JPS61197843A - 差動歯車装置 - Google Patents

差動歯車装置

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JPS61197843A
JPS61197843A JP3442485A JP3442485A JPS61197843A JP S61197843 A JPS61197843 A JP S61197843A JP 3442485 A JP3442485 A JP 3442485A JP 3442485 A JP3442485 A JP 3442485A JP S61197843 A JPS61197843 A JP S61197843A
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JP
Japan
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differential
piston
gear
fluid
cam
Prior art date
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Pending
Application number
JP3442485A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Akiyama
秋山 克美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Publication date
Application filed by Tochigi Fuji Sangyo KK filed Critical Tochigi Fuji Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、自動車用等の差動歯車装置に関する。
(ロ)技術的背景及び問題点 自動車用の差動歯車装置には、エンジン側の推進軸の回
転トルクを車軸に伝達するとともに、走行時におけるカ
ーブや凹凸路面での左右車軸の差動を自動的に吸収し、
かつ、一方の車輪が空転したときには、この空転した方
の車輪側から他方の車輪側へトルクを伝達するようにし
たものがある。
従来のこの種の差動歯車装置としては、例えば第6図に
示すようなものである(新編自動車工学便覧筒5&IP
1−32社団法人自#J車技術会 昭和57年11月2
6日発行)。すなわち、駆動側である図外のドライブシ
ャフト側に連動連結されたリングギヤ101は、デフ7
レンシヤルケース103にボルト105によって取付け
られることで、リングギヤ101とデファレンシャルケ
ース103とは一体となって回転する。
一方、デファレンシャルケース103には、一対のプレ
ッシャーリング107が結合され、デフ7レンシヤルケ
ース103に対し、その回転方向には固定で、軸方向に
は移動可能に係合されている。このプレッシャーリング
107には、ピニオンシャフト109がV溝110aと
Vカム110bで接触している。前記ピニオンシャフト
109には、一対のピニオンギヤ111が回転自在に取
付けられている。このビニオンギV111には、一対の
出力歯車としてのサイドギヤ113が回転自在に噛合っ
ている。そして、サイドギヤ113は、スプライン接続
等により図外の車軸に連動連結されている。
また、プレッシャーリング107とデファレンシャルケ
ース103の間には、フリクションディスク115およ
びフリクションプレート117を互いに組合せてなる多
板クラッチ119が組込まれている。フリクションディ
スク115はサイドギヤ113に、また、フリクション
プレート117はデファレンシャルケース103にそれ
ぞれスプライン結合されている。
そして、駆動側である図外のドライブシャフトの回転に
よって、リングギヤ101およびデファレンシャルケー
ス103が一体となって回転する。
このデフ7レンシヤルケース103の回転によって、プ
レッシャーリング107.ピニオンシャフト109.ピ
ニオンギヤ111およびサイドギヤ113等もデフ7レ
ンシヤルケース103と一体となって回転するため、サ
イドギヤ113に連動連結された図外の車軸および車輪
も回転する。
ここで、一方の車軸側の車輪がスリップするとスリップ
した側の車軸に連結されたサイドギヤ113がデファレ
ンシャルケース103に対し相対回転し始める。このサ
イドギヤ113の回転により、■溝110aと■カム1
10bとが作用してプレッシャーリング107が軸方向
へ移動される。
この移動によって一方の多板クラッチ119のすべりF
J擦によるブレーキ作用によりデファレンシャルケース
103にトルクを伝達する。この伝達されたトルクはデ
フ7レンシヤルケース103から他側の多板クラッチ1
19を介してサイドギヤ113および図外の車軸と車輪
に伝達される。
このようにして、スリップ回転する車輪側から他方の車
輪側の方へトルクが伝達され、悪路からの容易な脱出を
行、うことができる。
しかしながら、このような従来の差動歯車装置にあって
は、デフ7レンシヤルケース103とサイドギヤ113
との間に配設した多板クラッチ119の摩擦抵抗により
