JPH031409A - エレベータ用平型ケーブル - Google Patents

エレベータ用平型ケーブル

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JPH031409A
JPH031409A JP13457489A JP13457489A JPH031409A JP H031409 A JPH031409 A JP H031409A JP 13457489 A JP13457489 A JP 13457489A JP 13457489 A JP13457489 A JP 13457489A JP H031409 A JPH031409 A JP H031409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filament
cable
reinforcing wire
wires
flat
Prior art date
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Pending
Application number
JP13457489A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshioki Shingo
新郷 善興
Tadashi Iida
正 飯田
Masao Masuda
正夫 増田
Akio Kondo
近藤 明夫
Yoji Tsubouchi
坪内 洋治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Publication of JPH031409A publication Critical patent/JPH031409A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、昇降路内を上下移動するエレベータケージ
に給電するために、上記昇降路の限定された空間内に吊
り下げ布設されるエレベータ用平型ケーブルに関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、この種のエレベータ用平型ケーブルとして第5図
および第6図に示すように、必要条数の線心1を実質的
に一平面上に互いに並行に配列し、それらの゛線心1を
ゴムまたはプラスチック等の可撓性に富む材料からなる
外被2によって一括被覆すると共に、外被2内の適宜個
所に補強線5,51゜52を各線心1と平行する状態に
埋込んでなる形式のものが知られている。
この形式の平型ケーブルは、外被2内に補強線5.51
.52が埋込まれているので、ケーブル全体の長さ方向
の引張力に対する機械的強度を向上させることができる
と共に、上記補強線5,51゜52をテンションメンバ
ー(懸吊支持部材)として使用してこれにケーブルの全
張力を負担させることにより、導電部分である線心1に
過大な張力を作用させることなくケーブルを安全に吊り
下げ布設することができるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の平型ケーブルは、その補強線
5,51.52を右撚りまたは左撚りの、何れか一方向
への撚りを有するワイヤーロープ等の撚線にて形成して
いるので、該補強線5,51゜52により平型ケーブル
を懸吊した場合、補強線5.51.52の撚りに基づく
回転モーメント(撚り戻りトルク)のために吊り下げ布
設された平型ケーブルに捻れによるスネークが発生し、
そしてこのスネーク現象のために平型ケーブルが昇降移
動するエレベータケージの側面や昇降路壁等に衝突して
遂には外被2の切裂や線心1の断線事故等を招く恐れが
生じるものであった。
ちなみに第5図に示すように、平型ケーブル全体として
の断面の中心位置に右(S)撚りの撚線からなる補強線
5を有するものにおいては、平型ケーブルに同図の矢印
方向の回転の捻れが発生するものであり、また、前記の
回転モーメントを、つまり補強線に生じる撚り戻りトル
クを相互に相殺してトルクバランスを得るべく考慮した
第6図に示す平型ケーブルにおいても、すなわち、平型
ケーブルの中心位置Xから適宜距離離れた左右対称位置
に一方が右(S)撚りの撚線からなり、もう一方が左(
Z)撚りの撚線からなる一対の補強線51.52を設け
たものにおいても、現実には各補強線51.52に生じ
る撚り戻りトルクの大きさを完全に平衡させることが事
実上不可能であるので、平型ケーブルに同図の実線で示
す矢印または破線で示す矢印のように、何れかの矢印方
向の回転の捻れが発生するのを阻止し得ないものであっ
た。
〔課題を解決するための手段〕
この発明のエレベータ用平型ケーブルは、実質的に一平
面上に互いに並行に配列された必要条数の線心を可撓性
に富む材料からなる外被によって一括被覆してなる全体
としての横断面形状が扁平な平型ケーブルにおいて、複
数本の素線を撚り合わすことなく平行に束ねてなる並列
束ね線条からなる補強線、または複数本の素線を編組し
てなる編組線条からなる補強線、あるいは並列束ね線条
の外側に編組線条を設けてなる複合線条からなる補強線
を、平型ケーブルの長さ方向に沿って延長するよう前記
外被内に埋込んでなるものである。
〔作 用〕
上記並列束ね線条からなる補強線、編組線条からなる補
強線、ならびにそれらの複合線条からなる補強線は、何
