JPS60249668A - 内燃機関用点火装置 - Google Patents
内燃機関用点火装置Info
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- JPS60249668A JPS60249668A JP59104459A JP10445984A JPS60249668A JP S60249668 A JPS60249668 A JP S60249668A JP 59104459 A JP59104459 A JP 59104459A JP 10445984 A JP10445984 A JP 10445984A JP S60249668 A JPS60249668 A JP S60249668A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 47
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P5/00—Advancing or retarding ignition; Control therefor
- F02P5/04—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
- F02P5/145—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
- F02P5/155—Analogue data processing
- F02P5/1553—Analogue data processing by determination of elapsed angle with reference to a particular point on the motor axle, dependent on specific conditions
- F02P5/1555—Analogue data processing by determination of elapsed angle with reference to a particular point on the motor axle, dependent on specific conditions using a continuous control, dependent on speed
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、内燃機関の回転と同期して交流電圧を誘起す
るエキサイタコイルを電源とし、該機関の回転に同期し
て信号を誘起する信号コイルを信号源として、点火コイ
ルの1次電流を制御することにより機関の点火時期に機
関点火用の点火プラグに印加する高電圧を発生させる内
燃機関用点火装置に関するものである。
るエキサイタコイルを電源とし、該機関の回転に同期し
て信号を誘起する信号コイルを信号源として、点火コイ
ルの1次電流を制御することにより機関の点火時期に機
関点火用の点火プラグに印加する高電圧を発生させる内
燃機関用点火装置に関するものである。
[従来の技術]
内燃機関用の点火装置では、機関の回転数(rom)に
応じて機関の点火時期を制御することが必要であり、機
関側の要求に合致した点火特性を右する点火装置を用意
する必要がある。機関側から多く要求される点火特性と
して、機関の回転数が設定値に達した時にステップ状に
点火時期を進角させる特性がある。この様な点火特性を
得る従来の点火装置では、機関の回転数を検出して該回
転数が設定値に達した時に点火時期を所定の角度進める
ようにしているが、従来の装置では、点火エネルギーを
供給するエキサイタコイルの出力または点火信号を得る
信号コイルの出力により回転数を検出していた為、エキ
サイタコイルまたは信号コイルが設けられた発電機の回
転子と固定子との間のギャップの変動等による波形のバ
ラツキにより回転数の検出値に誤差が生じるのを避けら
れず、これを避けようとすると回路が複雑化して装置が
高価になる欠点があった。
応じて機関の点火時期を制御することが必要であり、機
関側の要求に合致した点火特性を右する点火装置を用意
する必要がある。機関側から多く要求される点火特性と
して、機関の回転数が設定値に達した時にステップ状に
点火時期を進角させる特性がある。この様な点火特性を
得る従来の点火装置では、機関の回転数を検出して該回
転数が設定値に達した時に点火時期を所定の角度進める
ようにしているが、従来の装置では、点火エネルギーを
供給するエキサイタコイルの出力または点火信号を得る
信号コイルの出力により回転数を検出していた為、エキ
サイタコイルまたは信号コイルが設けられた発電機の回
転子と固定子との間のギャップの変動等による波形のバ
ラツキにより回転数の検出値に誤差が生じるのを避けら
れず、これを避けようとすると回路が複雑化して装置が
高価になる欠点があった。
[発明の目的]
本発明の目的は、簡単な構成で発電機の波形の影響を受
りることなく正確なステップ進角動作を行なわせること
ができるようにした内燃機関用点火装置を提供すること
にある。
りることなく正確なステップ進角動作を行なわせること
ができるようにした内燃機関用点火装置を提供すること
にある。
[発明の構成コ
