JPS61195192A - 燃料用石炭水スラリ−の製造方法 - Google Patents
燃料用石炭水スラリ−の製造方法Info
- Publication number
- JPS61195192A JPS61195192A JP3607585A JP3607585A JPS61195192A JP S61195192 A JPS61195192 A JP S61195192A JP 3607585 A JP3607585 A JP 3607585A JP 3607585 A JP3607585 A JP 3607585A JP S61195192 A JPS61195192 A JP S61195192A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coal
- water slurry
- fuel
- slurry
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、あたかも重油の如く直接に燃料として使用で
きる高濃度石炭水スラリーを製造する方法、詳しくは、
原料粗粉砕炭を粉砕処理して、石炭濃度が70wt%か
ら75wt%の燃料用石炭水スラリーを製造する方法に
関する。
きる高濃度石炭水スラリーを製造する方法、詳しくは、
原料粗粉砕炭を粉砕処理して、石炭濃度が70wt%か
ら75wt%の燃料用石炭水スラリーを製造する方法に
関する。
従来、上記製造方法としては、原料粗粉砕炭、水、及び
、界面活性剤を所定混合比で湿式粉砕機に投入して粉砕
処理並びに混練処理を施すことにより、所定高濃度の石
炭水スラリーを生成しており、その湿式粉砕機での粉砕
処理により生成スラリーにおける成分石炭の粒度を調整
するようにしていた。
、界面活性剤を所定混合比で湿式粉砕機に投入して粉砕
処理並びに混練処理を施すことにより、所定高濃度の石
炭水スラリーを生成しており、その湿式粉砕機での粉砕
処理により生成スラリーにおける成分石炭の粒度を調整
するようにしていた。
しかし、一般に原料粗粉砕炭に粉砕処理を施すと、その
粒度分布は第3図に破線で示す如くRosin−Ram
mler分布に良く合致するのであるが、Rosin−
Rao+m1er分布においては粗粒子に対する細粒子
の量比率が相対的に小で空隙率が大となるために、石炭
濃度が70%〜75%と高い石炭水スラリーにおいて成
分石炭の粒度分布がRosin−Rammler分布に
類似しているとスラリーの見かけ粘度がかなり高くなる
。
粒度分布は第3図に破線で示す如くRosin−Ram
mler分布に良く合致するのであるが、Rosin−
Rao+m1er分布においては粗粒子に対する細粒子
の量比率が相対的に小で空隙率が大となるために、石炭
濃度が70%〜75%と高い石炭水スラリーにおいて成
分石炭の粒度分布がRosin−Rammler分布に
類似しているとスラリーの見かけ粘度がかなり高くなる
。
したがって、原料粗粉砕炭を単に粉砕処理することだけ
で成分石炭の粒度を調整する従来製造方法では、粘度が
例えば2500cp〜3000cpとかなり高い高濃度
石炭水スラリーしか得ることが出来ず、石炭水スラリー
が本来利点としている管路輸送性が大巾に損なわれてし
まったものしか生成できない問題があった。
で成分石炭の粒度を調整する従来製造方法では、粘度が
例えば2500cp〜3000cpとかなり高い高濃度
石炭水スラリーしか得ることが出来ず、石炭水スラリー
が本来利点としている管路輸送性が大巾に損なわれてし
まったものしか生成できない問題があった。
本発明の目的は、スラリー成分石炭の粒度調整を合理的
に行うことによって、石炭濃度が70%〜75%と高い
ものにもかかわらず、低粘度の石炭水スラリーを生成で
きるようにする点にある。
に行うことによって、石炭濃度が70%〜75%と高い
ものにもかかわらず、低粘度の石炭水スラリーを生成で
きるようにする点にある。
本発明による燃料用石炭水スラリー製造方法の特徴手段
は、スラリー成分石炭の粒度を調整するに、超微粒炭を
、全体石炭量に対して10wt%から30wt%までの
範囲内の配合率で配合することにあり、その作用、効果
は次の通りである。
は、スラリー成分石炭の粒度を調整するに、超微粒炭を
、全体石炭量に対して10wt%から30wt%までの
範囲内の配合率で配合することにあり、その作用、効果
は次の通りである。
つまり、超微粉炭を、全体石炭量に対して、10wt%
〜30wt%の配合率で配合すると、粗粒子炭に対する
細粒子炭の量比率が第3図に実線で示す如く、破線で表
したRosin−Rama+ler分布における比率よ
