JPS6125137Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6125137Y2 JPS6125137Y2 JP1980023475U JP2347580U JPS6125137Y2 JP S6125137 Y2 JPS6125137 Y2 JP S6125137Y2 JP 1980023475 U JP1980023475 U JP 1980023475U JP 2347580 U JP2347580 U JP 2347580U JP S6125137 Y2 JPS6125137 Y2 JP S6125137Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- twisting
- insulated wire
- segments
- twisted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 22
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は分割導体多心電力ケーブルの改良に関
するものである。
するものである。
近時電力ケーブルは益々大容量化となるに伴つ
てケーブルのサイズが大導体化しているものであ
る。
てケーブルのサイズが大導体化しているものであ
る。
而して従来大導体電力ケーブルは単心ケーブル
のものが使用されていたが、複数本のケーブルを
布設する場合1本ずつ取扱うため布設に長時間を
要し作業性が困難であると共にオフセツト部にお
けるケーブルの延びを吸収することが出来難いた
めオフセツト部を広くとらなければならないとい
う欠点があるのに対し分割多心型電力ケーブルは
これらの欠点を解消し有利なものといわれてい
る。
のものが使用されていたが、複数本のケーブルを
布設する場合1本ずつ取扱うため布設に長時間を
要し作業性が困難であると共にオフセツト部にお
けるケーブルの延びを吸収することが出来難いた
めオフセツト部を広くとらなければならないとい
う欠点があるのに対し分割多心型電力ケーブルは
これらの欠点を解消し有利なものといわれてい
る。
この分割多心形電力ケーブルは複数本例えば3
個のセグメントを撚り合せてトリプレツクス化し
た分割導体を形成し、且つ該分割導体の外側に絶
縁体等を被覆した絶縁線心を複数本撚り合せて形
成しているものであるが、上記の撚り合せ方向は
作業性が容易な点から両者の撚り合せはSよりに
限られているものである。
個のセグメントを撚り合せてトリプレツクス化し
た分割導体を形成し、且つ該分割導体の外側に絶
縁体等を被覆した絶縁線心を複数本撚り合せて形
成しているものであるが、上記の撚り合せ方向は
作業性が容易な点から両者の撚り合せはSよりに
限られているものである。
然しながらこの種電力ケーブルにおいては小容
量化の如く導体が細径の場合には上記の如く撚り
方向を同一にしても撚り合せることが出来るが、
ケーブルサイズが大導体化例えば600mm2以上にお
いては、導体の撚り合せ方向と絶縁線心の撚り合
せ方向とがS撚りの如く同一であると、その撚り
合せ時の途中において撚り合せが出来なくなる。
その理由は分割導体が複数個のセグメントにて構
成されているために、セグメント同志の逃げがな
くなり動きがとれなくなるためである。
量化の如く導体が細径の場合には上記の如く撚り
方向を同一にしても撚り合せることが出来るが、
ケーブルサイズが大導体化例えば600mm2以上にお
いては、導体の撚り合せ方向と絶縁線心の撚り合
せ方向とがS撚りの如く同一であると、その撚り
合せ時の途中において撚り合せが出来なくなる。
その理由は分割導体が複数個のセグメントにて構
成されているために、セグメント同志の逃げがな
くなり動きがとれなくなるためである。
なお撚りのピツチを変えることにより撚り合せ
を行うことが出来うるが、ピツチ巾を小さくした
場合には作業性が著しく劣り又ピツチ巾を大きく
した場合には座屈等のケーブル損傷が生じる。
を行うことが出来うるが、ピツチ巾を小さくした
場合には作業性が著しく劣り又ピツチ巾を大きく
した場合には座屈等のケーブル損傷が生じる。
本考案はかかる欠点を改善せんとして鋭意研究
を行つた結果、ケーブルサイズが大導化するも容
易に撚りを行いうる電力ケーブルを見出したもの
である。即ち本考案は分割導体の外延に絶縁被覆
を設けた絶縁線心の複数本を撚合せてなる電力ケ
ーブルにおいて、該分割導体を構成するセグメン
トの撚り方向と該絶縁線心の撚り方向とを互に逆
向きにしたことを特徴とするものである。
を行つた結果、ケーブルサイズが大導化するも容
易に撚りを行いうる電力ケーブルを見出したもの
である。即ち本考案は分割導体の外延に絶縁被覆
を設けた絶縁線心の複数本を撚合せてなる電力ケ
ーブルにおいて、該分割導体を構成するセグメン
トの撚り方向と該絶縁線心の撚り方向とを互に逆
向きにしたことを特徴とするものである。
なお分割導体において大導体の形状は使用中に
導体抵抗の低減のため、4分割,5分割,6分割
及び7分割等種々に分割されるものである。
導体抵抗の低減のため、4分割,5分割,6分割
及び7分割等種々に分割されるものである。
次に本考案の1例を図面にもとづき詳細に説明
