JPS61197761A - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

内燃機関用点火装置

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JPS61197761A
JPS61197761A JP3761985A JP3761985A JPS61197761A JP S61197761 A JPS61197761 A JP S61197761A JP 3761985 A JP3761985 A JP 3761985A JP 3761985 A JP3761985 A JP 3761985A JP S61197761 A JPS61197761 A JP S61197761A
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Atsufumi Kinoshita
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明ハ、スロットルバルブの開度に応じて点火時期を
制御する内燃機関用点火装置に関するものである。
[発明の概要] 内燃機関のスロットルバルブの開度が予め定められた設
定範囲のいずれにあるかによって*gQの点火特性を異
ならせるように制御する内燃機関用点火装置において、 バルブ開度が減少する際の応゛答を遅らせることにより
、 点火時期の好ましくない変動を防止したものである。
[従来の技術] 一般に内燃機関においては、回転数(r l)m)に応
じて点火時期を適切に制御することにより燃料の節約を
図り、出力を向上させることができるが、スロットルバ
ルブの開度に応じて点火時期を制御すると機関の出力を
更に向上させるこ、とができる。例えば機関の中高速領
域において回転数を一定とした場合、混合ガスの8i量
が多い(スロットルバルブの開度が大きい)場合はど点
火時期を遅らせ、混合ガスの流量が少ない(スロットル
バルブの開度が小さい)場合はど点火時期を進ませるよ
うにスロットルバルブの開度に応じて点火時期をl1l
IIIlすることにより出力の向上を図ることができる
スロットルバルブのrlar!Iに応じて点火時期を制
御する方法として、パルプ開度の範囲を少なくとも2つ
設定して、バルブ開度がいずれの設定範囲にあるかによ
って機関の点火特性(機関のu転数に対する点火時期の
特性)を異ならせる方法がある。この様な方法により点
火時期を制御する内燃機関用点火装置において、パルプ
開度の設定範囲をA(0〜25%)、B(25〜50%
)、C(50〜75%)、及びD(75〜100%)の
4段階として点火時期を制御する場合には、パルプ開度
が設T範囲A乃至りにある場合にそれぞれ第9図の曲線
8乃至dに示すような点火特性を持つように、点火時期
(点火が行なわれる回転角度)βを変化させている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のように、スロットルバルブの開度に応じて点火r
RJylをlIiIJwする□ようにした従来の内燃機
開用点火装置では、スロットルバルブの開度が設定*v
jJp、乃室りの境界点、25%、 50%、 及ヒフ
5%付近にそれぞれ調整されるように操作された時に点
□火時期が境界点の前後の設定範囲に対する点火時期の
間で”変動し、−関の動作が不、安定になるという問題
があった。すなわち、スロットルバルブを操作するのは
人間の手または足であって、スロットルレバーまたはス
ロットルペダルを所定の位置に正確に固定しておくこと
は困難であるため、例えば、スロットルレバーをパルプ
開度25%の位置に固定しようとしても、実際にはバル
ブの開度が25±Δα%の範囲を行ったり来たりするこ
とになる。そのため、all関の点火時期は設定範囲A
(0〜25%)に対する点火時期と設定範囲B(25〜
50%)に対する点火−期との間を変動す−ことになり
、機関の動作が不安定になる。  □また従来のこの種
の点火装置において機関の中高速領域においてパルプ開
