JPS61200934A - tert―ブチルフエノール類の製造方法 - Google Patents
tert―ブチルフエノール類の製造方法Info
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- JPS61200934A JPS61200934A JP60041526A JP4152685A JPS61200934A JP S61200934 A JPS61200934 A JP S61200934A JP 60041526 A JP60041526 A JP 60041526A JP 4152685 A JP4152685 A JP 4152685A JP S61200934 A JPS61200934 A JP S61200934A
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- tert
- phenol
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はn−ブテン類を含むイソブテンと7エノールか
らtert−ブチルフェノール類を製造する方法に係わ
るもので、物にn−ブテンが7エノールに付加した化合
物の副生を抑制して高純度のtcrt−ブチルフェノー
ル類を製造する方法に関する。
らtert−ブチルフェノール類を製造する方法に係わ
るもので、物にn−ブテンが7エノールに付加した化合
物の副生を抑制して高純度のtcrt−ブチルフェノー
ル類を製造する方法に関する。
本発明の方法によって得られるtcrt−ブチルフェノ
ール類は工業上重要な用途を有するものである。すなわ
ち、本発明によって得られる4−tert−ブチルフェ
ノールは油溶性フェノール樹脂の原料などに利用され、
2,4−ジーtert −ブチルフェノールは紫外線吸
収剤の原料などに利用され、また2、6−ジ−tert
−ブチルフェノールは酸化防止剤の原料などに利用され
ている。
ール類は工業上重要な用途を有するものである。すなわ
ち、本発明によって得られる4−tert−ブチルフェ
ノールは油溶性フェノール樹脂の原料などに利用され、
2,4−ジーtert −ブチルフェノールは紫外線吸
収剤の原料などに利用され、また2、6−ジ−tert
−ブチルフェノールは酸化防止剤の原料などに利用され
ている。
(従来の技#)
イソブテンによるフェノールのアルキル化反応は、4−
terl−ブチルフェノール、2,4−ジー ter
t−ブチルフェノール、2,6−ジーtert −ブチ
ルフェノールなどの製造に利用されている。
terl−ブチルフェノール、2,4−ジー ter
t−ブチルフェノール、2,6−ジーtert −ブチ
ルフェノールなどの製造に利用されている。
ここでイソブテンはナフサ分解等の際に副生ずるC4留
分からブタジェンを除去して得られろブタン−ブテン混
合物(以下「混合ブテン」と略記jる)から分離精製さ
れている。上記のアルキル化反応において、イソブテン
に代えて混合ブテンを用いることができれば原料コスト
が低減されるので極めて有益である。ところが、通常の
アルキル化触媒を使用すると、混合ブテン中のn−ブテ
ンが少なからず反応し、sec −ブチル化物が副生す
る。5ec−ブチル化物が副生すると目的物の収率が低
下するばかりでなく、tert−ブチル化物との沸点差
が小さいので、高純度の製品を得ることか困難になる。
分からブタジェンを除去して得られろブタン−ブテン混
合物(以下「混合ブテン」と略記jる)から分離精製さ
れている。上記のアルキル化反応において、イソブテン
に代えて混合ブテンを用いることができれば原料コスト
が低減されるので極めて有益である。ところが、通常の
アルキル化触媒を使用すると、混合ブテン中のn−ブテ
ンが少なからず反応し、sec −ブチル化物が副生す
る。5ec−ブチル化物が副生すると目的物の収率が低
下するばかりでなく、tert−ブチル化物との沸点差
が小さいので、高純度の製品を得ることか困難になる。
そのため5ec−ブチル化物の副生を抑制する方法が従
来から種々提案されている。
来から種々提案されている。
fitば、アリールスルホン酸触媒を使用する方法(%
開昭58−52233)、活性白土と電子供与体からな
る触媒な使用する方法(特開昭58−52234)、チ
タンと亜鉛の混合酸化物を触媒とする方法(%開昭54
−14933)がある。これらの方法はいずれも、比較
的低い温度でアルキル化することにより5ec−ブチル
化物の生成を抑制しようとするものであって、そのため
十分な反応速度が得られなかった。
開昭58−52233)、活性白土と電子供与体からな
る触媒な使用する方法(特開昭58−52234)、チ
タンと亜鉛の混合酸化物を触媒とする方法(%開昭54
−14933)がある。これらの方法はいずれも、比較
的低い温度でアルキル化することにより5ec−ブチル
化物の生成を抑制しようとするものであって、そのため
十分な反応速度が得られなかった。
ソノホか、アルミニウムフェノキサイド触媒を使用する
方法(英国特許106229B)も知られている。この
方法の触媒は、5ec−ブチル化物の副生が比較的少な
′いという特徴があるが、高純度のtert−ブチルフ
ェノール類を得るにはなお不十分であり、反応速度につ
いても一層の向上が望まれていた。
方法(英国特許106229B)も知られている。この
方法の触媒は、5ec−ブチル化物の副生が比較的少な