本発明が対象とする内燃機関用点火装置は、内燃機関の
回転に同期して交流電圧を誘起するエキサイタコイルを
点火電源とし制御信号入力端子に点火信号が与えられた
時に動作する半導体スイッチにより点火コイルの1次電
流を制御して点火動作を行なわせる点火回路と、前記内
燃機関の回転に同期して第1の極性の信号と第2の極性
の信号とを順次所定の角度間隔で誘起する信号コイルの
出力を入力として前記1次電流制御用半導体スイッチに
前記点火信号を供給して点火時期を決定する点火時期決
定回路とを備えたものであり、本発明の構成は以下に示
す通りである。
回転に同期して交流電圧を誘起するエキサイタコイルを
点火電源とし制御信号入力端子に点火信号が与えられた
時に動作する半導体スイッチにより点火コイルの1次電
流を制御して点火動作を行なわせる点火回路と、前記内
燃機関の回転に同期して第1の極性の信号と第2の極性
の信号とを順次所定の角度間隔で誘起する信号コイルの
出力を入力として前記1次電流制御用半導体スイッチに
前記点火信号を供給して点火時期を決定する点火時期決
定回路とを備えたものであり、本発明の構成は以下に示
す通りである。
(a)前記点火時期決定回路は、
(イ)前記信号コイルの後から発生する第2の極性の信
号により前記1次電流制御用半導体スイッチに前記点火
信号を供給する第1の信号供給回路と、 (ロ)前記信号コイルの先に発生する第1の極性の信号
により前記1次電流制御用半導体スイッチに前記点火信
号を供給する第2の信号供給回路とを備えてい、る。
号により前記1次電流制御用半導体スイッチに前記点火
信号を供給する第1の信号供給回路と、 (ロ)前記信号コイルの先に発生する第1の極性の信号
により前記1次電流制御用半導体スイッチに前記点火信
号を供給する第2の信号供給回路とを備えてい、る。
(b)そして前記第2の信号供給回路は、(イ)前記第
2の極性の信号で前記1次電流制御用半導体スイッチに
前記点火信号を供給すべく前記信号コイルと前記1次電
流制御用半導体スイッチの制御信号入力端子との間に設
けられ前記第1の極性の信号によりトリガ信号が与えら
れで導通する信号供給用スイッチ回路と、 (ロ)速度検出用1〜ランジスタと、一端が前記速度検
出用トランジスタのベースにツェナーダイオードを介し
て接続され他端が前記速度検出用トランジスタのエミッ
タに接続されて前記エキサイタコイルの一方の半サイク
ルの出力により前記ツェナーダイオードのツェナー電圧
と前記速度検出用トランジスタのペースエミッタ間電圧
とにより定まる定電圧まで充電される速度検出用コンデ
ンυとを有して前記コンデンサの端子電圧が所定のレベ
ル以上になっている期間前記速度検出用トランジスタを
導通させる速度検出回路と、 (ハ)前記速度検出用トランジスタが遮断している期間
前記信号供給用スイッチ回路に前記トリガ信号が供給さ
れるのを阻止し前記速度検出用トランジスタが導通して
いる期間前記信号供給用スイッチ回路に前記トリガ信号
が供給されるのを許容するトリガ回路とを備えいる。
2の極性の信号で前記1次電流制御用半導体スイッチに
前記点火信号を供給すべく前記信号コイルと前記1次電
流制御用半導体スイッチの制御信号入力端子との間に設
けられ前記第1の極性の信号によりトリガ信号が与えら
れで導通する信号供給用スイッチ回路と、 (ロ)速度検出用1〜ランジスタと、一端が前記速度検
出用トランジスタのベースにツェナーダイオードを介し
て接続され他端が前記速度検出用トランジスタのエミッ
タに接続されて前記エキサイタコイルの一方の半サイク
ルの出力により前記ツェナーダイオードのツェナー電圧
と前記速度検出用トランジスタのペースエミッタ間電圧
とにより定まる定電圧まで充電される速度検出用コンデ
ンυとを有して前記コンデンサの端子電圧が所定のレベ
ル以上になっている期間前記速度検出用トランジスタを
導通させる速度検出回路と、 (ハ)前記速度検出用トランジスタが遮断している期間
前記信号供給用スイッチ回路に前記トリガ信号が供給さ
れるのを阻止し前記速度検出用トランジスタが導通して
いる期間前記信号供給用スイッチ回路に前記トリガ信号
が供給されるのを許容するトリガ回路とを備えいる。
[発明の作用]
上記の構成において、点火装置の基本的な動作は従来の
装置と同様であり、機関の点火時期に点火時期決定回路
から点火回路の1次電流制御用半導体スイッヂに点火信
号が供給されると、1次電流制御用半導体スイッチが動
作して点火コイルの1次電流を制御し、該点火コイルの
2次コイルに点火用の高電圧を誘起させる。これにより
機関の気筒に取付けられている点火プラグに火花が生じ
、機関が点火される。
装置と同様であり、機関の点火時期に点火時期決定回路
から点火回路の1次電流制御用半導体スイッヂに点火信
号が供給されると、1次電流制御用半導体スイッチが動
作して点火コイルの1次電流を制御し、該点火コイルの
2次コイルに点火用の高電圧を誘起させる。これにより
機関の気筒に取付けられている点火プラグに火花が生じ
、機関が点火される。
本発明の点火装置において、機関の回転に同期してエキ
サイタコイルに電圧が発生すると、該電圧の一方の半サ
イクルにおいて速度検出用コンデンサが一方の極性に充
電される。このコンデンサの充電電圧はツェナーダイオ
ードのツェナー電圧と速度検出用トランジスタのベース