りも高くなり、それによって、第2図にあげた実験結果
に示す如く石炭濃度が70%〜75%の高濃度石炭スラ
リーにおいて、その粘度が管路輸送を良好に行える上限
値である2000cpよりも小となるような小さな空隙
率の粒度分布を得ることができる。
〜30wt%の配合率で配合すると、粗粒子炭に対する
細粒子炭の量比率が第3図に実線で示す如く、破線で表
したRosin−Rama+ler分布における比率よ
りも高くなり、それによって、第2図にあげた実験結果
に示す如く石炭濃度が70%〜75%の高濃度石炭スラ
リーにおいて、その粘度が管路輸送を良好に行える上限
値である2000cpよりも小となるような小さな空隙
率の粒度分布を得ることができる。
尚、第2図においてA、B、C1は原料粗粉砕炭の種別
が互いに異なる石炭水スラリーを示す。
が互いに異なる石炭水スラリーを示す。
その結果、石炭濃度が70%〜75%と高いことによる
利点、すなわち、あたかも重油の如く直接に燃料として
使用でき、又、発熱量も高いという利点を備えながらも
、石炭水スラリーが本来的に要求される利点である管路
輸送性にも優れた実用性の極めて高い高濃度石炭水スラ
リーを提供できるに至った。
利点、すなわち、あたかも重油の如く直接に燃料として
使用でき、又、発熱量も高いという利点を備えながらも
、石炭水スラリーが本来的に要求される利点である管路
輸送性にも優れた実用性の極めて高い高濃度石炭水スラ
リーを提供できるに至った。
しかも、従来製造手段に対し、超微粉炭を全体石炭量に
対して10wt%〜30wt%の配合率で配合するとい
う簡単な手段を付加するだけであるから、製造設備の改
良もほとんど不要であり、製造設備面においても有利で
ある。
対して10wt%〜30wt%の配合率で配合するとい
う簡単な手段を付加するだけであるから、製造設備の改
良もほとんど不要であり、製造設備面においても有利で
ある。
尚、本発明の実施態様として、超微粉炭の配合率を10
wt%〜25wt%の範囲内とすると、第2図に示す如
く粘度が1500cp以下で更に管路輸送性に優れた高
濃度石炭水スラリーを得ることができる。
wt%〜25wt%の範囲内とすると、第2図に示す如
く粘度が1500cp以下で更に管路輸送性に優れた高
濃度石炭水スラリーを得ることができる。
次に本発明の実施例を第1図に基づいて説明する。
平均粒子が5B以下の原料粗粉砕炭に、平均粒子径が1
0μ以下の超微粉炭を、それらの全体量に対して10w
t%〜30wt%までの範囲内の配合率で配合する。
0μ以下の超微粉炭を、それらの全体量に対して10w
t%〜30wt%までの範囲内の配合率で配合する。
そして、上記の配合粉炭、水、及び、界面活性剤を、そ
れらの全体に対する石炭の重量比率が70%〜75%と
なるような混合比率で湿式粉砕機に投入し、その粉砕機
で粉砕混練処理を施すことにより、成分石炭の粒度を調
整すると共に投入物を均一に?Rmして石炭濃度が70
wt%〜75ht%の燃料用高濃度石炭水スラリーを生
成する。
れらの全体に対する石炭の重量比率が70%〜75%と
なるような混合比率で湿式粉砕機に投入し、その粉砕機
で粉砕混練処理を施すことにより、成分石炭の粒度を調
整すると共に投入物を均一に?Rmして石炭濃度が70
wt%〜75ht%の燃料用高濃度石炭水スラリーを生
成する。
次に別実施例を説明する。
超微粉炭を配合した原料粗粉砕炭を乾式粉砕処理するこ
とにより成分石炭の粒度を混練に先立って予め調整して
おき、その後、粒度調整済粉炭、水、及び、界面活性剤
を混線処理して石炭濃度が70wt%〜75wt%の燃
料用高濃度石炭水スラリーを生成して良く、又、原料粗
粉砕炭、水、及び、界面活性剤を混練粉砕処理した後に
超微粉炭を配合混練したり、あるいは、原料粗粉砕炭を
粉砕した後、超微粉炭、水、及び、界面活性剤を配合混
練しても良く、要するに、スラリー成分石炭の粒度を調
整するにあたって、超微粉炭を全体石炭量に対して10
wt%〜30wt%の配合率で配合すれば良い。
とにより成分石炭の粒度を混練に先立って予め調整して
おき、その後、粒度調整済粉炭、水、及び、界面活性剤
を混線処理して石炭濃度が70wt%〜75wt%の燃
料用高濃度石炭水スラリーを生成して良く、又、原料粗
粉砕炭、水、及び、界面活性剤を混練粉砕処理した後に
超微粉炭を配合混練したり、あるいは、原料粗粉砕炭を
粉砕した後、超微粉炭、水、及び、界面活性剤を配合混
練しても良く、要するに、スラリー成分石炭の粒度を調
整するにあたって、超微粉炭を全体石炭量に対して10
wt%〜30wt%の配合率で配合すれば良い。
第1図は、本発明の実施例を示すフローチャ−トである