′いという特徴があるが、高純度のtert−ブチルフ
ェノール類を得るにはなお不十分であり、反応速度につ
いても一層の向上が望まれていた。
(解決しようとする問題点)
本発明者らは、安価な混合ブテンな原料として、 5
ec−ブチル化物の副生が抑制でき、且つ短い時間で収
率よく高純度のtcrt−ブチルフェノール類が製造で
きる方法の確立を目的として覆々研究を続けた結果、上
記の目的を達成するのに好適な方法の開発に成功し、本
発明を完成した。
ec−ブチル化物の副生が抑制でき、且つ短い時間で収
率よく高純度のtcrt−ブチルフェノール類が製造で
きる方法の確立を目的として覆々研究を続けた結果、上
記の目的を達成するのに好適な方法の開発に成功し、本
発明を完成した。
したがって本発明の目的は、安価な混合ブテンな原料と
して用いながら5ec−ブチルフェノール類の副生を抑
制し高純度のtert−ブチルフェノール類を短時間に
高収率で製造する方法を与えることにある。
して用いながら5ec−ブチルフェノール類の副生を抑
制し高純度のtert−ブチルフェノール類を短時間に
高収率で製造する方法を与えることにある。
本発明の第2の目的は、4−terl−ブチルフェノー
ル、2.4−ジーtcrt−ブチルフェノールおよび/
または2,6−ジ−tert−ブチルフェノールを高純
度かつ高収率で短時間に7エノールと混合ブテンとから
製造する方法?与えることにある。
ル、2.4−ジーtcrt−ブチルフェノールおよび/
または2,6−ジ−tert−ブチルフェノールを高純
度かつ高収率で短時間に7エノールと混合ブテンとから
製造する方法?与えることにある。
(問題点を解決するだめの手段)
すナワち、アルミニウムフェノキサイドと窒素含有塩基
よりなる触媒の存在下に混合ブテンを用いてフェノール
を反応させろと、イソブテンのみが選択的罠付加し、2
,6−ジ−tert−ブチルフェノール、2− ter
t−ブチルフェノール、2.4−ジーtert−ブチル
フェノール、2.4.6−) ’I −tert−ブチ
ルフェノール等よりなるアルキル化物が短い時間で収率
よく得られること、このアルキル化物から触媒を除去し
た後、陽イオン交換樹脂、シリカアルミナ等の触媒の存
在下に処理して4− tcrt−ブチルフェノールもし
くは2,4−ジーtert−ブチルフェノールに異性化
および/またはトランスアルキル化させることにより上
記目的が達成できることを見出だした。また、混合ブテ
ンと7エノールとの反応により得られるアルキル化物か
ら2.6−ジ−tcrt−ブチルフェノールを蒸留また
は晶析により分取し、次いで残りのアルキル化物を異性
化および/またはトランスアルキル化させることKよっ
ても同様に上記目的が達成できることを見出だした。
よりなる触媒の存在下に混合ブテンを用いてフェノール
を反応させろと、イソブテンのみが選択的罠付加し、2
,6−ジ−tert−ブチルフェノール、2− ter
t−ブチルフェノール、2.4−ジーtert−ブチル
フェノール、2.4.6−) ’I −tert−ブチ
ルフェノール等よりなるアルキル化物が短い時間で収率
よく得られること、このアルキル化物から触媒を除去し
た後、陽イオン交換樹脂、シリカアルミナ等の触媒の存
在下に処理して4− tcrt−ブチルフェノールもし
くは2,4−ジーtert−ブチルフェノールに異性化
および/またはトランスアルキル化させることにより上
記目的が達成できることを見出だした。また、混合ブテ
ンと7エノールとの反応により得られるアルキル化物か
ら2.6−ジ−tcrt−ブチルフェノールを蒸留また
は晶析により分取し、次いで残りのアルキル化物を異性
化および/またはトランスアルキル化させることKよっ
ても同様に上記目的が達成できることを見出だした。
したがって、本発明は、アルミニウムフェノキサイドと
窒素含有塩基よりなる触媒の存在下に、n−ブテン類を
含むイソブテンと7エノールとを30〜200℃におい
て反応させ、得られたアルキル化物から触媒を分離した
後、陽イオン交換樹脂、シリカアルミナ、活性白土、硫
酸、アリールスルホン酸およびふつ化ほう素よりなる群
から選ばれた少なくとも1種の触媒の存在下、60〜2
50’Cにおいて異性化および/またはトランスアルキ
ル化させることを特徴とする一般式(1) (R1はHまたはtert−ブチル基、R2はtert
−ブチル基である)で表わされるtert−ブチルフェ
ノール類の製造方法である。さら罠、また本発明は、ア
ルミニウムフェノキサイドおよび窒素含有塩基よりなる
触媒の存在下に、n−ブテン類を含むイソブテンとフェ
ノールとを30〜200℃において反応させ、得られた
生成物から触媒を除去し、次いで生成物中の2.6−ジ
−terf−ブチルフェノールの一部もしくは大部分を
蒸留または晶析により分取し、分取した残りの生成物に
ついて陽イオン交換樹脂、シリカアルミナ、活性白土、
硫酸、アリールスルホン酸およびふつ化ほう素よりなる
群から選ばれた少なくとも1aiの触媒の存在下、60
〜250℃において異性化および/またはトランスアル
キル化させることY:%徴とする2、6−ジ−tert
−ブチルフェノールおよび前記一般式〔I〕で表わされ
るtert−ブチルフェノール類の製造方法である。
窒素含有塩基よりなる触媒の存在下に、n−ブテン類を
含むイソブテンと7エノールとを30〜200℃におい
て反応させ、得られたアルキル化物から触媒を分離した
