
用可能である。かかるD/A変換器の典型的な構成を第
3図に示す。D/A変換器の電流スイッチ部分は、スイ
ッチング素子20a乃至20n、および電流源21a乃
至21nを含んでおり、各スイッチング素子は論理ドラ
イバからD/A変換器に印加される2進値の最下位ビッ
ト乃至最上位ビットによって励振される線に接続されて
いる。電流源21a乃至21nは。
論理を使用することができる。D/A変換器6としては
、市販されている電流スイッチング式D/A変換器が使
用可能である。かかるD/A変換器の典型的な構成を第
3図に示す。D/A変換器の電流スイッチ部分は、スイ
ッチング素子20a乃至20n、および電流源21a乃
至21nを含んでおり、各スイッチング素子は論理ドラ
イバからD/A変換器に印加される2進値の最下位ビッ
ト乃至最上位ビットによって励振される線に接続されて
いる。電流源21a乃至21nは。
加算器22とスイッチング素子20a乃至20nの間に
直列に接続されている。D/A変換器の出力が加算器2
2から取り出されて、ビデオ増幅器の入力端子に印加さ
れる。
直列に接続されている。D/A変換器の出力が加算器2
2から取り出されて、ビデオ増幅器の入力端子に印加さ
れる。
第4図には、迅速な遷移特性をもつ高分解能高画素密度
表示装置用ビデオ増幅器の典型的な構成が示しである。
表示装置用ビデオ増幅器の典型的な構成が示しである。
第4図の増幅器はカスコード構成であり、トランジスタ
33のベースが、抵抗30.31とコンデンサ32を含
むインピーダンス整合および加速回路を介してD/A変
換器の出力によって励振される。トランジスタ33のベ
ースを励振すると、トランジスタ33のベース電圧に比
例する電流が抵抗34中を流れる。カスコード・トラン
ジスタ35のベース端子39に適当なベース・バイアス
をかけると、トランジスタ33および抵抗34中を流れ
る電流がトランジスタ35のコレクタとエミッタ、分路
ピーキング誘導器36および負荷抵抗37中をも流れる
。カスコード・トランジスタ35のコレクタ端子40か
ら差動増幅器の出力が取り出される。カスコード・トラ
ンジスタ35を使用するのは、高い電圧利得による有効
入力キャパシタンスの増加に伴うミラー効果を最小限に
抑えるためである。(増幅器全体の電圧利得は高いもの
の、トランジスタ33.エミッタ抵抗34およびコレク
タの等価インピーダンスによって実現される第1段階の
電圧利得は非常に低い。
33のベースが、抵抗30.31とコンデンサ32を含
むインピーダンス整合および加速回路を介してD/A変
換器の出力によって励振される。トランジスタ33のベ
ースを励振すると、トランジスタ33のベース電圧に比
例する電流が抵抗34中を流れる。カスコード・トラン
ジスタ35のベース端子39に適当なベース・バイアス
をかけると、トランジスタ33および抵抗34中を流れ
る電流がトランジスタ35のコレクタとエミッタ、分路
ピーキング誘導器36および負荷抵抗37中をも流れる
。カスコード・トランジスタ35のコレクタ端子40か
ら差動増幅器の出力が取り出される。カスコード・トラ
ンジスタ35を使用するのは、高い電圧利得による有効
入力キャパシタンスの増加に伴うミラー効果を最小限に
抑えるためである。(増幅器全体の電圧利得は高いもの
の、トランジスタ33.エミッタ抵抗34およびコレク
タの等価インピーダンスによって実現される第1段階の
電圧利得は非常に低い。
有効入力キャパシタンスが低いほど、迅速な遷移が可能
である。) 抵抗34とコンデンサ38は零点を形成し、抵抗37お
よびトランジスタの出力キャパシタンスとCRTのカソ
ード・キャパシタンスとトランジスタ35のコレクタに
おける回路板漂遊キャパシタンスの合成値によって出力
端子に形成される極を打ち消す。
である。) 抵抗34とコンデンサ38は零点を形成し、抵抗37お
よびトランジスタの出力キャパシタンスとCRTのカソ
ード・キャパシタンスとトランジスタ35のコレクタに
おける回路板漂遊キャパシタンスの合成値によって出力
端子に形成される極を打ち消す。
本発明に従って用いられる高域フィルタと直流復元回路
の構成を第5図に示す。CRT9のカソードに接続され
たビデオ増幅器8の出方端子は、高域フィルタのコンデ
ンサ41の一方の端子46に接続されており、他方の端
子47はCRT9の制御グリッドに結合されている。可
変抵抗器42が、制御グリッドの直流バイアス電圧を制
御している。このバイアス電圧がコンデンサ43によっ
て濾過される。コンデンサ41は、ビデオ増幅器8から
のグリッチ・エネルギをCRT9の制御グリッドに結合
する。ダイオード44は、制御グリッドの電圧がグリッ
チ波形の下方への変化に追従できるようにするが、この
波形が上方へスイングするとリセットする。この構成に
より、制御グリッドの直流レベルが、グリッチの数に応
じてシフトすることが防止される。
