JPH0335887A - インレイクラッド材の製造方法 - Google Patents
インレイクラッド材の製造方法Info
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- JPH0335887A JPH0335887A JP16904289A JP16904289A JPH0335887A JP H0335887 A JPH0335887 A JP H0335887A JP 16904289 A JP16904289 A JP 16904289A JP 16904289 A JP16904289 A JP 16904289A JP H0335887 A JPH0335887 A JP H0335887A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、電気接点等各種部品の素材として用いるイン
レイクラツド材の製造方法に関する。
レイクラツド材の製造方法に関する。
(従来の技術〉
従来のインレイクラツド材は、第9図に示す如く母材1
側に溝2を設け、この溝2にクラッドメタル3を嵌め込
んだ後、熱間ロール圧延により圧接して成るものである
。
側に溝2を設け、この溝2にクラッドメタル3を嵌め込
んだ後、熱間ロール圧延により圧接して成るものである
。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上記インレイクラツド材4は、プレス抜きし
、曲げ加工等部品製作の工程に入ると、第11図に示す
ようにクラッドメタル3の両側端面の接合強度が弱い為
、接合境界面から割れたり、さらには剥れて脱落したり
する等の問題があった。
、曲げ加工等部品製作の工程に入ると、第11図に示す
ようにクラッドメタル3の両側端面の接合強度が弱い為
、接合境界面から割れたり、さらには剥れて脱落したり
する等の問題があった。
これを解決する為に、第1O図に示す如く母材1′の溝
2′を断面逆台形状になして左右両内側端面にテーバを
付し、この溝2′に断面逆台形状になしたクラッドメタ
ル3′を嵌め込んで熱間ロール圧延により圧接したイン
レイクラツド材4′が提案されているが、溝2′の寸法
のばらつきやクラッドメタル3′の寸法のばらつき等の
影響で両側端面の接合は不完全なものができる心配があ
った。
2′を断面逆台形状になして左右両内側端面にテーバを
付し、この溝2′に断面逆台形状になしたクラッドメタ
ル3′を嵌め込んで熱間ロール圧延により圧接したイン
レイクラツド材4′が提案されているが、溝2′の寸法
のばらつきやクラッドメタル3′の寸法のばらつき等の
影響で両側端面の接合は不完全なものができる心配があ
った。
両側端面の接合強度が弱くなる原因は、クラッドメタル
3.3′を夫々溝2.2′に嵌め込んで熱間ロール圧延
により圧接する際に、クラッドメタル3.3′の底面に
はロールによる圧力Wがそのまま加わるが、両側端面に
は第9図のインレイクラツド材4にあってはクラッドメ
タル3が圧力Wによって広がろうとする力以外作用する
力が無く、また第10図のインレイクラツド材4′にあ
ってはW cosθ分の力しか作用しないことにある。
3.3′を夫々溝2.2′に嵌め込んで熱間ロール圧延
により圧接する際に、クラッドメタル3.3′の底面に
はロールによる圧力Wがそのまま加わるが、両側端面に
は第9図のインレイクラツド材4にあってはクラッドメ
タル3が圧力Wによって広がろうとする力以外作用する
力が無く、また第10図のインレイクラツド材4′にあ
ってはW cosθ分の力しか作用しないことにある。
いずれにしてもクラッドメタル3の底面に加わる圧力W
よりは遥かに小さく、両側端面の接合強度が不足するこ
とは免れない。
よりは遥かに小さく、両側端面の接合強度が不足するこ
とは免れない。
そこで本発明は、母材に対するクラッドメタルの端面接
合部の接合強度が高く、プレス抜き、曲げ加工等の部品
製作の工程でクラッドメタルが接合境界面から割れたり
、剥れて脱落したりすることの無いインレイクラツド材
の製造方法を提供しようとするものである。
合部の接合強度が高く、プレス抜き、曲げ加工等の部品
製作の工程でクラッドメタルが接合境界面から割れたり
、剥れて脱落したりすることの無いインレイクラツド材
の製造方法を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するための本発明のインレイクラツド材
の製造方法は、母材側に溝を設け、この溝にクラッドメ
タルを組み合わせた後、或いは母材の上面にクラッドメ
タルを重ねた後、フラットな下ロールと2本の環状突起
を有する上ロールとの間を通し、熱間にてクラッドメタ
ルの端面接合部を上ロールの環状突起にて底面よりも強
く圧潰し溝状に押込んでクラッドメタルを母材に圧接す
ることを特徴とするものである。
の製造方法は、母材側に溝を設け、この溝にクラッドメ
タルを組み合わせた後、或いは母材の上面にクラッドメ
タルを重ねた後、フラットな下ロールと2本の環状突起
を有する上ロールとの間を通し、熱間にてクラッドメタ
