JPS6114919B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6114919B2
JPS6114919B2 JP53057208A JP5720878A JPS6114919B2 JP S6114919 B2 JPS6114919 B2 JP S6114919B2 JP 53057208 A JP53057208 A JP 53057208A JP 5720878 A JP5720878 A JP 5720878A JP S6114919 B2 JPS6114919 B2 JP S6114919B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
thickness
rolling
dissimilar metal
explosive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53057208A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54149347A (en
Inventor
Teruyuki Ahano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP5720878A priority Critical patent/JPS54149347A/ja
Publication of JPS54149347A publication Critical patent/JPS54149347A/ja
Publication of JPS6114919B2 publication Critical patent/JPS6114919B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、異種金属継手の製造方法に関する。
金属の爆発圧着法の1つの応用例として、通常の
溶接などの接合手段では接合させがたい金属と金
属との継手をつくる例がある。
その方法としては、 (1) 爆発圧着したクラツド板を板厚方向に切り出
す方法。
(2) 一部が重なり合うように段差を有して接合さ
せるかもしくは段差を有しない継手を切削して
段差を有する接合状態にする方法(米国特許第
3197855号明細書参照) (3) 合せ材、母材にテーパー加工を施し、その部
分を圧着して接合部が均一な板厚のものとする
方法(特公昭47−44865号公報参照) などの方法があつた。
(1)の方法では爆着することの可能な板厚によつ
て制限を受け、母材板厚はいくらでも厚くできる
が、合せ材の板厚を厚くすると圧着が困難となる
ので、母材と合せ材との双方を厚くすることは不
可能である。そこで爆発圧着クラツド鋼として長
手の継手を得るために、合せ材または母材にそれ
ぞれの素材を溶接することが試みられた。しか
し、溶接によつて長くすると溶接時の熱によつ
て、爆着クラツド鋼接合界面に生成する拡散層の
ために、接合界面が剥離したり、強度が低下した
りする。
(2)の方法によれば長さの制限は受けないが、引
張りおよび圧縮などの外部応力が付加された場
合、段差を有している部分に応力集中が生じるな
ど好ましくない。この場合、段差を切削する方法
もあるが、この種の方法は切削の後加工を必要と
し、また大量生産ができないので実用的でない。
(3)の方法は、素材板厚にテーパーがついている
ために、爆圧時接合部の完全圧着が得難く実用的
でない。
本発明は、上記従来法の欠点を改善すべくなさ
れたもので、爆発圧着法によりそれぞれの端部側
で一部が重なり合うように段差を有して接合して
いる異種金属クラツド材の重なり部を減厚せしめ
る如く圧延加工し、全体をほぼ均一な板厚とする
ことを特徴とする異種金属継手の製造方法であ
る。
本発明に用いられる異種金属クラツド材は、そ
れぞれの端部側で一部が重なり合うように段差を
有して接合しているものであるが、これは第1図
イ,ロに示すように二枚の異種金属板1,2が一
部重なり合うように接合されたものでもよく、ま
た第2図イ,ロに示すように、二枚の異種金属板
1,2を全面圧着したのち、斜視部を削除したも
のでよい。
この異種金属を接合する方法は後の圧延加工に
耐え得る強い接合力を有するので爆発圧着法によ
る。
二枚の金属板の重なり部の段差は第1図、第2
図の各ロのようにテーパー加工を行なうことが好
ましく、テーパー加工の角度は重ね部の巾によつ
て決定され、小さければ小さいほど好ましいが、
重ね部以外にテーパー加工をおよぼすのは、板厚
の減厚などを生じ好ましくない。このようにテー
パー部を設けることによつて、圧延加工の際の応
力集中が緩和され、接合部端部の剥離が完全に防
止できる。
本発明に用いられる異種金属については特に限
定されないが、相互に溶接し難い異種金属の場合
に本発明方法は特に効果的である。また、これら
異種金属は変形性が近似していることが圧延加工
上問題が少ないので好ましく、特に好ましい異種
金属の例は銅とアルミニウムの組合せである。
本発明における圧延加工は、熱間、冷間いずれ
でも異種金属の組合せにより適宜選ぶことができ
る。冷間圧延においては、種々の接合法にそくし
た例えば爆発圧着時に生じる加工硬化あるいは溶
接接合時に生じる熱応力、熱歪などを目的とした
熱処理を行なうことが好ましい。
圧延加工する方向としては、接合部に対してC
方向、L方向などが適用でき、その他1パスごと
にクラツド板を裏返しながら圧延する方法が適用
できるが、いずれの方法を適用するかは異種金属
の組合せにより決定する。第3図は圧延加工後の
異種金属板1,2の接合状態を示す。
以下実施例によつて本発明を説明する。
実施例 1 純アルミニウム(厚さ8mm×300mm×500mm)を
母材として、銅(厚さ8mm×300mm×500mm)を合