後、陽イオン交換樹脂、シリカアルミナ、活性白土、硫
酸、アリールスルホン酸およびふつ化ほう素よりなる群
から選ばれた少なくとも1種の触媒の存在下、60〜2
50’Cにおいて異性化および/またはトランスアルキ
ル化させることを特徴とする一般式(1) (R1はHまたはtert−ブチル基、R2はtert
−ブチル基である)で表わされるtert−ブチルフェ
ノール類の製造方法である。さら罠、また本発明は、ア
ルミニウムフェノキサイドおよび窒素含有塩基よりなる
触媒の存在下に、n−ブテン類を含むイソブテンとフェ
ノールとを30〜200℃において反応させ、得られた
生成物から触媒を除去し、次いで生成物中の2.6−ジ
−terf−ブチルフェノールの一部もしくは大部分を
蒸留または晶析により分取し、分取した残りの生成物に
ついて陽イオン交換樹脂、シリカアルミナ、活性白土、
硫酸、アリールスルホン酸およびふつ化ほう素よりなる
群から選ばれた少なくとも1aiの触媒の存在下、60
〜250℃において異性化および/またはトランスアル
キル化させることY:%徴とする2、6−ジ−tert
−ブチルフェノールおよび前記一般式〔I〕で表わされ
るtert−ブチルフェノール類の製造方法である。
本発明の方法におけるアルミニウムフェノキサイドと窒
素含有塩基よりなる触媒が、混合ブテンを使用したフェ
ノールのアルキル化において、優れた性能を有する理由
は未だ明確でないが、アルミニウムフェノキサイドを単
独に使用する方法等の従来法と比較して、混合ブテン中
のイソブテンを優先的に反応させる選択性および反応速
度が勝っている。
素含有塩基よりなる触媒が、混合ブテンを使用したフェ
ノールのアルキル化において、優れた性能を有する理由
は未だ明確でないが、アルミニウムフェノキサイドを単
独に使用する方法等の従来法と比較して、混合ブテン中
のイソブテンを優先的に反応させる選択性および反応速
度が勝っている。
したがって、本発明方法によって得られるアルキル化物
中には、分離精製の困難な5ec−ブチル化物は実質的
に含まれていない。このようにして得られたアルキル化
物を異性化および/またはトランスアルキル化すれば、
高収率、高選択率で4− tert−ブチルフェノール
および/または2,4−ジーtert−ブチルフェノー
ルが製造できる。また、本発明方法のアルキル化触媒は
、2,6−ジ−tert−ブチルフェノールを生成し易
いとい5%徴があるので、異性化および/またはトラン
スアルキル化させる前に蒸留または晶析を実施すること
により、高純度の2,6−ジ−tcrt−ブチルフェノ
ールを取得することも可能である。
中には、分離精製の困難な5ec−ブチル化物は実質的
に含まれていない。このようにして得られたアルキル化
物を異性化および/またはトランスアルキル化すれば、
高収率、高選択率で4− tert−ブチルフェノール
および/または2,4−ジーtert−ブチルフェノー
ルが製造できる。また、本発明方法のアルキル化触媒は
、2,6−ジ−tert−ブチルフェノールを生成し易
いとい5%徴があるので、異性化および/またはトラン
スアルキル化させる前に蒸留または晶析を実施すること
により、高純度の2,6−ジ−tcrt−ブチルフェノ
ールを取得することも可能である。
本発明におい工原料として使用される混合プテンは、ナ
フサのスチームクラッキング工程等から得られるC4留
分からブタジェンを除去したC4炭化水素混合物であり
、通常イソブテンを30〜60%程度含有し、その他の
成分として、1−ブテン、2−ブテン、n−ブタン、イ
ソブタンを含むものである。
フサのスチームクラッキング工程等から得られるC4留
分からブタジェンを除去したC4炭化水素混合物であり
、通常イソブテンを30〜60%程度含有し、その他の
成分として、1−ブテン、2−ブテン、n−ブタン、イ
ソブタンを含むものである。
本発明における窒素含有塩基としては、アンモニア、脂
肪族アミン、複素環式アすン、芳香族アミン、アミン−
N−オキシド等であり、なかでもアンモニア、脂肪族ア
ミン、複素環式アミンが好ましい。好ましい窒素含有塩
基の例としては、アンモニア、メチルアミン、ジメチル
アミン、トリメチルアミン、エチルアミン、ジエチルア
ミン、トリエチルアミン、プロピルアミン、ジプロピル
アミン、トリプロピルアミン、ブチルアミン、ジブチル
アミン、トリブチルアミン、アミルアミン、シアミルア
ミン、トリアミルアぐン、ヘキシルアミン、ジヘキシル
アンン、トリヘキシルアミン、シクロヘキシルアミン、
ジシクロヘキシルアミン、トリシクロヘキシルアミン、
オクチルアミン、デシルアミン、ドデシルアミン、ステ
アリルアミン、エチレンジアミン、ピリジン、キノリン
、イソキノリン等を挙げることができる。これらの塩基
は単独にも、または1糧以上な組合わせても使用するこ
とができろ。
肪族アミン、複素環式アすン、芳香族アミン、アミン−
N−オキシド等であり、なかでもアンモニア、脂肪族ア
ミン、複素環式アミンが好ましい。好ましい窒素含有塩
基の例としては、アンモニア、メチルアミン、ジメチル
アミン、トリメチルアミン、エチルアミン、ジエチルア
ミン、トリエチルアミン、プロピルアミン、ジプロピル
アミン、トリプロピルアミン、ブチルアミン、ジブチル
アミン、トリブチルアミン、アミルアミン、シアミルア
ミン、トリアミルアぐン、ヘキシルアミン、ジヘキシル
アンン、トリヘキシルアミン、シクロヘキシルアミン、
ジシクロヘキシルアミン、トリシクロヘキシルアミン、