ルの端面接合部を上ロールの環状突起にて底面よりも強
く圧潰し溝状に押込んでクラッドメタルを母材に圧接す
ることを特徴とするものである。
(作用)
上述の如く本発明のインレイクラツド材の製造方法は、
熱間にてクラッドメタルの端面接合部を上ロールの環状
突起にて底面よりも強く圧潰し溝状に押込んでクラッド
メタルを母材に圧接するのであるから、クラッドメタル
の端面接合部は底面よりも圧縮加工率を大きく取ること
ができ、端面には底面に加わる圧力Wより大きな接合力
が与えられ、接合強度が著しく強くなる。従ってこのイ
ンレイクラツド材をプレス抜き、曲げ加工等の部品製作
の工程でクラッドメタルが接合境界面から割れたり、剥
れて脱落したりすることが無い。
熱間にてクラッドメタルの端面接合部を上ロールの環状
突起にて底面よりも強く圧潰し溝状に押込んでクラッド
メタルを母材に圧接するのであるから、クラッドメタル
の端面接合部は底面よりも圧縮加工率を大きく取ること
ができ、端面には底面に加わる圧力Wより大きな接合力
が与えられ、接合強度が著しく強くなる。従ってこのイ
ンレイクラツド材をプレス抜き、曲げ加工等の部品製作
の工程でクラッドメタルが接合境界面から割れたり、剥
れて脱落したりすることが無い。
(実施例)
本発明のインレイクラツド材の製造方法の一実施例を図
によって説明する。第1図に示す如く幅2011101
、厚さ1.5mmのりん青銅より戊る帯状台材■0の中
央に開口幅2m1111深さ0.3mm、内側面のテー
バ角45度の逆台形状の溝11を設け、この溝11に第
2図に示す幅2II1ml、厚さ0.3+amのA g
−P d 60wt%より成る接点帯材12を組み合
わせ、第3図に示す如<at鋼より成るフラットな外径
3011[+1の下ロール13と、断面0.2wHの断
面半円形の環状突起14を2[1lI11の間隔を存し
て2本手行に設けた外径30mmの超硬より成る上ロー
ル15との間に、前記の組み合わせた帯状台材lOと接
点帯材12とをN2雰囲気中で700℃に加熱した上通
して、接点帯材12の端面接合部を上ロール15の環状
突起14にて底面よりも強く圧潰し、第4図に示す如く
溝状に押し込んで接点帯材12を帯状台材lOにロール
圧延により圧接し、厚さl、211111.幅20mm
のインレイクラツド接点帯材16を得た。
によって説明する。第1図に示す如く幅2011101
、厚さ1.5mmのりん青銅より戊る帯状台材■0の中
央に開口幅2m1111深さ0.3mm、内側面のテー
バ角45度の逆台形状の溝11を設け、この溝11に第
2図に示す幅2II1ml、厚さ0.3+amのA g
−P d 60wt%より成る接点帯材12を組み合
わせ、第3図に示す如<at鋼より成るフラットな外径
3011[+1の下ロール13と、断面0.2wHの断
面半円形の環状突起14を2[1lI11の間隔を存し
て2本手行に設けた外径30mmの超硬より成る上ロー
ル15との間に、前記の組み合わせた帯状台材lOと接
点帯材12とをN2雰囲気中で700℃に加熱した上通
して、接点帯材12の端面接合部を上ロール15の環状
突起14にて底面よりも強く圧潰し、第4図に示す如く
溝状に押し込んで接点帯材12を帯状台材lOにロール
圧延により圧接し、厚さl、211111.幅20mm
のインレイクラツド接点帯材16を得た。
このインレイクラツド接点帯材16を2關間隔に長手方
向に順次切断して、第5図に示す如く幅2叩、長さ20
ma+の試験片17を100個を作り、これを第6図に
示す如<90度折り曲げ試験を行った結果、接点材18
の接合境界面から割れたり、剥れたりするものは皆無で
あった。
向に順次切断して、第5図に示す如く幅2叩、長さ20
ma+の試験片17を100個を作り、これを第6図に
示す如<90度折り曲げ試験を行った結果、接点材18
の接合境界面から割れたり、剥れたりするものは皆無で
あった。
一方、従来方法で実施例と同一寸法、同一材質の帯状台
材と接点帯材を用いて作った第9図と同様のインレイク
ラツド接点帯材を切断して第5図と同様の試験片を10
0個を作り、これを第6図と同様に90度折り曲げ試験
を行った結果、全ての試験片における接点材が接合境界
面から割れたり、剥れたりした。
材と接点帯材を用いて作った第9図と同様のインレイク
ラツド接点帯材を切断して第5図と同様の試験片を10
0個を作り、これを第6図と同様に90度折り曲げ試験
を行った結果、全ての試験片における接点材が接合境界
面から割れたり、剥れたりした。
前記インレイクラツド接点帯材16をさらに通常の平ロ
ールにて、厚さ0.1mn+まで圧延加工したものは全
く平坦で外観は従来品と同様で、溝加工の弊害は見られ
なかった。然してこれを前記と同様に切断して試験片を
100個を作り、これを90度折り曲げ試験を行った処
、試験片における接点材の接合境界面の割れ、剥れは全
く見られなかった。
ールにて、厚さ0.1mn+まで圧延加工したものは全
く平坦で外観は従来品と同様で、溝加工の弊害は見られ
なかった。然してこれを前記と同様に切断して試験片を