の構成を第5図に示す。CRT9のカソードに接続され
たビデオ増幅器8の出方端子は、高域フィルタのコンデ
ンサ41の一方の端子46に接続されており、他方の端
子47はCRT9の制御グリッドに結合されている。可
変抵抗器42が、制御グリッドの直流バイアス電圧を制
御している。このバイアス電圧がコンデンサ43によっ
て濾過される。コンデンサ41は、ビデオ増幅器8から
のグリッチ・エネルギをCRT9の制御グリッドに結合
する。ダイオード44は、制御グリッドの電圧がグリッ
チ波形の下方への変化に追従できるようにするが、この
波形が上方へスイングするとリセットする。この構成に
より、制御グリッドの直流レベルが、グリッチの数に応
じてシフトすることが防止される。
ダイオード44と抵抗45が、直流復元回路を形成して
いる。抵抗45は、ダイオード44がオフになるとき、
コンデンサ41の放電経路を提供する。
いる。抵抗45は、ダイオード44がオフになるとき、
コンデンサ41の放電経路を提供する。
次に第6図の電圧波形図を参照する。第6図(A)の波
形61は、第1図に示した回路構成によってビデオ増幅
器8がCRT9のカソードに提示するカソード電圧の波
形である。第6図(B)の波形62は、第5図に詳しく
示した高域フィルタおよび直流復元回路から引き出され
てCRT9の制御グリッドに印加されるグリッド電圧の
波形である。
形61は、第1図に示した回路構成によってビデオ増幅
器8がCRT9のカソードに提示するカソード電圧の波
形である。第6図(B)の波形62は、第5図に詳しく
示した高域フィルタおよび直流復元回路から引き出され
てCRT9の制御グリッドに印加されるグリッド電圧の
波形である。
第6図(C)の波形は、カソード電圧とグリッド電圧と
の差の波形である。これらの波形から分かるように、カ
ソード電圧が大きなグリッチを含んでいても、グリッド
電圧もそのグリッチに追従して変化するので、CRTに
実質的に作用する差電圧ではグリッチが大幅に減少して
いる。
の差の波形である。これらの波形から分かるように、カ
ソード電圧が大きなグリッチを含んでいても、グリッド
電圧もそのグリッチに追従して変化するので、CRTに
実質的に作用する差電圧ではグリッチが大幅に減少して
いる。
第7図は、第5図の高域フィルタと直流復元回路を追加
したことによるグリッチ・エネルギを含まない波形に対
する効果を示すものである。第7図に破線で示した波形
は、・ビデオ増幅器の出力であり、第7図に実線で示し
た波形は、ビデオ増幅器の出力波形を高域フィルタと直
流復元回路を介して制御グリッドに結合した結果生じる
ビーム強度の純変化を表したものである。この波形から
分かるように、ビーム強度の変化が通常の回路の場合よ
りも迅速に起こる。
したことによるグリッチ・エネルギを含まない波形に対
する効果を示すものである。第7図に破線で示した波形
は、・ビデオ増幅器の出力であり、第7図に実線で示し
た波形は、ビデオ増幅器の出力波形を高域フィルタと直
流復元回路を介して制御グリッドに結合した結果生じる
ビーム強度の純変化を表したものである。この波形から
分かるように、ビーム強度の変化が通常の回路の場合よ
りも迅速に起こる。
F1発明の効果
本発明によれば、ビーム強度を変える際に生じるグリッ
チの影響を排除することができ、望みどおりのスムーズ
な強度変化を達成できる。このことは、所期の強度レベ
ルに対応する2進値の高位ビットを遅延させるか、また
はこの信号をビデオ増幅器に印加する前にD/A変換器
のアナログ出力を抽出し、保持することによって、ビデ
オ増幅回路の出力端子より前で信号調整を行うことなし
に、実現される。
チの影響を排除することができ、望みどおりのスムーズ
な強度変化を達成できる。このことは、所期の強度レベ
ルに対応する2進値の高位ビットを遅延させるか、また
はこの信号をビデオ増幅器に印加する前にD/A変換器
のアナログ出力を抽出し、保持することによって、ビデ
オ増幅回路の出力端子より前で信号調整を行うことなし
に、実現される。
第1図は1周知の構成要素の他に、本発明に従って高域
フィルタと直流復元回路を含むディジタル、グレイ・ス
ケールCRT表示装置のブロック図である。 第2図は、グリッチの発生に関係する論理ドライバの出
力ビツト波形及びビデオ増幅器の出力波形を示す図であ
る。 第3図は、本発明によるCRT表示装置で使用できるD
/A変換器の構成を示す図である。 第4図は1本発明によるCRT表示装置で使用できるビ
デオ増幅回路の構成を示す図である。 第5図は、本発明に従って用いられる高域フィルタおよ
び直流復元回路の構成を示す図である。 第6図は、CRTのカソード電圧制御グリッド電圧及び
両者間の差電圧の波形を示す図である。 第7図は、本発明の追加回路構成によるグリッチ・エネ
ルギがゼロの波形に対する効果を示す波形図である。 1・・・・論理ドライバ、6・・・・ディジタル・アナ