オクチルアミン、デシルアミン、ドデシルアミン、ステ
アリルアミン、エチレンジアミン、ピリジン、キノリン
、イソキノリン等を挙げることができる。これらの塩基
は単独にも、または1糧以上な組合わせても使用するこ
とができろ。
本発明において、アルミニウムフェノキサイドの使用量
は仕込みフェノールに対して0.01〜30(重量)%
であり、好ましくは0.1〜25(重量)%である。窒
素含有塩基の使用量は塩基の種類やアルミニウムフェノ
キサイドの使用量によって異なるが、使用されろアルミ
ニウムフェノキサイド1モルに対して通常は0.01〜
0,9モル、好ましくは0.1〜0.8モルになるよう
な量を用いるのがよい。
は仕込みフェノールに対して0.01〜30(重量)%
であり、好ましくは0.1〜25(重量)%である。窒
素含有塩基の使用量は塩基の種類やアルミニウムフェノ
キサイドの使用量によって異なるが、使用されろアルミ
ニウムフェノキサイド1モルに対して通常は0.01〜
0,9モル、好ましくは0.1〜0.8モルになるよう
な量を用いるのがよい。
窒素含有塩基の使用量か上記の範囲以下であると5ec
−ブチル化物の生成を抑制する効果および反応促進効果
が小さく、また上記を越えて使用すると反応速度がかえ
って低下することがある。
−ブチル化物の生成を抑制する効果および反応促進効果
が小さく、また上記を越えて使用すると反応速度がかえ
って低下することがある。
本発明において混合ブテンと7エノールとt反応させる
罠は、触媒と7エノールを仕込んだ反応槽に混合ブテン
を連続または一括して仕込むことが可能であるが、連続
または間欠的に導入、排気を組み合わせることによって
、反応しない成分を反応系外に放出することが望ましい
。
罠は、触媒と7エノールを仕込んだ反応槽に混合ブテン
を連続または一括して仕込むことが可能であるが、連続
または間欠的に導入、排気を組み合わせることによって
、反応しない成分を反応系外に放出することが望ましい
。
混合ブテンの使用量は純イソブテン換算でフェノール1
モルに対して0.5〜10モル、好ましくは1〜5モル
である。また、反応温度は通常30〜200℃、好まし
くは50〜170℃であり、反応圧力は常圧〜70に9
/c!!t、%に常圧〜20kg/citが良好な結果
を与える。このような反応条件で反応を行なうときは、
反応は一般K O,2〜5時間で終了する。
モルに対して0.5〜10モル、好ましくは1〜5モル
である。また、反応温度は通常30〜200℃、好まし
くは50〜170℃であり、反応圧力は常圧〜70に9
/c!!t、%に常圧〜20kg/citが良好な結果
を与える。このような反応条件で反応を行なうときは、
反応は一般K O,2〜5時間で終了する。
アルキル化反応終了後の触媒除去は各徨方法によって実
施できる。例えば反応液に水を加えて触媒を分解したの
ち分離する方法、カセイソーダ水等によって洗浄する方
法、アルコールやアミンを加えて蒸留する方法(特願昭
59−172993および特願昭59−172992)
等により触媒を除去することができる。
施できる。例えば反応液に水を加えて触媒を分解したの
ち分離する方法、カセイソーダ水等によって洗浄する方
法、アルコールやアミンを加えて蒸留する方法(特願昭
59−172993および特願昭59−172992)
等により触媒を除去することができる。
アルキル化物を異性化および/またはトランスアルキル
化するには陽イオン交換樹脂、シリカアルミナ、活性白
土、硫酸、アリールスルホン酸およびふつ化ほう素より
なる群から選ばれる触媒を使用する。反応条件は触媒の
肩類によって異なるが、一般罠反応温度は60〜250
℃、反応圧力は常圧〜20kg/dである。触媒の種類
によりCは固定床流通法による反応が可能であるが、回
分法で実施する場合は仕込フェノールに対して0.05
〜50(重量)%の触媒が使用される。
化するには陽イオン交換樹脂、シリカアルミナ、活性白
土、硫酸、アリールスルホン酸およびふつ化ほう素より
なる群から選ばれる触媒を使用する。反応条件は触媒の
肩類によって異なるが、一般罠反応温度は60〜250
℃、反応圧力は常圧〜20kg/dである。触媒の種類
によりCは固定床流通法による反応が可能であるが、回
分法で実施する場合は仕込フェノールに対して0.05
〜50(重量)%の触媒が使用される。
本発明の方法は、混合ブテンによるフェノールのアルキ
ル化反応がはやい速度で進行するので、フェノールに複
数個のtert−ブチル基を導入することが容易である
。tcrt−ブチル基の導入量は、目的とするtert
−ブチルフェノールの種類によって異なり、例えば2,
6−ジーtert −ブチルフェノールを分取しようと
する場合はフェノールに対して平均約2個のtert−
ブチル基を導入するとアルキル化物中の2,6−ジ−t
crt−ブチルフェノールの含有率が高くなるので有利
である。なお、2,4−ジーtert−ブチルフェノー
ルを目的とする場合は平均して2個、4−tert−ブ
チルフェノールを目的とする場合は平均して1個のte
rt−ブチル基音導入すると目的物が収率よく得られる
が、過剰量を導入した後九フェノールを加え【異性化と
同時にトランスアルキル化を行な5と更に高い収率で目
的物を1001のステンレス製耐圧容器にフェノール1
0.9とアルミニウム片0.1J’e入れ、160℃に
加熱した。約10分間の加熱によって、アルミニウム片
