JPS61199565A - 低圧鋳造装置のスト−ク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 主業上皇五里立■ 本発明は低圧鋳造装置のストークに関するものであり、
更に詳しくはストークの本体に交換可能な断熱性成形体
を接合′し付着物の除去Ｉａ能を向上せしめた低圧鋳造
装置用のストークに関するものである。

従来坐１皿 低圧鋳造装置は、例えば特開昭５８−６５５６２号公報
に記載されているように、保温炉、例えば黒鉛るつぼ内
に貯溜されている金属溶湯を、ストークおよびサブライ
ザを通して金型の内部に注入するように構成されている
。このような低圧鋳造装置に於いて、ストーク（１）の
内面には第２図に示すように断熱層（２）が設けられて
いる。断熱層（２）は、ストーク（１）ｄ内壁面に高温
に加熱され溶融状態にある金属の溶湯が直接接触してス
トーク（１）の脆化を早めるのを防止するため、水溶性
断熱材の塗布や断熱体の圧入等の半永久的な固着手段に
よってストーク（１）の内壁面要部に固着されている。

一方、ストーク（１）の内壁面には、使用時間の経過と
共にノロや金属酸化物の被膜（３）が付着するので、定
期保全作業を実施する際にニューマチックハンマー等の
適当な破砕装置によって前記付着物を破砕し系外に取出
している。

（”し　５ 上記の如き低圧鋳造装置に於いて、ス畦−り（１）牛断
熱層（２）の内壁面に付着して硬化したノロや金属酸化
物の被膜を除去しようとするとき、ストーク（１）内の
破砕装置操作スペースが限られているため、破砕装置の
起動によってストーク（１）自体が損壊されてしまう場
合が少なくなく、低圧鋳造装置の耐用期間の延長や設備
投資費の節減に大きな制約が認められている。

本発明の主要な目的は、在来の低圧鋳造装置、特にスト
ークに認められた上記の如き問題点を解消し得る構造の
簡易性と着脱操作の容易性に優れた低圧鋳造装置のスト
ックを提供することにある。

２の 斯かる目的に鑑みて本発明は、中空筒状をなすストーク
本体と、該ストーク本体の上端部内壁面に嵌装支持され
た中空の断熱性成形体とからなり、該断熱性成形体はそ
の上端部に嵌装された中空円環状蓋体を介してストーク
本体に対し着脱自在に係止されてなる低圧鋳造装置のス
トークを要旨とするものである。

立里 断熱性成形体は、蓋体の締付はネジを弛めることによっ
てストーク本体の上端開口部から抜き出すことができる
。従って、低圧鋳造装置の外部の広い操作スペースに於
いてノロや金属酸化物の被膜の除去作業を実施すること
ができる。

１１週 第１図は本発明に係るストークの縦断面図である。低圧
鋳造装置のストーク（ｌＯ）は、図示する如く、中空円
筒状をなす鋳鉄製のストーク本体（１１）と、該ストー
ク本体の上端部内壁面に緩やかな嵌め込みや一時的な接
着等の適当な固着手段を介して着膜自在に嵌装支持され
たセラミック系断熱材料製の中空円筒状成形体（１２）
とからなり、該断熱性中空成形体は、その上端縁に嵌装
された中空円環状蓋体（１３）を介して締付はボルト（
１４）によってストーク本体（１１）に対して着胸自在
に係止されている。

本実施例に於いては、ストーク本体（１１）と円筒状成
形体（１２）とは金属の溶湯に保温炉から金型への円滑
な流れを保障するため、略同−の内径に成形されており
、円筒状成形体（１２）の胴部（１５）は、ストーク本
体（１１）の内壁面に形成された段部（１６）によって
その下端部を係止されている０円筒状成形体（１２）は
セラミック系断熱材料から製作されており、ストーク本
体（１１）の上端部に形成されたフランジ（１７）に前
記中空円環状蓋体（１３）をネジ化めすることによって
ストーク本体（１１）と一体構造に接合されている。

このような構造を有するストーク（１０）は、常法に従
って保温炉、ならびに鋳造用金型（何れも図示省略）に
接続され低圧鋳造装置を構成する。

ストーク（１０）の内壁面に付着して硬化したノロや金
属酸化物の被膜を除去するには、締付はポル）　（１４
）を弛めて円環状蓋体（１３）を取外し、前記中空円筒
状成形体（１２）をストーク本体（１１）から引出し、
ニエーマチックハンマー等の適当な破砕装置によって除
去作業を実行する。除去作業を終了した中空円筒状成形
体（１２）は、そのまま、あるいは前置って用意されて
いる予備品と交換し、前記と逆の組立要領に従ってスト
ーク本体（１１）の内部に嵌装固着する。

ｌユ坐簸来゛ 以上の説明から理解し得る如く、本発明に係る低圧鋳造
装置のストークを使用することによって、ストークを損
壊することなくその内壁面に付着したノロや金属酸化物
の被膜を取除くことができる。

本発明に係るストークはまた、ストーク本体から取外し
、予備ストークと簡単に、交換することができるから、
所定の使用期間が経過したとき、あるいは何等かの理由
によって破損したときにも短時間で鋳造作業を再開する
ことが可能である。従って本発明は鋳造品の品質向上の
みならず、低圧鋳造工程の生産性向上に対しても、在来
のストークを大幅に上進る効果を達成することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る低圧鋳造装置のストークの縦断面
図であり、第２図は従来のストークにノロや金泥酸化物
の被膜が付着した状態を示す説明図である。 （１０）・−・ストーク、（１１）−・ストーク本体、
（１２）・−・・断熱性成形体、（１３）・−・中空円
環状蓋体。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）中空筒状をなすストーク本体と、該ストーク本体
   の上端部内壁面に嵌装支持された中空の断熱性成形体と
   からなり、該断熱性成形体は、その上端縁に嵌装された
   中空円環状蓋体を介してストーク本体に対し着脱自在に
   係止されていることを特徴とする低圧鋳造装置のストー
   ク。