ログ(D/A)変換器、8・・・・ビデオ増幅器、9・
・・・CRT、10・・・・高域フィルタ、11・・・
・直流復元回路。
フィルタと直流復元回路を含むディジタル、グレイ・ス
ケールCRT表示装置のブロック図である。 第2図は、グリッチの発生に関係する論理ドライバの出
力ビツト波形及びビデオ増幅器の出力波形を示す図であ
る。 第3図は、本発明によるCRT表示装置で使用できるD
/A変換器の構成を示す図である。 第4図は1本発明によるCRT表示装置で使用できるビ
デオ増幅回路の構成を示す図である。 第5図は、本発明に従って用いられる高域フィルタおよ
び直流復元回路の構成を示す図である。 第6図は、CRTのカソード電圧制御グリッド電圧及び
両者間の差電圧の波形を示す図である。 第7図は、本発明の追加回路構成によるグリッチ・エネ
ルギがゼロの波形に対する効果を示す波形図である。 1・・・・論理ドライバ、6・・・・ディジタル・アナ
ログ(D/A)変換器、8・・・・ビデオ増幅器、9・
・・・CRT、10・・・・高域フィルタ、11・・・
・直流復元回路。
Claims (1)
- CRTのカソードに接続された出力端子を有するビデオ
増幅器を含むディジタル・グレイ・スケールCRT表示
装置において、上記ビデオ増幅器の出力のグリッチ部分
を抽出する手段、および抽出したグリッチ部分を上記C
RTの制御グリッドに結合する手段を設けたことを特徴
とするディジタル・グレイ・スケールCRT表示装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US70680185A | 1985-02-28 | 1985-02-28 | |
US706801 | 1985-02-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61201573A true JPS61201573A (ja) | 1986-09-06 |
Family
ID=24839095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25300585A Pending JPS61201573A (ja) | 1985-02-28 | 1985-11-13 | デイジタル・グレイ・スケ−ルcrt表示装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0195883A3 (ja) |
JP (1) | JPS61201573A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5126834B1 (ja) * | 1970-04-01 | 1976-08-09 | ||
JPS58205905A (ja) * | 1982-05-24 | 1983-12-01 | Sony Corp | ノイズ除去回路 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3965389A (en) * | 1970-05-09 | 1976-06-22 | Ferranti, Limited | Beamed-intensity control systems for cathode-ray tubes |
NL179329C (nl) * | 1974-09-09 | 1986-08-18 | Philips Nv | Televisieontvanger met een bundelstroombegrenzingsschakeling. |
CH662222A5 (de) * | 1983-08-18 | 1987-09-15 | Bbc Brown Boveri & Cie | Verstaerkerschaltung. |
-
1985
- 1985-11-13 JP JP25300585A patent/JPS61201573A/ja active Pending
-
1986
- 1986-01-07 EP EP86100110A patent/EP0195883A3/en not_active Withdrawn
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5126834B1 (ja) * | 1970-04-01 | 1976-08-09 | ||
JPS58205905A (ja) * | 1982-05-24 | 1983-12-01 | Sony Corp | ノイズ除去回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0195883A3 (en) | 1990-07-11 |
EP0195883A2 (en) | 1986-10-01 |
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