JPS6344891Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6344891Y2 JPS6344891Y2 JP1981102938U JP10293881U JPS6344891Y2 JP S6344891 Y2 JPS6344891 Y2 JP S6344891Y2 JP 1981102938 U JP1981102938 U JP 1981102938U JP 10293881 U JP10293881 U JP 10293881U JP S6344891 Y2 JPS6344891 Y2 JP S6344891Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- spacer
- metal coating
- wire
- tensile strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 30
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 19
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 19
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 17
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- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 14
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 8
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は複数本の導体を撚合せてなる架空送電
線あるいはその架空送電線ルートに並設される架
空地線に光フアイバを内蔵させた光フアイバ複合
架空線に関する。
線あるいはその架空送電線ルートに並設される架
空地線に光フアイバを内蔵させた光フアイバ複合
架空線に関する。
近年、通信用媒体として多用されるようになつ
てきた光フアイバケーブルは情報伝送容量が大で
あるのみならず電磁誘導障害を受けないという特
長を有するために、架空線や一般電力線に内蔵す
ることが可能となり、別個に通信ケーブルを布設
する必要がないという大きな経済効果が得られ
る。光フアイバケーブルを架空線に内蔵させる有
力候補として複数本の導体撚線の中心部の導体を
光フアイバユニツトで置換え、光フアイバユニツ
トを外周にらせん状溝を有するスペーサの溝内に
光フアイバ心線を収納し、その外周に金属被覆を
もうけた構造が提案されている。しかるにこの構
造の架空線は架線工事において、光フアイバ心線
を接続するなどの際に金属被覆を除去しにくいと
いう欠点があつた。
てきた光フアイバケーブルは情報伝送容量が大で
あるのみならず電磁誘導障害を受けないという特
長を有するために、架空線や一般電力線に内蔵す
ることが可能となり、別個に通信ケーブルを布設
する必要がないという大きな経済効果が得られ
る。光フアイバケーブルを架空線に内蔵させる有
力候補として複数本の導体撚線の中心部の導体を
光フアイバユニツトで置換え、光フアイバユニツ
トを外周にらせん状溝を有するスペーサの溝内に
光フアイバ心線を収納し、その外周に金属被覆を
もうけた構造が提案されている。しかるにこの構
造の架空線は架線工事において、光フアイバ心線
を接続するなどの際に金属被覆を除去しにくいと
いう欠点があつた。
本考案は上記欠点を解決し、かつ複合架空線の
光フアイバ心線の特性を損なうことがない新規な
構造の光フアイバ複合架空線を提供するものであ
る。以下、図面を用いて詳細説明する。
光フアイバ心線の特性を損なうことがない新規な
構造の光フアイバ複合架空線を提供するものであ
る。以下、図面を用いて詳細説明する。
第５図は本考案による光フアイバ複合架空線の
実施例を示す断面構造であり、第１図〜第４図は
比較例である。複数本の導体１の中心部に光フア
イバユニツト２が配置され、光フアイバユニツト
は外周にらせん状溝２−２を有するスペーサ２−
１とらせん状溝２−２内に収納された光フアイバ
心線３、およびスペーサ２−１の外周の金属被覆
２−３とから構成され、さらにスペーサ２−１と
金属被覆２−３との境界近傍には金属被覆２−３
より十分大なる強度を有する抗張力線４が収納さ
れていることを特徴としている。
実施例を示す断面構造であり、第１図〜第４図は
比較例である。複数本の導体１の中心部に光フア
イバユニツト２が配置され、光フアイバユニツト
は外周にらせん状溝２−２を有するスペーサ２−
１とらせん状溝２−２内に収納された光フアイバ
心線３、およびスペーサ２−１の外周の金属被覆
２−３とから構成され、さらにスペーサ２−１と
金属被覆２−３との境界近傍には金属被覆２−３
より十分大なる強度を有する抗張力線４が収納さ
れていることを特徴としている。
第１図は金属被覆２−３の中に金属被覆厚さと
略同一かあるいは若干大なる外径の抗張力線４を
スペーサ２−１の外周に接するように配置した構
造であり、抗張力線４には溝２−２と同一ピツチ
同一方向のらせん撚りを与えて隣接する溝２−２
相互の中間部に配置した方が好ましいが、これに
限られるものではない。この構造では特に金属被
覆２−３を除去する作業性にすぐれている。
略同一かあるいは若干大なる外径の抗張力線４を
スペーサ２−１の外周に接するように配置した構
造であり、抗張力線４には溝２−２と同一ピツチ
同一方向のらせん撚りを与えて隣接する溝２−２
相互の中間部に配置した方が好ましいが、これに
限られるものではない。この構造では特に金属被
覆２−３を除去する作業性にすぐれている。
第２図は、抗張力線４をスペーサ２−１の外周
に接しないように金属被覆２−３の中に埋め込ん
だ構造であり、抗張力線４には撚りを与えても与
えなくともよい。この構造では特に溝２−２内に
収納された光フアイバ心線３は温度変化等に対し
ても常に平滑金属面を摺動することにより安定し
た伝送特性を保持するという特長がある。
に接しないように金属被覆２−３の中に埋め込ん
だ構造であり、抗張力線４には撚りを与えても与
えなくともよい。この構造では特に溝２−２内に
収納された光フアイバ心線３は温度変化等に対し
ても常に平滑金属面を摺動することにより安定し
た伝送特性を保持するという特長がある。
第３図はスペーサ２−１の外周の溝２−２がな
い部分に抗張力線４を埋め込んだ構造であり、抗
張力線４には溝２−２と同一方向、同一ピツチの