は完全にアルミニウムフェノキサイドに変わった。冷却
後、アンモニア0.04.9と混合ブテン26I〔組成
(重量%):イソブテン 49.8%、1−ブテン 2
5.8%、2−ブチ713.5%、ブテン 10.8%
、フロピレン0.1%〕を加え、攪拌しながら110℃
で2時間反応させた。
ル化反応がはやい速度で進行するので、フェノールに複
数個のtert−ブチル基を導入することが容易である
。tcrt−ブチル基の導入量は、目的とするtert
−ブチルフェノールの種類によって異なり、例えば2,
6−ジーtert −ブチルフェノールを分取しようと
する場合はフェノールに対して平均約2個のtert−
ブチル基を導入するとアルキル化物中の2,6−ジ−t
crt−ブチルフェノールの含有率が高くなるので有利
である。なお、2,4−ジーtert−ブチルフェノー
ルを目的とする場合は平均して2個、4−tert−ブ
チルフェノールを目的とする場合は平均して1個のte
rt−ブチル基音導入すると目的物が収率よく得られる
が、過剰量を導入した後九フェノールを加え【異性化と
同時にトランスアルキル化を行な5と更に高い収率で目
的物を1001のステンレス製耐圧容器にフェノール1
0.9とアルミニウム片0.1J’e入れ、160℃に
加熱した。約10分間の加熱によって、アルミニウム片
は完全にアルミニウムフェノキサイドに変わった。冷却
後、アンモニア0.04.9と混合ブテン26I〔組成
(重量%):イソブテン 49.8%、1−ブテン 2
5.8%、2−ブチ713.5%、ブテン 10.8%
、フロピレン0.1%〕を加え、攪拌しながら110℃
で2時間反応させた。
このとき反応したイソブテンのフェノールに対するモル
比は1.53で、反応生成物の組成(モル%)ハ、フェ
ノール 3.3%、フェニル−tcrt−ブチルエーテ
ル 0.1%、2−tcrt−ブチルフェノール 47
.5%、4− tert−ブチルフェノール 0.4%
、2,6−ジ−tert−ブチルフェノール 29.2
%、2,4−ジーter↑−ブチルフェノール 11.
3%、2,4.6−)リーtert−ブチルフェノール
7.9%、2−5ec−ブチルフェノール 0.16
%、2−5ec−ブチル−6−tert−ブチルフェノ
ール 0,11%であった。
比は1.53で、反応生成物の組成(モル%)ハ、フェ
ノール 3.3%、フェニル−tcrt−ブチルエーテ
ル 0.1%、2−tcrt−ブチルフェノール 47
.5%、4− tert−ブチルフェノール 0.4%
、2,6−ジ−tert−ブチルフェノール 29.2
%、2,4−ジーter↑−ブチルフェノール 11.
3%、2,4.6−)リーtert−ブチルフェノール
7.9%、2−5ec−ブチルフェノール 0.16
%、2−5ec−ブチル−6−tert−ブチルフェノ
ール 0,11%であった。
上記反応生成物にジエチレングリコール0.4IIt加
え、10imHIIで減圧蒸留して触媒を分離した。留
出液にフェノール51と陽イオン交換樹脂(ローム・ア
ンド・ハース社友、商品名アンバーリスト15)4.8
.9を加え、100℃で2時間かきまぜなから反応させ
た。生成物219の組成(モル%)は、フェノール 1
7.6%、2− tert−ブチルフェノール 1.9
%、4− tcrt−ブチルフェノール 74.8%、
2.4−ジーtert−ブチルフェノール 5.6%、
4−5ec−ブチルフェノール 0.1%であった。
え、10imHIIで減圧蒸留して触媒を分離した。留
出液にフェノール51と陽イオン交換樹脂(ローム・ア
ンド・ハース社友、商品名アンバーリスト15)4.8
.9を加え、100℃で2時間かきまぜなから反応させ
た。生成物219の組成(モル%)は、フェノール 1
7.6%、2− tert−ブチルフェノール 1.9
%、4− tcrt−ブチルフェノール 74.8%、
2.4−ジーtert−ブチルフェノール 5.6%、
4−5ec−ブチルフェノール 0.1%であった。
比較例1
100 mlのステンレス型耐圧容器にフェノール10
Iとアルミニウム片0.IJl−入れ、160℃に加熱
した。約10分間の加熱によって、アルミニウム片は完
全にアルミニウムフェノキサイドに変わった。冷却後、
実施例1の混合ブテン26.9’に加え、攪拌しながら
110℃で3時間反石させた。
Iとアルミニウム片0.IJl−入れ、160℃に加熱
した。約10分間の加熱によって、アルミニウム片は完
全にアルミニウムフェノキサイドに変わった。冷却後、
実施例1の混合ブテン26.9’に加え、攪拌しながら
110℃で3時間反石させた。
このとき反応したイソブテンのフェノールに対するモル
比は1,1で、反応生成物の組成(モル%)ハ、フェノ
ール 12.8%、フェニル−tert−ブチルエーテ
ル 5.5%、2− tert −ブチルフェノール
58.8%、4− tert−ブチルフェノール 0.
2%、2,6−ジ−tert−ブチルフェノール 20
.8%、2,4−ジーtert−ブチルフェノール 0
.9%、2,4.6− ) II −tert−ブチル
フェノール 0.6%、2−5ee−ブチルフェノール
0.26%、2−5ec−ブチル−6−tert−ブ
チルフェノール 0.14%であった。
比は1,1で、反応生成物の組成(モル%)ハ、フェノ
ール 12.8%、フェニル−tert−ブチルエーテ
ル 5.5%、2− tert −ブチルフェノール
58.8%、4− tert−ブチルフェノール 0.
