JPS61193305A - 平型エレベ−タケ−ブル - Google Patents
平型エレベ−タケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS61193305A JPS61193305A JP3416385A JP3416385A JPS61193305A JP S61193305 A JPS61193305 A JP S61193305A JP 3416385 A JP3416385 A JP 3416385A JP 3416385 A JP3416385 A JP 3416385A JP S61193305 A JPS61193305 A JP S61193305A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- flat
- core
- elevator cable
- flat elevator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明はエレベータケーブル、詳しくはエレベータなど
の移動芸域へ給電する平型エレベータケーブルに関する
。
の移動芸域へ給電する平型エレベータケーブルに関する
。
「従来の技術なら並びに発明が解決しようとする′問題
点］ エレベータケーブルは、従来丸型ケーブルを使用してい
たが、この荒型ケーブルはあらゆる角度から外力に対し
て曲げや振動が牛じやすく、最近のエレベータか高速に
なるにしたがって周囲の構造物などとの接触による破損
事故が目立つようになっている。このように狭い昇降路
内を頻繁にケージが高速で上下動するため、エレベータ
ケーブルは充分な屈曲性を持たなければならず可撓性が
必要であり、このような柔軟性とともに容易に捻れが生
じない耐捻性に優れたものが必要とされる。
点］ エレベータケーブルは、従来丸型ケーブルを使用してい
たが、この荒型ケーブルはあらゆる角度から外力に対し
て曲げや振動が牛じやすく、最近のエレベータか高速に
なるにしたがって周囲の構造物などとの接触による破損
事故が目立つようになっている。このように狭い昇降路
内を頻繁にケージが高速で上下動するため、エレベータ
ケーブルは充分な屈曲性を持たなければならず可撓性が
必要であり、このような柔軟性とともに容易に捻れが生
じない耐捻性に優れたものが必要とされる。
［問題点を解決するための手段］
本発明の目的は、上述した従来の荒型エレベータケーブ
ルの欠点を解消し、安定した走行性と表裏前後の整合性
に優れ、現場作業性を向上した平型エレベータケーブル
を提供するにある。
ルの欠点を解消し、安定した走行性と表裏前後の整合性
に優れ、現場作業性を向上した平型エレベータケーブル
を提供するにある。
本発明による平型エレベータケーブルは、複数本の線心
をより合わせてなる線心束を奇数本平行になるように配
列し、それらの線心束が可撓性に富む材料で一括して被
覆されたシースとから構成される平型エレベータケーブ
ルで市って、この平型ケーブルを左右どちら側からみて
もすなわち透視しても、線心のより方向が不変となるよ
り方向をもつように構成したものである。
をより合わせてなる線心束を奇数本平行になるように配
列し、それらの線心束が可撓性に富む材料で一括して被
覆されたシースとから構成される平型エレベータケーブ
ルで市って、この平型ケーブルを左右どちら側からみて
もすなわち透視しても、線心のより方向が不変となるよ
り方向をもつように構成したものである。
［作用］
したがって、エレベータのケージが狭い昇降路内を頻繁
に高速で上下動する平型エレベータケーブルは、そのケ
ーブルの上下方向への移動にともなってケーブルかＵ字
状に湾曲する屈曲部がその長さ方向に亘って順次移動し
、ケーブルはその長さ方向全体に絶え間なく屈曲が繰り
返されるが、この屈曲か頻繁にくり返されても充分な屈
曲可撓性をもち、あらゆる角度からの外力による曲げや
振動の発生に防止できる耐捻性をもっている。
に高速で上下動する平型エレベータケーブルは、そのケ
ーブルの上下方向への移動にともなってケーブルかＵ字
状に湾曲する屈曲部がその長さ方向に亘って順次移動し
、ケーブルはその長さ方向全体に絶え間なく屈曲が繰り
返されるが、この屈曲か頻繁にくり返されても充分な屈
曲可撓性をもち、あらゆる角度からの外力による曲げや
振動の発生に防止できる耐捻性をもっている。
そして、本発明の平型エレベータケーブルはより合わせ
た線心束を奇数本、その中心位置にある線心束の左右両
側に対称に並べて構成しているので表裏反転性があり、
布設時のケーブルの方向性に対しては全く無頓着でよい
ので、現場でのケーブルの取り扱いかきわめて容易とな
る。また、この平型エレベータケーブルの線心束の配列
かケーブルの表裏で合わないと、線心束が偶数本の場合
にはそのより方向がｚ−ｓ−ｚ−ｓ−ｚ−ｓになったり
、５−ｚ−ｓ−ｚ−ｓ−ｚになったりするために、ケー
ブル端末部におけるケーブルの吊止めなどでアンバラン