エミッタ間電圧との和により定まる定電圧にクランプさ
れるため、機関の回転数の如何に拘らず一定になる。該
速度検出用コンデンサの充電の過程で該コンデンサの端
子電圧がトランジスタのトリガレベルを超えると、速度
検出用トランジスタが導通状態になる。エキサイタコイ
ルの一方の半サイクルの出力電圧が上記定電圧以下にな
ると速度横巾用コンデンサが一定の時定数で放電し、そ
の端子電圧が低下していく。速度検出用コンデンサの端
子電圧が速度検出用トランジスタのトリガレベル以下に
なると該トランジスタが遮断状態になる。速度検出用コ
ンデンサの充電電圧は回転数の如何に拘らず一定である
ため、該コンデンサの端子電圧がトランジスタのトリガ
レベル以上になっている時間(速度検出用トランジスタ
が導通している時間)は機関の回転数の如何に拘らず略
一定になる。この速度検出用トランジスタが導通してい
る期間のみトリガ回路の信号供給用スイッヂ回路にトリ
ガ信号が供給されるのが許容される。m関の回転数が設
定値以下の場合には、速度検出用トランジスタが導通し
ている期間内に信号コイルが第1の極性の信号を発生し
ないため、1次電流制御用半導体スイッチへの点火信号
の供給は第2の極性の信号により第1の信号供給回路か
ら行なわれる。従って設定回転数未満の回転領域では、
信号コイルから発生する2つの信号の内、位相が遅れた
方の第2の極性の信号により点火時期が決定される。
サイタコイルに電圧が発生すると、該電圧の一方の半サ
イクルにおいて速度検出用コンデンサが一方の極性に充
電される。このコンデンサの充電電圧はツェナーダイオ
ードのツェナー電圧と速度検出用トランジスタのベース
エミッタ間電圧との和により定まる定電圧にクランプさ
れるため、機関の回転数の如何に拘らず一定になる。該
速度検出用コンデンサの充電の過程で該コンデンサの端
子電圧がトランジスタのトリガレベルを超えると、速度
検出用トランジスタが導通状態になる。エキサイタコイ
ルの一方の半サイクルの出力電圧が上記定電圧以下にな
ると速度横巾用コンデンサが一定の時定数で放電し、そ
の端子電圧が低下していく。速度検出用コンデンサの端
子電圧が速度検出用トランジスタのトリガレベル以下に
なると該トランジスタが遮断状態になる。速度検出用コ
ンデンサの充電電圧は回転数の如何に拘らず一定である
ため、該コンデンサの端子電圧がトランジスタのトリガ
レベル以上になっている時間(速度検出用トランジスタ
が導通している時間)は機関の回転数の如何に拘らず略
一定になる。この速度検出用トランジスタが導通してい
る期間のみトリガ回路の信号供給用スイッヂ回路にトリ
ガ信号が供給されるのが許容される。m関の回転数が設
定値以下の場合には、速度検出用トランジスタが導通し
ている期間内に信号コイルが第1の極性の信号を発生し
ないため、1次電流制御用半導体スイッチへの点火信号
の供給は第2の極性の信号により第1の信号供給回路か
ら行なわれる。従って設定回転数未満の回転領域では、
信号コイルから発生する2つの信号の内、位相が遅れた
方の第2の極性の信号により点火時期が決定される。
機関の回転数が設定値に達すると、速度検出用トランジ
スタが導通している期間内に第1の極性の信号が発生ず
るようになる。そのため第1の極性の信号の発生時に信
号供給用スイッチ回路にトリガ信号が供給され、該第1
の極性の信号により信号供給用スイッチ回路を通して1
次電流制御用半導体スイッチに点火信号が供給される。
スタが導通している期間内に第1の極性の信号が発生ず
るようになる。そのため第1の極性の信号の発生時に信
号供給用スイッチ回路にトリガ信号が供給され、該第1
の極性の信号により信号供給用スイッチ回路を通して1
次電流制御用半導体スイッチに点火信号が供給される。
このように、機関の回転数が設定値以上になると位相が
進んだ第1の極性の信号により1次電流制御用半導体ス
イッチに点火信号が供給されるようになるため、点火時
期は設定回転数でステップ状に進角する [実施例] 以下添附図面を参照して本発明の詳細な説明する。
進んだ第1の極性の信号により1次電流制御用半導体ス
イッチに点火信号が供給されるようになるため、点火時
期は設定回転数でステップ状に進角する [実施例] 以下添附図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例を示したもので、同図におい
て、1は1次コイル1a及び2次コイル1bを有する点
火コイル、2は図示しない機関の気筒に取付けられて点
火コイル1の2次コイルに接続された点火プラグである
。1次コイル1a及び2次コイル1bの一端は接地され
、1次コイル1aの非接地側の端子に点火エネルギー蓄
積用コンデンサ3の一端が接続されている。コンデンサ
3の他端と接地間には放電制御用サイリスタ4がカソー
ドを接地側に向けて接続され、サイリスタ4のアノード
とコンデンサ3との接続点にダイオード5のカソードが
接続され、ダイオード5のアノードにエキサイタコイル
6の一端が接続されている。エキサイタコイル6の他端
はサイリスタ4のカソードに接続され、該エキサイタコ
イルの両端には、アノードをサイリスタ4のカソード側
に向けたダイオード7が並列接続されている。エキサイ
タコイル6は機関と同期回転する発電機内に設けられ、
機関の回転に同期して第2図Aに示ずように交流電圧V