2%、2,6−ジ−tert−ブチルフェノール 20
.8%、2,4−ジーtert−ブチルフェノール 0
.9%、2,4.6− ) II −tert−ブチル
フェノール 0.6%、2−5ee−ブチルフェノール
0.26%、2−5ec−ブチル−6−tert−ブ
チルフェノール 0.14%であった。
上記生成物にジエチレングリコール0.4.9’&加え
、10naHIIで減圧蒸留して触媒を分離した。留出
液にフェノール1gと実施例1の陽イオン交換樹脂4.
81を加え、100℃で2時間かきまぜながら反応させ
た。生成物14.5Fの組成(モル%)は、フェノール
17.9%、2−tert−ブチルフェノール 1.
7%、4− tert−プチルフェノール 74.8%
、2,4−ジーtert −ブチルフェノール 5.5
%、4−5ee−ブチルフェノール 0.3%であった
。
、10naHIIで減圧蒸留して触媒を分離した。留出
液にフェノール1gと実施例1の陽イオン交換樹脂4.
81を加え、100℃で2時間かきまぜながら反応させ
た。生成物14.5Fの組成(モル%)は、フェノール
17.9%、2−tert−ブチルフェノール 1.
7%、4− tert−プチルフェノール 74.8%
、2,4−ジーtert −ブチルフェノール 5.5
%、4−5ee−ブチルフェノール 0.3%であった
。
混合ブテンとフェノールとの反応に窒素含有塩基を用い
ない比較例1は、反応時間か実施例1より長いにもかか
わらず反応したイソブテンの7エノールに対するモル比
が小さく(反応の進行が遅い)、かつ5ec−ブチル化
物の生成量が多いこと、目的とし7:4 tert−
ブチルフェノールの収量が少ないことがわかる。
ない比較例1は、反応時間か実施例1より長いにもかか
わらず反応したイソブテンの7エノールに対するモル比
が小さく(反応の進行が遅い)、かつ5ec−ブチル化
物の生成量が多いこと、目的とし7:4 tert−
ブチルフェノールの収量が少ないことがわかる。
実施例2
100 mlのステンレス製耐圧容器にフェノール20
.9とアルミニウム片0.21を入れ、160℃に加熱
してアルミニウムフェノキサイドとフェノールの混合物
を調製した。冷却後ピリジン0.3J’と実施例1の混
合ブテン26N’に加え、125℃で20分間かきまぜ
ながら反応させた。
.9とアルミニウム片0.21を入れ、160℃に加熱
してアルミニウムフェノキサイドとフェノールの混合物
を調製した。冷却後ピリジン0.3J’と実施例1の混
合ブテン26N’に加え、125℃で20分間かきまぜ
ながら反応させた。
未反応の混合ブテンを放出した後、新たに混合ブテン2
6gを入れ再び125℃で20分間反応させた。この操
作を更[2回繰返し、合計80分間反応させた。
6gを入れ再び125℃で20分間反応させた。この操
作を更[2回繰返し、合計80分間反応させた。
このとき反応したイソブテノのフェノールに対するモル
比は2.0で、反応生成物の組成(モル%)は、フェノ
ール 1.1%、2−tert−ブチルフェノール 1
7.6%、4 tcrt−ブチルフェノール 0.5
%、2,6−ジ−tert−ブチルフェノール 54.
6%、2.4−ジーtert−ブチルフェノール 5.
5%、2,4.6−)リ−tert −ブチルフェノー
ル 20.5%、2−5ec−ブチルフェノール 0.
05%、2−5ec−ブチル−6−terf−ブチルフ
ェノール 0.12%であったO 上記反応生成物にジエチレングリコール0.81を加え
、10+m)ilIで減圧蒸留した後、留出液に実施例
1の陽イオン交換樹脂10.9を加え、100℃で2時
間かきまぜながら反応させた。
比は2.0で、反応生成物の組成(モル%)は、フェノ
ール 1.1%、2−tert−ブチルフェノール 1
7.6%、4 tcrt−ブチルフェノール 0.5
%、2,6−ジ−tert−ブチルフェノール 54.
6%、2.4−ジーtert−ブチルフェノール 5.
5%、2,4.6−)リ−tert −ブチルフェノー
ル 20.5%、2−5ec−ブチルフェノール 0.