スが生じることかあるか、本発明の平型エレベータケー
ブルはこのようなことは起こらずケーブルの挙動が安定
するとともに高速に対する走行安定性が図られる。
た線心束を奇数本、その中心位置にある線心束の左右両
側に対称に並べて構成しているので表裏反転性があり、
布設時のケーブルの方向性に対しては全く無頓着でよい
ので、現場でのケーブルの取り扱いかきわめて容易とな
る。また、この平型エレベータケーブルの線心束の配列
かケーブルの表裏で合わないと、線心束が偶数本の場合
にはそのより方向がｚ−ｓ−ｚ−ｓ−ｚ−ｓになったり
、５−ｚ−ｓ−ｚ−ｓ−ｚになったりするために、ケー
ブル端末部におけるケーブルの吊止めなどでアンバラン
スが生じることかあるか、本発明の平型エレベータケー
ブルはこのようなことは起こらずケーブルの挙動が安定
するとともに高速に対する走行安定性が図られる。
［実施例］
第１図、第２図に基づいて、本発明の平型エレベータケ
ーブルの一実施例を説明する。
ーブルの一実施例を説明する。
先ず、第２図は本発明の平型エレベータケーブルのに使
用される線心束の一例を示覆もので、多数本の素線１を
より合わせた導体上に、例えば、軟質ビニルなどの絶縁
材２が被覆された線心１１゜１２、・・・・、１６を、
その断面形状か例えば環状の六角形に互いにより合わせ
て線心束が形成されている。
用される線心束の一例を示覆もので、多数本の素線１を
より合わせた導体上に、例えば、軟質ビニルなどの絶縁
材２が被覆された線心１１゜１２、・・・・、１６を、
その断面形状か例えば環状の六角形に互いにより合わせ
て線心束が形成されている。
この線心束は、第１図（Ａ）、 （Ｂ）に示すように、
符号２１，２２．・・・、２５に示されるように、実質
的に１つの平面上に互いに平行になるように配列し、ゴ
ムまたは、プラスチックなどの可撓性に富む絶縁材料６
によって一括して被覆されてシース３０となって平型エ
レベータケーブル■を構成している。
符号２１，２２．・・・、２５に示されるように、実質
的に１つの平面上に互いに平行になるように配列し、ゴ
ムまたは、プラスチックなどの可撓性に富む絶縁材料６
によって一括して被覆されてシース３０となって平型エ
レベータケーブル■を構成している。
このシース３０上には、必要により切欠溝３１，３２が
ケーブル全体の長さ方向に延長するように設けられ、こ
の切欠溝３１．３２を開裂することにより線心束群の区
分は配線を容易に行なうことができるように構成されて
いる。
ケーブル全体の長さ方向に延長するように設けられ、こ
の切欠溝３１．３２を開裂することにより線心束群の区
分は配線を容易に行なうことができるように構成されて
いる。
そして、この平型エレベータケーブルＩｔごおいては、
線心束２１．２５は左より合わせ線心束Ｚ、線心束２２
．２３．２４は右より合わせ線心束Ｓから形成されてお
り、中心位置Ｘのケーブル延長線上には右より合わせ線
心束２３が配列されており、この中心位置Ｘに対して左
右（図では上下）対称になるように線心束２１．２２．
２４．２５が配列されており、したがって、線心束のよ
り方向はｚ−’５−ｓ−ｓ−７の配列構成になっている
。
線心束２１．２５は左より合わせ線心束Ｚ、線心束２２
．２３．２４は右より合わせ線心束Ｓから形成されてお
り、中心位置Ｘのケーブル延長線上には右より合わせ線
心束２３が配列されており、この中心位置Ｘに対して左
右（図では上下）対称になるように線心束２１．２２．
２４．２５が配列されており、したがって、線心束のよ
り方向はｚ−’５−ｓ−ｓ−７の配列構成になっている
。
第３図には、上記第１図と同様の線心構造を持ち偶数の
線心束２１，２２．・・・、２６を有する平型エレベー
タケーブル■の参考例を示す。この例では同一部材は同
一符号を付し、その詳しい説明は省略する。この場合は
中心位置Ｘを中心に線心束２１．２２．・・・、２６は
左右（図では上下）対称に配列されているため、線心束
のより方向は、例えば、第３図のように線心束２１，２
３．２５では左より合わせ線心束Ｓ、線心束２２，２４
．２６では右より合わせ線心束Ｚからなり、したがって
、このケーブルのより方向は５−ｚ−ｓ−ｚ−ｓ−ｚの
配列構成となっている。
線心束２１，２２．・・・、２６を有する平型エレベー
タケーブル■の参考例を示す。この例では同一部材は同
一符号を付し、その詳しい説明は省略する。この場合は
中心位置Ｘを中心に線心束２１．２２．・・・、２６は
左右（図では上下）対称に配列されているため、線心束
のより方向は、例えば、第３図のように線心束２１，２
３．２５では左より合わせ線心束Ｓ、線心束２２，２４
．２６では右より合わせ線心束Ｚからなり、したがって
、このケーブルのより方向は５−ｚ−ｓ−ｚ−ｓ−ｚの
配列構成となっている。
次に、上記本発明の平型エレベータケーブル■と参考例
の平型エレベータケーブル■について比較した場合を次
の第１表に示す。
の平型エレベータケーブル■について比較した場合を次