度が低開度から高開度に変化する場合には点火時期が遅
れる為問題がないが、逆に高開度から低開度に変化ザる
場香には一火一期が急激に進むため、機関が焼會り虞れ
があった。
本発明の目的は、上記の問題を解決した内燃機関用点火
装置を提供することにある= [問題点を解決するための手段] 本発明は、その一実施例を示す第1図及び第2図に見ら
れるように、内燃1llllIのスロットルバルブの開
度を検出してスロットルバルブの開度が予め設□定した
開度範囲の境界点に達□し′た□時に変化するバルブ開
度検出信iを出力する□バルブ開度検出器1と、前記バ
ルブ開度検出信号を゛入力としてバルブの開度が低開度
から高開度に変化する際にはパルプ開度検出信号の発生
と同時にバルブの開度範囲を示すn度i!till指示
信号を出力し、バルブの開度が高開度から低開度に変化
する際にはパルプ開度検出信号の発生時点より一定の時
間遅れて開1範囲i示信号を出力する開度範囲指示信号
発生回路2と、開度範囲指示信号を入力として該1tl
rf1範囲指示信号により指示されたバルブの開・度範
囲に応じて内燃機関の点火時期を決定する点火信号を出
力する点火信号発生回路3とにより構成される。
[発明の作用] 上記のように構成すると、スロットルバルブの開度が低
開度から高開度に変化する際には、パルプ開度が設定開
度範囲の境界点を通過した時に点火信号発生回路3に遅
滞無く開度指示信号が与えられる。この時点火信号発生
回路♂は指示されたバルブの開度範囲に応じて所定の位
置で点火信号を発生し、この点火信号が発生した位置で
点火動作を行わせる。これに対してスロットルバルブの
開度が高開度から低開度に変化した際には、バルブの開
度が設定開度範囲の境界点を通過した侵一定の時間が経
過した時に点火信号発生回路に開度範囲指示信号が供給
される。即ち、バルブ開度が高開度から低開度に変化す
る際には、バルブ開度検出器の検出動作に対する点火信
号発生回路の応答に遅れが生じる。ここで、バルブ開度
が高開度から低開度に変化する際にバルブ開度検出器が
開度範囲の各境界点を検出してから開度指示信号が発生
するまでの遅れ時間は、バルブ開度を設定された開度範
囲の境界点付近に固定するようにスロットルバルブを操
作した場合のバルブ開度の変動周期より長くなるように
設定しておく。
上記のように、バルブ開度が高開度から低開度に変化す
る際の応答を遅らせると、バルブ開度を設定開度範囲の
境界点付近に固定するようにスロットルバルブが操作さ
れた時に点火動作が変動するのを防止することができる
。例えば、バルブ開度の設定範囲が前述のA乃至りの4
段階に設定されている場合に、バルブ開度をD−+C−
+Bと調整して開度範囲BとAとの境界点25%付近に
固定しようとした場合、バルブ開度は25±Δα%の範
囲で行ったり来たりするが、この場合上記のように応答
を遅らせると、バルブ開度が25+Δα%の範囲にある
時の点火時期は開度範囲B(25〜50%)の点火時期
となり、バルブ開度が25−Δα%の範囲になった時の
点火時期も開度範囲B(25〜50%)の点火時期のま
まとなる。
このように、上記の構成によれば、バルブ開度が高開度
から低開度に変化するように操作される過程でバルブ開
度を設定開度範囲の境界点付近に固定するようにスロッ
トルバルブが操作された場合に、機関の点火時期が該境
界点より開度が大きい側の開度範囲の点火時期になるた
め、バルブ開度の変動により点火時期が進角したり遅角
したりするのを防止することができ、機関の動作が不安
定になるのを防止することができる。
[実施例] 以下添附図面を参照・して本発明の詳細な説明する。
(a>全体的構成 第1図を参照すると、本発明の点火装置の一実施例の全
体的構成が示してあり、第2図を参照すると、同実施例
における点火信号発生回路の構成が示しである。
第1図は点火回路として、コンデンサ放電式の回路を用
いた内燃機関用点火装置に本発明を適用した実施例を示
したもので、同図において点火回路4は、一端が接地さ
れた1次コイル40a及び2次コイル40bを有する点