する。
する。
第1図に示す如く4個のセグメント1の間に絶
縁紙2をはさみ込みながら第2図に示す如く右撚
りに撚り合せ(S撚り)て4分割導体3を形成す
る。次いで該分割導体3の外側にポリエチレンの
絶縁体、遮蔽層、塩化ビニル樹脂の外装を施した
絶縁線心4を第3図に示す如く上記導体セグメン
トの撚り方向とは逆の左方向に撚り合せ(Zよ
り)て本考案電力ケーブルをえた。
縁紙2をはさみ込みながら第2図に示す如く右撚
りに撚り合せ(S撚り)て4分割導体3を形成す
る。次いで該分割導体3の外側にポリエチレンの
絶縁体、遮蔽層、塩化ビニル樹脂の外装を施した
絶縁線心4を第3図に示す如く上記導体セグメン
トの撚り方向とは逆の左方向に撚り合せ(Zよ
り)て本考案電力ケーブルをえた。
なお本考案においてはセグメントの撚り方向と
絶縁線心の撚り方向とが互に逆になるようにすれ
ばよいため、上記例の外セグメントの撚り方向を
左撚り(Z撚り)とし、絶縁線心の撚り方向を右
撚り(S撚り)にして形成してもよい。
絶縁線心の撚り方向とが互に逆になるようにすれ
ばよいため、上記例の外セグメントの撚り方向を
左撚り(Z撚り)とし、絶縁線心の撚り方向を右
撚り(S撚り)にして形成してもよい。
本考案はこのような構成によるため次の如き効
果を有するものである。
果を有するものである。
(1) 一度に多心のケーブルを布設しうるため作業
時間が短縮され布設作業が容易である。
時間が短縮され布設作業が容易である。
(2) トリプレツクス化することにより熱伸縮によ
るケーブルの伸び出しがなくなり、オフセツト
が簡単になる。
るケーブルの伸び出しがなくなり、オフセツト
が簡単になる。
(3) オフセツトを小さくすることが出来うるため
人孔寸法が小さくなる。
人孔寸法が小さくなる。
(4) 経済的に優れている。
第1図は従来の四分割導体の断面図、第2図は
本考案における分割導体の撚り合せ方向を示す概
略説明図、第3図は本考案における絶縁線心の撚
り合せ方向を示す概略説明図である。 1……セグメント、2……絶縁紙、3……分割
導体、4……絶縁線心。
本考案における分割導体の撚り合せ方向を示す概
略説明図、第3図は本考案における絶縁線心の撚
り合せ方向を示す概略説明図である。 1……セグメント、2……絶縁紙、3……分割
導体、4……絶縁線心。
Claims (1)
- 分割導体の外延に絶縁被覆を設けた絶縁線心の
複数本を撚合せてなる電力ケーブルにおいて、該
分割導体を構成するセグメントの撚り方向と該絶
縁線心の撚り方向とを互に逆向きにしたことを特
徴とする電力ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980023475U JPS6125137Y2 (ja) | 1980-02-25 | 1980-02-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980023475U JPS6125137Y2 (ja) | 1980-02-25 | 1980-02-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56124917U JPS56124917U (ja) | 1981-09-22 |
JPS6125137Y2 true JPS6125137Y2 (ja) | 1986-07-29 |
Family
ID=29619576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980023475U Expired JPS6125137Y2 (ja) | 1980-02-25 | 1980-02-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6125137Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5816087Y2 (ja) * | 1980-03-05 | 1983-04-01 | 古河電気工業株式会社 | 耐捻回性ケ−ブル線路 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5514682A (en) * | 1978-07-18 | 1980-02-01 | Hitachi Cable | Method of manufacturing power cable |
-
1980
- 1980-02-25 JP JP1980023475U patent/JPS6125137Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5514682A (en) * | 1978-07-18 | 1980-02-01 | Hitachi Cable | Method of manufacturing power cable |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56124917U (ja) | 1981-09-22 |
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