05%、2−5ec−ブチル−6−terf−ブチルフ
ェノール 0.12%であったO 上記反応生成物にジエチレングリコール0.81を加え
、10+m)ilIで減圧蒸留した後、留出液に実施例
1の陽イオン交換樹脂10.9を加え、100℃で2時
間かきまぜながら反応させた。
生成物の組成(モル%)は、フェノール0.5%、2−
terf−ブチルフェノール0.6%、4− ter
t−プチルフェノール 16.3%、2,6−ジーt
ert−ブチルフェノール 0.3%、2,4−ジーt
ert −ブチルフェノール 75.0%、2,4.6
−トリーtert−ブチルフェノール 7.2%、2−
sec −ブチル−4−tert−ブチルフェノール
0.1%であった。
terf−ブチルフェノール0.6%、4− ter
t−プチルフェノール 16.3%、2,6−ジーt
ert−ブチルフェノール 0.3%、2,4−ジーt
ert −ブチルフェノール 75.0%、2,4.6
−トリーtert−ブチルフェノール 7.2%、2−
sec −ブチル−4−tert−ブチルフェノール
0.1%であった。
実施例3
100mAlのステンレス製耐圧容器にフェノール2O
Nとアルミニウム片0.2 # ’に入れ、160℃に
加熱してアルミニウムフェノキサイドと7エノールの混
合物を調製した。冷却後トリーn−ブチルアミン0.1
4.9と実施例1の混合ブチ726.9を加え、125
℃で40分間かきまぜなから反応させた。未反応の混合
ブテンを放出した後、新たに混合ブテン26.9’a’
入れ再び125℃で40分間反応させた。この操作を更
に2回繰返し合計160分間反応させたのち反応温度5
0℃で更に120分間反応させた。
Nとアルミニウム片0.2 # ’に入れ、160℃に
加熱してアルミニウムフェノキサイドと7エノールの混
合物を調製した。冷却後トリーn−ブチルアミン0.1
4.9と実施例1の混合ブチ726.9を加え、125
℃で40分間かきまぜなから反応させた。未反応の混合
ブテンを放出した後、新たに混合ブテン26.9’a’
入れ再び125℃で40分間反応させた。この操作を更
に2回繰返し合計160分間反応させたのち反応温度5
0℃で更に120分間反応させた。
反応生成物の組成(屯ル%)は、フェノール0.2%、
フェニル−ferl−ブチルエーテル0.4%、2−
tert−ブチルフェノール 5.1%、2.6−ジ−
tcrt−ブチルフェノール 83.9%、2.4−ジ
ーtcrt−ブチルフェノール 0.6%、2、4.6
− トリーtert−ブチルフェノール 9.4%、2
−5ec−ブチル−6−重ert−ブチルフェノール
0.33%であった。
フェニル−ferl−ブチルエーテル0.4%、2−
tert−ブチルフェノール 5.1%、2.6−ジ−
tcrt−ブチルフェノール 83.9%、2.4−ジ
ーtcrt−ブチルフェノール 0.6%、2、4.6
− トリーtert−ブチルフェノール 9.4%、2
−5ec−ブチル−6−重ert−ブチルフェノール
0.33%であった。
上記の反応生成物にジエチレングリコール0.8Iを加
え、10mH&で減圧蒸留して触媒を分離した。留出液
に少量の2,6−ジーtert −ブチルフェノールの
結晶’41M晶として加え、15℃で24時間静置した
ところ、多量の2,6−ジ−tcrt−ブチルフェノー
ル結晶が析出した。
え、10mH&で減圧蒸留して触媒を分離した。留出液
に少量の2,6−ジーtert −ブチルフェノールの
結晶’41M晶として加え、15℃で24時間静置した
ところ、多量の2,6−ジ−tcrt−ブチルフェノー
ル結晶が析出した。
結晶をP別したところ、結晶とF液との比率(重量)は
46:54であり、結晶中の2.6−ジ−tert−ブ
チルフェノール含有量は99.0%であった。また、F
液の組成(モル%)はフェノール 0.4%、フェニル
−tcrt−ブチルエーテル 0.7%、2−重ert
−ブチルフェノール9.5%、2,6−ジ−tert−
ブチルフェノール73.1%、2,4−ジーtert−
ブチルフェノール1.1%、2.4.6− )リーtc
rt−ブチルフェノール 14.6%、2−5ec−ブ
チル−6−ferl−ブチルフェノール 0.6%であ
った。
46:54であり、結晶中の2.6−ジ−tert−ブ
チルフェノール含有量は99.0%であった。また、F
液の組成(モル%)はフェノール 0.4%、フェニル
−tcrt−ブチルエーテル 0.7%、2−重ert
−ブチルフェノール9.5%、2,6−ジ−tert−
ブチルフェノール73.1%、2,4−ジーtert−
ブチルフェノール1.1%、2.4.6− )リーtc
rt−ブチルフェノール 14.6%、2−5ec−ブ
チル−6−ferl−ブチルフェノール 0.6%であ
った。
上記F液に活性白土2gを加え、150℃で4時間かき
まぜながら反応させに0生成物の組成(モル%)は、フ
ェノール 1.6%、2−′。
まぜながら反応させに0生成物の組成(モル%)は、フ
ェノール 1.6%、2−′。
ferl−プチルフェノール0.4%、4−電ert
−ブチルフェノール 11.0%、2,6−ジーter
t −ブチルフェノール 0.1%、2,4−ジー重e
rt −ブチルフェノール 76.5%、2.4.6−
)リーtert−ブチルフェノール 9.6%、全5
ec−ブチルフェノール 0.8%であった。
−ブチルフェノール 11.0%、2,6−ジーter
t −ブチルフェノール 0.1%、2,4−ジー重e
rt −ブチルフェノール 76.5%、2.4.6−
)リーtert−ブチルフェノール 9.6%、全5
ec−ブチルフェノール 0.8%であった。
(発明の効果)
本発明方法によれば、フェノールと混合ブテンとの反応
を速やかに行なわすことが可能であり、tcrt−ブチ
ル基が複数個導入されたフェノール誘導体を合成するこ
とが容易である。多量のn−ブテンを含む混合ブテンを
原料に用いても5ec−ブチル化物の副生が少なく、そ
のため高純度の4− tert−ブチルフェノール、2
.4−ジーtert−ブチルフェノールならびに2.6
−ジtert−ブチルフェノールの取得が容易となる。
を速やかに行なわすことが可能であり、tcrt−ブチ
ル基が複数個導入されたフェノール誘導体を合成するこ
とが容易である。多量のn−ブテンを含む混合ブテンを
原料に用いても5ec−ブチル化物の副生が少なく、そ
のため高純度の4− tert−ブチルフェノール、2
.4−ジーtert−ブチルフェノールならびに2.6
−ジtert−ブチルフェノールの取得が容易となる。
Claims (4)
- (1)アルミニウムフェノキサイドおよび窒素含有塩基
よりなる触媒の存在下に、n−ブテン類を含むイソブテ
ンとフェノールとを30〜200℃において反応させ、
得られた生成物から触媒を除去した後、陽イオン交換樹
脂、シリカアルミナ、活性白土、硫酸、アリールスルホ
ン酸およびふつ化ほう素よりなる群から選ばれた少なく
とも1種の触媒の存在下、60〜250℃において異性
化および/またはトランスアルキル化させることを特徴
とする一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、R_1はHまたはtert−ブチル基、R_2
はtert−ブチル基である)で表わされるtert−
ブチルフェノール類の製造方法。 - (2)該窒素含有塩基がアンモニア、脂肪族アミンおよ
び複素環式アミンよりなる群から選ばれる特許請求範囲
第1項に記載の方法。 - (3)アルミニウムフェノキサイドおよび窒素含有塩基
よりなる触媒の存在下に、n−ブテン類を含むイソブテ
ンとフェノールとを30〜200℃において反応させ、
得られた生成物から触媒を除去し、次いで生成物中の2
,6−ジ−tert−ブチルフェノールの一部もしくは
大部分を蒸留または晶析により分取し、分取した残りの
生成物について陽イオン交換樹脂、シリカアルミナ、活
性白土、硫酸、アリールスルホン酸およびふつ化ほう素
よりなる群から選ばれた少なくとも1種の触媒の存在下