せ材として重ね部の巾を50mm取り、銅/純アルミ
ニウムの間隙として5mmの高さを保持し、その上
に爆薬18Kg/m2を載置する。しかるのちに短辺端
部中央に電気雷管を取付け爆発圧着を行なつた。
爆発圧着したクラツド板をプレスによつてメート
ル当り3mmの歪取りをした後に、圧延前加工とし
て、銅および純アルミニウムの両端に約45゜でテ
ーパー加工を行なつた。その後冷間圧延によつて
銅/純アルミニウム重ね部が平目になるまで爆着
方向に対してC方向に圧延を行なつた。
でき上つた6mm板厚クラツド板に対して20mmの
巾で切り出し、クラツド板厚の2倍の半径で180
゜曲げおよび引張試験を行なつたところ、曲げに
よる界面剥離もカラーチエツクの結果認められ
ず、また引張試験においても8Kg/mm2の強度をも
つて接合部以外の純アルミニウム材より破断し
た。
実施例 2 純ニツケルを母材とし、鋼材を合せ材として実
施例1と同様のサイズおよび爆着法によつて製造
したクラツド材をプレスでメートル当り3mmの歪
取りをしたのちに、圧延前加工として純ニツケル
および鋼の両端に約45゜でテーパー加工を行なつ
た。その後500℃1時間で加温したのち、爆着方
向に対してC方向に銅/純ニツケル重ね部が平目
になるまで圧延を行なつた。
でき上つた6mm板厚クラツド板に対して実施例
1と同様に機械的試験を行なつた結果、曲げによ
る界面剥離もカラーチエツクの結果認められず
に、引張試験においても18Kg/mm2の強度を有して
破断した。
以上、本発明によつて得られた異種金属継手
は、従来の爆発圧着による板厚方向によつて切り
出して得た継手に比して長さの制限を受けず、圧
着面積が同一形状で大きくとれるために、接合部
の比強度が高くなる。また、合せ材、母材を削り
出す方法によつて得た継手のように段差がないた
めに応力集中を受けない。
また板状で継手が得られるために、使用目的に
よつて後加工ができ、丸棒形状などの製造が可能
である。
本発明によつて得た異種金属継手例えば銅/ア
ルミニウム継手は、電導部などのアルミニウム材
と銅材の継手として使用される。
【図面の簡単な説明】
第1図は二枚の異種金属板を一部重なり合うよ
うに接合した状態の説明図でイは端面部をそのま
まとし、ロは端面部を斜めに削除した状態を示
す。第2図イは二枚の異種金属板を全面圧着した
のち斜線部を削除する状態の説明図、第3図はク
ラツド材の重なり部を減厚せしめる如く圧延加工
した継手の状態の説明図である。 1,2…異種金属板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 爆発圧着法によりそれぞれの端部側で一部が
    重なり合うように段差を有して接合している異種
    金属クラツド材の重なり部を減厚せしめる如く圧
    延加工し、全体をほぼ均一な板厚とすることを特
    徴とする異種金属継手の製造方法。
JP5720878A 1978-05-16 1978-05-16 Preparation of different kind metal joint Granted JPS54149347A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5720878A JPS54149347A (en) 1978-05-16 1978-05-16 Preparation of different kind metal joint

Applications Claiming Priority (1)

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JP5720878A JPS54149347A (en) 1978-05-16 1978-05-16 Preparation of different kind metal joint

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Publication Number Publication Date
JPS54149347A JPS54149347A (en) 1979-11-22
JPS6114919B2 true JPS6114919B2 (ja) 1986-04-21

Family

ID=13049085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5720878A Granted JPS54149347A (en) 1978-05-16 1978-05-16 Preparation of different kind metal joint

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0327539Y2 (ja) * 1985-05-23 1991-06-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2817075B2 (ja) * 1992-02-21 1998-10-27 富士写真フイルム株式会社 表面に感光液を塗布する帯状金属板の接合方法
JP6202863B2 (ja) * 2013-04-08 2017-09-27 住友重機械工業株式会社 誘導電動機の製造方法
CN104057200B (zh) * 2014-06-30 2016-05-11 湖北金兰特种金属材料有限公司 铜铝爆炸复合板过渡接头

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JPS54149347A (en) 1979-11-22

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