火コイル40と、機関の気筒に取付けられて点火コイル
の2次コイル40aに接続された点火プラグ41と、1
次コイル4.Oaの非接地側端子に一端が接続された点
火エネルギー蓄積用コンデンサ42と、1次コイル40
aの両端にカソードを接地側に向けて接続されたダイオ
ード43と、コンデンサ42の他端と接地間にカソード
を接地側に向けて接続されたサイリスタ44と、コンデ
ンサ42の他端にカソードが接続されたダイオード45
と、!ll閏により駆動される磁石発1itll内に配
置されてダイオード45のアノードに一端が接続された
エキサイタコイル46と、エキサイタコイル46の他端
と接地間にアノードを接地側に向けて接続されたダイオ
ニド47と、エキサイタコイル46の一端と接地間にア
ノードを接地側に向けて接続されたダイオード48とか
らなっている。
この点火回路においてエキサイタコイル46は機関の回
転に同期して交流電圧を誘起しており、エキサイタコイ
ル46に図示の矢印方向の電圧が誘起した時にコンデン
サ42が図示の極性に充電される。コンデンサ42が充
電された後機関の点火時期にサイリスタ44のゲートに
点火信号Viが与えられると、該サイリスタ44が導通
し、コンデンサ42の電荷がサイリスタ44と点火コイ
ルの1次コイル40aとを通して放電する。これにより
点火コイルの鉄心中で大きな磁束変化が生じ、2次コイ
ル40bに高電圧が誘起する。この高電圧は点火プラグ
41に印加されるため、該点火プラグで火花が生じ、機
関が点火される。即ち、点火回路4に点火信号Viが与
えられる時期が点火時期となり、この点火信号viを与
える時期を制御することにより点火時期を制御すること
ができる。
なお本発明の点火装置で用いる点火回路は、点火コイル
の1次側に設けた半導体スイッチ(単一のスイッチ素子
からなるものに限らない)に点火信号を与えることによ
り該半導体スイッチを動作させて点火動作を行わせる(
点火コイルの2次コイルに高電圧を!起させる)無接点
式のものであればよく、トランジスタスイッチ等を制御
用の半導体スイッチとして用いて、点火電源コイル(エ
キサイタコイル)または点火コイノ、!/の11次コイ
ルに流しておいた電流を点火時期に遮断することにより
点火動作を行わせるIfPE遮断式の点火装置等を用い
ることもできる。
上記点火回路4のエキサイタコイル46の接地側の端子
とダイオード47のカソードとの接続点に電源回路5の
非接地側入力端子が接続されている。電源5路5は例え
ば整流回路及び平滑回路と電圧調整回路とからなり、エ
キサイタコイル46の出力で(好ましくは点火動作に寄
与しない、図示の矢印と逆方向の半サイクルの電圧で)
電源コンデンサ(図示せず。)を一方の極性に充電する
とともに、該電源コンデンサの端子電圧を一定に制御し
て一定の制御電源電圧Eを出力する。
機関のスロットルバルブの開度を検出するため、バルブ
閤!検出器1が設けられている。パルプ開度検出器1は
バルブが設定された開度範囲の境界点を通過する際に変
化を生じる検出信号を出力するセンサを境界点の数だけ
備えている。本実施例では、4段階のバルブ開度範囲A
(0〜25%)。
B(25〜50%)、C(50〜75%)及びD(75
〜100%)を設定するため1.バルブ開度がそれぞれ
25%、50%及び75%になる3個の境界点Kl 、
 K2及びに3が存在する。従ってこれら第1乃至第3
の境界点でそれぞれ変化を生じる第1乃至第3のセンサ
11乃至13が設けられ、これら第1乃至第3のセンサ
がそれぞれ境界点25%、50%及び75%の装置に1
乃至に3で第1乃!第3のパルプ開度検出信号P1乃至
P3を出やする。各センサとして1よ、例えば実願昭5
9−121401号の明細書及び図面に記載されている
ように、スロットルパルブト固定された永久磁石件、気
化器のハウジとグのスロットルバルブに対向する壁部に
固定されて永久磁石から生じる磁界を検出する磁気検出
素子と、該磁気検出素子が所定2強さの磁界を検出した
時にバルブ開度検出信号を出力する信号発生回路とによ
り構成することが夕竺る。