100個を作り、これを90度折り曲げ試験を行った処
、試験片における接点材の接合境界面の割れ、剥れは全
く見られなかった。
尚、上記実施例は帯状台材IOに溝11を設け、この溝
11に接点帯材12を組み合わせた後、圧延加工して圧
接し、インレイクラツド接点帯材16を得た場合である
が、第7図に示す如く帯状台材10の上面に接点帯材1
2を重ねた後、環状突起14を2本手行に有する上ロー
ル15とフラットな下ロール13とにより圧延加工して
第8図に示す如く圧接し、インレイクラツド接点帯材1
6’を得ても良いものである。
11に接点帯材12を組み合わせた後、圧延加工して圧
接し、インレイクラツド接点帯材16を得た場合である
が、第7図に示す如く帯状台材10の上面に接点帯材1
2を重ねた後、環状突起14を2本手行に有する上ロー
ル15とフラットな下ロール13とにより圧延加工して
第8図に示す如く圧接し、インレイクラツド接点帯材1
6’を得ても良いものである。
また上記実施例はインレイクラツド材が接点帯材の場合
であるが、本発明はこれに限るものではなく、他の部品
素材の場合でも適用できるものである。
であるが、本発明はこれに限るものではなく、他の部品
素材の場合でも適用できるものである。
(発明の効果)
以上の説明で判るように本発明のインレイクラツド材の
製造方法によれば、母材に対するクラッドメタルの両側
端面の接合強度が底面の接合強度よりも高く、プレス抜
き、曲げ加工等の部品製作の工程でクラッドメタルが接
合境界面から割れたり、剥れて脱落したりすることの無
いインレイクラツド材を得ることができるという効果が
ある。
製造方法によれば、母材に対するクラッドメタルの両側
端面の接合強度が底面の接合強度よりも高く、プレス抜
き、曲げ加工等の部品製作の工程でクラッドメタルが接
合境界面から割れたり、剥れて脱落したりすることの無
いインレイクラツド材を得ることができるという効果が
ある。
第1図乃至第4図は本発明のインレイクラツド材の製造
方法の一実施例の工程を示す図、第5図は本発明の製造
方法によって得たインレイクラツド接点帯材を切断して
得た試験片を示す図、第6図はその試験片を90度折り
曲げた図、第7.8図は本発明のインレイクラツド材の
製造方法の他の実施例を示す図、第9図は従来のインレ
イクラツド材を示す図、第1O図は他の従来のインレイ
クラツド材を示す図、第11図は従来のインレイクラツ
ド材を曲げた時に生ずる割れを示す図である。
方法の一実施例の工程を示す図、第5図は本発明の製造
方法によって得たインレイクラツド接点帯材を切断して
得た試験片を示す図、第6図はその試験片を90度折り
曲げた図、第7.8図は本発明のインレイクラツド材の
製造方法の他の実施例を示す図、第9図は従来のインレ
イクラツド材を示す図、第1O図は他の従来のインレイ
クラツド材を示す図、第11図は従来のインレイクラツ
ド材を曲げた時に生ずる割れを示す図である。
Claims (1)
- 1、母材側に溝を設け、この溝にクラッドメタルを組み
合わせた後、或いは母材の上面にクラッドメタルを重ね
た後、フラットな下ロールと2本の環状突起を平行に有
する上ロールとの間を通し、熱間にてクラッドメタルの
端面接合部を上ロールの環状突起にて底面よりも強く圧
潰し、溝状に押し込んでクラッドメタルを母材に圧接す
ることを特徴とするインレイクラッド材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16904289A JPH0335887A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | インレイクラッド材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16904289A JPH0335887A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | インレイクラッド材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0335887A true JPH0335887A (ja) | 1991-02-15 |
Family
ID=15879242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16904289A Pending JPH0335887A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | インレイクラッド材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0335887A (ja) |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP16904289A patent/JPH0335887A/ja active Pending
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