Xを発生する。以上の各部により点火回路8が構成され
ている。この点火回路においては、エキサイタコイル6
どダイオード5とコンデンサ3とが点火コイル1に1次
電流を流す電源回路を構成し、放電制御用サイリスタ4
が点火時期に1次電流を急変させるように制御する1次
電流制御用半導体スイッヂを構成している。こ。
て、1は1次コイル1a及び2次コイル1bを有する点
火コイル、2は図示しない機関の気筒に取付けられて点
火コイル1の2次コイルに接続された点火プラグである
。1次コイル1a及び2次コイル1bの一端は接地され
、1次コイル1aの非接地側の端子に点火エネルギー蓄
積用コンデンサ3の一端が接続されている。コンデンサ
3の他端と接地間には放電制御用サイリスタ4がカソー
ドを接地側に向けて接続され、サイリスタ4のアノード
とコンデンサ3との接続点にダイオード5のカソードが
接続され、ダイオード5のアノードにエキサイタコイル
6の一端が接続されている。エキサイタコイル6の他端
はサイリスタ4のカソードに接続され、該エキサイタコ
イルの両端には、アノードをサイリスタ4のカソード側
に向けたダイオード7が並列接続されている。エキサイ
タコイル6は機関と同期回転する発電機内に設けられ、
機関の回転に同期して第2図Aに示ずように交流電圧V
Xを発生する。以上の各部により点火回路8が構成され
ている。この点火回路においては、エキサイタコイル6
どダイオード5とコンデンサ3とが点火コイル1に1次
電流を流す電源回路を構成し、放電制御用サイリスタ4
が点火時期に1次電流を急変させるように制御する1次
電流制御用半導体スイッヂを構成している。こ。
の点火回路はコンデンサ放電式の点火回路として周知の
もので、この点火回路においては、エキサイタコイル6
の図示の矢印方向の半サイクルの出力によりコンデンサ
3が図示の極性に充電される。
もので、この点火回路においては、エキサイタコイル6
の図示の矢印方向の半サイクルの出力によりコンデンサ
3が図示の極性に充電される。
このコンデンサ3の端子電圧V3の回転角度θに対する
変化を第2図Bに示しである。次いでサイリスタ4のゲ
ートに点火信号(点火時期を決定する信号)が供給され
ると、該サイリスタ4が導通し、コンデンサ3の電荷が
サイリスタ4と点火コイル1の1次コイルとを通して放
電する。この放電は瞬時に行なわれるため、点火コイル
1の鉄心中で大きな磁束変化が生じ、2次コイル1bに
点火用の高電圧が誘起する。この高電圧は点火プラグ2
に印加されるため、該点火プラグに火花が生じ、機関が
点火される。
変化を第2図Bに示しである。次いでサイリスタ4のゲ
ートに点火信号(点火時期を決定する信号)が供給され
ると、該サイリスタ4が導通し、コンデンサ3の電荷が
サイリスタ4と点火コイル1の1次コイルとを通して放
電する。この放電は瞬時に行なわれるため、点火コイル
1の鉄心中で大きな磁束変化が生じ、2次コイル1bに
点火用の高電圧が誘起する。この高電圧は点火プラグ2
に印加されるため、該点火プラグに火花が生じ、機関が
点火される。
上記点火回路のサイリスタ4のグー1〜力ソード間には
抵抗18が並列接続され、該サイリスタのゲートにダイ
オード9のカソードが接続されている。ダイオード9の
アノードは信号コイル10の一端に接続され、該信号コ
イルの(t!! Omと接地間にアノードを接地側に向
けたダイオード11が接続されている。信号コイル10
は、機関の回転に同期して回転する信号発電機に設(プ
られていて、第2図Cに示したように第1の極性の信号
VSIと第2の極性の信号VS2とを順次発生する。こ
こで信号発電機は、第1の極性の信号Vslを機関の高
速領域(設定回転数以上の領域)での点火時期θ11で
発生し、第2の極性の信号Vs2を機関の低速時の点火
時期θi2(θ11より機関の上死点寄りの角度)で発
生するように構成されている。この信号発電機はエキサ
イタコイルが設けられている磁石発電機と別個に設けて
もよく、該磁石発電機の回転子磁極の一部を利用して構
成してもよい。この例では、信号コイル10とダイオー
ド9及び11とにJ:り信号コイル10から得られる第
2の信号によりサイリスタ4に点火信号を供給する第1
の信号供給回路が構成されている。
抵抗18が並列接続され、該サイリスタのゲートにダイ
オード9のカソードが接続されている。ダイオード9の
アノードは信号コイル10の一端に接続され、該信号コ
イルの(t!! Omと接地間にアノードを接地側に向
けたダイオード11が接続されている。信号コイル10
は、機関の回転に同期して回転する信号発電機に設(プ
られていて、第2図Cに示したように第1の極性の信号
VSIと第2の極性の信号VS2とを順次発生する。こ
こで信号発電機は、第1の極性の信号Vslを機関の高
速領域(設定回転数以上の領域)での点火時期θ11で
発生し、第2の極性の信号Vs2を機関の低速時の点火
時期θi2(θ11より機関の上死点寄りの角度)で発
生するように構成されている。この信号発電機はエキサ
イタコイルが設けられている磁石発電機と別個に設けて
もよく、該磁石発電機の回転子磁極の一部を利用して構
成してもよい。この例では、信号コイル10とダイオー
ド9及び11とにJ:り信号コイル10から得られる第
2の信号によりサイリスタ4に点火信号を供給する第1
の信号供給回路が構成されている。
信号コイル10の他端にはまた信号供給用サイリスタ1
2のアノードが接続され、該サイリスタ12のカソード
はアノードを該サイリスタ12のカソード側に向けたダ
イオード13を介して放電制御用サイリスタ4のゲート
に接続されている。
2のアノードが接続され、該サイリスタ12のカソード
はアノードを該サイリスタ12のカソード側に向けたダ
イオード13を介して放電制御用サイリスタ4のゲート
に接続されている。
1ナイリスタ12のアノードゲート間及びゲートカソー
ド間にはそれぞれ抵抗14及び15が並列接続され、信
号コイル10の一端と接地間にアノードを接地側に向け
たダイオード16が接続されている。サイリスタ12及
び抵抗12.14にJ:り信号コイル10の先に発生す
る第1の極性の信号VS1によりトリガされて導通する
信号供給用スイッチ回路17が構成されている。
ド間にはそれぞれ抵抗14及び15が並列接続され、信
号コイル10の一端と接地間にアノードを接地側に向け
たダイオード16が接続されている。サイリスタ12及
び抵抗12.14にJ:り信号コイル10の先に発生す
る第1の極性の信号VS1によりトリガされて導通する
信号供給用スイッチ回路17が構成されている。
機関の回転速度を検出するため、エキサイタコイル6の
一端にダイオード20のアノードが接続され、該ダイオ
ード20のカソードが抵抗21を介して速度検出用コン
デンサ22の一端に接続されている。コンデンサ22の
他端は接地され、エキサイタコイル6の図示の矢印方向
の極性の半サイクルの出力によりダイオード20及び抵
抗21を通してコンデンサ22が図示の極性に充電され
るようになっている。コンデンサ22の一端には、ツェ
ナーダイオード23のカソードが接続され、該ツェナー
ダイオード23のアノードはエミッタを接地した速度検
出用トランジスタ24のベースに接続されている。コン
デンサ22の両端には放電時定数調整用の可変抵抗器2
5が並列接続されている。ダイオード20、抵抗21、
ツェナーダイオード23、トランジスタ24及び可変抵
抗器25により速度検出回路26が構成されている。
一端にダイオード20のアノードが接続され、該ダイオ
ード20のカソードが抵抗21を介して速度検出用コン
デンサ22の一端に接続されている。コンデンサ22の
他端は接地され、エキサイタコイル6の図示の矢印方向
の極性の半サイクルの出力によりダイオード20及び抵
抗21を通してコンデンサ22が図示の極性に充電され
るようになっている。コンデンサ22の一端には、ツェ
ナーダイオード23のカソードが接続され、該ツェナー
ダイオード23のアノードはエミッタを接地した速度検
出用トランジスタ24のベースに接続されている。コン
デンサ22の両端には放電時定数調整用の可変抵抗器2
5が並列接続されている。ダイオード20、抵抗21、
ツェナーダイオード23、トランジスタ24及び可変抵
抗器25により速度検出回路26が構成されている。
この速度検出回路においては、エキサイタコイル6の図
示の矢印方向の半サイクルの出力によりダイオ゛−ド2
0及び抵抗21を通してコンデンサ22が図示の極性に
充電される。コンデンサ22の端子電圧がツェナーダイ
オード23をブレークダウンさせ1qる大きさVt以上
になるとトランジスタ24にベース電流が流れ、該トラ
ンジスタ24が導通状態になる。従ってコンデンサ22
の端子電圧V22はツェナーダイオード23のツェナー
電圧VZとトランジスタ24のペースエミッタ間電圧V
beとの和にクランプされ、機関の回転数の如何に拘ら
ず一定となる。エキサイタコイル6の出力電圧がVz十
Vbe以下になると、]ンデンリ〜22の電荷が、可変
抵抗器25及びトランジスタ240ベースエミツタ間を
通して一定の時定数で放電し、該コンデンサ22の端子
電圧がツェナーダイオード23をブレークダウンさせる
太きaVt (トランジスタ24のトリガレベル)以下
になると1ヘランジスタ24が遮断状態になる。コンデ
ンサ22の充電電圧は機関の回転数の如何に拘らず一定
になるので、1〜ランジスタ24が導通する期間は機関
の回転数の如何に拘らず一定になる。
示の矢印方向の半サイクルの出力によりダイオ゛−ド2
0及び抵抗21を通してコンデンサ22が図示の極性に
充電される。コンデンサ22の端子電圧がツェナーダイ
オード23をブレークダウンさせ1qる大きさVt以上
になるとトランジスタ24にベース電流が流れ、該トラ
ンジスタ24が導通状態になる。従ってコンデンサ22
の端子電圧V22はツェナーダイオード23のツェナー
電圧VZとトランジスタ24のペースエミッタ間電圧V
beとの和にクランプされ、機関の回転数の如何に拘ら
ず一定となる。エキサイタコイル6の出力電圧がVz十
Vbe以下になると、]ンデンリ〜22の電荷が、可変
抵抗器25及びトランジスタ240ベースエミツタ間を
通して一定の時定数で放電し、該コンデンサ22の端子
電圧がツェナーダイオード23をブレークダウンさせる
太きaVt (トランジスタ24のトリガレベル)以下
になると1ヘランジスタ24が遮断状態になる。コンデ
ンサ22の充電電圧は機関の回転数の如何に拘らず一定
になるので、1〜ランジスタ24が導通する期間は機関
の回転数の如何に拘らず一定になる。