上記バルブ開度検出器1から得られるバルブ開度検出信
号P1乃至P3は開度範囲指示信号発生回路2に入力さ
れる。開度範囲指示信号発生回路ぞはバルブ開度検出信
号P1乃至P3?入力として、バルブの開度が低開度か
ら高開度に変化する際にはバルブ開度検出信号の発生件
同時にバルブの設定開度範囲を示す開度範囲指示信号■
S1及びVs2を出力し、バルブの開度が高開度から低
開度に変化する際にはバルブ開度検出信号の発生時点よ
り一定の時間遅れて開度範囲指示信号VS1及びVs2
を出力する。
(b)点火信号発生回路の構成例 本実施例では、点火信号発生回路3がデジタル的に点火
信号を発生させる回路からなり、この点火信号発生回路
3は上記開度範囲指示信号VS1及びVS2と信号発N
機内に設けられた信号コイル681′>至6Cの出力と
を入力として所定の点火時期に点火信号■i資比出力る
上記点火信号発生回路3の構成例を第2図に示しである
。第2図において31はリード・オンリー・メモリ(以
下ROMという。)で、このROMは11本のアドレス
線AO乃至A10と、8本のデータ出力IIfADO乃
至DIとを有し、スロットルバルブの開度範囲を前述の
ようにA乃至りの、4段階に設定する場合、アドレス線
A9及びAlGにそれぞれスロットルバルブの開度範囲
を指示する「1」または「0」の開度範囲指示信号VS
1及びVs2が入力され、アドレス線AO、l 、・・
・、A8に機関の回転数を指示する9桁の2進回転数情
報信号nが入力される。そしてこれら開度範囲指示信号
Vs1及びVs2と回転数情報信号nとによりROM3
1のアドレスが指定されると、指定されたアドレスに予
め記憶されている点火時期情報信号がデータ出力線DO
乃至D7がら8桁の2進信号として出力される。
バルブ開度範囲をA(0〜25%)、B(25〜50%
)、C(50〜75%) 及U D (75〜100%
 ) (7) 4段階に設定する場合、開度範囲Aに対
してはA9=0、A 10− Q、開度範囲Bに対して
はA9=1゜A 10= O1間開度範囲に対し、rG
;tA9 =O,A10=1、開度範囲りに対t、、で
ハA9 = 1 、 A10= 1 。
とするようにバルブ開度範囲支持信号Vs1及び■S2
を発生させれば良い。
32はアップカウンタで、このカウンタ32のカウント
入力端子下には常時クロックパルスを発生している発振
器33の出力がゲート回路34を通して入力されている
。カウンタ32の出力線はROM31のアドレス線AO
乃至入゛8に接続されている。
35はダウンカウンタで、このダウンカウンタにはRO
M31の出力がプリセット値として入力され、そのカウ
ント入力端子Tには発振器33から得られるクロックパ
ルスがゲート回路36を通して入力されている。
37は信号コイル6a乃至6Cの出力を入力として上記
カウンタ32.35及びゲート回路34゜36を制御す
る信号を発生する制御回路である。
信号コイル6a乃至6Cはそれぞれ機関の回転に同期し
て機関の所定の回転角度位置で第1乃至第3の信号3a
乃至SCを出力する。これらの信号の波形を機関の回転
角度θに対して図示すると第5図のa乃至Cに示す通り
である。即ち、第1及び第2の信号Sa及びsbはそれ
ぞれiaの回転角度θ1及びθ2でそれぞれの負方向信
号3a1及びSb1がスレショールビレベルVt以上に
なり、第3の信号SCはその正方向信号3c2が角度θ
3でスレショールドレベル以上になる。ここで角度θ2
及びθ3はそれぞれ機関の最大進角位置及び最小進角位
置に等しく設定されている。なお第5図においてTDC
は機関の上死点を示している。
制御回路37は、第1の信号Saの負方向信号Sa1が
所定のスレショールドレベルVtに達する角度θ1でカ
ウンタ32のリセット端子Rにリセット信号を供給する
とともにゲート回路34を閉じて該カウンタの計数動作
を開始させ、第2の信号sbの負方向信号Sb1がスレ
ショールドレベルに達する角度θ2でゲート回路34を
開いてカウンタ32の計数動作を停止させる。
ROM31はカウンタ32及び開度指示信号発生回路2