の第１表に示す。
−〇 −
第 １ 表
上記第１表でも解るように、捻れ角度においては平型エ
レベータケーブル■の方が平型エレベータケーブルエよ
りも勝れているものの表裏整合性の点では平型ケーブル
■の方が平型ケーブル■よりも劣っている。しかし、こ
の捻れ角度において平型ケーブル■はやや劣ってはいる
が、その絶対値において大差はなく、しかも走行安定性
においては平型エレベータケーブル■に匹敵しうるちの
となっている。のみならず、平型エレベータケーブルＴ
は平型エレベータケーブル■よりも１時のケーブルの方
向性に対して全く無頓着でよいので、現場でのケーブル
の取り扱いにおいて勝れたものとなっている。即ち、平
型ケーブル■の場合、ケーブルの表裏が合わないと線心
束２１，２２．・・・。
レベータケーブル■の方が平型エレベータケーブルエよ
りも勝れているものの表裏整合性の点では平型ケーブル
■の方が平型ケーブル■よりも劣っている。しかし、こ
の捻れ角度において平型ケーブル■はやや劣ってはいる
が、その絶対値において大差はなく、しかも走行安定性
においては平型エレベータケーブル■に匹敵しうるちの
となっている。のみならず、平型エレベータケーブルＴ
は平型エレベータケーブル■よりも１時のケーブルの方
向性に対して全く無頓着でよいので、現場でのケーブル
の取り扱いにおいて勝れたものとなっている。即ち、平
型ケーブル■の場合、ケーブルの表裏が合わないと線心
束２１，２２．・・・。
２６の配列が線心束のより方向がｚ−ｓ−ｚ−ｓ−Ｚ−
８になったり、５−ｚ−ｓ−ｚ−ｓ−ｚになったりする
ため、平型エレベータケーブルの端末部におけるケーブ
ルの吊止めなどにおいてアンバランスが生じた場合に、
その平型エレベータケーブル■の挙動が常に同一となる
とは限らなくなってしまう。
８になったり、５−ｚ−ｓ−ｚ−ｓ−ｚになったりする
ため、平型エレベータケーブルの端末部におけるケーブ
ルの吊止めなどにおいてアンバランスが生じた場合に、
その平型エレベータケーブル■の挙動が常に同一となる
とは限らなくなってしまう。
これに対し、平型エレベータケーブル■の場合には、裏
返しになろうが前後が逆転しようが、線心束のより方向
は常にｚ−ｓ−ｓ−ｓ−ｚであるため、かさね布設の場
合でもそのケーブルの方向性に対しては全く無頓着でい
られることになる。
返しになろうが前後が逆転しようが、線心束のより方向
は常にｚ−ｓ−ｓ−ｓ−ｚであるため、かさね布設の場
合でもそのケーブルの方向性に対しては全く無頓着でい
られることになる。
上記本発明の平型エレベータケーブル■の伯の実施例と
して、第１図の示す線心束２１．２２．・・・。
して、第１図の示す線心束２１．２２．・・・。
２５の数が５になっているが、この線心束の数は、３，
７，９，・・・などの奇数などであっても同様の効果が
得られる。
７，９，・・・などの奇数などであっても同様の効果が
得られる。
また、この平型ケーブル内に線心束２１．２２．・・・
、２５以外の構成要素、例えば金属線ワイヤーなどの補
強線が中心位置Ｘに対し左右対称位置にシース３０内に
埋込んでも上記の効果は何らかわることがない。
、２５以外の構成要素、例えば金属線ワイヤーなどの補
強線が中心位置Ｘに対し左右対称位置にシース３０内に
埋込んでも上記の効果は何らかわることがない。
さらに、線心束２Ｌ２２．・・・ 、２５は、第１図の
ものはすべて同一材質、同一サイズを前提にしているが
、これを異材質、異サイズの複合された場合であっても
、中心位置Ｘに対し左右方向に対称性が維持されるなら
ば、線心束の数が奇数である限り同様の効果が得られる
ことは明らかである。
ものはすべて同一材質、同一サイズを前提にしているが
、これを異材質、異サイズの複合された場合であっても
、中心位置Ｘに対し左右方向に対称性が維持されるなら
ば、線心束の数が奇数である限り同様の効果が得られる
ことは明らかである。
［発明の効果］
本発明の平型エレベータケーブルは上記のように構成さ
れているので、あらゆる角度からの外力に対して曲げや
撮動が生じやすい荒型エレベータケーブルのもつ欠点を
防止し、かつ、平型エレベータケーブルの挙動の安定性
を保持づるとともに、線心束のより方向と奇数配列によ
って裏表前後の整合性をもたせているので、現場作業の
能率化をざらに向上させることがてきる。
れているので、あらゆる角度からの外力に対して曲げや
撮動が生じやすい荒型エレベータケーブルのもつ欠点を
防止し、かつ、平型エレベータケーブルの挙動の安定性
を保持づるとともに、線心束のより方向と奇数配列によ
って裏表前後の整合性をもたせているので、現場作業の
能率化をざらに向上させることがてきる。
第１図（Ａ）、 （Ｂ）は、本発明の平型エレベータケ
ーブルの一実施例を示す横断面図およびその一部分を示
す平面図、 第２図は、上記第１図の平型エレベータケーブルに使用
される線心束の拡大断面図、 第３図（八）、 （Ｂ）は、参考例を示す平型エレベー