れも撚り戻りトルクが発生しないものであるから、斯か
る補強線により懸吊された平型ケーブルには捻りが生じ
ないものである。
〔実施例〕
第1図ないし第3図は何れもこの発明に係るエレベータ
用平型ケーブルの実施例を示すものであって、ビニル等
の絶縁被覆を有する絶縁導体8の単線もしくは該絶縁導
体8の複数本の撚合わせからなる線心1の必要条数が実
質的に一平面上に互いに並行に配列され、それらの線心
1がゴムまたはプラスチック等の可撓性に富む材料から
なる外被2によって一括被覆されて横断面形状が扁平な
平型ケーブルが形成されている。そして、第1図に示す
実施例においては、複数本の素線31を撚り合わすこと
なく平行に束ねてなる並列束ね線条4からなる補強線5
Aが、また第2図に示す実施例においては、複数本の素
線32を編組してなる一重または複数重の編組線条6か
らなる補強線5Bが、さらに第3図に示す実施例におい
ては、並列束ね線条4の外側に編組線条6を設けて形成
してなる複合線条7からなる補強線5Cが、平型ケーブ
ルの長さ方向に沿って延長する状態に、ケーブル断面の
中心位置Xから適宜距離離れた左右対称位置の外被2の
内部に埋込まれている。
第4図はこの発明のさらに異なる実施例を示すものであ
って、このものでは平型ケーブル全体としての断面の中
心位置Xにおける外被2内に、前記補強線5A、5B、
5Gのうちの何れかのタイプのものがケーブルの長さ方
向に沿って延長する状態に埋込まれている。
なお、上記のようなこの発明の構成において、並列束ね
線条4を形成する素線31の材料としては、ケブラー(
デュポン社・アラミド繊維)、ダイニーマ(東洋結社・
PE繊維)、グラスファイバ、カーボンファイバ、アル
ミナ長繊維等を用いるのが好ましく、また、編組線条6
を形成する素線32としては、錫鍍金ピアノ線、亜鉛鍍
金ピアノ線、SUS鋼線、ケブラー線等を用いるのが好
ましい。
〔発明の効果〕
この発明によれば、平型ケーブルの長さ方向に沿って延
長する状態に外被2内に埋込まれている補強線5A、5
B、5Cが、複数本の素線31を平行に束ねてなる並列
束ね線条4か、複数本の素線32を編組してなる編組線
条6か、もしくはそれらの複合線条7の何れかよりなる
ので、補強線5A、5B、5Cには従来のような撚り戻
りトルクを発生する余地が全くなく、そのため平型ケー
ブルを捻れに基づくスネークを生じることのない良好な
状態に懸吊布設保持することができ、従来見られるよう
な外被2の切裂や線心1の断線発生の恐れを排除するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は何れもこの発明に係るエレベータ
用平型ケーブルの実施例を示す斜視図である。第5図お
よび第6図は従来のエレベータ用平型ケーブルを示す斜
視図である。 図において、1は線心、2は外被、31.32は素線、
4は並列束ね線条、5A、5B、5Cは補強線、6は編
組線条、7は複合線条である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実質的に一平面上に互いに並行に配列された必要
    条数の線心(1)が、可撓性に富む材料からなる外被(
    2)によって一括被覆されている全体としての横断面形
    状が扁平なエレベータ用平型ケーブルにおいて、複数本
    の素線(31)を撚り合わすことなく平行に束ねてなる
    並列束ね線条(4)からなる補強線(5A)が、平型ケ
    ーブルの長さ方向に延長する状態に前記外被(2)内に
    埋込まれていることを特徴とするエレベータ用平型ケー
    ブル。
  2. (2)実質的に一平面上に互いに並行に配列された必要
    条数の線心(1)が、可撓性に富む材料からなる外被(
    2)によつて一括被覆されている全体としての横断面形
    状が扁平なエレベータ用平型ケーブルにおいて、複数本
    の素線(32)を編組してなる編組線条(6)からなる
    補強線(5B)が、平型ケーブルの長さ方向に延長する
    状態に前記外被(2)内に埋込まれていることを特徴と
    するエレベータ用平型ケーブル。
  3. (3)実質的に一平面上に互いに並行に配列された必要
    条数の線心(1)が、可撓性に富む材料からなる外被(
    2)によつて一括被覆されている全体としての横断面形
    状が扁平なエレベータ用平型ケーブルにおいて、並列束
    ね線条(4)の外側に編組線条(6)を設けてなる複合
    線条(7)からなる補強線(5C)が、平型ケーブルの
    長さ方向に延長する状態に前記外被(2)内に埋込まれ
    ていることを特徴とするエレベータ用平型ケーブル。
JP13457489A 1989-05-30 1989-05-30 エレベータ用平型ケーブル Pending JPH031409A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06309941A (ja) * 1993-04-07 1994-11-04 Internatl Business Mach Corp <Ibm> フレキシブルケーブルおよび携帯型外部フレキシブルケーブル・システム
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