からアドレス線AO乃至AIOにアドレス信号が入力さ
れる毎に、該アドレス信号により指定されたアドレスに
記憶された点火時期情報を読み出してダウンカウンタ3
5にプリセット値として与える。
制御回路37はまた第2の信号sbの負方向信号Sb1
がスレショールドレベルに達する角度θ2でダウンカウ
ンタ35のリセット端子Rにリセット信号を与えるとと
もにゲート回路36を閉じ、ダウンカウンタ35の計数
動作を開始させる。ダウンカウンタ35はクロックパル
スが入力さ4’L6毎にその計数値を減じ、角度θ2で
ROM31から読み出されたプリセット値(点火時期情
報信号)n′に等しい数のクロックパルスを計数して計
数値が零になった角度位置θiで点火信号Viを出力す
る。制御回路37は角度θ3でゲート36を開く。
この点火信号Viが発生する角度位置θiは、第5図に
示したように、角度θ2でダウンカウンタ35が計数動
作を開始した後点火時期情報を示す計数1i17n−の
計数が終了した時の位置であり、最大進角位置θ2から
上死点TDC側にδ遅れた位@(上死点TDCから角度
β進角した位@)である。
ダウンカウンタ35が計数動作を開始する時点でのダウ
ンカウンタのプリセット値(点火時期情報信号)n は
角度θ1から角度θ2までの一定の角度範囲γの区間に
カウンタ32が計数した計数値(回転数情報信号)nと
開度範囲指示信号とにより指定されたROMのアドレス
に記憶されていた数値である。
上記の点火信号発生回路3において周波数をfとすると
、角度θ1から角度θ2までの一定の角度範囲γの区間
にカウンタ32が計数した計数値nと機関の回転数Nと
の間には次式の関係がある。
N−γf/6n        ・・・(1)・従って
角度θ1から角度θ2までの一定区間γに計数された計
数値nから機関の回転数を知ることができ、該計数値n
が回転数情報となる。
ROM31のアドレス線AO乃至八8に与えられた回転
数情報nとアドレス線A9及びAIGにそれぞれ与えら
れた開度範囲指示信号VS1及びVS2とにより指定さ
れたアドレスに記憶されていた点火時期情報n−と、点
火時期θiとの間には、次式の関係がある θi −6Nn−/f      m (2)(1)式
及び(2)式から、 n”−n・θi/γ     ・・・(3)即ち、機関
の回転数Nに対する点火時期θiが決っていれば、RO
M31に記憶させておく点火時期情報n′は(3)式に
より求めることができる。そして全ての回転数情報nに
対して点火時期情報n−を1対1で対応させておき、前
述のように、1回転毎に一定の角度範囲γの区間でnを
測定してそれに対応するn′を計数することにより、各
回転数に対する点火信号■iを発生させることができる
。また開度範囲指示信号(0,0)。
(0,1)、(1,0)及び(1,1)のそれぞれに対
して各回転数情報nに対する点火時期情報n′を求めて
ROM31に記憶させておけば、スロットルバルブの各
開度範囲及び115Qの回転数に対して最適な位置で点
火信号Viを発生させることができ、スロットル、、パ
ルプの各開腹範囲に対して例えば第9図のような点火特
性を得ることができる。       1 (C)開度範囲指示信号発生回路の構成スロットルバル
ブの開度範囲を指示する開度範囲指示信号を発生する開
度範囲指示信号発生回路2は、開度減少時遅延回路21
と開度指示信号用論理回路22とにより構成されてムこ
る。5開度減少−遅延回路21は、パルプ開−検シ器1
の出力を入力として、スロットルバルブの開度が低開度
から高開度に変化する際にはパルプ開度検出器1から得
、られるバルブ開度検卑信号P1〜P3の変化を遅滞無
く論理回路22に伝達し、スロットルバルブの開度が高
開度から低開度に変化する際にはパルプ開度検出信号P
1〜P3の変化を一定の時間遅らせて論理回路22に伝
達する。。
第3図を参照すると、一度域少時、、遅延回路21の構
成、例が示しである。この稈延回路21は、パルプ開度
検出器1の第1乃至笹3のセンサ11乃至13の出力P
l乃至P3を入力とする第1乃至第3の遅延回路21A