差動制限を行なう構成となっていたため、差動制限力の
増強には限界があると共に、多板クラッチ119に起こ
るスティックスリップ現象で運転者に不安を与えるよう
な異音を発生し易く、定常旋回走行時には差動の抵抗に
なり易いとイう問題点があった。
(ハ)発明の目的 この発明は、このような従来の問題点に鑑みなされたも
ので、差動制限力の増強を図ることができると共に異音
を発生しにくい差動歯車装置の提供を目的としている。
(ニ)発明の構成 上記目的を達成するために、この発明は、回転駆動され
るデファレンシャルケースと、前記デフ7レンシヤルケ
ース内にピニオンシャフトを介して回転自在に支持され
たピニオンギヤと、前記ピニオンギヤに噛合する一対の
サイドギヤとを有する差動歯車装置において、前記デフ
ァレンシャルケース側に支持され押圧力によってオリフ
ィスを通る流体圧に抗して移動し押圧力解除によって復
帰するピストンを有する流体作動装置と、前記サイドギ
ヤ側に形成されて前記ピストンに当接し両すイドギャの
差動回転時にピストンの押圧と押圧解除とを繰り返すカ
ムとを備える構成とした。
(ホ)実施例 以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例による差動制限歯車装置の
断面図、第2図は第1図のII−I線矢視断面図、第3
図は第2図のI−I[[線矢視断面図、第4図は流体作
動装置の拡大断面図である。
まず構成を説明すると、駆動側である図外のドライブシ
ャフト側に連動連結されて回転駆動されるデファレンシ
ャルケース1には、スペーサ3がスプラインに結合され
ている。このスペーサ3にはピニオンシャフト5の両端
が固定されている。
前記ピニオンシャフト5には、一対のビニオンギヤ7が
回転自在に取付けられている。このごニオンギャ7には
、一対の出力歯車としてのサイドギヤ9が回転自在に噛
合っている。そして、サイドギヤ9は、スプライン接続
等により図外の車輪を支持する車軸に連動連結されてい
る。
前記サイドギヤ9のボス部には短径部11aと長径部1
1bとを有する楕円形状のカム11が一体的に設けられ
ている。
また、前記スペーナ3とデファレンシャルケース1の間
には、流体作動装置13を有する環状部材15が取付け
られている。前記流体作動装置13は、第2図に示すよ
うにカム11の短径部11aと長径部11bとにそれぞ
れ対応する略90゛振り分()のプランジャ装置17を
有している。この各組のプランジャ装置17は流路19
により流体貯留室21に連通されている。
前記プランジャ装置17は、第4図に示すように環状部
材15をラジアル方向に穿設して形成したシリンダ23
に頭部を球面状に形成したピストン25を摺動自在に嵌
合して、該ピストン25とシリンダ23との間に流体室
27を形成している。
前記シリンダ23には、ピストン25の外側に中間仕切
部29を設けるととにも、外端部に止め蓋31を固着し
、中間仕切部29と止め蓋31との間に流体室33を形
成している。前記中間仕切部29には、流体室27と流
体室33とを連通ずる連通路35が設けられ、この連通
路35はバルブ37によってETA可能となっている。
前記バルブ37には、オリフィス39が形成され、この
オリフィス39によって流体室27と流体室33を連通
している。前記オリフィス39は、流体室27からの流
体流出を規制するように構成されている。
前記ピストン25と中間仕切部29との間およびピスト
ン25とバルブ37との間には、それぞれピストン25
をカム11側へ向けて付勢するスプリング41.43が
付設されている。
前記流体貯留室21は、環状部材15にラジアル方向に
穿設した目くら孔45にダイヤフラム47を嵌合し、そ
の外側に止め諮49を嵌着して形成されている。
つぎに作用を説明する。
駆動側である図外のドライブシャフトの回転によって、
デフ7レンシヤルケース1が回転する。
このデファレンシャルケース1の回転によってスペーサ
31.ピニオンシャフト5.ピニオンギヤ7゜サイドギ
丸79および環状部材15等もデファレンシャルケース
1と一体となって回転するため、サイドギヤ9に連動連
結された図外の車軸および車輪も回転する。
ここで、一方の串軸側の車輪がスリップして高速回転す
ると、スリップした側の車軸に連結された両サイドギヤ
9がデフ7レンシヤルケース1に対し相対回転し始める
。このサイドギヤ9の回転により、デフ7レンシヤルケ
ース1と一体となって回転する環状部材15がサイドギ
ヤ9に対し相対回転する。環状部材15とサイドギヤ9
の相対回転によってプランジャ17のピストン25がサ
イドギヤ9と一体となって回転するカム11により往復
摺動され、押圧と抑圧解除とが繰り返される。このとき
、90°振り分けの1組のプランジャ装置’117の内
、一方のプランジャ装置17のピストン25がカム11
の短径部11a位置で伸び側となり、他方のプランジャ
装置17のピストン25はカム11の長径部11b位置
で縮み側となる。プランジャ装置17のピストン25が
スプリング41.43の付勢力で伸びるときには、バル
ブ37が封入されたシリコンオイル等の流体の圧力によ
って連通路35を開き、流体室33内の流体が流体室2
7へ円滑に流入し粘性抵抗はほとんど生じない。プラン
ジャ装置77のピストン25がカム11の長径部11b