コンデンサ22の端子電圧V22の波形を機関の回転角
度θに対して示づと第2図りの通りで、該コンデンサの
端子電圧V22が1〜ランジスタ24のトリガレベルV
t以上になっている期間(角度)は回転数がN1→N2
→N3と上昇していくに従ってθ1→θ2→θ3のよう
に大きくなっていく(■22がVt以上になっている時
間は機関の回転数の如何に拘らず一定)。機関の回転数
が設定値N2より低い場合にはトランジスタ24が導通
している期間内に第1の信号VS1が発生することが無
いが、機関の回転数が設定回転数N2に達するとトラン
ジスタ24が導通している期間θ2内に第1の信号VS
1が発生しているようになる。このトランジスタ24が
導通する期間は可変抵抗器25により調整することがで
きる。なお1〜ランジスタ24が導通する期間はツェナ
ーダイオード23に対して並列に可変抵抗器25′を接
続することによっても調整することができ、この場合は
可変抵抗器25は不要になる。
度θに対して示づと第2図りの通りで、該コンデンサの
端子電圧V22が1〜ランジスタ24のトリガレベルV
t以上になっている期間(角度)は回転数がN1→N2
→N3と上昇していくに従ってθ1→θ2→θ3のよう
に大きくなっていく(■22がVt以上になっている時
間は機関の回転数の如何に拘らず一定)。機関の回転数
が設定値N2より低い場合にはトランジスタ24が導通
している期間内に第1の信号VS1が発生することが無
いが、機関の回転数が設定回転数N2に達するとトラン
ジスタ24が導通している期間θ2内に第1の信号VS
1が発生しているようになる。このトランジスタ24が
導通する期間は可変抵抗器25により調整することがで
きる。なお1〜ランジスタ24が導通する期間はツェナ
ーダイオード23に対して並列に可変抵抗器25′を接
続することによっても調整することができ、この場合は
可変抵抗器25は不要になる。
上記速度検出用トランジスタ24のコレクタにはエミッ
タを接地したトランジスタ30のベースが接続され、該
トランジスタ30のベースエミツク間には抵抗31が接
続されている。トランジスタ30のベースはまた抵抗3
2を介してサイリスタ12のアノードに接続され、該ト
ランジスタ30の]レクタはサイリスタ12のゲートに
接続されている。トランジスタ30と抵抗31及び32
とにより前記速度検出用トランジスタ24が遮断してい
る期間信号供給用スイッチ回路17にトリガ信号(サイ
リスタ12のゲートに与える点弧信号)が供給されるの
を阻止し速度検出用トランジスタ24が導通している期
間信号供給用スイッチ回路12にトリガ信号が供給され
るのを許容するトリガ回路33が構成されている。この
トリガ回路においては、速度検出用トランジスタ24が
遮断している状態で信号コイル10に第1の極性の信号
VSIが発生した時にトランジスタ30が導通状態にな
り、該トランジスタ30が勺イリスタ12に供給される
点弧信号を該サイリスタ12から側路してサイリスタ1
2に点弧信号が供給されるのを阻止する。また速度検出
用1〜ランジスタ24が導通している時にはトランジス
タ30が遮断状態になるため、信号コイル10が第1の
極性の信号Vslを発生した時にサイリスタ12に員弧
信号が供給され、該サイリスタ12が導通して第1の極
性の信号VS’lを1次電流制御用半導体スイツヂ4の
ゲートに供給する。
タを接地したトランジスタ30のベースが接続され、該
トランジスタ30のベースエミツク間には抵抗31が接
続されている。トランジスタ30のベースはまた抵抗3
2を介してサイリスタ12のアノードに接続され、該ト
ランジスタ30の]レクタはサイリスタ12のゲートに
接続されている。トランジスタ30と抵抗31及び32
とにより前記速度検出用トランジスタ24が遮断してい
る期間信号供給用スイッチ回路17にトリガ信号(サイ
リスタ12のゲートに与える点弧信号)が供給されるの
を阻止し速度検出用トランジスタ24が導通している期
間信号供給用スイッチ回路12にトリガ信号が供給され
るのを許容するトリガ回路33が構成されている。この
トリガ回路においては、速度検出用トランジスタ24が
遮断している状態で信号コイル10に第1の極性の信号
VSIが発生した時にトランジスタ30が導通状態にな
り、該トランジスタ30が勺イリスタ12に供給される
点弧信号を該サイリスタ12から側路してサイリスタ1
2に点弧信号が供給されるのを阻止する。また速度検出
用1〜ランジスタ24が導通している時にはトランジス
タ30が遮断状態になるため、信号コイル10が第1の
極性の信号Vslを発生した時にサイリスタ12に員弧
信号が供給され、該サイリスタ12が導通して第1の極
性の信号VS’lを1次電流制御用半導体スイツヂ4の
ゲートに供給する。
本実施例においては、信号コイル10とダイオード9及
び11とにより構成される第1の信号供給回路と、信号
供給用スイッチ回路17、速1(検出回路26及びトリ
ガ回路33からなる第2の信号供給回路とにより、1次
電流制御用半導体スイッチ4に機関の点火時期を定める
点火信号を供給する点火時期決定回路が構成されている
。
び11とにより構成される第1の信号供給回路と、信号
供給用スイッチ回路17、速1(検出回路26及びトリ
ガ回路33からなる第2の信号供給回路とにより、1次