乃至21Gからなっている。
μmの遅延回路の構成を説明すると、この遅延回路21
Aは、電源回路5から電源電圧Eが印加された電源ライ
ンにエミッタが璋続されたトランジスタ21aと・トラ
レジ1夕219のルクタと接地間に接続された微小抵抗
21b及びコンデンサ2ICの直列回路と、トランジス
タ21のコレクタと接地間に接続された抵抗21dと、
電!ラインと傍地間に接続された抵抗21e及び?1t
の直列回路と、抵抗21dの両端の電圧v1及び抵抗2
1fの両端の基準電圧Vrがそれぞれ正     □相
入力端子及び逆相入力端子に入力された比較器210と
、トランジスタ21aのベースに一端が接続された抵抗
21hと、比較器21aの出力端子と電源、ラインとの
間に接続された抵抗21iとからなり、抵抗21hの他
端と接地間に第1のセンサ、11.から得られる第1の
パルプ開度検出信号P1が入力されている。
第2及び第3の遅延回路21B及び21Cの、構臀は、
それぞれのトランジスタ21aのベースに抵抗21hを
通して第2及び第2のセンサ12及び13の出力P2及
びP3が入力されている点、及び基準電圧を作る抵抗2
1e及び21fが省略されて1.第1の遅延回路21A
内で得られた基準電圧vrが比較器210に入力されて
いる点を除き、上記第1の遅延回路21Aの構成と同様
である。
第3図の回路において、バルブ開度が増大して行くとき
、第1乃至第3のセンサ11乃至13は第10図a乃至
Cに示すように、25%、50%、及び75%のバルブ
開度の境界点でそれぞれ高レベルから低レベルになるパ
ルプ開度検出信号P1乃至P3を出力する。
開度減少時遅延回路21において、例えばスロットルバ
ルブの開度が25%未満の場合には、第1乃至第3のセ
ンサ11乃至13の出力がいずれも高レベルの状態にあ
り、トランジスタ21aが遮断している。従って比較器
210の出力端子の電位は零である。スロットルバルブ
の開度が25%の境界点を過ぎた際に第1のバルブ開度
検出信号P1が発生する(第1のセンサ11の出力端子
が接地レベルになる)と、トランジスタ21aが導通し
、電源回路5からトランジスタ21a及び抵抗21bを
通してコンデンサ21Gが図示の極性に略瞬時に充電さ
れる。トランジスタ21aが導通すると同時に比較器2
10の出力端子の電圧vabが高レベルになる。第1の
バルブ開度検出信号P1が高レベルになるとトランジス
タ21aが遮断状態になるため、コンデンサ21cの電
荷は抵抗21b及び21dを通して一定の時定数で放電
し、該コンデンサの端子電圧が基準電圧vr以下になっ
た時に比較521gの出力端子の電圧Vabが低レベル
になる。
同様に、バルブ開度範囲の境界点50%及び75%の位
置でそれぞれ第2及び第3のバルブ開度検出信号P2及
びP3が発生する(センサ12及び13の出力端子が接
地電位になる)と、第2及び第3の遅延回路21B及び
21Gのトランジスタ21aが導通してコンデンサ21
Cを略瞬時に充電する。比較器21aの出力端子の電圧
Vbc及びVcdが高レベルになり、コンデンサ21G
の放電が進んで抵抗21dの両端の電圧が基準電圧■r
より低くなると比較器21iの出力端子の電圧Vbc及
びVcdが低レベルになる。
このように、遅延回路21は、スロットルバルブの開度
が低開度から高開度に変化するように操作された場合に
は、遅延回路21が開度範囲A乃至りの3つの境界点に
1乃至に3でそれぞれ第1乃至第3のバルブ開度検出信
号P1乃至P3と同時に変化する信号Vab乃至VCd
を出力する。
これに対し、スロットルバルブの開度が高開度から低開
度に変化するように操作された場合には、第11図に示
したように、第3のバルブ開度検出信号P3が75%の
境界点に3で高レベルになると、それまで導通していた
第3の遅延回路21Gのトランジスタ21aが遮断状態
になるため、コンデンサ21Gの電荷が抵抗21b及び
21dを通して一定の時定数で放電し、バルブ開度75
%の境界点に3で第3のバルブ開度検出信号P3が高レ
ベルになった後一定の時間が経過して抵抗21dの両端
