JPH0132007Y2 - - Google Patents

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JPH0132007Y2
JPH0132007Y2 JP19466084U JP19466084U JPH0132007Y2 JP H0132007 Y2 JPH0132007 Y2 JP H0132007Y2 JP 19466084 U JP19466084 U JP 19466084U JP 19466084 U JP19466084 U JP 19466084U JP H0132007 Y2 JPH0132007 Y2 JP H0132007Y2
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JP
Japan
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optical fiber
extra length
spacer
spacers
twist
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JP19466084U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は光フアイバーケーブル接続部における
光フアイバー素線の余長処理用スペーサに関する
ものである。
先行技術と問題点 光フアイバーケーブルの接続においては、光フ
アイバー素線を無塵の状態で接続しなければなら
ないために特殊な接続工具並びに工法を必要と
し、光フアイバー素線を横方向に長く引出して接
続しなければならない。而して、その接続した光
フアイバー素線の余長の収容処理が必要となる。
かかる余長処理構造として、本考案者等は、テ
ンシヨンメンバ上に所定の間隔を隔てて複数箇の
スペーサを配設し、余長を有する接続した光フア
イバー素線をスペーサに設けた光フアイバー素線
挿通溝に挿通し、互に隣り合つたスペーサ相互間
の回転位相を異ならしめて光フアイバー素線に撚
りを与えることを考案した。
この余長処理構造において、上記撚りの撚り径
Rはスペーサの中心(テンシヨンメンバ挿通孔)
から光フアイバー素線挿通溝の溝底までの距離に
より与えられる。而るに、余長を有する接続した
光フアイバー素線の長さをLとすれば、その余長
をたるみを残すことなしに吸収するには、上記撚
りの撚りピツチPを、 P=√2−(2)2 − に設定する必要がある。
しかしながら、通常、光フアイバーケーブルに
は多心ケーブルが用いられ、各心線の接続中、あ
る心線においては接続のやり直しを必要とするこ
とがあり、全心線について、上記の長さLを等し
くできないことがある。この場合、全心線の撚り
ピツチを同じにすると、ある心線においてはたる
みが生じ、ある心線においては過大な引張りが生
じることになる。かかる不具合を解消するために
各心線に応じて撚りピツチを変えるとすれば、作
業の煩雑化が避けられず、作業性の点で問題があ
る。
考案の目的 本考案の目的は、多心光フアイバーケーブルに
おいて、余長を有する接続した光フアイバー素線
の長さに差があつても、全ての光フアイバー素線
の余長を容易に処理できる光フアイバー素線の余
長処理用スペーサを提供することにある。
考案の構成 本考案に係る光フアイバーケーブル接続部にお
ける光フアイバー素線の余長処理用スペーサは、
テンシヨンメンバ上に所定の間隔を隔てて複数箇
のスペーサを配設し、余長を有する接続した光フ
アイバー素線をスペーサに設けた光フアイバー素
線挿通溝に挿通し、互に隣り合つたスペーサ相互
間の回転位相を異ならしめて光フアイバー素線に
撚りを与える当該スペーサにおいて、溝深さの異
る数種類の光フアイバー素線挿通溝を設けたこと
を特徴とする構成である。
実施例の説明 以下、図面により本考案を説明する。
第1図は本考案に係るプラスチツク製のスペー
サを示す正面図であり、3心光フアイバーケーブ
ル用であり、これら3心に対する光フアイバー素
線挿通溝を有し、各溝A,…は浅溝bと深溝cと
から構成してある。dはテンシヨンメンバ挿通孔
である。
第2図は本考案の別実施例を示し、深溝C,…
の形状を円弧形としてある。
第3図は、接続した余長を有する光フアイバー
素線を本考案スペーサにより処理せる光複合ケー
ブルの接続部を示している。
第3図において、1,1は光複合ケーブル、例
えば光フアイバーケーブルと電力心線との複合ケ
ーブルであり、光フアイバーケーブル2にはテン
シヨンメンバ20上に光フアイバー素線221,
222,223を撚合せたものを用いている。3
は電力心線の接続部、200はテンシヨンメンバ
の接続部である。このテンシヨンメンバには一定
の間隔を隔てて、上記のスペーサS,…をテンシ
ヨンメンバ挿通孔において挿通してある。22
1,222,223は光フアイバーケーブルから
口出した光フアイバー素線であり、所定の余長を
与えて接続してある。これらの光フアイバー素線
中、素線221においては余長が他の光フアイバ
ー素線よりも短かくなつているとする。第4図に
示すように、この余長の短い光フアイバー素線2
21は、スペーサSの深溝Cに挿通し、他の通常
の余長の光フアイバー素線222,223はスペ
ーサSの浅溝b,bに挿通し、この状態で、第3
図において、互に隣り合うスペーサの回転位相を
異ならしめて、光フアイバー素線に撚りを与えて
いる。
この場合、撚りピツチは全ての光フアイバー素
線について同一であるが、スペーサの溝深さに応
じて撚り径が異なり(スペーサ中心すなわち、テ
ンシヨンメンバ挿通孔から溝底までの距離が撚り
径となる。)、この撚り径に応じ撚りによる素線の
吸収長さが異る。而るに、この素線吸収長さは深
溝よりも浅溝の方が長くなり、従つて、深溝Cに
挿通した光フアイバー素線221の余長が浅溝
b,bに挿通した光フアイバー素線222,22
3の余長より短かくても、全ての光フアイバー素
線の余長を同一ピツチの撚りで処理できる。
考案の効果 本考案に係る光フアイバーケーブル接続部にお
ける光フアイバー素線の余長処理用スペーサは上
述した通りの構成であり、深さの異なる光フアイ
バー素線挿通溝を設けてあるから、光フアイバー
素線に与える撚りの径をその異なる溝ごとに相異
させ得、撚りピツチが同一でも、その撚り径に応
じて光フアイバー素線の吸収量を異ならしめ得
る。従つて、多心光フアイバーの各素線が接続の
し直等により相異していても、それら素線の余長
処理を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスペーサを示す説明図、
第2図は本考案の別実施例を示す説明図、第3図
は本考案スペーサで光フアイバー素線の接続余長
を処理せる光複合ケーブルの接続部を示す説明
図、第4図は第3図における−断面説明図で
ある。 図において、S,…はスペーサ、A,…は光フ
アイバー素線挿通溝、b,…は浅溝、C,…は深
溝である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テンシヨンメンバ上に所定の間隔を隔てて複数
    箇のスペーサを配設し、余長を有する接続した光
    フアイバー素線をスペーサに設けた光フアイバー
    素線挿通溝に挿通し、互に隣り合つたスペーサ相
    互間の回転位相を異ならしめて光フアイバー素線
    に撚りを与える当該スペーサにおいて、溝深さの
    異なる数種類の光フアイバー素線挿通溝を設けた
    ことを特徴とする光フアイバーケーブル接続部に
    おける光フアイバー素線の余長処理用スペーサ。
JP19466084U 1984-12-21 1984-12-21 Expired JPH0132007Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19466084U JPH0132007Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

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JP19466084U JPH0132007Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

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Publication Number Publication Date
JPS61109402U JPS61109402U (ja) 1986-07-11
JPH0132007Y2 true JPH0132007Y2 (ja) 1989-10-02

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ID=30752115

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JP19466084U Expired JPH0132007Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

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JPS61109402U (ja) 1986-07-11

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