電流制御用半導体スイッチ4に機関の点火時期を定める
点火信号を供給する点火時期決定回路が構成されている
。
上記の実施例において、機関の回転数NがN1及びN2
0時のトランジスタ24のコレクタエミッタ間電圧V2
4を機関の回転角度θに対して示すとそれぞれ第2図F
及σFのようになり、また回転数NがN1及びN2の時
のトランジスタ30のコレクタエミッタ間電圧V30は
それぞれ第2図G及び1」のJ:うになる。すなわち、
機関の回転数が設定伯N2未満の場合には、トランジス
タ24が導通している期間θ1内に第1の信号Vs1が
発生しないので、第2の信号VS2によりダイオード9
を通してサイリスタ4に点弧信号(点火信号)が供給さ
れ、該第2の信号VS2の発生位置θ12でサイリスタ
4に点弧信号が供給されて点火動作が行なわれる。第2
図I及びJは、それぞれサイリスタ4に供給される点火
信号VO及び点火コイルの2次コイルに誘起する点火用
の高電圧vhを示している。
0時のトランジスタ24のコレクタエミッタ間電圧V2
4を機関の回転角度θに対して示すとそれぞれ第2図F
及σFのようになり、また回転数NがN1及びN2の時
のトランジスタ30のコレクタエミッタ間電圧V30は
それぞれ第2図G及び1」のJ:うになる。すなわち、
機関の回転数が設定伯N2未満の場合には、トランジス
タ24が導通している期間θ1内に第1の信号Vs1が
発生しないので、第2の信号VS2によりダイオード9
を通してサイリスタ4に点弧信号(点火信号)が供給さ
れ、該第2の信号VS2の発生位置θ12でサイリスタ
4に点弧信号が供給されて点火動作が行なわれる。第2
図I及びJは、それぞれサイリスタ4に供給される点火
信号VO及び点火コイルの2次コイルに誘起する点火用
の高電圧vhを示している。
これに対し、機関の回転数が設定値N2に達すると、ト
ランジスタ24が導通している期間([−ランジスタ3
0が遮断状態にあってトリガ回路33がサイリスタ12
への点弧信号の供給を許容している期間)θ2内に第1
の信号VS1が発生ずるようになる。従って第1の信号
Vs1が発生すると同時にサイリスタ12に点弧信号が
供給され、該サイリスタ12を通して1次電流制御用半
導体スイッチとしてのサイリスタ4に点火信号が供給さ
れる。従って機関の点火動作は角度θ1で行なわれるよ
うになり、機関の点火時期は第3図に示すように02か
ら01までステップ状に進角することになる。
ランジスタ24が導通している期間([−ランジスタ3
0が遮断状態にあってトリガ回路33がサイリスタ12
への点弧信号の供給を許容している期間)θ2内に第1
の信号VS1が発生ずるようになる。従って第1の信号
Vs1が発生すると同時にサイリスタ12に点弧信号が
供給され、該サイリスタ12を通して1次電流制御用半
導体スイッチとしてのサイリスタ4に点火信号が供給さ
れる。従って機関の点火動作は角度θ1で行なわれるよ
うになり、機関の点火時期は第3図に示すように02か
ら01までステップ状に進角することになる。
上記の実施例では、点火回路としてコンデンサ放電式の
回路が用いられているが、本発明で用いる点火回路は信
号コイルの出力により点火信号が与えられて動作時期が
定められる1次電流制御用半導体スイッチにより点火コ
イルの1次電流を制御して点火用の高電圧を得る回路で
あれば良く、機関の点火時期に1次電流制御用半導体ス
イッヂの動作により点火コイルの1次側回路に流してお
いた電流を遮断することにより点火コイルの1次電流を
急変させて点火動作を行なわせる周知の電流遮断形の点
火回路が用いられる揚台にも本発明を適用することがで
きるのは勿論である。
回路が用いられているが、本発明で用いる点火回路は信
号コイルの出力により点火信号が与えられて動作時期が
定められる1次電流制御用半導体スイッチにより点火コ
イルの1次電流を制御して点火用の高電圧を得る回路で
あれば良く、機関の点火時期に1次電流制御用半導体ス
イッヂの動作により点火コイルの1次側回路に流してお
いた電流を遮断することにより点火コイルの1次電流を
急変させて点火動作を行なわせる周知の電流遮断形の点
火回路が用いられる揚台にも本発明を適用することがで
きるのは勿論である。
[発明の効果]
以上のように、本発明においては、速度検出用コンデン
サの端子電圧を一定の電圧にクランプして該コンデンサ
の放電時の特性を一定にすることにより速度検出用トラ
ンジスタの導通期間を一定にし、該トランジスタの導通
期間内に第1の信号が発生ずるか否かにより設定回転数
を検出して点火時期を進角させるので、簡単な回路構成
でエキサイタコイルの出力の波形の影響を受けること無
く正確に設定回転数を検出して進角動作を行なわせるこ
とができ、ステップ状の進角特性を有する内燃期間用点
火装置を安価に構成することができる利点がある。
サの端子電圧を一定の電圧にクランプして該コンデンサ
の放電時の特性を一定にすることにより速度検出用トラ
ンジスタの導通期間を一定にし、該トランジスタの導通
期間内に第1の信号が発生ずるか否かにより設定回転数
を検出して点火時期を進角させるので、簡単な回路構成
でエキサイタコイルの出力の波形の影響を受けること無
く正確に設定回転数を検出して進角動作を行なわせるこ
とができ、ステップ状の進角特性を有する内燃期間用点
火装置を安価に構成することができる利点がある。
第1図は本発明の一実施例を示した回路図、第2図は第
1図の各部の動作波形を機関の回転角度に対して示した
波形図、第3図は同実施例により得られる進角特性を示
した線図である。 1・・・点火コイル、2・・・点火プラグ、3・・・コ
ンデンサ、4・・・サイリスタ、5・・・ダイオード、
6・・・エキサイタコイル、8・・・点火回路、12・
・・信号供給用サイリスタ、14.15・・・抵抗、1
7・・・信号供給用スイッチ回路、22・・・速度検出
用コンデンサ、23・・・ツェナーダイオード、24・
・・速度検出用トランジスタ。
1図の各部の動作波形を機関の回転角度に対して示した
波形図、第3図は同実施例により得られる進角特性を示
した線図である。 1・・・点火コイル、2・・・点火プラグ、3・・・コ
ンデンサ、4・・・サイリスタ、5・・・ダイオード、
6・・・エキサイタコイル、8・・・点火回路、12・
・・信号供給用サイリスタ、14.15・・・抵抗、1
7・・・信号供給用スイッチ回路、22・・・速度検出
用コンデンサ、23・・・ツェナーダイオード、24・
・・速度検出用トランジスタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 内燃機関の回転に同期して交流電圧を誘起するエキサイ
タコイルを点火電源とし制御信号入力端子に点火信号が
与えられた時に動作する半導体スイッチにより点火コイ
ルの1次電流を制御して点火動作を行なわせる点火回路
と、前記内燃機関の回転に同期して第1の極性の信号と
第2の極性の信号とを順次所定の角度間隔で誘起する信
号コイルの出力を入力として前記1次電流制御用半導体
スイッチに前記点火信号を供給して点火時期を決定する
点火時期決定回路とを備えた内燃m開用点火装置におい
て、 前記点火時期決定回路は、 前記信号コイルの後から発生する第2の極性の信号によ
り前記1次電流制御用半導体スイッチに前記点火信号を
供給する第1の信号供給回路と、前記信号コイルの先に
発生する第1の極性の信号により前記1次電流制御用半
導体スイッチに前記点火信号を供給する第2の信号供給
回路とを備え、 前記第2の信号供給回路は、 前記第1の極性の信号で前記1次電流制御用半導体スイ
ッチに前記点火信号を供給すべく前記信号コイルと前記
1次電流制御用半導体スイッチの制御信号入力端子との
間に設けられ前記第1の極性の信号によりトリガ信号が
与えられて導通する信号供給用スイッチ回路と、 速度検出用トランジスタと、一端が前記速度検出用トラ
ンジスタのベースにツェナーダイオードを介して接続さ
れ他端が前記速度検出用トランジスタのエミッタに接続
されて前記工4−ザイタ]イルの一方の半サイクルの出
力により前記ツェナーダイオードのツェナー電圧と前記
速度検出用トランジスタのペースエミッタ間電圧とによ
り定まる定電圧まで充電される速度検出用コンデンサと
を有して前記コンデンサの端子電圧が所定のレベル以上
になっている期間前記速度検出用トランジスタを導通さ
せる速度検出回路と、 前記速度検出用トランジスタが遮断している期間前記信
号供給用スイッチ回路に前記トリガ信号が供給されるの
を阻止し前記速度検出用トランジスタが導通している期
間前記信号供給用スイッヂ回路に前記トリガ信号が供給
されるのを許容するトリガ回路とを備えていることを特
徴とする内燃機関用点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59104459A JPS60249668A (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 内燃機関用点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59104459A JPS60249668A (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 内燃機関用点火装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60249668A true JPS60249668A (ja) | 1985-12-10 |
JPH0231230B2 JPH0231230B2 (ja) | 1990-07-12 |
Family
ID=14381180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59104459A Granted JPS60249668A (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 内燃機関用点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60249668A (ja) |
-
1984
- 1984-05-25 JP JP59104459A patent/JPS60249668A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0231230B2 (ja) | 1990-07-12 |
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