でシリンダ23内に押し込まれるとぎは、バルブ37が
連通路35を閉じ、流体室27内の流体はオリフィス3
9から流体室33に流入する。流体がオリフィス39を
通過するときに、オリフィスの作用によって流通抵抗が
生じ、この流通抵抗によりピストン25がカム11の回
転を規制し、デファレンシャルケース1にトルクを伝達
する。この伝達されたトルクは、デファレンシャルケー
ス1から他側の流体作動装置13を介してサイドギヤ9
および図外の車軸と車輪に伝達され、悪路からの脱出が
容易に行なわれる。
前記流体作動装置13の内部抵抗は、第5図に示すよう
に、相対速度差すなわち差動回転数が大きくなると、急
激に拡大するため、通常の自動車の旋回走行時に生じる
比較的小さい相対回転の状態では差動を制限する力は弱
く、抵抗になりにくいが、一方の車輪がスリップしたよ
うな場合には、強力に差動を制限する。
なお、この発明は上記実施例に限定されない。
例えば、流体作動装置13は一方のサイドギヤ9にのみ
設けることもできる。カム11を軸方向へ向りて形成し
、プランジャ装置17を軸方向へ移動するように配置す
ることもできる。
(へ)発明の効果 以上の説明より明らかなように、この発明の構成によれ
ば、差動に応じてカムがプランジャ装置のピストンを押
圧し、また、押圧を解除する。したがって通常旋回走行
時にはあまり抵抗にならず、円滑なコーナリングが行な
えるが、この作用が早まるとAリフイスの作用によって
抵抗が急激に増加し、一方の車輪が空転するような場合
には差動制限力が強力となり悪路での走行ら容易となる
また、クラッチ板で作動i+J限を行なうものでないた
め、クラッチ板の滑りに起因する異音の発生を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る差動歯車装置の断面
図、第2図は第1図の■−■線矢視断面図、第3図は第
2図の■−■線矢視断面図、第4図は流体作動装置の拡
大断面図、第5図は流体作動装置の内部抵抗と差動回転
数との関連を示す関連図、第6図は従来例による差#h
歯車装置の断面図である。 (図面の主要な部分を表わす符号の説明)1・・・デフ
ァレンシャルケース 5・・・ピニオンシャフト 7・・・ピニオンギヤ   9・・・サイドギヤ11・
・・カム      17・・・プランジャ装置第3図 第4図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転駆動されるデファレンシャルケースと、前記デファ
    レンシャルケース内にピニオンシャフトを介して回転自
    在に支持されたピニオンギヤと、前記ピニオンギヤに噛
    合する一対のサイドギヤとを有する差動歯車装置におい
    て、前記デファレンシャルケース側に支持され押圧力に
    よつてオリフィスを通る流体圧に抗して移動し押圧力解
    除によつて復帰するピストンを有する流体作動装置と、
    前記サイドギヤ側に形成されて前記ピストンに当接し両
    サイドギヤの差動回転時にピストンの押圧と押圧解除と
    を繰り返すカムとを備えたことを特徴とする差動歯車装
    置。
JP3442485A 1985-02-25 1985-02-25 差動歯車装置 Pending JPS61197843A (ja)

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JP3442485A JPS61197843A (ja) 1985-02-25 1985-02-25 差動歯車装置

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JP3442485A JPS61197843A (ja) 1985-02-25 1985-02-25 差動歯車装置

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JPS61197843A true JPS61197843A (ja) 1986-09-02

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ID=12413825

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JP3442485A Pending JPS61197843A (ja) 1985-02-25 1985-02-25 差動歯車装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0187350U (ja) * 1987-12-03 1989-06-09
JPH02197426A (ja) * 1989-01-27 1990-08-06 Nissan Motor Co Ltd 回転差感応型差動制限装置
US6357571B1 (en) * 2000-03-01 2002-03-19 Meritor Heavy Vehicle Systems, Llc Hydraulic device to limit slip

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