JPS61196203A - 照度補正光学系 - Google Patents

照度補正光学系

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JPS61196203A
JPS61196203A JP60037160A JP3716085A JPS61196203A JP S61196203 A JPS61196203 A JP S61196203A JP 60037160 A JP60037160 A JP 60037160A JP 3716085 A JP3716085 A JP 3716085A JP S61196203 A JPS61196203 A JP S61196203A
Authority
JP
Japan
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area
illuminance
thin film
curved
center
Prior art date
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Pending
Application number
JP60037160A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Nose
野瀬 彰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ERUMOSHIYA KK
Elmo Co Ltd
Original Assignee
ERUMOSHIYA KK
Elmo Co Ltd
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Publication date
Application filed by ERUMOSHIYA KK, Elmo Co Ltd filed Critical ERUMOSHIYA KK
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はCRT等ディスプレイ手段によって表示される
画像を写真フィルム等の記録媒体に記゛録するためのカ
メラ(いわゆるビデオイメージヤ−カメラ)に適用され
る光学系、あるいは画像をラインセンサ等の受像手段に
結−させるに好適な光学系に関するものである。
近年、軽薄短小の流行により、これら画像記録を目的と
する機器に於いても小型化が要求されている。通常この
種機器においては被写体サイズとフィルム(又は受像体
)サイズが決まっているので、小型化する為にはレンズ
系の焦点距離を短くして、被写体面(以下物面と記す)
とフィルム面又は受像面(以下像面と記す)間の距離を
縮める必要がある。
しかしながら、同じ物面サイズ、像面サイズを保ってレ
ンズの焦点距離を短くすれば、レンズ系の画角が大きく
なり、cos4則によって像面の中心部に対する周辺部
の照度低下が顕著となる。
例えば開口効率100%のレンズに於いても、半画角1
5°であれば像面中心に対する周辺(最大画角相当)の
照度比(以下照度比と略す)は0.87であるのに対し
て、半画角25°では067.35°で0,45と著し
く低下する。この事は例えば前記ビデオイメージヤ−カ
メラに於いては撮影された写真の周辺部に於けるコント
ラストを低下(階調の低下)させ、又ラインセンサを使
用する機器に於いては被写体が均一の明るさのものであ
っても中心部と周辺部の出力の差が出来、電気的処理に
極めて都合が悪い。
本発明は、これらの不都合を比較的簡単な手法をもって
解消するレンズ系の提供を目的とする。
以下、本発明について説明する。
一般に、レンズ系に於いては第1図に示す如く、入射瞳
及び射出瞳と呼ばれる位置があり、像面の中心部へ集束
する光線(以下軸上光線と呼ぶ)及び像面の周辺に集束
する光線(以下軸外光線と呼ぶ)があたかもその位置に
ただの開口があるかの如く通過する。又、入射瞳の中心
から物面上の一点を結ぶ直線とのなす角をθとすると像
面上の照度比は開口効率100%のレンズに於いてもC
O3θの4乗に比例して低下する。
(CO34則)。
第2図に中心照度EOに対する光線角θに相当する照度
Eの比を、上記光線角θを横軸にとって示す。一方、第
1図に於ける入射瞳からpだけ離れた平面又は曲面A(
以下面Aと記す)上に於いては第3図に示す如く軸上光
線束Bと軸外光線束Cとは中心が近似的にh=トtan
θだけ離れた位置にあり、2つの光線束B%Cの円の半
径はほぼ等しい。今、軸外光線束Cはこのレンズ系の最
大画角に相当するものとし、ざらに中間画角に相当する
光線束を考えると第3図りの円となる。この円の半径も
B、Cとほぼ等しい。
従って第2図に示された様な照度比を持つレンズ系の照
度比を改善する為には、面Aに於いて透過する光線束毎
に透過率を変えてやればよい。
即ち、軸上光線の光束Bは軸外光線束C相当の照度仕向
等の透過率に、中間画角光線束りはその中間程度の透過
率にすればよく、面Aに於ける光軸中心から有効径周辺
に至るまでを連続変化する透過率とすれば照度比が改善
されるものの、この様な透過率を連続変化するフィルタ
を実現する事は製造上極めて回能であり、例え実現出来
たとしても製造コストは著しく高価となる。
ところで、製造上容易な構成、即ち面Aに於いて、例え
ば光軸に中心を持つ円形でその面積を81半径をR1透
過率Tの薄膜を考え、レンズ系の条件(面Aの位置、光
線束径、最大画角等)を考慮し、半径Rと透過率下を適
当な値に設定する事によって、実用可能な照度比の補正
(改善)を実現する事が可能となる。即ち、第4図に示
す如く、この面Aの有効径E(面積Soとする)の一部
に光軸を中心とした半径R(即ち面積S−πR)の部分
を透過率Tの半透薄膜とし、その外側を通常のレンズ面
、即ち研磨面のままか、又は増透薄膜とするとこの部分
の透過率はほぼ1と考えてさしつかえないので、前記第
4図軸上光束Bは全光束が透過率Tの部分を透過し、故
に照度がTだけ低下し、中間画角光束りは一部が透過率
Tの部分を透過し、他の部分は透過率はぼ1の部分を透
過し、故に全体としてみれば、中心部とほぼ等しい照度
となり、又、軸外光線束Cは全体が透過率はぼ1を部分
を透過す為のでA面による照度低下は起こらない。従っ
て、像面上全体としてみれば、薄膜部分の透過率Tを第
2図の最大画角の照度比相当の値に近い値をとる様にす
る事によって良好な補正が可能となる。又、改善を必要
とする実用的範囲のレンズの半画角は20”〜35°で
あり、この範囲に於いてはT < 0.4では中心摺度
が下がりすぎ、良好に補正出来ないし、■〉0.7では
逆に中心照度が下がらないので、これも良好な補正が出
来ない。又、3/So>0.5では照度低下が周辺部ま
で及ぶし、3/So> 0.2では中心部のみ補正され
て中間部の補正が出来ない。0.4≦T≦0.7.  
0.2≦S/So≦0.5の範囲の値を取る事によって
良好に補正する事が出来た。
又、透過率Tの部分の形状は上記は円形に例をとったが
、他に多角形、星状等で同等の効果が得られる。又、前
記形状の輪郭部をぼかしたものも、その面積の少なくと
も80%が均一な透過率であれば比較的容易に製作可能
でこれも前記同等、あるいはそれ以上の効果を得ること
が出来る。
上述した実施例は比較的画角の狭い場合や、照度ムラの
許容範囲が比較的大きい場合に効果的であるが、大画角
かつ照度ムラの許容範囲が狭い場合は上記実施例では不
充分である。
ここで第2図面A上にて第5図に示す様にそれぞれ透過
率T1及びTlを持ち面積SI+32、半径R1、R2
(R,<R2)を持った2つの円形薄膜により構成すれ
ば比較的容易に製造可能で照度補正はより効果的となる
。この時、前記同様 Tl <0.4 、Tl< 0.
5では中心及び中間部の照度が下がりすぎ、逆にT、 
> 0.6 、Tl> 0.8では中心及び中間部の照
度が下がらないので良好な補正は望めない。又、31/
So< 0.1及び(S++Sz) /S。
<0.3では中間部が補正出来ないし、S、 /SQ>
0.3及び(S+”Sz) /so> 0.5では周辺
部に照度低下が生じ、いずれも良好な補正は望めない。
0.4≦L≦0.6 0.5≦■2≦0.8 0.1≦S+/S6≦0.3 0.3≦(31432) /So≦0.5T、<Tl 上記条件を満すことにより、良好な補正が可能であった
尚、透過率TI、T2の2つの薄膜部分の形状について
は前記透過率Tのみの場合とまったく同様である。
ざらに、本説明に於いてはレンズ系の物面側の面に薄膜
フィルタを有する場合についてのみ説明したが、レンズ
の像面側の面に薄膜フィルタを有する場合もまったく同
様である。次に本発明の実施例について述べる。以下に
示す実施例に於いて、Riは第1面の曲率半径、diは
第1面と第i+1面の軸上肉厚或いは軸上空気間隔、n
iは屈折率である。
[実施例1]ビデオイメージヤ−カメラ用レンズであり
、 F/11. f=108.1.最大画角2ω=55.6
” 。
開口効率100%である。
第1面に透過率丁=0.6 、半径7.45の円形半透
明コート膜が形成されている。
ri     d’+     ni i    28.0 7.3  1.6734 2   83.414 0.154 1 3   95.1 3.25  1.65223 2.64  1 5   44.29 2.6  1.81077 6   76.72 7.01 7  −76.72 2.6  1.81077 8−44.298 2.64  1 3.25  1.65223 10   −95.1 0.154   1 11   −83.414 7.3   1.6734 12   −28.0 入射瞳位置は第1面より後方へ 17.69.第1面に
於ける光線束半径は4.49.第1面の有効半径は 1
2.9である。
第6図において、点線に補正前の照度比を実線によって
本実施例1の補正された照度比を示す。又、第7図に本
実施例1の光学系の断面図を示す。
[実施例2]ラインセンサを使用した機器用のレンズで
あり、 F/6.4  f=14.、最大両名2ω= 70” 
開口効率100%である。
第1面に半径2.O1透過比率T、 =0.45.及び
半径3.9.透過比率T2=0.61の2つの円形より
成る半透明コート膜が形成されている。
面    r ’+     d i     n i
’l    11.GO4 1,13521,51825 25,9776 3,7581 38,2794 4,18861,66152 4−26,7408 1,72241 5−7,9858 ()、548 1.76166 6   15.9169 0.5089 1 7  −12.9887 1.3701 1.66152 8   −5.9776 0.1174 1 9   21.3895 1.7224 1.66152 10   −21.3895 入射瞳位置は第1面より後方へ6.662.第1面に於
ける光線束半径1,094.第1面の有効半径は5.7
59である。第8図において、点線にて補正前の照度比
を実線にて本実施例2の補正された照度比を示す。又、
第9図に本実施例2の光学系の断面図示す。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図は一般のレンズ系の光線束を説明す
る概念図を示す。第2図は一般のレンズ系の画面中心に
対する周辺部の照度比を表わす説明図を示す。第4図及
び第5図は本発明の照度比の改善方法を説明する為の説
明図を、第6図及び第8図は本発明実施例による照度比
の改善を表わす図を示す。第7図及び第9図は同じ〈実
施例における光学系の断面図を示したものである。図中
、Aは平面又は曲面A、Bは軸上光線の光線束、Cは軸
外光線光線束、Dは中間画角光線束、Eは有効径、Rは
半径を夫々示す。 特許出願人    株式会社エルモ社 代表者 笹部恒中

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)物面側又は像面側より数えて第1面目又は第2面
    目の曲面又は平面の光軸を含んだ有効径の一部に半透明
    な薄膜を形成する一方、その薄膜部分の面積をSとし、
    その面積Sの光軸を含む少なくとも80%を均一な透過
    率Tで形成し、その曲面又は平面の有効径の面積をS_
    0とした時、 0.4≦T≦0.7 0.2≦S/S_0≦0.5 の条件を満し、かつ、該薄膜部分の外側は通常のレンズ
    面である事を特徴とする光学系。 (2)物面側又は像面側より数えて第1面目又は第2面
    目の曲面又は平面の光軸を含んだ有効径の一部に判透明
    な薄膜を形成する一方、その薄膜部分の面積をS_1と
    し、その面積S_1の光軸を含む少なくとも80%を均
    一の透過率T_1で形成し、さらにその外側に半透明な
    薄膜を形成し、その薄膜部分の面積をS_2とし、その
    面積S_2の少なくとも80%以上を均一な透過率T_
    2で形成し、その曲面又は平面の有効径の面積をS_0
    とした時、 0.4≦T_1≦0.6 0.5≦T_2≦0.8 0.1≦S_1/S_0≦0.3 0.3≦(S_1+S_2)/S_0≦0.5T_1<
    T_2 の条件を満し、これらの薄膜部分の外側は通常のレンズ
    面である事を特徴とする光学系。
JP60037160A 1985-02-26 1985-02-26 照度補正光学系 Pending JPS61196203A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01279218A (ja) * 1988-05-02 1989-11-09 Dainippon Screen Mfg Co Ltd アポクロマート・レンズ
CN110346913A (zh) * 2014-10-31 2019-10-18 三星电机株式会社 光学系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN110346913A (zh) * 2014-10-31 2019-10-18 三星电机株式会社 光学系统
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