の電圧が基準電圧■r以下になると第3の遅延回路21
Cの比較器2IQの出力端子の電圧Vcdが低レベルに
なる。
同様に、境界点に2及びに1でそれぞれ第2及び第3の
バルブ開度検出信号P2及びPlが低レベルから高レベ
ルになると、一定時問罪れて遅延回路21B及び21A
の比較器21gの出力端子の電位が低レベルになる。
このように、スロットルバルブの開度が高開度から低開
度に変化するように操作される場合には、遅延回路21
が開度範囲A乃至りの3つの境界点に1乃至に3でそれ
ぞれ変化する第1乃至第3のバルブ開度検出信号P1乃
至P3より遅れて変化する信号Vab乃至Vcdを出力
する。
上記の信号Vab乃至Vcdが入力される論理回路22
の構成は例えば第6図に示した通りで、この例では、信
号Vbcを入力とするインバータ22aと、信号Vab
とインバータ22aの出力とを入力とするアンド回路2
2bと、アンド回路22bの出力と信号Vcdとを入力
とするオア回路22cと、信号Vbc及びVcdを入力
とするオア回路22dとにより、論理回路22が構成さ
れている。
信号Vab乃至Vcdを上記論理回路22に入力すると
、スロットルバルブの開度を低開度から高開度に変化さ
せる場合にはオア回路22c及び22dの出力側に、第
10図り及びiに示したように応答が遅れることなしに
開度範囲指示信号VSI及びVS2が得られ、スロット
ルバルブの開度を高開度から低開度に変化させる場合に
は、第11図り及びiに示したように応答が遅れて開度
範囲指示信号VS1及びVS2が得られる。
上記のように、スロットルバルブの開度を高開度から低
開度に変化させるように操作した場合に応答を遅らせる
と、前述のように、バルブ開度を設定一度範囲の境界点
付近に固定するようにスロットルバルブが操作された時
に点火動作が変動するのを防止することができる。上記
実施例では、′抵抗21dの抵抗値を調整することによ
りバルブ開度が高開度から低開度に変化する際の応答性
を調整することができる。
(d)変形例         ゛ 開度減少時遅延回路21の構成゛は上記実施例に限られ
るものでは無く、例えば第4図に示したように、′コン
デンサ21’cを抵抗21h′のセンサ側端□子と電源
ラインとの間に接続し、抵抗21hとを接続して該□抵
抗21jの他端に第1のセンサ11の出力を印加するよ
うにしてもよい。
第4図の回路においては、センサ11の出力が高レベル
の時(センサ11がバルブ開度検出信号を出力していな
い□時)にトランジスタ21aが遮□断状態にあり、比
較器21Qの出力Vabが低レベルにある。センサ1′
1の出力が低レベルになる(センサ11がバルブ開度検
出信号を出力する)とトランジスタ2′1aが導通す木
□と共にコンデンサ21が電源ラインからセンサ11の
出力端子”(接地状態にある)を通して充電される。ト
ランジスタ21aが導通した瞬間に比較器21Qの出力
vabが高し゛ベルになる。センサ′11の出力が高し
□ベルになるとコンデンサ21’cの充電が止まる゛が
、該コンデンサ21cの電荷がトランジスタ21 a’
のぺ□−スエミッタ間を通して放電している間トランジ
スタ2′16が導通状態を保持し、その間比較器2゛1
gの出力Vabが高レベル5保たれる。
゛上□記の実施例でぽ、スロットルバルブの開度範囲を
4゛段階に設定したが、3段階または2段階等に設定し
てもよい。開度範囲を3段階に設定する場合□の論理回
路22の構成を第7図aに示してあり□、スロットルバ
ルブの開度が低開度から高開度に変化□するように操作
される時の第7図aの各部の波蛤を同図すに示しである
開度間1囲を2段階に設定する場゛合には、第8図aに
示したように開度減少時遅延回路21の出力vabがそ
のまま開度範囲指示信号Vs1となる。この場合、スロ
ットルバルブが低開度から高開度に変化するように操作
された時の各部め波形は第8図すに示すようになる。
[発明の効果1 以上のように、本発明によれば、スロットルバルブが高
開度から低開度に変化するように操作された時に応答を
遅らせるようにしので、パルプ開度達高開度から低開度