タケーブルの横断面図およびその一部分を示す平面図で
ある。 １・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
線 心２１．２２，２３，２１１．２５・・・・・・線
心束Ｘ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・中心位置特許出願人 日立電線株式会社＝
１０− 区）
ーブルの一実施例を示す横断面図およびその一部分を示
す平面図、 第２図は、上記第１図の平型エレベータケーブルに使用
される線心束の拡大断面図、 第３図（八）、 （Ｂ）は、参考例を示す平型エレベー
タケーブルの横断面図およびその一部分を示す平面図で
ある。 １・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
線 心２１．２２，２３，２１１．２５・・・・・・線
心束Ｘ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・中心位置特許出願人 日立電線株式会社＝
１０− 区）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 複数本の線心のより合わせからなる線心束の奇数本が実
質的に一平面上に平行に配列され、それらの線心束が可
撓性に富む材料で一括被覆されている断面が扁平な平型
エレベータケーブルにおいて、 上記奇数本の線心束が中心位置上の線心束を中心に左右
同数本づつ対称的に配置され、 上記平型ケーブルを左右どちら側からみても線心束のよ
り方向が不変となるように線心束のより方向が中心位置
を中心として左右対称になるように構成したことを特徴
とする平型エレベータケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3416385A JPS61193305A (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 平型エレベ−タケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3416385A JPS61193305A (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 平型エレベ−タケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61193305A true JPS61193305A (ja) | 1986-08-27 |
| JPH0429164B2 JPH0429164B2 (ja) | 1992-05-18 |
Family
ID=12406538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3416385A Granted JPS61193305A (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 平型エレベ−タケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61193305A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6364063B1 (en) * | 1996-12-30 | 2002-04-02 | Kone Corporation | Elevator rope arrangement |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55116410U (ja) * | 1979-02-09 | 1980-08-16 |
-
1985
- 1985-02-22 JP JP3416385A patent/JPS61193305A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55116410U (ja) * | 1979-02-09 | 1980-08-16 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6364063B1 (en) * | 1996-12-30 | 2002-04-02 | Kone Corporation | Elevator rope arrangement |
| US6868661B2 (en) | 1996-12-30 | 2005-03-22 | Kone Corporation | Elevator rope arrangement |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0429164B2 (ja) | 1992-05-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |