JPS61195840A - 積層合板の端部処理方法 - Google Patents

積層合板の端部処理方法

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Publication number
JPS61195840A
JPS61195840A JP60038245A JP3824585A JPS61195840A JP S61195840 A JPS61195840 A JP S61195840A JP 60038245 A JP60038245 A JP 60038245A JP 3824585 A JP3824585 A JP 3824585A JP S61195840 A JPS61195840 A JP S61195840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminated plywood
laminated
synthetic resin
plywood
die
Prior art date
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Pending
Application number
JP60038245A
Other languages
English (en)
Inventor
明秀 高見
土肥 雅宏
雄二 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、積層合板の端部処理方法に関し、特に合成樹
脂製中間層の両表面に薄金属板を積層してなる積層合板
の端部の合成樹脂製中間層を加熱後加圧して外部へ除去
する端部処理方法に関する。
(従来技術) 従来、自動車の軽量化及び振動低減の要請から自動車ボ
デーのアウタパネルとして合成樹脂製中間層の両表面に
薄金属板を積層してなる積層合板が用いられるようにな
って来た。
上記積層合板においては、その合成樹脂製中間層が塑性
変形しにくいためにプレス成形特スプリングバンク量が
大きく成形性に欠けるだけでなく、その板厚も多少大き
く薄金属板の厚さも非常に薄いために他の板部材とヘミ
ングにて接合しようとすると外表面側の薄金属板が破れ
てしまうという欠点がある。
そこで、例えば実開昭57−125321号公報には、
積層合板の一方の薄金属板を他方の薄金属板の端面より
も突出させるようにした端部処理技術が記載されている
しかし、上記のように積層合板の両画金属板の端面を一
致させずにシフトさせるように処理するためには、通常
の剪断加工機等を用いることが出来ず、特殊な切断装置
を必要とすることから、上記端部処理技術を実施する際
に種々の困難を伴うだけでなく、積層合板の端部には1
枚の薄金属板しか残らないので他部材と接合する接合部
の強度面でも好ましくない。
(発明の目的) 本発明は、上記諸問題に鑑みてなされたもので、容易に
実施でき且つプレス成形性及び強度面で優れた積層合板
の端部がえられるような積層合板の端部処理方法を提供
することを目的とする。
(発明の構成) 本発明に係る積層合板の端部処理方法は、合成樹脂製中
間層の両表面に薄金属板を積層してなる積層合板を剪断
加工機で所定形状に切断する際に、上記積層合板を板押
えでダイス上に押えつけながら板押えとダイスの少なく
とも一方に設けたヒータで積層合板を加熱し、この積層
合板を板押えで加圧して積層合板内の加熱された合成樹
脂製中間層を積層合板の切断端面から外部へ押し出すも
のである。
(発明の効果) 本発明に係る積層合板の端部処理方法においては、以上
のように積層合板を剪断加工機で所定形状に切断する際
に板押えとダイスの少なくとも一方に設けたヒータで積
層合板を加熱し、この積層合板を板押えで加圧して積層
合板内の加熱された合成樹脂製中間層を切断端面から外
部へ押し出すので、積層合板の端部内の合成樹脂製中間
層が除去されプレスで曲げ加工し易い端部とすることが
出来るうえ、積層合板の端部には2枚の薄金属板が残る
ので他部材と接合される積層合板の端部の強度面でも有
利なものとなる。
しかも、剪断加工機にヒータを組み込むなどの簡単な改
造を加えた装置を用いて、切断加工と並行的に処理する
ことが出来るので、設備面及び工程面で極めて有利であ
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
積層合板lは、第2図・第3図に示すように自動車のボ
デーのアウタパネル等として使用されるもので、熱可塑
性合成樹脂製の中間層1aの上下両表面に厚さ約0.1
〜0.4m程度の薄鋼板lbを積層してなる積層合板で
ある。
上記積層合板1は、鋼板製のパネルと同様に、プレス機
で所定の曲面状に絞り成形後、剪断加工機で所定形状に
トリミング切断され、次にプレス機で端部を約90°折
り曲げてフランジ部が形成され、このフランジ部をイン
ナパネルの端部に折り返すことによってアウタパネルと
インナパネルとが溶接接合される。
旧記剪断加工機でトリミング切断する際に、切断と並行
して積層合板1の外周に沿う端部IAのうちの所定の部
分を端部処理するため、第1図に示すように端部処理さ
れる積層合板lの端部IAに対応する部分において剪断
加工機のダイス2及び板押え3の内部には各々電気ヒー
タ2a・3aが装備され、切断時に積層合板1の端部I
Aを板押え3でダイス2上に押えつけながら積層合板1
を加熱して内部の合成樹脂製中間N1aを溶かすことが
出来るようになっている。
上記板押え3及びダイス2を各々のヒータ3a・2aで
加熱し所定の高温状態(例えば、約200〜300℃)
に保持した状態で、この剪断加工機を用いて積層合板1
のトリミング切断及び端部処理が次のような順序で行わ
れる。
先ず、第1図(a)に示すように、剪断加工機のダイス
上に積層合板1を載置し、その切断個所が切刃4の直下
に位置するように位置決めする。
次に、第1図(b)に示すように、板押え3及び切刃4
を下降させて積層合板1の端部IAをダイス2上に押え
つけ2次の瞬間には切刃4とダイス2とで積層合板1を
所定形状に切断する。
そして、積層合板1をダイス2上に!!置したときから
積層合板1の端部IAは加熱され始めているが、上記板
押え3で押えつけながら積層合板1の端部IAを一層加
熱して内部の合成樹脂製中間層1aを溶かし、上記切断
後第1図(c)に示すように切刃4を上昇させながら或
いは上昇させてから板押え3を更に下降させて積層合板
1の端部IAを加圧し、この端部IA内の溶けた合成樹
脂製中間層1aの大部分を切断端面5から外部へ押し出
し、その後板押え3を上昇させて上限位置へ復帰させる
以下、同様に繰り返して積層合板を次々と切断及び端部
処理する。
尚、上記板押え3だけにヒータ3aを設け、積層合板l
の端部IAを加熱しないうちに板押え3で積層合板1の
端部IAをダイス2上に押えつけてその直後に切断し、
切断後所定の加熱時間の間板押え3で押え続けて加熱し
、その後板押え3で加圧して溶けた合成樹脂製中間層1
aを押し出すようにしてもよい。
また、ダイス2だけにヒータ2aを設け、そのヒータ2
aで積層合板1の端部IAを加熱するようにしてもよい
上記ヒータ2a・3aとしては、ニクロム線などの電気
抵抗線、誘導コイル、或いはセラミック製のヒータなど
既存の各種のものを用いることが出来、ヒータ2a・3
aは必ずしも板押え3やダイス2内に埋設状に組付ける
必要はない。
そして、剪断加工機°としては、上記トリミング切断用
以外の剪断加工機を用い得ることは勿論である。
以上のようにして端部処理した積層合板1の端部IAは
、第2図に示すように、合成樹脂製中間層1aの大部分
が除去され2枚の薄鋼板1bの間に非常に薄い合成樹脂
層が積層された構造となり、第3図に示すように鋼板製
インナパネル6の端部6Aを挟み込んでヘミングするの
に折り曲げ易くなるうえ、非常に薄い合成樹脂層が介在
しているだけなのでスポット溶接する上でも全く支障が
ないし、インナパネル6と積層合板1の接合部には2枚
の薄鋼板1bが確保されるので強度上優れた構造となる
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図(a)〜(
c)は各々積層合板の切断と端部処理をする際の各段階
における積層合板と剪断加工機の要部縦断面図、第2図
は端部処理後の積層合板の要部縦断面図、第3図は端部
処理した積層合板とインナパネルとを接合してなるパネ
ル構造体の要部縦断面図である。 ■・・積層合板、  1a・・合成樹脂製中間層、lb
・・薄鋼板、 2・・ダイス、 3・・板押え、 2a
・3a・・ヒータ、 5・・切断端面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合成樹脂製中間層の両表面に薄金属板を積層して
    なる積層合板を剪断加工機で所定形状に切断する際に、
    上記積層合板を板押えでダイス上に押えつけながら板押
    えとダイスの少なくとも一方に設けたヒータで積層合板
    を加熱し、この積層合板を板押えで加圧して積層合板内
    の加熱された合成樹脂製中間層を積層合板の切断端面か
    ら外部へ押し出すことを特徴とする積層合板の端部処理
    方法
JP60038245A 1985-02-27 1985-02-27 積層合板の端部処理方法 Pending JPS61195840A (ja)

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JP60038245A JPS61195840A (ja) 1985-02-27 1985-02-27 積層合板の端部処理方法

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JPS61195840A true JPS61195840A (ja) 1986-08-30

Family

ID=12519921

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60038245A Pending JPS61195840A (ja) 1985-02-27 1985-02-27 積層合板の端部処理方法

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JP (1) JPS61195840A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04113898U (ja) * 1991-03-18 1992-10-06 中外炉工業株式会社 蒸発金属成分の捕捉装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04113898U (ja) * 1991-03-18 1992-10-06 中外炉工業株式会社 蒸発金属成分の捕捉装置

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