、60〜250℃において異性化および/またはトラン
スアルキル化させることを特徴とする2,6−ジ−te
rt−ブチルフェノールおよび一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、R_1はHまたはtert−ブチル基、R_2
はtert−ブチル基である)で表わされるtert−
ブチルフェノール類の製造方法。 - (4)該窒素含有塩基がアンモニア、脂肪族アミンおよ
び複素環式アミンよりなる群から選ばれる特許請求の範
囲第3項に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60041526A JPS61200934A (ja) | 1985-03-02 | 1985-03-02 | tert―ブチルフエノール類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60041526A JPS61200934A (ja) | 1985-03-02 | 1985-03-02 | tert―ブチルフエノール類の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61200934A true JPS61200934A (ja) | 1986-09-05 |
JPH0237898B2 JPH0237898B2 (ja) | 1990-08-28 |
Family
ID=12610840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60041526A Granted JPS61200934A (ja) | 1985-03-02 | 1985-03-02 | tert―ブチルフエノール類の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61200934A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63159334A (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-02 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 2,4−ジ−t−ブチルフエノ−ルの製造方法 |
JPS63159333A (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-02 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 2,4−ジ−t−ブチルフエノ−ルの製造方法 |
JPS63165337A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-08 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 2,4―ジ―t―ブチルフェノールの製造方法 |
US4812596A (en) * | 1987-03-31 | 1989-03-14 | Pennwalt Corporation | Process for the conversion of t-alkylphenol waste distillation bottoms to para-t-alkylphenol |
US4870216A (en) * | 1988-06-24 | 1989-09-26 | Ethyl Corporation | Phenol alkylation process |
US7692047B2 (en) | 2006-09-26 | 2010-04-06 | Secretary, Department Of Science & Technology | Process for the alkylation of phenols |
JP2013512925A (ja) * | 2009-12-04 | 2013-04-18 | エスアイ・グループ・インコーポレイテッド | C4ラフィネートストリームからt−ブチルフェノールを生産する方法 |
JP2018526425A (ja) * | 2015-09-11 | 2018-09-13 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | フェノールをアルキル化する方法 |
-
1985
- 1985-03-02 JP JP60041526A patent/JPS61200934A/ja active Granted
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63159334A (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-02 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 2,4−ジ−t−ブチルフエノ−ルの製造方法 |
JPS63159333A (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-02 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 2,4−ジ−t−ブチルフエノ−ルの製造方法 |
JPS63165337A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-08 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 2,4―ジ―t―ブチルフェノールの製造方法 |
US4812596A (en) * | 1987-03-31 | 1989-03-14 | Pennwalt Corporation | Process for the conversion of t-alkylphenol waste distillation bottoms to para-t-alkylphenol |
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US7692047B2 (en) | 2006-09-26 | 2010-04-06 | Secretary, Department Of Science & Technology | Process for the alkylation of phenols |
JP2013512925A (ja) * | 2009-12-04 | 2013-04-18 | エスアイ・グループ・インコーポレイテッド | C4ラフィネートストリームからt−ブチルフェノールを生産する方法 |
JP2015221838A (ja) * | 2009-12-04 | 2015-12-10 | エスアイ・グループ・インコーポレイテッドSi Group, Inc. | C4ラフィネートストリームからt−ブチルフェノールを生産する方法 |
RU2606130C2 (ru) * | 2009-12-04 | 2017-01-10 | ЭсАй ГРУП, ИНК. | Способ получения трет-бутилфенола из потока с4-рафината |
JP2018526425A (ja) * | 2015-09-11 | 2018-09-13 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | フェノールをアルキル化する方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0237898B2 (ja) | 1990-08-28 |
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