撚りが与えられている。この構造においては光フ
アイバ心線の伝送特性の安定性の他に金属被覆の
製造が容易であるという特徴を有する。
い部分に抗張力線４を埋め込んだ構造であり、抗
張力線４には溝２−２と同一方向、同一ピツチの
撚りが与えられている。この構造においては光フ
アイバ心線の伝送特性の安定性の他に金属被覆の
製造が容易であるという特徴を有する。
第４図はスペーサ２−１の外周の溝２−２がな
い部分に抗張力線４をその外径の略半分だけ埋め
その外周に金属被覆２−３をもうけた構造であり
抗張力線４には溝２−２と同一方向、同一ピツチ
の撚りが与えられている。この構造においても光
フアイバ心線の伝送特性の安定性の保持機能がす
ぐれている。
い部分に抗張力線４をその外径の略半分だけ埋め
その外周に金属被覆２−３をもうけた構造であり
抗張力線４には溝２−２と同一方向、同一ピツチ
の撚りが与えられている。この構造においても光
フアイバ心線の伝送特性の安定性の保持機能がす
ぐれている。
しかし、これらの比較例は抗張力線４を金属被
覆２−３の中、あるいはスペーサ２−１の中に埋
込むことが実用上困難であること、又スペーサ２
−１と金属被覆２−３の間に抗張力線４を入れる
と光フアイバユニツト２の表面に凹凸が生じて好
ましくない。これに対して 第５図は、スペーサ２−１の溝２−２に収納さ
れた光フアイバ心線３の一部を抗張力線４で置換
えた構造であり、光フアイバ心線の伝送特性を損
なうことがなく、また金属被覆の製造も従来技術
をそのまま利用できるという特徴を有する。
覆２−３の中、あるいはスペーサ２−１の中に埋
込むことが実用上困難であること、又スペーサ２
−１と金属被覆２−３の間に抗張力線４を入れる
と光フアイバユニツト２の表面に凹凸が生じて好
ましくない。これに対して 第５図は、スペーサ２−１の溝２−２に収納さ
れた光フアイバ心線３の一部を抗張力線４で置換
えた構造であり、光フアイバ心線の伝送特性を損
なうことがなく、また金属被覆の製造も従来技術
をそのまま利用できるという特徴を有する。
金属被覆２−３は一般に外周の導体１と同一材
料のアルミニウムが用いられる。
料のアルミニウムが用いられる。
抗張力線４はステンレス線、鋼線などの金属線
の他にケプラー撚線やFRPロツドなどの非金属
線も用いることができ、特に金属被覆２−３やス
ペーサ２−１の材料に比べて熱膨張率の小さい材
料を用いた場合にはスペーサの熱膨張率を光フア
イバ心線のそれに近ずけ得ることになる。
の他にケプラー撚線やFRPロツドなどの非金属
線も用いることができ、特に金属被覆２−３やス
ペーサ２−１の材料に比べて熱膨張率の小さい材
料を用いた場合にはスペーサの熱膨張率を光フア
イバ心線のそれに近ずけ得ることになる。
本考案による光フアイバ複合架空線においては
抗張力線は金属被覆を除去するために用いられる
が、それ以外にも抗張力体としての効果も大であ
り、光フアイバ心線の伸びを軽減できるという特
徴も具備する。
抗張力線は金属被覆を除去するために用いられる
が、それ以外にも抗張力体としての効果も大であ
り、光フアイバ心線の伸びを軽減できるという特
徴も具備する。
第５図は本考案による光フアイバ複合架空線の
断面図、第１図〜第４図は比較用ケーブル断面図
である。 １……導体、２……光フアイバユニツト、３…
…光フアイバ心線、４……抗張力線。
断面図、第１図〜第４図は比較用ケーブル断面図
である。 １……導体、２……光フアイバユニツト、３…
…光フアイバ心線、４……抗張力線。
Claims (1)
- 複数本の導体撚線の中心部の導体を光フアイバ
ユニツトで置換えた複合架空線において、光フア
イバユニツトが外周にらせん状溝を有するスペー
サと該スペーサの外周の金属被覆および該スペー
サの溝内に収容された光フアイバ心線とによつて
構成され、該光フアイバ心線の一部を金属被覆材
料より十分高い強度を有する抗張力線で置換した
構造であることを特徴とする光フアイバ複合架空
線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10293881U JPS5810405U (ja) | 1981-07-11 | 1981-07-11 | 光フアイバ複合架空線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10293881U JPS5810405U (ja) | 1981-07-11 | 1981-07-11 | 光フアイバ複合架空線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5810405U JPS5810405U (ja) | 1983-01-22 |
| JPS6344891Y2 true JPS6344891Y2 (ja) | 1988-11-22 |
Family
ID=29897568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10293881U Granted JPS5810405U (ja) | 1981-07-11 | 1981-07-11 | 光フアイバ複合架空線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5810405U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6096613U (ja) * | 1983-12-09 | 1985-07-01 | 株式会社フジクラ | 耐熱光フアイバケ−ブル |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5165646A (ja) * | 1974-10-15 | 1976-06-07 | Siemens Ag |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5173047U (ja) * | 1974-12-06 | 1976-06-09 |
-
1981
- 1981-07-11 JP JP10293881U patent/JPS5810405U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5165646A (ja) * | 1974-10-15 | 1976-06-07 | Siemens Ag |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5810405U (ja) | 1983-01-22 |
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