。第2図は、実験結果を示すグラフ、第3図は、スラリ
ー中成分石炭の粒度分布を示すグラフである。
。第2図は、実験結果を示すグラフ、第3図は、スラリ
ー中成分石炭の粒度分布を示すグラフである。
Claims (2)
- (1)原料粗粉砕炭を粉砕処理して、石炭濃度が70w
t%から75wt%の燃料用石炭水スラリーを製造する
方法であって、スラリー成分石炭の粒度を調整するに、
超微粉炭を、全体石炭量に対して10wt%から30w
t%までの範囲内の配合率で配合する燃料用石炭水スラ
リーの製造方法。 - (2)前記配合率を10wt%から25wt%までの範
囲内とする特許請求の範囲第(1)項に記載の燃料用石
炭水スラリーの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3607585A JPS61195192A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 燃料用石炭水スラリ−の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3607585A JPS61195192A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 燃料用石炭水スラリ−の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61195192A true JPS61195192A (ja) | 1986-08-29 |
Family
ID=12459620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3607585A Pending JPS61195192A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 燃料用石炭水スラリ−の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61195192A (ja) |
-
1985
- 1985-02-25 JP JP3607585A patent/JPS61195192A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1189701A (en) | Process for producing high-concentration coal-water slurry | |
KR100930658B1 (ko) | 중량골재 및 중량콘크리트 | |
JPH04220494A (ja) | 高濃度石炭−水スラリーの製造方法 | |
JPS61195192A (ja) | 燃料用石炭水スラリ−の製造方法 | |
JP6414873B2 (ja) | セメント組成物の製造方法 | |
KR102202526B1 (ko) | 석탄회의 제조 방법 및 석탄회, 시멘트 조성물 | |
CN109437660B (zh) | 一种陶瓷球粉磨水泥助剂及其制备方法 | |
JP3735439B2 (ja) | コンクリート | |
KR0138512B1 (ko) | 고농도의 석탄 수성슬러리와 그의 제조방법 | |
JPH0354139A (ja) | コンクリート混和材の製造方法 | |
JPH04372691A (ja) | 高濃度石炭−水スラリ−の製造方法 | |
JPS6230190A (ja) | 高濃度石炭・水スラリ−製造システム | |
CN108251173A (zh) | 一种提高水煤浆固含量的方法 | |
JP6953082B2 (ja) | 混合材用フライアッシュの製造方法 | |
JPH0733488A (ja) | 高粉末度のセメントに対する分散剤の効果増進方法 | |
JPH0259197B2 (ja) | ||
RU2112291C1 (ru) | Электроизоляционный золокерамический материал | |
JPS62232492A (ja) | 石炭−水スラリ | |
JPS6135208Y2 (ja) | ||
JPS63284292A (ja) | 石炭−水スラリ−の製造方法 | |
JPS63172792A (ja) | 石炭スラリ−の調製方法 | |
JPS6185491A (ja) | 石炭スラリ− | |
JPH06279094A (ja) | セラミックス原料の粉砕方法 | |
JPS59145291A (ja) | 石炭−水スラリ− | |
JPS59145290A (ja) | 石炭−油スラリ− |