に変化するように操作される過程でバルブ開度を設定開
度間−の境界点付近に回置するようにスロットルバルブ
が操作された場合に、minの点火時期□を該境界点よ
り開度が大きい□側の開度範囲の点火時期どすることが
できるたあ、バルブ開度の変動により点火時期が進角し
たり遅角したりするのを防止することができ、機関の動
作が不安定になるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体的構成を一部プロック
で示した回路図、第2図は本発明の一実施例における点
火信号発生回路の構成を示したプロ→り図、第3因は開
度範囲指示信号発生回路の要部を示した回路図、第4図
は同信号発生回路の変形例を示した回路図、第5図は第
2図の点火信号発生回路の動作を説明するための信号波
形図、第6図は開度範囲指示信号発生回路で用いる論理
回路の構成例を示した回路図、第7図aはパルプ開度範
囲を3段階に設定する場合め論理回路の構成を示した回
路図、第7図すは同図aの各部の波形図、第i図aはパ
ルプ開度荀囲を2段階に設定する場合の開度範囲指示信
号発生回路の構成を示したブロック図、第8図すは同図
aの各部の波形図、第9図は本発明の製画により得られ
る進角特性の一例を示した縮図、第10図及び第11図
はそれぞれスロットルバルブの開度が低開度から高開度
に変化するように操作された場合及び高開度から低開度
に変化するように操作された場合の信号波形図である。 1・・・バルブ開度検出器、2・・・開度範囲指示信号
発生回路、3・・・点火信号発生回路、4・・・点火回
路、5・・・電源回路、21・・・開度減少時遅延回路
、21a・・・トランジスタ、21b、21d、21e
、21f、21h・・・抵抗、21C・・・コンデンサ
、21Q・・・比較器、22・・・開度範囲指示信号用
論理回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内燃機関のスロツトルバルブの開度を検出してスロツト
    ルバルブの開度が予め設定した開度範囲の境界点に達し
    た時に変化するバルブ開度検出信号を出力するバルブ開
    度検出器と、 前記バルブ開度検出信号を入力として前記バルブの開度
    が低開度から高開度に変化する際には前記バルブ開度検
    出信号の発生と同時にバルブの開度範囲を示す開度範囲
    指示信号を出力し前記バルブの開度が高開度から低開度
    に変化する際には前記バルブ開度検出信号の発生時点よ
    り一定の時間遅れて開度範囲指示信号を出力する開度範
    囲指示信号発生回路と、 前記開度範囲指示信号を入力として該開度範囲指示信号
    により指示されたバルブの開度範囲に応じて内燃機関の
    点火時期を決定する点火信号を出力する点火信号発生回
    路とを備えてなる内燃機関用点火装置。
JP3761985A 1985-02-28 1985-02-28 内燃機関用点火装置 Expired - Lifetime JPH0631607B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62282167A (ja) * 1986-05-30 1987-12-08 Mazda Motor Corp エンジンの点火時期制御装置
JPH01163443A (ja) * 1987-12-17 1989-06-27 Kokusan Denki Co Ltd 内燃機関制御装置
JPH01262365A (ja) * 1988-04-11 1989-10-19 Mitsubishi Electric Corp 点火時期制御装置

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JPH01262365A (ja) * 1988-04-11 1989-10-19 Mitsubishi Electric Corp 点火時期制御装置

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